「WiMAXの速度制限」契約する前に知っておくべき4つのパターン

インターネットの検索、動画の視聴、撮影した写真の処理など、今まで会社や自宅のパソコンで行っていたことが、今では外出先でも出来るようになってきました。

また、デバイスもノートパソコンをはじめ、スマートフォン、タブレットといった、モバイル環境で利用できる機器が急速に普及し、高齢者から子供まで利用しています。

 

スマートフォンで、SNSや動画を頻繁に見ていると、直ぐにデータ容量の上限に達してしまい、追加料金を払うことになったと、巷では良く耳にします。

NTTドコモ、au、ソフトバンクなどの通信キャリアでも、いろいろな契約プランが用意され、プラン毎にデータ量の上限を設定されています。

これらは、通信キャリアのビジネスモデルという収益面の理由もありますが、それ以外として、通信の共用インフラを安全に快適に使うための目的でもあります。

 

外出先で使われる機器には、必ずしも電話回線が付いているとは限りません。

ノートパソコンやゲーム機器など、電話による通信が機能として備わっていないことが要因ですが、その代わりに有線LAN、無線LAN、ブルートゥースなどがあります。

これらの中で一番使われているものは、WiFiを含めた無線LANになっています。

 

無線LANは、外出先でよく見かける「WiFiスポット」というサービスを使うと、外出先でもインターネットが利用できるようになっています。

これには基本的に、データ通信量の制限はありません。

 

その他に、「WiFiスポット」が無い場所でも使うことができるサービスとして「WiMAX」が人気であり、ビジネスで活用する方が増えています。

この「WiMAX」を利用するにあたり、特に注意が必要な「速度制限」を4つのパターンに分けて解説していきます。

速度制限とは

最初に「速度制限」とは、何なのか解説します。

 

WiMAXでも、スマートフォンでも同様ですが、普通に使っている時には、だいたい数十~数百MBの通信速度です。

しかし、いつでもその速度で使えるとは限りません。また利用するコストも、データ通信量に応じて設定されています。

 

そのデータ通信量の上限を超えて使った場合に、使っている機器の通信速度の制限が課せられます。

これが「速度制限」で、通常の数十~数百MBの通信速度から減速され、低速状態になります。

WiMAXの速度制限について

速度制限がどのようなものかはお分かり頂けたと思います。

 

WiMAXの通信制限には、

  • 「1ヶ月で7GB」
  • 「3日間で3GB」

といった種類があります。

 

「1ヶ月で7GB」は、WiMAXの「通常プラン」の制限で、データ使用量が月に7GBを超えると速度制限がかかります。

 

「3日間で3GB」は、一般的な制限とは違い、混雑回避という目的でかけられているものです。

これは、通信インフラを多数の利用者が共用して使うことになるための制限です。

例えば、一部の利用者が大量のデータを通信すると、他の利用者の通信が遅くなり快適に利用できません。

そこで、多数の利用者に快適なサービスを提供するために、このような制限ができました。

 

現在のWiMAXは、主に「WiMAX+2」という通信方式で提供されています。

  • その他にも「WiMAX(旧WiMAX)」
  • オプションとして「au 4G LTE」

という通信方式があります。

 

その中で「WiMAX(旧WiMAX)」だけは通信制限がありません。

ちなみに、旧WiMAXは、2009年のサービス開始時代の通信方式であり、2018年3月頃に終了するサービスです。

 

では、これらの制限の種類別に、通信速度の状態、制限されるタイミングについて解説します。

1.低速時の速度ってどれくらい?

3日間で3GB以上利用時

「3日間で3GB」といった通信制限を越えた場合の速度は、約700kbpsまで速度制限されます。

WiMAX+2では、最大220Mbpsの通信速度になっていますので、桁違いの低速になります。

しかし、700kbpsの速度では、標準画質の動画を少し待つ程度で視聴できますので、通常のインターネット閲覧は、問題なく行うことができます。

1ヶ月で7GB以上利用時

「1ヶ月で7GB」といった通信制限を越えた場合の速度は、「3日間で3GB」よりも低速の128kbpsになります。

こちらも、最大220Mbpsに比べれば、桁違いの低速になります。

「3日間で3GB」と違い、通常のインターネット閲覧でもかなり遅く感じる速度です。

2.制限されるのはいつから?

