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電力会社を変更するときの手続方法は?申込みから契約まで徹底解説

 

「新電力はお得だ」という情報を、数多くのサイトが紹介しています。お得なサービスであれば是非とも乗り換えをしたいと考える方も少なくありませんが、「申し込み手続きが大変なのでは?」と訝しむ人も少なくありません。

そうした不安は、実際に新電力に乗り換える際の一連の流れを知ることで解消することができます。そこで、新電力への変更方法について、一通り解説していきたいと思います。

 

目次

乗り換えする電力会社を比較して検討

まず第一に、「乗り換える電力会社」を選ぶところからスタートします。新電力と一言に言っても、エリアごとに数多くの新電力会社が名乗りを挙げています。

各電力会社のホームページ等から試算するのが一番正確な情報を得ることができます。

比較サイトなどもありますが、概要で試算するのに使うのはいいですが、正確な試算ができないケースが多いです。

数ある中で実際に契約する電力会社は一社だけなので、しっかりと比較・検討して電力会社を決めるようにしましょう。

準備するもの

電力会社が決まったら申し込み手続きに入るのですが、その際に前もって用意しておくべきものが幾つかあります。

まずは「検針票」です。これは、利用中の電力会社が発行し、投函してくれている電気使用量について記載してある紙のことです。これには、申し込み手続きに際して必要になる「供給地番号」「お客さま番号」などの数字が記載されており、用意しておくと手続きをスムーズに進めることができます。

次に「通帳」もしくは「クレジットカード」です、これは、新しい電力会社への支払い方法の登録手続きに際して使用します。やはり手元に用意しておくと、手続きがスムーズに進むことが多いです。

変更先の電力会社へ申し込みする

上記の準備が完了したら、いよいよ申し込み手続きに入ります。各電力会社のホームページにアクセスし、申し込み方法を調べて申し込み手続きを開始しましょう。上記の準備をきちんとこなしていれば、最短で5分程度で手続きが完了することもあります。

なお、基本的に「今まで利用していた電力会社への解約手続き」は不要です。これは、新たに契約する電力会社が代行してくれるので、利用者が自分で連絡する必要は基本的にありません。

スマートメーターの取付工事を行う

申し込み手続きが完了し、いくつか電力会社から通知が行われます。その次に「スマートメーター」の取付工事が行われます。スマートメーターは、新電力の利用に欠かせないものであり、従来の機械式の電気メーターと交換を行います。

「工事」とは言いますが、そこまで大掛かりになることは基本的にありません。そのため、工事において「立ち会い」「工事費用」「停電」は基本的に発生しません。停電に関しては数分程度の停電がある可能性もありますが、そう長い時間電気が使えなくなるということはありませんのでご安心ください。賃貸住宅の場合でも、電気メーター

なお、スマートメーターの交換工事に関しては、お住いの住居によっては大掛かりになる可能性があります。電気メーターの設置場所などの問題で、特に築年数が大きい住居の場合は壁を崩すなどのそれなりに大掛かりな工事になる場合もあります。

そうなれば当然、工事の時間は長引きますし、立ち会いも必要になるでしょう。何より、スマートメーターの交換工事に関する費用を支払う必要もあるので、少し厄介です。

変更先の電力会社と契約開始

スマートメーターの交換工事が完了したら、新電力への切り替えの準備は完了します。切り替えされる日付に関しては、申し込み後にスマートメーターの交換工事までの間に通知された日付に切り替わるようになっっています。

まとめ

ここまでで説明したとおり、新電力への切り替えというものは実にあっけないものなのです。既存の「通信サービスのプラン変更」と同じくらいの手間をかけるだけで、新電力に切り替えることができるものとを考えれば良いでしょう。

今まで「新電力への乗り換えはめんどくさそう」と思っていた人も、これで踏ん切りがつくのではないかと思います。ただし、重要なのは「新電力を利用することが本当に自分にとってメリットが有るかどうか?」です。

新電力は安さが売りと言った部分も大きいのですが、電気使用量が少ない世帯等はそこまでお得ではなかったり、逆に電気料金が高くなることも考えられます。

なので、一番最初の「電力会社を選ぶ」という部分で、しっかりと比較・検証する必要があるのです。電力会社ごとに実施している独自のサービスなども踏まえた上で、自分にとって本当にお得な電力会社はどこなのか、しっかりと検討した上で手続きを開始するようにしましょう。