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GMOクリック証券の手数料は?口座開設やキャンペーン・評判を紹介

 

日本証券業協会が調査したところによれば、平成27年現在で、7000人の調査対象のうち約18%が株式投資(株式所有)を行っているそうです。

もはや年金や給与所得だけでは余裕のある暮らしができないというのが本音でしょう。

以前は、個人で投資をするとなると証券会社を通じて行うことが一般的で、証券会社の窓口がある都市部の地域が主で、しかも投資には専門知識が必要な、敷居の高いものでした。

しかし、現在ではインターネットの普及によって、過疎地域に住んでいても24時間情報が入り、都市部と負けないくらい売買の機会を得られるようになってきました。

とはいえ、初心者がいきなり株式投資をするのは今でも敷居の高いものです。

専門用語も多く、知識が必要なことは昔から変わりません。

そこで重要になってくるのがネット証券でのアプリの使いやすさとわかりやすさがポイントになってきます。

GMOクリック証券では、基本的な操作で売買を支援してくれるスマホアプリや、デイトレーディングに必要な高度な分析ツールを備えたPC用のアプリを備え、初心者から中上級者まで使えるツールがあります。

GMOクリック証券は2005年に立ち上がった会社で、歴史的には中堅といったところでしょうか。

インターネット関連の企業として21年の歴史を持つGMOグループに位置づけられる会社だけあって、早くから便利なツールアプリ(プログラム)を開発・提供してきた実績があります。使いやすさや信頼性という点で他の会社よりも1歩抜きん出ています。

ネット証券では手数料の安さが強調されがちですが、売買に関連したアプリにも注目して、どの証券会社がよいか選ぶようにしたいものです。

これからGMOクリック証券についてみていきましょう。

目次

GMOクリック証券のおすすめポイント

使いやすいアプリが注目のGMOクリック証券ですが、お勧めのポイントは他にもあります。

①手数料が安い

ネット証券を選ぶ上で誰もが重要視する手数料ですが、GMOクリック証券も負けてはいません。

一約定ごとの手数料は93円から、1日定額は230円からとなっており、ほぼ最低水準になっています。

特に30万円以下の少額取引での手数料は他の証券会社と比べてお得感があります。

信用取引でも、比較的低額な投資金額の範囲が他の証券会社よりも安くなっており、一約定ごとの手数料であれば500万円までで100円となっています。

逆に大口顧客として優遇が受けられるVIPプランでも、投資金額にかかわらず、手数料が無料になります。

②面倒なID・パスワードは1つでOK

株式投資をする場合、FXや先物取引などと組み合わせてリスク管理をすることが多いと思います。

そんなとき、それぞれの取引でIDやパスワードを用いるとセキュリティとしては安心な感じがしますが、とても面倒です。

セキュリティに関しては、それぞれ独立していても、そうでなくても、個人の危機管理(推測されやすいパスワードは使わないなど)がキチンとされているか、ネット証券の運営者がサーバー側でしっかりセキュリティ対策を行っているかが問題なので、確率的に少しは安全であるものの、根本的な安全対策ではありません。

GMOクリック証券では、少しのセキュリティ向上のための方策と利便性を天秤に掛け、利便性を優先させて1つのIDとパスワードで全ての取引が行えるように改善しています。

例えば、証券取引で出た利益をFXの資金として回したいと考えたときに、別々のIDであれば証券取引口座から振替を行い、いちいちログインとログアウトを繰り返してFX口座を管理しないといけません。

1つのIDで管理されているGMOクリック証券なら口座の振替から入金の確認まで、それほど意識しないで管理することができます。

③簡単に使えるツールアプリが豊富

様々な利用シーンに合わせたアプリが豊富に備わっているのも、この証券会社の特徴です。

スマートフォン・ガラケー・パソコン、それぞれに対応したアプリが20種類近くも提供されています。

最近はスマホで売買を管理する人も増えていると思いますが、株式売買だけでなく、FXや外為オプション取引までをサポートしています。

もちろん、ID一元管理なので、外出中でもさっと作業が終わってしまいます。

スマホだけでなく、パソコンアプリも充実しており、38種類の分析チャートを搭載した分析ツールもあり、デイトレーディングをやっている人にも満足がいく構成となっています。

