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インターネット回線はどこから申し込むのが一番おすすめ?安いのは?

 

もはやインターネットは家庭の必需品となった感があります。

より早く、より安い回線を選ぶために、情報を集めている人も多いことでしょう。

ここでは、インターネット回線を契約する場合の窓口を紹介し、どの窓口から契約するのが最も有利かを解説していきます。

目次

そもそもインターネット回線はどこから申し込みできるの?

ユーザーの状態によって異なる窓口

インターネット回線を導入しようとするユーザーは、大きく分けると

  • 「はじめて導入する人」
  • 「すでに何らかの回線と契約しているが、別のより快適な回線に乗り換えたい人」

の2パターンになります。

完全に最初に導入する人の場合、家電量販店やショップ、電話やセールスマンによる営業で契約する方が多いと思います。

しかし、乗り換えの場合にはこれらに加え「ネット上で契約」という便利な選択肢があります。

インターネット回線の契約先

インターネット回線を導入する場合、光ファイバーなどの物理的な回線を提供する回線業者と、その回線を使ってインターネットに論理的に接続するサービスを提供するプロバイダの2業者と契約する必要があります。

回線業者もプロバイダも、独自に集客・勧誘を行っています。

これらに加え、回線業者やプロバイダから集客・勧誘を委託されて行なう「代理店」が存在します。

家電量販店や系列に回線業者を持つ携帯ショップなども、代理店として集客・営業を行なうことがあります。

①訪問営業・勧誘電話

全く何の接続手段も持っていない人が契約する場合に多く見られるのが、「セールスマンが来たり勧誘の電話がかかってきたから」というものです。

回線業者やプロバイダがこうした手段で集客をすることはまずなく、ほとんどは代理店が行っている活動です。

これらのメリットは、こちらが何のアクションも示さなくても、勝手にやってきて契約を進めてくれるという点です。

ただし、時間的な制約があるため、利用者側は勧められてくる回線が有利なものかどうかわかりにくいという大きな欠点があります。

事情がわからないままにハンコを押してしまい、後からかなり高めの料金を請求される、ということもなくはありません。

他社の同様のサービスと比較がしにくいのは致命的と言える欠点なので、こうした勧誘には基本的に対応しない方がよいでしょう。

②家電量販店やショップ

こちらも、基本的には代理店が行っている勧誘ということになります。

家電量販店の場合、特に地方のショップだと常時勧誘をやっているわけではなく、特別なキャンペーンの一環として勧誘コーナーを設けるのが主流となっています。

この場合、契約するとなんらかの特典がついてくる可能性があります。

ただし、他と比較して有利かどうかは、その場ではわかりにくいので、一通り話を聞いて特典があればその内容も確かめ、一度家に帰って他社のサービスと比較してから、有利であればもう一度ショップに行って契約するとよいでしょう。

携帯ショップの場合、扱っているのは関連会社のインターネットサービスなので、携帯電話の通話料の割引を受けられる可能性が高くなります。

なお、家電量販店や携帯ショップの場合、インターネット回線のサポート能力は平均するとさほど高くないので、問い合わせをしてもきちんと答えてくれない可能性があります。

③ユーザーからの電話

インターネット上の広告や、新聞の折込チラシなどを見て、利用者側から業者に電話をかけるという方法です。

回線業者・プロバイダ・代理店のいずれも電話をかける対象になり得ます。

代理店からの電話と違い、事前に利用者の方が各種の情報を調べ、比較することができます。

この点が大きなメリットだと言えるでしょう。

ただし、後で説明するネット申し込みの方がさまざまな特典を受けやすいので、可能であればネット申し込みをした方がよいでしょう。

インターネット接続手段をまだ持っていない人や、接続手段が携帯電話しかなく、ブラウザ経由の申し込みができない場合などは、主にこの方法を使うことになります。

④インターネット(PCやスマホから)

ADSLのような低速回線から高速回線に乗り換える場合、WiMAXのような無線系サービスから乗り換える場合、スマートフォンだけ持っているがパソコンやタブレットを追加購入し、それらでも固定回線を使ってのインターネット接続を行いたい場合はこの方法がおすすめです。

