格安SIMのデータ容量『2GB』プラン

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2015年3月までは、MVNO業者全体で「2GBプラン」が標準だったのですが、2015年4月から多くの業者が料金据え置きで「3GB」に増量したため、現在は「3GBプラン」が標準的なデータ量になりました。

 

また、同様の理由から「2GBプラン」を提供しているMVNO業者が減少しています。

 

したがって、料金がほとんど変わらないことを考慮すれば3GBのプランがおすすめです。

 

しかし、データ通信量を色々検討した上で、自分が「2GBくらいが丁度いい」という場合には、2GBのプランが良いかと思われます。

 

それも踏まえた上で、2GBのプランでどういった使い方ができるのかといったところを解説していきます。

 

格安SIMの2GBプランでできることは?

 

まず、各データプランにおける数値は、「この容量までのデータ通信であれば高速通信が可能」というデータ量になります。

 

つまり2GBのプランの場合だと、毎月のデータ通信量が2GBを超えてしまうと、翌月になって通信量がリセットされるまでの間は低速通信になってしまうということになります(対処法もありますが)。

 

なので、2GBのプランを選ぶ理由としては「毎月のデータ通信量が2GBを超えない」ということが条件になります。

 

多少であれば超えても数日間の低速通信になるだけでしょうが、圧倒的に超えるのであれば数週間の低速通信になる可能性もあります。

 

この点は、「自分がスマートフォンを利用するにあたってどれだけのデータ通信を行っているか」ということが重要になります。

 

以下に、スマートフォンでよく利用するデータ通信ごとの、おおよその通信量とそれが2GBのプランでどういった扱いになるかという指標をまとめてみました。

 

簡単なものであり、実際には運用方法次第で異なりますが、自分のデータ通信を見直す際の最初の目安として活用していただければと思います。

 

①Web閲覧

 

Webページの閲覧においては、基本的に「どんなページを閲覧するか」ということが焦点になります。読み込むデータ量の多いページを開くほどに、多くのデータ量が必要になります。

 

しかし、動画や音声の視聴に比べると、必要になるデータ量は少なくなります。

 

2GBもあれば、普通にWebページを閲覧する限りにおいては不自由はないと思われます。

 

ただし、データ量の多いページを開く機会が多い場合には、他のデータ通信の内容によっては足かせになる可能性もある程度には考えておいたほうが良いかもしれません。

 

②メール

 

メールの場合、2GBの要領を消費するのに足かせになることはほとんどありません。

 

特に、100文字~300文字程度のテキストデータの送信だけなら、ほぼ無尽蔵にデータを送れると言っても過言ではありません。

 

もし、1ヶ月に何十万通というメールを送信するのであれば、別の話ですが。

 

ただし、メール通信のみでスマートフォンを利用する場合だと、2GBのプランはかなり通信容量が余ってしまう可能性があります。

 

他の利用法との兼ね合いにもなりますが、メールでの利用の頻度が最も高いのであれば、2GBか、もしくはそれ以下のプランでも十分に運用することができます。

 

③LINE

 

LINEの場合は、上記のメールと同様にテキストの送信のみであれば、2GBの通信量に対して与える影響は極めて少ないといえます。

 

しかし、「写真」を送信する場合には、テキストの送信の何十倍もの通信量を必要とします。

 

でも、2GBあれば1万回ほどは写真を送信することができます。よほど大量の写真データを送信しない限り、これが致命的となることは少ないでしょう。

 

ただ、LINEには「音声通話」と「ビデオ通話」の機能も搭載されており、通常の電話通信とは異なりデータ通信量を必要とします。

 

音声通話の場合は1時間あたり18MB、ビデオ通話の場合は1時間あたり300MB必要になります。特にビデオ通話の場合、毎月6時間ほどで2GBの容量を使い切ります。

 

1日辺り12~13分程度なら利用できますが、他の利用法との兼ね合いも考えると、2GBという容量はあまりあてになりません。

 

④動画

 

最も問題となるのは「動画の閲覧」です。

 

これは視聴する動画の「画質」にもよりますが、標準的な「720p」の画質で4分の動画を閲覧するとすれば、50回の視聴で2GBにかなり近づいてしまいます。

 

実際はこれに他のデータ量も加味しなければならないので、50回も動画を視聴できるかどうか怪しいレベルです。

 

もし、動画視聴の機会が多いというのであれば、2GBのプランは力不足であると言わざるを得ません。

 

データ容量2GBプランがおすすめの人

 

次に、「2GBのプランがおすすめなユーザー」について解説します。簡単なものですが、当てはまる項目が多い人は2GBのプランが有るMVNOを選択するというのも一つの方法だと思います。

 

・最安値の1GB以下のプランではデータ容量が不安という人

 

まずは単純に「1GB以下のプランではデータ量が足りない」という場合です。

 

1GBのプランは現行で最低水準のデータ容量のプランであり、料金も最低水準ですがどうしてもデータ量の制限が厳し目になってしまいます。

 

「1GBでは、ちょっと足りなかった」という人は特に、2GBのプランがちょうどよいというケースが多いです。

 