ガラケーに関しては簡単な操作で売買できるアプリも用意されており、スマホは苦手という人でも、戸惑うことなく売買が可能です。

④わかりやすい取引環境

取引できる投資の種類は他のネット証券に比べて、決して豊富とはいえません。

しかし、たくさんあっても、デイトレーディングや専門知識の豊富な個人投資家を除けば、投資できる商品が限定されてきます。

特に初心者は大穴狙いでハイリターンの商品を運用し大損をしてしまう可能性もあります。

GMOクリック証券では、ツボを押えた取引商品のみを厳選し、投資商品を選びやすくしています。

海外株式は取引できません(一部国内上場外国株式は取引可能)が、今流行のNISAなど少額投資商品は一通り揃っており、知識がそれほど豊富でなく、取引に時間がそれほど割けない人でも十分投資できるようになっています。

⑤アプリ充実の鍵はシステム開発が専門の会社だから

特徴としてあげられるアプリの充実は、IT専門の企業が核になって構成されているGMOグループの一員であることに関係があります。

グループ内でシステム開発ができるため、顧客からのフィードバックを迅速に対応して改善ができます。

使いやすいアプリやシステムが高い評価を得てきているのは、そういったシステム開発の体制によるところも多いのでしょう。

⑥取引に関する重要トピックスの発信が早い

取引で重要なことは早くに情報を得ること。特にリスクの高い情報は早く入手して対処できれば損金をずいぶん減らすことができます。

GMOクリック証券のホームページでは、トップページの「重要なお知らせ」欄をチェックするのを忘れないようにしましょう。

掲載される情報は大変重要なことばかりなので、早いめに対処することが特にポイントになります。

GMOクリック証券の基本情報

取引手数料

現物取引(通常・プラン)
1注文の約定代金 指値・成行
10万円 95円
20万円 105円
50万円 260円
100万円 470円
150万円 570円
300万円 900円
3,000万円 900円
3,000万円超 960円
現物取引(1日定額)
1日の約定代金合計額 指値・成行
20万円まで 230円
30万円まで 300円
50万円まで 430円
100万円まで 860円
200万円まで 1,260円
300万円まで 1,660円
以降100万円増加ごとに 290円ずつ加算
信用取引

通常プラン

一約定代金 500万円未満 500万円以上
100円 0円

1日定額

1日の約定代金合計額 指値・成行
10万円まで 100円
50万円まで 210円
100万円まで 420円
以降100万円

増加毎に

315円ずつ増加

VIPプラン

約定取引金額にかかわらず無料

その他
IPO(新規上場)

PO(公募・売出)

無料

単元未満株

買い取り手数料

1銘柄当たり1050円

売り付け手数料

約定代金の2.1%(税込0.54%)

投資信託
投資信託 手数料はファンドにより異なります。
債券
円貨建債券(転換社債型新株予約権付社債除く) 債券を売買する場合は、その対価(購入対価・売却対価)のみを受払い
外貨建債券

外貨建債券を売買する場合は、その対価(購入対価・売却対価)のみを受払い
外国債券 無料
FXネオ
外国為替保証金取引(FX)

無料

自動ロスカット発生時、追加証拠金制度による強制決済執行時のみ1万通貨単位あたり500円。但し、南アフリカランドは、10万通貨単位あたり500円。

日経225
日経225先物

1枚につき280円
ミニ日経225先物 1枚につき39円
日経平均VI先物

日経225オプション 約定代金または権利行使・割当で

発生する額の 0.15 %

最低手数料 210 円

日経225オプション

<不足金期日超過による強制決済手数料>

約定代金に1.05%を乗じた金額(最低手数料:10,500円)。但し、約定代金が21,000円を下回った場合、約定代金の50%

<追加証拠金期日超過による強制決済手数料>

・日経225先物:取引金額に対して0.0105%

(最低手数料なし)

・ミニ日経225先物:取引金額に対して0.0105%(最低手数料なし)

・オプション:約定代金の0.6%

(最低手数料300円)

Maneo 貸し付け型クラウドファンディング
Maneo 貸し付け型クラウドファンディング 無料
CFD(くりっく365取引)
くりっく365 0円
くりっく365ラージ

(月間の約定枚数が100 枚以下

1枚当たり972円
くりっく365ラージ

(月間の約定枚数が100 枚以下

1枚当たり756円
建玉整理の手数料のみ無料。ロスカット注文・強制決済注文は通常の取引と同じ手数料

くりっく365ラージ以外のくりっく365の取引は、取引枚数には含まれません。

月間101枚以上でも、100枚目までは972円の手数料が適用されます。

取扱商品

取扱商品 状況
国内株式現物取引
国内株式信用取引
REIT
IPO・PO
国内ETF・

ENF

立ち会外分売
証券投資法人
米国株式
海外ETF
中国株式
ASEAN株式
韓国株式
ロシア株式
投資信託
MRF
外貨建てMMF
ラップ
国内債券
外国債券
日経225先物・日経225ミニ

