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ヤマダ電機のWiMAXのキャンペーンはおすすめなの?料金を他社と比較

 

WiMAXを契約したい場合、インターネット上で申し込みをする方法が主流となっていますが、家電量販店で申し込みをするという方法もあります。

スタッフと対面し、不明な点を確認しながら申し込みができるという点が魅力です。

さて、WiMAXを申し込むに当たっては「キャンペーン」が重要になりますが、家電量販店最大手の「ヤマダ電機」では、どのようなキャンペーンが実施されているのでしょうか?

そして、それは多くの人にとって魅力的なものなのでしょうか?その点について解説していきます。

目次

ヤマダ電機で販売されているWiMAXの概要

YAMADAに行ってWiMAXを契約できる

ヤマダ電機でWiMAXを契約する際のメリットは、冒頭でも述べた「スタッフと対面して契約できる」というポイントが挙げられます。

WiMAXに詳しくない人や、契約に際して不安を抱えている人の場合、それらの問題を解消しながら契約手続きを進めることができます。

ヤマダ電機は、WiMAXの「プロバイダ」の一つに数えられています。

プロバイダは、WiMAXの場合は「代理店」のような立場となっており、基本的なWiMAXとしてのサービス内容については他社と比較しても大差ありません。

主要商品の料金プラン(WiMAX2+)

ヤマダ電機で利用できるWiMAXのプランとしては、「YAMADA FLAT ツープラスギガ放題」が挙げられます。

このプランは月額4,380円(最初の3ヶ月間は月額3,696円)で利用することができ、その特徴は「月間のデータ通信容量の制限がない」というポイントです。

ただし、利用状況によっては一時的に通信制限がかけられる可能性もあります。

その具体的な指標は、ヤマダ電機WiMAXのホームページには「3日間で10GB」と記載されています。

2017年2月2日より通信制限の内容が上記に変更され、これにより実質的な月間データ通信量の上限は約100GBとなりました。

WiMAXのサービス内容自体に変わりはない

前述の通り、ヤマダ電機に限らず、どのプロバイダで契約しても基本的なサービスの内容は変化しません。

どのプロバイダでもギガ放題プランか、月間7GBの上限があるプランのどちらかを選択することになり、通信速度などの通信品質を左右する部分は基本的に全く同じです。

では、プロバイダごとにどのような違いがあるのかと言えば、今回の記事でも解説する「キャンペーン」の部分です。

料金やプレゼントといったキャンペーンの部分は、プロバイダによって特有の内容を用意していることもあります。

また、期間限定のキャンペーンをうまく利用すれば、他社と比較して大幅にお得な内容でWiMAXを契約することもできます。

クレジットカードが必要

WiMAXの利用においては、携帯電話と同じように「クレジットカード」を用いて月額料金を支払うことになります。

つまり、ヤマダ電機のWiMAXを契約するためには、クレジットカードを保有していることが必要になります。

ヤマダ電機のポイントは貯まらない

ヤマダ電機でWiMAXを利用する場合「月額料金の一部がポイント還元」や「普段のポイントにボーナスポイントが付与される」といったサービスを期待される方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、ヤマダ電機の場合はWiMAXの利用に伴ってヤマダ電機のポイントには何の影響も及ぼしません。

その点は前もって理解しておきましょう。

ヤマダ電機の「WiMAXキャンペーン」の詳細

ヤマダ電機で行っているWiMAXのキャンペーンとして、特筆すべきは「購入サポート」です。

申し込みをする時期や店舗にもよりますが、5万円~6万円の購入サポートを実施している事があります。

これは、WiMAXの契約に際して、ヤマダ電機の商品を同時に購入する際に、キャンペーンで規定されている金額を割引してくれるキャンペーンです。

例えば、5万円サポートであれば、WiMAXで利用したいパソコンを5万円引きで同時購入することができるという内容です。

ただし、これには少し注意しなければならないポイントがあります。

それは「月額料金がプラスされる」というポイントです。

これもキャンペーン内容によって異なりますが、購入サポートのキャンペーンを利用する場合はWiMAXの月額料金が1,000円以上プラスされるのです。

どういうことかと言えば、簡単に言えば「分割払い」が適用されているということです。

つまり、購入サポートで購入し、割引してもらった金額を2年間で分割して支払っていくということになります。

購入サポートの全額が分割の対象となるわけではなく、一部は実質的に割引してもらえる部分もあるのですが、少なくとも額面金額通りの割引は受けられないということになります。

