格安SIMでLINEは使える?

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「LINE」とは現代では知らない人の少ない、少なくとも名前だけは知っているという人の多い、スマートフォンを中心に用いるコミュニケーションツールです。

 

従来の「メール」「携帯電話での通話」に代わる機能を持ち、アプリをダウンロードさえしていれば、異なるデバイス間でもコミュニケーションを手軽に楽しめるツールです。

 

格安SIMでLINEは使えるのか?

 

そんな便利なLINEですが、格安SIMを利用しようとしているタイミングで不安になることがあります。

 

それは「格安SIMに切り替えても、今までどおりLINEは使えるのだろうか?」という点です。

 

確かに格安SIMは、毎月の利用料が安くなるので、節約に大きな力を発揮してくれます。だからと言って、もしもLINEが使えなくなるというデメリットが生じるのだとすれば、それは利用料節約のメリットを大幅に削り取るものとなります。

 

前述のとおり、スマートフォンのコミュニケーションツールの代名詞とも呼べるLINEは、スマホユーザーであれば多くの人が利用しているアプリです。

 

皆さんの回りのスマホユーザーの多くも、LINEを利用してあなたとコミュニケーションを図る事が多いのではないでしょうか?

 

そんな中で、自分だけがLINEを使えなくなってしまうと、自分だけがコミュニケーションの輪から離れてしまいます。極端な話をすれば、それを原因として人間関係が悪化し、取り返しの付かないことになる可能性があります。

 

一昔前までは考えられなかったであろう内容ではあるのですが、LINEへの依存度が高まっている現代においては十分に考えられることです。

 

前置きが長くなってしまいましたが、そのような心配は無用です。格安SIMに切り替えたとしても、LINEの使用は継続することが出来ます。

 

しかし、何も気にすること無く、従来と同じように利用し続けることは出来ません。後述の注意点をよくご覧になって頂き、必要な作業をこなさないと今までどおりのコミュニケーションはできなくなることは理解しておいてください。

 

格安SIMでLINEを使うために気を付けるべきこと

 

格安SIMに変更した後でも、従来と同じようにLINEを利用するためにはいくつかの作業が必要になります。

 

以下に、その内容を4つに分けて解説していますので、しっかりと内容を理解してください。

 

SMS対応の格安SIMを契約する

 

まず、契約するSIMについての話です。

 

格安SIMを利用するためには「SIMを契約する」という行動が必要になり、ユーザーはいくつかのSIMから選択することが出来ます。

 

その際、可能な限り「SMS対応の格安SIMを契約する」ということを心掛けて下さい。

 

SMSとは、「ショートメッセージサービス」の略称であり、文字通り「短いメッセージをやり取りする」という機能を持ちます。

 

このSMS自体は、LINEの機能などには、ほとんど影響しませんが、LINEの登録時に簡単に認証を行うことが出来ます。

 

LINEの登録時に認証作業を行う方法は、いくつかありますが、「SMSを利用して電話番号宛に認証番号を送信する」という方法が、最も簡単でオススメです。

 

そして、この方法を実施するためには、SMSを利用できることが前提となります。

 

SIMの中でも「データ通信のみ」というSIMは、さらに「SMS対応」と「SMS非対応」に分かれて提供しているMVNO業者が結構存在します。

 

ちなみに、データ通信だけでなく音声通話も可能なSIMの場合には、SMS機能が元から搭載されているので安心なのですが、データ通信のみSIMに比べて利用料が少し高くなってしまいます。

 

よって、LINEではインターネット回線を利用した音声通話も可能なので、LINEによるコミュニケーションでしか音声通話を利用しないという人の場合、利用料が安くなるデータ通信のみのSIMの方がお得なのです。

 

その際には、SMS対応のSIMを選択することを忘れないで下さい。

 

SMS非対応のSIMカードでも、Facebookアカウントで認証可能

 

もし、SMS非対応のSIMカードを契約してしまった、もしくはそれしか選択肢がなかった場合でも、他の手段はきちんと用意されています。

 

前述のとおり、これは「認証時」の利便性の問題であり、他の方法を利用することでLINEの認証を完了させることが可能です。

 

それは「Facebookアカウントでの認証」です。

 

LINEの認証方法として、SMSを利用する方法ともう一つ、Facebookアカウントを利用することで登録を行うことが出来ます。

 

Facebookの利用は、登録も無料なので、アカウントを持っていないという人はあらかじめ作っておくと便利でしょう。

 

 

また、その他として、「裏ワザ」の方法も紹介しておきます。

 

SMS非対応のSIMの場合には電話番号が存在しないので、SMSを送信することが出来ませんが、SMSを送信するデバイスは、別にそのスマートフォンではなくても問題ないのです。

 

もし、すぐに利用可能な「ガラケー(従来の携帯電話)」があるのであれば、その電話番号宛にSMSを送信してもらうという方法があります。

 