3日間で3GB以上利用時

「3日間で3GB」で速度制限されるタイミングは、翌日昼頃からになります。

1ヶ月で7GB以上利用時

「1ヶ月で7GB」で速度制限されるタイミングは、データ通信量7GBを超えた時点からになります。

3.制限はいつ解除されるの?

3日間で3GB以上利用時

「3日間で3GB」といった通信制限を越えた場合、速度制限が解除タイミングは、基本的には制限がかかった日の翌日の昼頃までになります。

基本的という意味は、パターンによって、解除される日が違うことがあるためです。

 

例えば、1日め~3日めの通信量が3.5GBになった場合、4日昼~5日昼まで速度制限があります。

2日め~4日めの通信量が3.0GBであれば、5日昼~6日昼まで制限がかかりません。

しかし、2日め~4日めの通信量が3.2GBであれば、5日昼~6日昼まで制限が再度かかることになります。

 

続いて、3日め~5日めの通信量が3.5GBになった場合、6日昼~7日昼まで制限になります。

このように、3日間の通信量合計を1つの範囲として、日々3.0GBのチェックがかかります。

 

また、3日めの通信量だけで3.0GBを超える使い方をしたとすると、「1日め~3日め」「2日め~4日め」「3日め~5日め」で3.0GBを超えることになり、速度制限期間は「4日昼~5日昼」「5日昼~6日昼」「6日昼~7日昼」になります。

1ヶ月で7GB以上利用時

「1ヶ月で7GB」といった通信制限を越えた場合、速度制限が解除タイミングは、データ通信量7GBを超えた月の末日までになります。

「WiMAXの速度制限」について知っておくべき4つのパターン

スマートフォン、タブレットには、いろいろな契約プランがあり、各通信キャリアの特徴がそれぞれあります。

 

WiMAXのプランは、

  • 「通常プラン」
  • 「ギガ放題プラン」
  • オプション「au 4G LTE」

となっています。

プロバイダによって、プランの名称に若干違いがありますが、内容はこの3種類です。

 

そこで、これらの契約プランに伴う「WiMAXの速度制限」の4つのパターンに分けて徹底解説します。

WiMAX+2の「通常プラン」

①1ヶ月の高速通信のデータ使用量が7GBを超えてしまった

最初に一つ目のパターンです。

「WiMAXの速度制限」は、「WiMAX(旧WiMAX)」を除いて通信制限がありますが、WiMAX+2の「通常プラン」では、「1ヶ月で7GB」といった通信制限になります。

 

「通常プラン」とは別に、「ギガ放題プラン」がありますが、このプランは「1ヶ月で7GB」といった通信制限はありません。

制限がないことで、”ギガ放題”という名称になっています。

「通常プラン」「ギガ放題プラン」共通

②3日間の高速通信のデータ使用量が3GBを超えてしまった

続いて二つ目のパターンです。

「通常プラン」「ギガ放題プラン」は、月間の通信制限「1ヶ月で7GB」の有無に違いがありました。

 

しかし、「3日間で3GB」という通信制限は、「通常プラン」「ギガ放題プラン」のどちらも制限があります。

ここで間違えやすいことは、「ギガ放題プラン」であっても、この通信制限があるということです。

「au 4G LTE」対応端末で、LTEオプションに加入した場合

③ハイスピードプラスエリアモードで、WiMAX2+とLTEの合計使用量が3日で3GB超えた

三つ目のパターンです。

「通常プラン」「ギガ放題プラン」とは別に、「au 4G LTE」対応端末であれば、LTEオプションに加入できます。

この「au 4G LTE」は、auのLTE通信が利用できます。

 

例えば、ビルが立ち並ぶ場所でWiMAXが繋がらない場合に、LTE通信に切り替えてサービスを利用できるようになっています。

このオプションは、「通常プラン」「ギガ放題プラン」に追加する契約になります。

そもそも、WiMAXとは違う回線を利用するオプションですが、このオプションにも通信制限があります。

 

それは、ハイスピードプラスエリアモードで、WiMAX2+とLTEの合計が「3日間で3GB」を超えた場合です。

オプションといっても、通常のWiMAX2+回線を使った場合と同様の速度制限です。

④ハイスピードプラスエリアモードで、WiMAX2+とLTEの合計使用量が、月7GB超えた

四つ目のパターンです。

「au 4G LTE」対応端末のLTEオプションは、「通常プラン」「ギガ放題プラン」に追加する契約です。

オプションを追加しない場合、「通常プラン」は月間7GBの制限があり、「ギガ放題プラン」は月間7GBの制限はありません。

 

しかし、「au 4G LTE」オプションを追加した場合は、たとえ「ギガ放題プラン」でも、ハイスピードプラスエリアモードで月間7GBを超えた場合には、通信制限がありますので、契約前に注意が必要になります。

WiMAXのデータ使用量を確認する方法ってあるの?