日経225オプション
海外先物取引
CFD
FX
外国為替
eワラント
金/プラチナ
商品先物

取扱市場

東証
名証
福証
札証
TOKYO PRO Market
マザーズ
ジャスダック
セントレックス
Q-Board
アンビシャス
REIT

入金手数料が無料の銀行

リアルタイム入金対応
楽天銀行
三井住友銀行
三菱東京UFJ銀行
ゆうちょ銀行
ジャパンネット銀行
りそな銀行
埼玉りそな銀行
セブン銀行
みずほ銀行
イオン銀行
住信SBIネット銀行

※その他通常振込み入金は、所定の手数料にてほぼ全ての銀行から可能です。

注文機能

指値
逆指値
成行
本日中
今週中
全決済

(一括建玉決済)

寄り付き
引け
不成
大引け不成
注文予約
スピード注文

テクニカルチャート

トレンド系
-目均衡表
指数平滑移動平均
ポリッシャーバンド
多重移動平均
パラポリック
ポイント・ア ーンド・フィギア

ペンタゴン・チャート
高低線(HLバンド
ケルトナーチャネル
カオス・アリゲータ
平均足
新値足
カギ足
陰陽足
P&F
パラボリック
CCI
ジグザグチャート
線形回帰トレンド
アルーン
バランスオブパワー
オシレーター系
MACD
RSI
ストキャスティクス
移動平均乖離率
モメンタム
DMI
A/Dライン
ACオシレーター
オーサムオシレーター
ベアパワー
RVI
RSI
ストキャスティクス
ウィリアムズ%R
ADX
サイコロジカルライン
ADXR
RCI
ROC

モバイル対応

OS対応 ツール webページ
Android
ios
ipad
windows mobile

ガラケー

GMOクリック証券の口座開設キャンペーンの詳細

投資信託新規口座開設でキャッシュバック

2017年3月25日(土)~2017年6月30日(金)の期間で新規に投資信託の口座を開設し、取引を開始すると、約定金額に応じて最大5000円のキャッシュバック

FX口座開設と取引開始で最大3万円のキャッシュバック

2017年5月1日(月)よりFX新規口座開設と取引を開始した人に最大3万円のキャッシュバック

取引数量 キャッシュバック金額
100万通貨~500万通貨未満 3,000円
500万通貨~900万通貨未満 7,000円
900万通貨~1,300万通貨未満 12,000円
1,300万通貨~2,500万通貨未満 20,000円
2,500万通貨~ 30,000円

投資信託をはじめた人に抽選で1万円のキャッシュバック

2017年3月25日(土)~2017年6月30日(金)の期間中に投資信託積立て購入10万円以上をした人に抽選で150名に1万円のキャッシュバック

CFD取引を新たにはじめた人に最大3,000円におキャッシュバック

2017年3月1日(水)~2017年5月31日(水)の期間中、新たにCFD口座を開設し、新たに取引をはじめた人に、取引回数により最大3,000円をキャッシュバック

取引条件 金額
1回以上 1,000円
3回以上 2,000円
5回以上 3,000円

最大3ヶ月間、現物取引手数料が無料

2017年2月1日(水)〜2018年1月31日(水)の期間に新規に口座を開設し、取引を開始すれば、最大3ヶ月間手数料が無料

GMOクリック証券のその他の機能

夜間取引

現在行われていません。

会社四季報・企業評価レポートの活用

会社四季報はPC会員のみですが、無料で閲覧可能です。

また、各企業の財務分析は最大10年分のB/S・P/L・C/Fをグラフ化して確認できるほか、任意の3社を選んで比較することも可能です。

スクリーニング

様々な視点から企業の情報を絞り込むスクリーニング機能も充実しています。

そんなときは、ぜひボタンにマウスのカーソルをあわせてみてください。

初心者にもわかりやすいように、条件欄には、条件の1つ1つにツールチップで、説明などが表示されます。

EDINETの閲覧が可能

証券取引所(東証、名証、福証、札証)の上場会社および日本証券業協会が指定するグリーンシート銘柄(フェニックス銘柄含む)が開示した重要な会社情報、EDINETに提出された金融商品取引法に基づく有価証券報告書等の開示書類が速報で確認できます。

