Y!mobileの「Pocket WiFiプランL」の特徴は?料金や305ZTを解説

自宅では、固定回線を利用してパソコンのインターネットを利用することができます。

しかし、外出先でも好きなタイミングでインターネットを利用したいとなれば、モバイルWi-Fiルーターを持ち歩いて利用するということが選択肢として有力です。

 

Y!mobileでは、Wi-Fi向けのプランがいくつか提供されています。

選択肢があるということは、それぞれの特徴を知った上で比較して、自分にとって最適なプランを見つけ出すことが必要です。

そこで今回は「Pocket WiFiプランL」について解説していきます。

「Pocket WiFiプランL」の料金(月々の支払いイメージ)

まず、Pocket WiFiプランLの料金について解説していきます。

Pocket WiFiプランLは、3年契約という条件で、毎月4,380円で利用することができます。

基本料金は7,884円ですが、36ヶ月間は「おトク割」が適用され、それ以降は「長期利用割引」が適用されることで4,380円で利用することができます。

「Pocket WiFiプランL」対応端末→305ZT

次に、Pocket WiFiプランLで利用できる端末について解説していきます。

Y!mobileでは、利用するプランによって利用可能な端末が決められています。

Pocket WiFiプランLで利用することができる端末は「305ZT」という端末です。

305ZT

キャッチコピーは「先端テクノロジーによるハイスピードを体験」です。

特徴的なのはその通信方式であり、新技術である「キャリアアグリゲーション」に対応しています。

この技術は「2つの周波数を束ねて通信する」という特徴があり、それによって下り最大187.5Mbpsの通信速度を実現しています。

また、高速Wi-Fi規格である「IEEE 802.11 ac(5GHz)」にも対応しており、家電製品でよく利用される2.4GHZ帯に邪魔されること無くデータ通信を行うことができます。

 

さらに、データ通信において「つながりやすさ」のメリットもあります。

この端末では、2.1GHzのLTEに初対応しており、ワイモバイルの1.7GHzと、ソフトバンクの2.5GHzの3つの高速ネットワークを利用することができます。

これによって、通信状況に応じて安定した周波数帯でのアクセスが可能になっているのです。

 

その他のスペックについては、まずバッテリー容量が多いことが挙げられます。

2700mAhの容量を持つバッテリーは、連続9時間と1,000時間の待ち受け時間を実現しています。

外出先でもバッテリー容量をあまり気にすること無くデータ通信が可能になります。

また、Wi-Fi接続に対応している機器であれば、同時に14台まで接続することが可能です。

 

気になるポイントとしては、最新のウインドウズOSである「Windows 10」がサポート対象外になっていることです。

最近のパソコンだと標準でWindows 10を搭載していることが多いので、サポートを利用したい場合は、Windows 10とWindows XPは避けなければなりません(XPの場合、対応すらしていないエディションもあります)。

契約期間や契約解除料について

次に、契約期間と契約解除料について解説していきます。

Y!mobileの利用において最も注意したいポイントであり、下手をすれば相当な金額の負担を強いられる結果となりかねません。

 

前述の通り、「Pocket WiFiプランL」は3年の契約の縛りがあります。

スマートフォンでも「最低利用期間」というものが設定されているのと同じように、Pocket WiFiプランLも3年以内に解約する場合は「契約解除料」が必要になります。

3年以内に解約する場合は9,500円の解約金が必要になります。

これは、格安SIMの最低利用期間内の解約に際して必要になる解約手数料と同じ水準の金額です。

 

ですが、格安SIMの場合は6ヶ月か12ヶ月しか最低利用期間が存在しません。

また、データSIMの場合は、殆どのケースで最低利用期間が設定されていません。

Pocket WiFiプランLの場合は3年間という長期間の契約期間が設定されているので、格安SIMほど気軽には利用できないイメージです。

 

契約解除料を支払うこと無く解約したい場合は、3年後に2ヶ月間設定される「契約更新月」の間に解約する必要があります。

この間に解約しない場合は契約が自動更新され、再び3年間の契約期間が発生することになります。

そして、2回目以降の3年間についても、初年度と同額の契約解除料が必要になります。この点が格安SIMと大きく異なりますので注意が必要です。

 

なお、後述する「バリューセット」の場合は、契約期間が経過している日数に応じて契約解除料が変化します。

基本的にさらに高額な契約解除料が設定されていますので、きちんと理解した上でこのプランを利用する必要があります。

オプションサービス

次に、Pocket WiFiプランLで利用することができる有料のオプションサービスについて解説していきます。

Pocket WiFiプランLでは、月額500円で利用することができるサービスが3種類あり、

  • 「あんしん基本パック」
  • 「ワイドサポート」
  • 「Enjoyパック」

の中から好きなオプションサービスを選択して利用することができます。

安心基本パック

まずは「安心基本パック」です。

7種類のサポートオプションが1つにまとまったサービスで、いざという時に少ない手間で最大限の成果を手に入れることができます。

内容としては

  1. 「故障安心サービス」
  2. 「端末の保証期限延長」
  3. 「PCセキュリティ(ライト)」
  4. 「スマートセキュリティ for Android」
  5. 「データ復旧支援サービス」
  6. 「機種変更時の割引提供」
  7. 「アウトレット品特別価格提供」