以上のような速度制限のパターンを紹介しましたが、どんなプランでも

「月間7GB」or「3日間で3GB」の制限が設定されていますので、WiMAXを利用するにあたっては、データ使用量の確認が重要なので、その方法を紹介します。

WiMAXルーターによっては、データ通信量を表示してくれる

WiMAXを利用するには、もちろんルーター機器が必要です。

実はこのルーター機器のディスプレイから、データ量が確認できるものがあります。

また、一部のルーター機器では、パソコンの無線LANを通じてブラウザから確認できます。

 

ルーター本体から直接データ使用量を確認できる機器には、以下があります。

  1. Speed Wi-Fi NEXT W03
  2. Speed Wi-Fi NEXT WX02
  3. Speed Wi-Fi NEXT WX01
  4. Speed Wi-Fi NEXT W02
  5. Speed Wi-Fi NEXT W01
  6. Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11
  7. Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15
  8. Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD14

これらのルーター機器は、大きな液晶画面の端末であり、タッチパネルで操作できるため、端末上ですぐにデータ使用量を確認できます。

データ通信量の表示に対応しているルーターを紹介

ルーター機器では、データ通信量の表示に関して、通信量のカウンターといった表示機能を備えたものがあります。

Speed Wi-Fi NEXT WX01では、「通信量カウンター」を「機能設定メンテナンス」で設定できるようになっています。

 

この設定では、カウント開始日、データ通信量表示、カウントするネットワーク、最大データ通信量設定、通知設定を行うことができ、これらの情報に合った表示をルーターで行うことができるようになります。

My UQにログインして、データ通信量の照会で確認する

NTTドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアでは、会員サポートとして利用者個人のページがありますが、WiMAXでも同様のサービスが用意されています。

 

ここでは、UQコミュニケーションズの場合を紹介します。

UQコミュニケーションズでは、UQ WiMAX契約者を対象に、会員サポート「My UQ」という利用者個人ページがあります。

このページにログインすると、ご契約内容の確認や変更、各種お申し込みなどができるようになっています。

 

このページで「ご利用料金、ご利用通信量の確認」というサービスがありますので、そのサポートページにある

  • 「過去3日間分の通信量照会」

で確認できます。

 

また、WiMAXご契約の利用に限られており、プロバイダのページでは確認できませんので注意が必要です。

また、GMOのWiMAXでは、このような会員サポートページが提供されていません。

まとめ

この記事では、「WiMAXの速度制限」契約する前に知っておくべき4つのパターンを紹介いたしました。

  • 契約プランの種類
  • 速度制限の種類
  • 「WiMAX(旧WiMAX)」「WiMAX+2」やオプションとして「au 4G LTE」という通信方式

それらの組み合わせで通信制限の違いがあることもお分かり頂けたと思います。

 

組み合わせとしては4つありますが、ビジネスでの活用で利用されているLTEオプションを追加しない場合には、2つのパターンしかないことになります。

いろいろな条件がありますが、この場合は、2つのパターンを把握すれば良いということになります。

 

「3日間で3GB」「1ヶ月で7GB」の通信制限を見据えて、どのプランを契約するか、どのような日々のWiMAX活用をするかといったイメージを、まずは検討してみると具体的なイメージが頭に浮かんでくると思います。

WiMAXを使って、外出先で「インターネット検索」「動画視聴」をはじめ、「ビジネスで必要な各種データの送受信」といった大容量の活用も、1ヶ月で何回あるのかによっても、通信制限を考える根拠になります。

 

合わせて行って頂きたいこととして、日々または時間によりデータ使用量の確認を怠らないことをオススメします。

ルーター端末でデータ通信量の確認が簡単に行えますので、何かを行った際にどれぐらいのデータ量なのかといったことも、把握することができますので、経験則として上限に達しそうな時期も予測できると思います。

この記事を書いたユーザー

Arima
2014年からデイトレーダーやってます。 FXと株で毎日コツコツ頑張ってます。 nanairoでは主にお金・節約術に関する記事を執筆しています。 Arimaの記事一覧

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