格安SIMとタブレット端末をセットで購入するメリット・デメリットは?

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MVNOでSIMカードとセットでタブレットを買うメリットは?

モバイル通信端末を購入する場合、端末だけではなく「SIMカード」を契約することも必要です。

通信に関する契約を取りまとめている小さなチップで、これを通信端末に挿入して初めてスマートフォンやタブレット端末で通信を行うことができます。

もちろん、SIMカードだけあってもチップだけでは通信も何もできませんので、端末も必要不可欠です。

 

さて、SIMカードの契約と通信端末の購入は、どちらもキャリアで同時に購入することもできます。

それぞれ単品でも取り扱っていますが、いわゆる「セット販売」というものを利用して一緒に用意することができます。

では、SIMカードとタブレット端末をMVNOのセット販売で購入することのメリットは何なのでしょうか?

大手キャリア(docomo/au/SoftBank)と比べて、料金がかなり安い

まず「料金が安い」ということです。

具体的には「格安SIMの割賦代金+SIMカードの月額料」の合計金額が安くなるということで、特にSIMカードの契約は大手キャリアと比べて非常に安い水準です。

 

例えば、大手キャリアでは「docomo」と「ソフトバンク」を例に挙げてみましょう。

docomoで「btab Compact d-02H」を購入して2GBのプランで契約した場合は、毎月5,940円になります。

ソフトバンクで「Lenovo TAB2」を購入して5GBのプランで契約すると、毎月7,560円になります。

 

対して、MVNOでは「DMM mobile」と「楽天モバイル」を例に上げてみます。

DMM mobileで「ASUN MEMO Pad7」を購入し、2GBのプランで契約した場合の毎月の料金は約2,700円、楽天モバイルで「ASUS ZenPad10」を購入し、5GBのプランで契約した場合の毎月の金額は約3,000円になります。

なお、分割回数は24回、格安SIMはSMS付きのデータSIMを想定しています。

 

基本的に、格安SIMのメリットである「毎月の料金が安い」という部分が生かされた結果となっています。

料金や端末代金はそれぞれ異なりますが、基本的に料金が安い格安SIMであれば、多くのデータ量を持つプランでもそれなりに安い料金で利用することができます。

高額な端末を購入したい場合には特にそのメリットが活かされることになります。

MVNOのデータ通信SIMなら最低利用期間や解約金がない

次に、MVNOには「最低利用期間がない」ということです。

この特徴は、MVNOにおける「データSIMでの契約」に限定されます。音声通話SIMの場合は、多くのMVNOで最低利用期間が設定されています。

 

「最低利用期間」とは、簡単に言えば「この期間内に解約した場合は、解約金を支払う必要がある」というルールです。

大手キャリアの契約およびMVNOの通話SIMの契約において、それぞれ期間と金額が設定されています。

大手キャリアでは2年間という長い期間が設定されていることが多く、8,000円~10,000円という金額を支払うことになるケースが多いです。

 

これは、解約を視野に入れていない場合はそこまで大きなメリット・デメリットにはなりません。しかし、格安SIMはまだまだこれからの部分が多く、別のMVNOに魅力を感じることも多いでしょう。

乗り換える際に、最低利用期間が設定されていて、その期間内の解約になると、乗り換え(解約)のためのコストがかかることになります。

つまり、最低利用期間が設定されていないことによって、契約後あまり時間が経過していない場合でも別の格安SIMに乗り換えやすいということになります。

MVNOでタブレット端末を購入するデメリットは?

しかしながら、メリットがあれば当然ながらその反面としてデメリットも存在することになります。

MVNOでタブレット端末を購入する場合、どのようなデメリットが生じるのでしょうか?

格安SIMでタブレットを利用する場合はLINEの「ID検索」ができない

まず「LINEのID検索ができない」ということです。タブレット端末だけではなく、スマートフォンを購入する場合でも同じことが起きます。

別の記事でも詳しく解説していますが、要するに「格安SIMではLINEのID検索はできない」ということです。

 

簡単に説明すると、ID検索を利用するために必要な「認証」の手続きが、大手キャリアでしかできないということが大きな原因です。

格安SIMを挿入している場合、操作しても認証の部分で躓いてしまうのです。MVNOでのセット販売ということは格安SIMを利用しているということになるので、ID検索は使えないということになります。

 