SMSは所詮テキストメッセージであり、ガラケーでも問題なく受信できます。そのSMSに記載されている認証番号をスマートフォンで入力することで、SMS非対応のSIMでもSMSによる認証が可能になります。

 

注意点としては、LINEでは1つの電話番号でLINEアカウントを1つしか作成することは出来ません。

 

つまり、ガラケーの携帯電話番号を利用すると、その番号では二度と登録認証を行うことは出来ないということになります。

 

家族のガラケーを利用するという方法が最も手軽なのですが、その家族が「自分はLINEなんて使わないから良いよ」という場合でなければ利用できません。

 

利用させて欲しいと依頼する際には、この点を十分に説明して同意を得ましょう。

 

ただし、SMS非対応のSIMには「電話番号が存在しない」という特徴があり、電話番号を必要とする「LINE Out」については利用できなくなります。

 

LINE Outは、LINEをインストールしていないデバイスにも格安の電話料金で音声通話が可能になる機能です。

 

固定電話などのように明らかにLINEが利用できないデバイスとも音声通話が出来る機能なので、人によってはかなり役に立つ機能です。SMS非対応の場合だと、これが利用できなくなるので注意が必要です。

 

以下に、それぞれの方法のメリット・デメリットをまとめてみました。

 

メリット デメリット
【オススメ】データ通信専用SIM(SMS対応) ・SMSによる認証が可能
・利用料が安くなる
・SMS非対応のSIMと区別が必要
音声通話対応のSIM ・SMSによる認証が可能 ・データ通信のみに比べて
・利用料が高くなる
データ通信専用SIM(SMS“非”対応) ・利用料が安くなる ・SMS利用による認証ができない
(Facebookアカウントで認証可)
・「LINE Out」が利用できない
ガラケーを用いたSMS認証 ・SMS非対応のSIMでもSMS認証可能 ・一つの電話番号につき一つの
アカウントしか作れない

 

LINEアカウントを引き継ぐ場合は、しっかりと手続きを確認する

 

もし、格安SIMに乗り換える際に「端末ごと」乗り換える場合には、LINEアカウントの「引き継ぎ」をしたい方がほとんどだと思います。

 

その場合に、いくつかの注意点と、それなりに多い作業が必要になりますので、しっかりと引き継ぎ作業をしていきましょう。

 

詳しくは後述しますが、注意すべき点としては「きちんと引き継ぎを行うこと」です。

 

仕事だってそうですが、転勤や異動でほかの人に自分の仕事を引き継ぐ際に、中途半端に引き継ぎを行うと余計なトラブルを招くことになります。

 

それと同じで、LINEアカウントを格安SIM利用の新端末に引き継ぐ際には、中途半端な部分で終わらせること無く、最初から最後まで集中してしっかりと操作しましょう。

 

もし、途中で挫折したり面倒だと思ってテキトーに済ませると、いざ新端末でLINEを利用しようと思った時になって、思わぬトラブルに見舞われてしまいます。

 

友だち追加の「ID検索」が使えなくなる

 

ここまでは「きちんとすれば、今まで通りLINEが使えます」といった解説をしてきましたが、一つだけ従来とは同じ使い方ができない機能があります。

 

それは「IDによるユーザー検索」です。LINEでは、IDを利用してユーザーの検索を行うことが出来ます。

 

しかし、格安SIMの場合には「年齢認証」の機能が使えず、それを前提としているID検索は使えなくなるのです。

 

なので、例えば遠く離れている人とは「友達登録」することができなくなってしまったりと不便になります。

 

ただし、ID検索以外の方法で友達登録をする方法として、

「自分専用のLINEのURLをメールで送信」

「直接会って、QRコードで追加する」

があります。

 

これは、LINEの機能として元から内蔵されており、「友達」「招待」から実行することが出来ます。

 

また、SMSを利用してURL送信し、相手に自分を見つけてもらって友だち登録するという方法などもあります。

 

格安SIMにしてから新たにLINEアカウントを作る場合

 

次に、格安SIMにしてからLINEに新規登録、つまりLINEアカウントを新しく作る場合について解説していきます。

 

①LINEアプリをダウンロードする

 

まず、LINEをダウンロードするところから始めます。この作業はそこまで時間や手間のかかるようなものではないでしょう。

 

②認証

 

LINEをダウンロードしたら、次は「認証」の作業に移ります。

 

LINEの認証方法には、既に解説している「SMS認証」と「Facebook認証」があります。

 

SMS認証

 

まずは「SMS認証」です。SMS認証は、電話番号を利用してそのデバイスに「認証番号の記載されているSMS」を送信する方法です。

 

ユーザーは、記載されている認証番号を入力して、認証の手続きを完了させます。

 

Facebook認証

 

SMSが利用できないという場合には「Facebook認証」を利用します。

 

Facebookアカウントを持っている場合において、それを入力することで認証手続きを完了させることが出来ます。

 

SMSが利用できないSIMカード、もしくはその他の理由によってSMSの受信ができない環境下にある場合には、この方法を利用するしかありません。

 