主に「Wi-Fi接続」するので、標準プランの3GBも必要ない人

 

次に「Wi-Fi接続をする機会の多い人」です。

 

なぜWi-Fi接続が関係するのかといえば、データ通信量の制限はモバイル通信だけであり、Wi-Fi接続中の通信は通信量の制限に含まれません。

 

常にWi-Fi接続するようなことはないでしょうが、Wi-Fi接続をしている時間が長く、どう考えても3GBのプランが必要ないという場合には、1GBでは足りないという保険の意味合いも兼ねて2GBのプランがおすすめなのです。

 

毎月のデータ通信量を確認していて2GBを超えたことがない人

 

最後に「明確にデータ通信量を把握し、2GBを超えたことがない」という人の場合の場合です。

 

最近では。データ通信量の計測ができるアプリもいくつかありますので、自分が使用しているデータ通信においてどれだけの通信量が必要なのかを明確に把握できる場合には、それに適したデータプランがおすすめです。

 

そして、その通信量が2GBを「超えたことがない」という場合には、それ以上のデータ通信量のプランは必要ありません。

 

おすすめのMVNO(2GBプラン)を紹介

 

次に、2GBのプランを提供しているおすすめのMVNOを3つ紹介します。

 

冒頭で述べたとおり、2GBのプランは廃れているので、自ずと選択肢も限られてしまいます。なので、限られたプランの中から、自分に最適の1つを選択する必要があります。

 

DMM mobile

 

まずは「DMM mobile」です。業界最安値を掲げるこのMVNOは、プラン数の多さでも有名です。

 

MVNEに「IIJ」を選んでいるため、機能面においてIIJと似ているポイントが多いのも特徴です。

 

このMVNOの特徴の一つとして「バースト転送機能」という要素があります。これは低速通信の際に、通信の最初の数秒だけ高速通信が利用可能であるという内容です。

 

これにより、ネットサーフィンなどのような通信量の少ないデータ通信の場合だと、実質的に低速通信によるストレスを感じること無くスマートフォンを運用することが可能になります。

 

BB.exciteモバイルLTE

 

次に紹介するのは「BB.exiteモバイルLTE」です。ポータルサイトで有名な「エキサイト」が提供するMVNOのモバイル通信サービスです。

 

その最大の特徴は「1つの契約で3枚のSIMカードを使用できる」というプランが用意されていることです。

 

2GBのプランの場合、SIMカード1枚のプランだと毎月770円なのですが、SIMカード3枚の2GBのプランの場合は毎月1,520円であり、2枚分の料金で3枚まで使用することができるプランとなっています。

 

その他にも「データ通信量の持ち越し」や「高速通信の切り替え機能」など、多数の機能面でのメリットを持つという特徴があります。

 

So-net PLAY SIM

 

最後に紹介するのは「So-net PLAY SIM」です。

 

「So-netモバイルサービス」の提供する格安SIMであり、格安SIMのプランのバリエーションが豊富であることで有名です。

 

ただし、2GBのプランにだけ着目すると、そこまで特徴がないのも事実です。

 

データ容量2GBを超えた場合は?

 

2GBのプランは、データ通信量が2GBまでであれば高速通信が可能なプランです。

 

しかし、逆に言えば毎月のデータ通信量が2GBを超えてしまった場合には、それ以降は低速通信に制限されてしまうことになります。

 

それを見越してプランを決める必要もありますが、どうしてもうっかり2GBを超えてしまうことも十分に考えられます。

 

そうなると、それ以降しばらく低速通信で我慢しなければならなくなりますが、それでは困る場面もありますし、何よりデータ通信にストレスを感じてしまうことになります。

 

そこで、2GBの要領を超えてしまった場合の対処法について解説します。

 

「Wi-Fi接続」を駆使して凌ぐ(低速通信で我慢)

 

まずは「我慢する」ことです。つまり「翌月にデータ通信量がリセットされるまでは低速通信で我慢する」ということです。

 

もし、リセットまでそう長い時間がかからない、2GBのプランで十分に運用し続けられるレベルであると判断した場合は、それでも良いでしょう。

 

その際には「Wi-Fi接続」を利用することを意識したほうが良いかもしれません。Wi-Fi接続中のデータ通信は、毎月の通信量には含まれません。

 

つまり、データ量の多い通信等を特にWi-Fi接続で行うことで、データ通信量の消費を節約することができるのです。

 

もし、2GBであまり余裕が無い場合には、Wi-Fi接続を利用する習慣を身につけたほうが良いです。そのためにも、翌月まで我慢する間もWi-Fi接続を利用する癖を付けておきましょう。

 

データ容量を追加で購入する

 

もう一つの方法は「データ容量を追加で購入する」という方法です。

 

これは「100MBで◯円」と言った感じに、高速通信が可能なデータ通信量を追加で購入するという方法です。

 

購入した容量は使い切りのタイプなので、翌月以降も継続的に容量が底上げされるわけではありません(有効期限はMVNOごとに異なりますが)。

 

この方法だと、数日程度の「つなぎ」として最適です。必要な分だけ購入すれば良いだけなので、出費も最低限に抑えることができます。

 

しかし、その出費に関して、コストパフォーマンスが悪いという欠点があります。あまり頻繁に利用するのであれば、もっと要領の多いプランに変更するほうが良いかと思います。

 

格安SIMのデータ容量プランを変更したい場合は?