これを回避する方法もありますが、あまりオススメできない方法です。

歪な方法なので、現状では問題無い方法でもそのうち問題が生じたり正式に禁止される可能性もあります。他の方法でユーザーの登録を行うことをメインで考えておきましょう。

格安SIMのタブレットではキャリア決済ができない

次に「キャリア決済」に関することです。あまり大きなデメリットとはなりませんが、使えないということだけは覚えておきましょう。

特に、今まで大手キャリアを利用していて、キャリア決済を利用する機会が多かったという場合にはそれなりにデメリットとなる可能性があります。

 

この機能は、例えば「アプリの課金」に際して、その料金の支払いに用いられることが多いです。

これは、大手キャリアでしか利用することができませんので、格安SIMを利用している限りはこの機能も使えないということになります。

しかし、格安SIMの利用はクレジットカードの存在を前提としているので、支払い方法に困ることはないと思われます。

ですが、「モバイル端末に関する支払い」としてまとめることができないので、端末に関するコストとして把握しづらくなるという点は否めません。

スマホで使っているLINEアカウントはタブレットで使えない?

先ほど、LINEに関するデメリットを解説しましたが、実はもう一つ、LINEに関するデメリットがあります。

ただし、これは「格安SIMでタブレット端末を使う」ことに起因するのではなく、「端末を買い換える」ことに由来するものです。

今回の趣旨とは少し外れますが、念のため解説しておきます。

 

LINEには個別の「アカウント」を使い、ログインしてサービスを利用することになります。このアカウントが問題であり、一つのアカウントで複数の端末でのLINEのログインは出来ません。

つまり、スマートフォンからタブレット端末に乗り換える際には、今までスマートフォンで使っていたLINEアカウントを新しいタブレット端末で使うことは出来ないのです。

 

この対処法としては、まず「LINE for iPad」というアプリを使う方法がありますが、これはiPad向けのアプリです。

他にも方法はありますが、どちらかと言えば裏技的なもので、何らかのリスクを負うことになりますのでオススメ出来ません。

新しいアカウントを作成することが、最も確実で安全な方法であると言えます。

電話ができる通話機能付きタブレットがある!

さて、タブレット端末というと、どちらかと言えば「持ち運びしやすいノートPCみたいなもの」としてのイメージが強い人もいらっしゃいます。

そのため、「通信機器」としての運用をしても、スマートフォンのように「モバイル通話のためのデバイス」としては見れていないという人がいます。ですが、タブレット端末の中には「通話可能なタブレット」も存在します。

 

例としては、楽天モバイルがセット販売している「MediaPad M2 8.0」には、通話機能が搭載されています。

「タブレット端末では、通話できるサイズではないのでは?」と思われるかもしれませんが、7~8インチ程度であれば縦横200mm・100mm程度のものが多く、そこまで通話用のデバイスとして大き過ぎるということもありません。

また、実際に通話する際には「通話機能付きのイヤホンマイク」を接続することで、タブレット端末を手で持っておく必要もありません。

 

もし、今まで「通話はスマートフォンかガラケー」「他のデータ通信はタブレット」と使い分けている人がいる場合、これを一本化することで効率の良い運用が可能になります。

SIMカードに関しては「シェアプラン」を活用することで利用料の負担を最小限に抑えることができますが、この方法なら端末の購入代金を抑えることもできます。

 

加えて、持ち運ばなければならない端末がタブレットだけになり、イヤホンセットを荷物に加えておくだけで必要に応じて通話機能を付加させる事が可能になります。

このように、デバイスの管理が容易になることもメリットの一つです。

なお、通話機能を付加させることになるので、基本的に「通話SIM」を利用することになります。

データSIMに比べて多少なりと料金が高くなりますが、格安SIMであればコスト面での負担は大手キャリアに比べて安く抑える事ができます。

 

通話も利用することを考慮してタブレット端末を購入する場合、通話機能があるのかどうかを確認しておきましょう。

大型のタブレット端末の中には、通話機能が搭載されていないことが多いです。

タブレット端末をスマートフォンの延長線上だと考えている人ほど、これを考慮せずに購入することで通話機能がないタブレットと通話SIMを組み合わせてしまって後悔するパターンになります。

各端末のスペックの解説のページ、もしくは比較サイトでも通話機能の有無は明記されていますので、購入しようと考えているタブレットの通話機能についてはきちんとチェックしておきましょう。

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