Facebookアカウントを持っていない場合には、無料で新規登録を行う必要があります。

 

また、前述のとおりSMSが利用できないSIMの場合は「電話番号」が無いので、LINE Outによる有料通話を利用することが出来ない点には注意しましょう。

 

格安SIMに機種変更する時に、LINEアカウントを引き継ぎたい場合

 

次は、格安SIMを利用して機種変更をする際に、旧端末のLINEアカウントを新端末に引き継ぐ際に必要な作業について解説していきます。

 

それなりに手間のかかる作業にはなりますが、一から友達登録等をする必要もないので、がんばって引き継ぎをしましょう。

 

①機種変する前にLINEにメールアドレスとパスワードを登録しておく

 

まず、旧端末の方で行う作業として「LINEにメールアドレスを登録する」という作業になります。

 

操作方法は、旧端末でLINEを起動して、

「その他」

「設定」

「アカウント」

「メールアドレス登録」

の順番にタップしていきます。

 

その後はメールアドレスとパスワードの入力などの作業が必要になりますので、画面の指示に従って登録作業を完了させてください。

 

②機種変更する当日にLINEで引き継ぎの許可をする

 

機種変更をして、新端末でLINEを使えるようになる時になったら「引き継ぎの許可」を行う必要がある場合が有ります。

 

これは、

「機種変更後に電話番号が変更になる」

「スマートフォンを変更する、かつ『Facebookアカウントのログイン』を利用」

のいずれかの場合に、旧端末で引き継ぎの許可のための作業が必要となります。

 

旧端末でLINEを起動し、「設定」「2段階認証」の順にタップし、「アカウントを引き継ぐ」をオンに切り替えることで、新端末での引き継ぎが可能になります。

 

ただし、この操作をしてから24時間以内に新端末での引き継ぎ作業を終える必要があります。

 

もし、切替後に新端末での引き継ぎが行えなかった場合には、再び同じ操作をすることで許可を出すことができます。

 

③LINEアプリをダウンロード後、メールアドレスとパスワードを入力

 

次に、新端末での作業になります。新端末でLINEアプリをダウンロードして起動します。

 

起動したら、「メールアドレス」および「パスワード」を入力します。

 

この時、間違って「新規登録」を選択すること無く、「ログイン」をタップしてください。

 

④上記と同じように、SMSまたはFacebookで認証する

 

それが終わったら、上記と同じように「SMS認証」もしくは「Facebook認証」で認証作業を完了させます。

 

もし、旧端末で引き継ぎの許可を出していないと、警告画面に変更されます。まだ旧端末が使える場合には、旧端末で許可を出す作業をしましょう。

 

もし、この時点で既に旧端末が使えない状態になっている場合には、「認証コードを受け取る」もしくは「他の方法でアカウントを引き継ぐ」ということも可能ですので、慌てること無く操作して、画面の指示に従って認証作業を完了させましょう。

 

格安SIMでのLINEの友だち追加の方法

 

最後に、格安SIMでの「友だち追加」の方法について解説していきます。

 

前述のとおり、格安SIMを利用する中で唯一今まで通り利用できないのが、LINEでコミュニケーションをする相手を追加する方法の「ID検索」が使えないことです。

 

しかし、LINEの友だち追加は他の方法も利用できますので、これらの方法でLINEの話し相手を追加するようにしましょう。

 

メールまたはSMS

 

まず、最も簡単な方法として「メール」または「SMS」を利用した方法です。

 

厳密に言えば「自分用URL」を含んだテキストを、メールアドレスか電話番号を知っている相手に送信し、クリックしてもらって自分を探してもらい、友だち登録して貰う方法になります。

 

方法は、「友達追加」「招待」の順にタップし、そこから方法によって「メール」もしくは「SMS」をタップします。画面にはそれぞれのテキストのテンプレートに、自分用のURLが記載されています。

 

QRコード

 

次に「QRコード」を利用した方法です。

 

操作方法は「友達追加」「QRコード」でQRコードを写す準備を、さらに「自分のQRコードを表示」をタップすれば、自分用のQRコードが表示されますので、それを相手のスマホでスキャンしてもらえればOKです。

 

ただし、この方法は相手が近くにいる時にしか使えません。

 

ふるふる

 

もう一つ、「相手がそばにいること」が条件になりますが、「ふるふる」という方法を使って友だち登録する方法があります。

 

両者のスマートフォンでLINEを起動し、「友達追加」「ふるふる」と操作し、あとは文字通り「振り回す」だけで友達登録が完了する方法です。

 

一時期、その面白さで流行っていたのですが、大きな欠点として「認識されにくい」ということです。有線接続ではないので、どうしても反応が鈍くなってしまいます。

 

そして、お互いにそばにいるのであれば、上記の「QRコード」を使った方法のほうが早いし確実なのです。なので、「こんな方法もある」程度に記憶しておけば問題無いでしょう。

 

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