例えば、5万円の購入サポートを利用した際に、月額料金が通常よりも1,700円高くなると仮定します。

これを2年間、つまり24回払いすることになるので、割高になる月額料金は2年間総額で40,800円となります。

5万円引きしてもらう代わりに約4万円余計に支払うことになるので、差し引き1万円だけお得になるということになります。

ヤマダ電機でWiMAXを契約するメリットは?

①店舗でスタッフから説明を受けられる

まずは、通信サービスの契約を実店舗で行うことのメリットとして「店舗でスタッフから説明を受けながら手続きを進められる」というポイントです。

WiMAXに限らず、通信サービスというものは人によっては不明な点が多くなるものです。

ネット上でも情報収集したり、ホームページから問い合わせをすることも出来ますが、時間がかかったり、間違った情報を得てしまうこともあります。

実店舗で契約手続きを進めるということは、スタッフに応対してもらうという形になります。

その際に、契約するにあたって知りたいポイントを教わりながら手続きを進めることができます。

また、スタッフとのやり取りの中から、間違って把握していた情報を正すことができる場合もあります。

②店舗でルーター等の実機を見ることができる

次に、WiMAXを利用するにあたって使用することになる「ルーターなどの機器を実際に見ることができる」というポイントが挙げられます。

人によっては大きなメリットになる可能性があります。

こうした通信サービスには、その利用のために専用の機器を使用することが多いです。

人によっては、自分が使用することになる機器を実際にこの手にとって確かめないと気になって仕方がないという人もいます。

店舗で申し込みをする際には、ルーター等の機器を実際に手にとって確認を行うことができます。

場合によっては実機が用意されていないこともあるかもしれませんが、大抵の場合は用意されているはずです。

また、機器に関する疑問や不安も、スタッフに確認を取ることができ、後になって後悔せずに済むケースも少なくありません。

③パソコン等を安く購入できる

次に、キャンペーン内容によっては「パソコン等を格安の値段で購入できる」というポイントです。

パソコンや家電製品を購入したいと考えていた場合、初期費用を少なくして購入することができるというメリットがあります。

前述の通り、これは割引ではなく実際には分割払いという形を取ります。

しかし、大抵の場合はプラスされる月額料金の総額が、購入金額の割引分を上回ることは無いと考えられます。

キャンペーンの内容次第ではありますが、上記のパターンであれば1万円ほど安く購入できる形になります。

キャンペーン内容によっては、割引価格が少ない代わりに、月額料金を上乗せされないという形のキャンペーンを実施していることもあります。

④早ければ即日でWiMAXを利用できる

最後のメリットとして、「早ければ即日開通できる」というポイントです。

手早くWiMAXを利用したいという人の場合、大きなメリットとなります。

通常、インターネットで契約するWiMAXの場合、プロバイダ側での手続きがすぐに完了しても、実際にユーザーがWiMAXを利用できるまでには、少し時間がかかります。

前述の通りWiMAXの利用には専用の機器を必要としますので、それを配送するのにどうしても時間がかかってしまいます。

店舗での契約の場合、申し込み手続きがスムーズに進めば、その日の内にルーターを持ち帰り、WiMAXを利用開始することができます。

申し込みした時間帯や申し込み手続きの内容によっては、その日の内に利用できないこともありますが、多くの場合はネットでの申し込みよりも早い段階でWiMAXサービスを利用開始することができます。

ヤマダ電機でWiMAXを契約するデメリットは?