の7種類です。

 

このうち、安心基本パック限定のサービスは、「端末の保証期間延長」「PCセキュリティライト」「データ復旧支援サービス」「アウトレット品特別価格提供」の4種類です。

どのサービスも、Pocket WiFiプランLを安心かつお得に利用するために大きな役割を果たしてくれるサービスばかりです。

ワイドサポート

次は「ワイドサポート」です。

これは、Pocket WiFiプランLには直接関わらないような、パソコンに関連したさまざまな機器のトラブルシューティングを、専門化の力を借りて実現できるオプションサービスです。

 

例えば、パソコンの「周辺機器」に関しては、Bluetooth対応機器設定や各種設定などを、セキュリティソフトや動画編集ソフトなどについては各種アプリケーションの設定や利用方法などを、各種その内容に応じたトラブルシューティングを利用することができます。

場合によっては、有料の出張サポートサービスを利用するような場面もありますが、このオプションに加入していれば2,000円引きで利用することができます。

Enjoyパック

最後は「Enjoyパック」です。

これは、「Yahoo!プレミアム」の月額料金462円と、Pocket WiFiプランLのパケット追加の料金500円分が一つになったオプションサービスです。

 

Pocket WiFiプランLは、「AXGP」の通信方式の場合は無制限で利用することができるのですが、それ以外のLTEなどの通信方式の場合は月間で7GBまでデータ通信容量が設定されています。

そちらの方で、7GBを超えた分に対して、500MBの追加のための料金500円分を割引で利用することができます。

 

金額だけで言えば、Yahoo!プレミアムの月額料金が無料になるというお得さがあります。

しかしながら、

  • 「AXGP方式で通信を利用する」
  • 「Yahoo!プレミアムを利用しない」

という場合であれば、全くそのメリットが存在しないことになります。

 

さらに、Yahoo!プレミアムは利用するけれど、追加チャージはしないという場合も、Yahoo!プレミアムの月額料金を高めに支払うだけの結果になります。

そのため、このサービスを活用することができるのは、毎月少なくとも1回の追加チャージをすることと、Yahoo!プレミアムを利用することに魅力を感じる人に限定されます。

「Pocket WiFiプランL向けバリューセット」とは?

次に、Pocket WiFiプランLの「バリューセット」について解説します。

これは、Pocket WiFiプランLの契約にあたって、パソコンやタブレット端末を同時購入する場合に、初期費用を割り引くことができるプランを選択することができます。

購入するのがパソコンかタブレットかで選べるプランが異なりますが、初期費用を少なくすることができるのは嬉しいポイントです。

 

しかし、これらのプランは「契約解除料が高い」というデメリットがあります。

3年間の契約期間の間に解約した場合、最高で38,300円の契約解除料を支払うことになります。

この金額は、3年の契約期間が経過するに従って徐々に金額が減少していきますが、その間に解約や機種変更をした場合は、高額な契約解除料が必要です。

「Pocket WiFiプランL」の特徴は?

Pocket WiFiプランLは「AXGP」であれば、無制限でデータ通信を利用することができます。

しかし、これには問題もあって、他の通信方式と比較して「利用可能なエリアが限定的である」という点が大きなデメリットとなります。

「外出先で、どこでもWi-Fi接続を利用したい」という目的を果たせなくなってしまうのです。

 

もちろん、Pocket WiFiプランLでもLTEなどの主流な通信方式での通信は可能ですが、その場合だとそうなると「Pocket WiFiプラン2」と同じく月間7GBのデータ通信容量が課せられることになります。

Pocket WiFiプランLを利用する上で最も重要になるのは、「AXGPの提供エリアでWi-Fi通信を利用するかどうか」です。

もし、外出先でパソコンなどを利用する際に、AXGPの提供エリアが無い場合だと、Pocket WiFiプラン2と同じ内容になってしまいます。

つまり、同じ内容に約700円も高い料金を支払うことになるのです。

 

ネット使い放題のプランであれば、これも提供エリアの問題がありますが「WiMAX」の方が優秀であると言えます。

特に使い放題のプランであれば、重視したい「通信速度」と「通信の安定性」も、WiMAXの方が優秀であり、使い放題のプランを利用したいという場合にはPocket WiFiプランLよりもWiMAXの方が使い勝手が良いのです。

料金についても、キャッシュバックを考慮しなくてもほぼ同じ水準であり、損をすることもないでしょう。

 

何よりも、3年という契約期間の制限があるというのが、どうしても気軽に利用できないところです。

高額な契約解除料を必要とする以上、どうしても3年間そのサービスを使い続けなければならないという縛りが発生し、お得に利用できるかといえばそうでもなくなるのです。

「お得に利用したい」ということを考慮するのであれば、解約に際しての利便性やコストについても無視することはできません。

この記事を書いたユーザー

Arima
2014年からデイトレーダーやってます。 FXと株で毎日コツコツ頑張ってます。 nanairoでは主にお金・節約術に関する記事を執筆しています。 Arimaの記事一覧

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