アナリストレポート

投資アナリスト(TIW アイフィスジャパン提供)が分かりやすく企業予測などを解説してくれています。

GMOクリック証券の特徴やオプションサービス等

GMOクリック証券では、取引商品の数がそれほど多いわけではありません。

しかし、取引ツールの差による使い勝手の違いがほとんどなく、しかもそれぞれの使用環境(PCか、Androidか、IOSか)でツールの名前をよく似たものにして、わかりやすくするなどの工夫がされています。

初心者に優しいといえば、株式取引とFXの取引をシームレスに扱えるのもこの証券会社の特徴です。

リスク分散をする上で複数の取引は欠かせませんが、景気状況などですぐに資金を移動できるのはありがたいです。

口座開設~利用開始までの流れ

①口座開設

ネット証券では、インターネットから簡単に申し込みができるシステムを設けていることが一般的ですが、GMOクリック証券でも同じように簡単に申し込むことができます。

ホームページのトップ画面から、「口座開設」のボタンをクリックすると、必要な個人情報を入力する画面が表示されるので、後で提出する「本人確認書類」に記載の住所等と同一の内容を入力します。

この時、FXなど同時に申し込む場合は、一括して申し込むことができます。

②投資に関する質問に答える

次の画面に移り、投資に関するいくつかの質問に対する情報を入力します。

ほとんどが選択方式なので初心者でも答えやすくなっています。

どのような目的で投資をするのか、自分でも明確にしておくためにも、ここは明確に答えておきましょう。

かんたん口座開設を利用しない場合は、「出金先の金融機関口座情報」、会社員、または世帯主が会社員の場合は、勤務先の郵便番号、住所、会社名、部署名等の入力が必要となります。

社員証などに記載の情報が必要です。

③本人確認書類の送付

「顔写真付の本人確認書類(免許証等)」と「マイナンバー」を送付します。

できるだけ早く取引を開始したい場合は、これらの書類をスキャナで読取り、画像をアップロードします。

もちろん、郵送、ICカードリーダーによるマイナンバー提出もできます。

カードリーダーでの提出は、個人番号カード(役所で受け取った顔写真あり、ICチップ付きカード)だけですみます。

なお、手続きは、PC口座開設ナビからで、スマホではできません。

④完了通知が届く

ユーザーID・パスワード等が記載された「口座開設手続完了のご案内」が簡易書留郵便(転送不可)で届きます。

送付手続き完了後、郵便追跡サービスのお問い合せ番号(追跡番号)が、登録メールアドレスあてに送られてくるので安心です。

ICカードリーダーーでマイナンバーを提出した場合、審査終了後、「口座開設完了のご案内」がメールで届きます。

口座開設ナビ画面でログインパスワード・取引暗証番号を設定すると、設定後に口座情報がメールで送られてきます。

⑤取引開始

取引口座に資金を入金して、買い付けができるようにします。

口座開設の申し込みからここまで最短4日で可能です。

GMOクリック証券の口コミ評判を紹介

GMOクリック証券の評価はどのようなものでしょうか。

ツールが使いやすい
  • スマホでも簡単に取引ができ、直感的にわかりやすい画面で好感を持てる
  • 会社情報も確認しやすい
手数料が安い
  • 手数料が安く、初心者でも取り組みやすい
  • 今まで使っていた証券会社よりも手数料が安くなるのでありがたい
口座管理が楽
  • シングルサインオンで、口座管理がしやすい

概ね評価は高いですが、デメリットもあります。

特に情報の少なさを上げる声がありました。

情報が少ない
  • 為替情報を得るツールに関しては明らかに不十分で他社に見劣りしている
  • マーケット情報を得るツールが充実していればさらに使い勝手がいい
  • ニュースや相場予想などの情報は弱いのが残念

まとめ

GMOクリック証券は初心者にもわかりやすく、手数料も比較的安いことから初めて株式投資をするにはお勧めの証券会社といえます。

ツールも使いやすく、スマホを持っていなくて、ガラケーしかない場合でも取引が可能です。

さらに、パソコンを使っている人は解析ツールがかなり充実しており、売買のタイミングを逸することがなくリスクは軽減されます。

電話によるサポートも充実しているので、わからないところはわかりやすくサポートしてもらえます。

ただ、会社情報は豊富にあるものの、リアルタイムニュースやアナリストのレポートについては、他の証券会社よりは劣る部分があり、中/上級者の方にとっては物足りない部分があります。