①得られる金銭的メリットが安い(GMOのキャンペーン料金と比較)

ここからはデメリットについて解説していきます。

まずは「得られる金銭的なメリットが少ない」というポイントです。

キャンペーン内容にもよりますが、ほとんどのケースでネットで契約したほうがお得にWiMAXを契約できると言えます。

WiMAXを契約する際には、少なからず何らかのキャンペーンを利用することができます。

例えば「キャッシュバックキャンペーン」が有名で、現金振込やギフトカードという形で恩恵を受けることができます。

この「キャッシュバック」が大きなキャンペーンであり、2万円~3万円の高額なキャッシュバックを利用することができます。

キャッシュバックを受け取るまでには時間がかかり、時にはキャッシュバックを受け取れないこともありますが(条件が厳しく、手続きをできないこともあるため)、単純な金額面でのメリットは最大級の恩恵をもたらします。

さて、先ほどの「購入サポート5万円」の例と比較してみましょう。

5万円の割引を受けられる代わりに、月額料金が2年間で総額4万円、差し引きで1万円のメリットが有るというパターンに対して、キャッシュバックで得られるメリットは最大で3万円を超えるものがあります。

例えば「GMOとくとくBB」では、33,000円のキャッシュバックを受けられます。

対してヤマダ電機でのメリットは差し引き約1万円です。

単純な金銭的なメリットだけ見ると、約2万円の差でヤマダ電機のほうがお得ではないということになります。

キャッシュバックの金額は契約するプロバイダによって異なりますし、キャッシュバック以外のキャンペーンもあります。

しかし、どのプロバイダでも2万円以上のメリットを享受できることが多く、単純な金銭面でのメリットでは大きく劣ることになります。

もし、パソコンを購入したいと考えるのであれば、キャッシュバックを利用して、その金額を購入資金に充てるという方法がオススメです。

この方法のデメリットとしては、キャッシュバックを受けられる期間が約1年後であることにより、実際に恩恵を受けられるタイミングが遅いということが挙げられます。

しかし、長期的に見るとヤマダ電機のキャンペーンのほうが損をすることになります。

②口座振替での契約ができない

次に、ヤマダ電機の場合は「口座振替で契約ができない」という点が挙げられます。

ネット上で契約できるプロバイダは口座振替ができるケースが多く、支払い方法の利便性で大きく劣ることになります。

スマートフォンなど、通信サービスの支払い方法として有名なものがクレジットカード払いです。

ヤマダ電機のWiMAX契約においても、クレジットカード払いを利用することができます。

昨今はさまざまなサービスがクレジットカードありきの支払い形式を採用しており、生活における必需品の一つとなっています。

しかし、人によってはクレジットカードを持っていない、あるいは作れないという人もいます。

その場合だと、別の支払い方法を利用するしかありません。

ですがヤマダ電機の場合はクレジットカード払い一択であり、口座振替などの支払い方法を選択することができません。

③場合によっては無駄足になる

最後に、店舗での契約ということで「無駄足になる場合がある」という点が挙げられます。

ヤマダ電機のWiMAX契約は店舗に出向いて行います。

その都合上、「必要な物を持ってきていなかった」「スタッフの説明を受けた結果、契約には至らなかった」といったように、ヤマダ電機まで行くことが無駄足に終わってしまう事も考えられます。

ヤマダ電機でのWiMAX契約は、インターネットでは申し込めません。

仕事や家事などで忙しい人の場合、近所にヤマダ電機が無いと移動だけでも時間がかかりますし、そもそも時間が確保できない場合だと、なかなかヤマダ電機まで足を運ぶことができないのではないでしょうか。

まとめ

WiMAXの契約において、特にキャンペーンのお得さの観点から見ると、やはりヤマダ電機でWiMAXを契約することはあまりオススメできません。

実店舗での契約ならではのメリットもありますが、最終的に得られるメリットがネット上での契約と比較して、あまり大きくないというポイントはどうしても気になってしまいます。

「すぐにパソコンを安く購入したい」「大手家電量販店のベテランのスタッフにいろいろ確認を取りながら契約手続きを進めたい」といった目的があれば、ヤマダ電機でのWiMAXの契約も十分に魅力的です。

しかし、その点に魅力を感じられなければ、やはりGMOやBIGLOBEといったプロバイダで契約したほうがお得であると言えます。