 

前述の「要領の多いプランに変更する」ということに関して、その方法がわからないと困りますよね。

 

そこで、現状のプランではデータ通信容量が足りないと感じる場合に、もっと多いデータ容量のプランに変更する方法について解説していきます。

 

データ容量の変更について

 

まず、各MVNOでは契約後のプラン変更について、ほとんどのMVNOにおいて受付を行っています。

 

その際には「手数料」が必要になりますが、より自分向きのプランを見つけることができるのであれば、多少の出費には目をつむりましょう。

 

申し込みの方法は各MVNOのホームページに記載されていますので、自分が申し込んで利用中の格安SIMのホームページを確認しておきましょう。

 

注意点

 

しかし、その際にはいくつかの注意点があります。

 

この点をしっかりと考えずに、安易な考えでプランの変更を申し込んでしまうと、後になって後悔する可能性もあります。

 

「もっと上のプランにしたほうが良いかも」と思ったら、まずはこの点について十分に考えておきましょう。

 

①現在のデータ容量を継続的に超過するのかどうか

 

まずは「現在のデータ容量を継続的に超過するのか」ということです。例えば2GBのプランを契約している場合に、毎月のデータ通信量が2.3GBだったとします。

 

この場合だと300MB分だけ超過してしまいますので、2GBのプランよりも3GBのプランのほうが良いと言えます。

 

しかし、その「毎月2.3GB」という通信量が、これからも継続するとは限りません。

 

例えば「今だけ見たい動画がある」「地図を検索する機会が一時的に増えている」という、何かデータ通信量を大幅に消費するような事情があったとします。

 

その事情はしばらくすれば無くなる可能性が高いので、わざわざ高い料金のプランに、手数料を払ってまで変更する必要はないでしょう。

 

その場合であれば、一時的なデータ不足を補うために追加購入した方がコストパフォーマンが良いです。一時的にデータ通信量が増加するような事情が無いかどうか確認しておきましょう。

 

②データ通信量を節約できる余地がないのかどうか

 

次に「データ通信量を節約できないかどうか」ということです。

 

みなさんも、お金に困りそうな時には「節約できる余地」を探すと思います。デザートを減らしたり、自炊をしたりと、節約の方法は数多く存在します、スマートフォンの運用においても同様です。

 

例えば、「動画視聴の際に品質を落とす」とか「Wi-Fi接続を積極的に利用する」といった方法があります。

 

その他にも「アプリのバックグラウンド通信」や「アプリの整理」など、手を加える事でデータ通信量を節約できる余地は意外と多く隠されているものなのです。

 

そういった工夫で日頃の「無駄なデータ通信量」を削減することで、2GBのプランでも十分に運用できるような状態になる可能性もあります。

 

意外なところを節約することで、膨大な通信量が無駄になっていたと気がつく可能性もあります。プランを変更するよりも手軽な方法なので、まずはこちらから実行しましょう。

 

③変更の受付日と適用日をチェック

 

最後に注意したいのは「変更の受付日」や「変更の適用日」についてです。

 

例えば扇風機の風量は、スイッチひとつで速やかに風量を変更することができます。しかし、格安SIMのプランはスイッチひとつで速やかに変更、というわけにもいきません。

 

即日でプランを変更して、高速通信を復旧させたいと思っていても、変更が適用、つまり新しいプランに変更されるまでの期間が長くなる可能性があります。

 

特に「締め日」が設定されている場合、例えば「変更の申し込みの翌月1日から」という場合だと、15日に申込をしても変更されるのは2週間以上後ということになります。

 

これでは現状の通信量不足を即座に解消することができなくなってしまいます。

 

プランの変更を申し込んで、それが実際にどれくらいのタイミングで適用されるのかということについては、きちんと把握しておきましょう。

 

もし、継続的にデータ通信量が不足するだろうと言う見込みであるならばプランの変更をすること自体は意味がありますが、その後プランが変更もしくは月が変わってデータ通信量がリセットされて高速通信が復旧するまでの間の通信速度をどうするか考えなければなりません。

 

期間が短ければ低速通信で我慢する、長ければ追加購入で食いつなぐという方法を考えましょう。

 

まとめ

 

2GBのプランは、何かと中途半端な印象を受けてしまう人も多いかもしれません。

 

1GBより多いとはいえ、上位のプランから見ると通信量の制限が厳しくなる人も多いでしょう。この点は、自分のデータ通信量がどれくらいになるのかということを、明確に知る必要もあります。

 

プランの数は、他のデータ容量プランに比べて選択肢が狭まります。

 

もし、「2GB」という数字にこだわるのであれば、そこまで多くの選択肢はなくなります。

 

しかし、魅力的なMVNOはそれなりにそろっていますので、その中から自分にとって最適のプランを見つけ出しましょう。

 

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