インターネット上での集客は、人件費を必要としないので経費が節約でき、各業者は浮いた人件費をキャッシュバックキャンペーンなどで還元しようとする傾向があります。

さらに、決済をクレジットカード払いにすると、さらに手間が省けるため特典が上乗せされることがあります。

インターネットでの集客は、回線業者・プロバイダ・代理店のいずれもが行っています。

回線業者に申し込んだ場合、別途プロバイダとの契約も必要になりますので、業者がキャンペーンを実施していた場合、そのどちらの適用も受けることができます。

プロバイダに申し込む場合、扱っている回線の種類が限られることがありますが、キャンペーンが実施されていればやはり両方の適用を受けるチャンスが生まれます。

代理店経由の場合、回線業者・プロバイダのキャンペーンに加え、代理店の実施しているキャンペーンが適用される可能性がプラスされるので、こちらが最も有利になり得ます。

ただし、常にどういう場合でも代理店経由の方が有利になるとは限りません。

代理店経由の場合、プロバイダが限定されたり、キャンペーンの適用を受けるための条件が厳しかったりすることがあるのです。

ネット契約の場合、キャンペーン適用のための条件がわかりにくい場所に書かれていて、つい見落として特典を得られなかった、というケースも少なくないので、契約前にはじっくり確認しておくことが重要です。

インターネット回線の各申込方法のメリット・デメリット分析

①訪問営業・勧誘電話

インターネットへの接続手段がなくても利用できるというメリットがありますが、他との比較ができない、契約内容について考える時間が与えられないという致命的なデメリットがあるので、利用すべきではありません。

②家電量販店やショップ

インターネットへの接続手段を持っていない人、持っているけれど携帯電話なので接続機能が制限されている人などが使えるという点がメリットです。

デメリットは、家電量販店やショップから継続的なサポートを得ることが難しいこと、プロバイダや回線業者が独自に実施しているキャンペーンの適用対象になりにくいということが挙げられるでしょう。

③電話(チラシやネットを見て)

こちらも、インターネット接続手段がない人、携帯電話のみの人などが使えるというメリットがあります。

また、複数の業者の資料を集めて比較できるので、選択の幅が広がるという点もメリットと言えるでしょう。

デメリットは、ネットで調べるのよりは資料の量・質ともにやや落ちるため、本当に有利な条件で契約できるかどうかわからないという点と、家電量販店やショップ同様にプロバイダや回線業者が独自に展開しているキャンペーンの適用を受けにくいという点があげられます。

④インターネット(PCやスマホから)

これまで紹介した方法とは逆に、何らかのインターネット接続手段を持っており、しかもフルブラウザが動作する端末がなければならない、という点がデメリットです。

ただしスマートフォンが普及した現在ではハードルはかなり低くなっており、デメリットというほどのものでもなくなってきているのも事実です。

この方法の最大のメリットは、業者側からすると最も人件費を節約できる手段であるため、浮いた分をキャッシュバック等で還元してもらいやすい、という点にあります。

また、各種情報も最も充実しており、最適なサービスを選ぶことが可能です。

実際に使っているユーザーの口コミ情報も参照できますが、これは玉石混交なので、本当によい情報を見つけ出すためにはある程度の知識が必要になります。

お得なのは「ネットからの申し込み」

各申し込み手段について、それぞれメリット・デメリットを紹介しましたが、まとめて言うと一番有利なのは「ネットからの申し込み」になります。

代理店を通した場合、キャンペーン適用の条件さえ合えば、回線業者・プロバイダのものと併せ最大のキャッシュバックを受けられる可能性が出てきます。

ただし、特定のプロバイダを指定する代理店を通した場合、キャッシュバック額が一番多いプロバイダとの契約ができなくなるので、「どういう場合でも代理店経由が一番有利」とは言えません。

「インターネット」から申し込みをして、ネットが使えるようになるまでの手順

1.ネット申し込み

プロバイダ・代理店・回線業者のページに用意してあるフォームに必要事項を入力して送信します。

回線業者のページでは、電話番号や郵便番号から申込者の居住地が提供エリアかどうかを確認することができます。

最初にここでのチェックを忘れないようにしましょう。

2.確認の電話

申し込み確認の電話が業者側からかかってきます。

申し込みページにある期限内に電話がない場合は、フォームの送信に失敗している可能性があるので、申し込みをやり直してみましょう。

3.工事(立ち合い)

回線導入工事が行われます。工事は大きく分けると、家屋内に配線を引き込む工事と、引き込んだ回線の末端に終端装置を接続し、チェックを行なう工事になります。

後者の場合、一般的にいう「工事」とはイメージがちょっと違っています。

家屋への配線がすでにある場合は、配線工事を省略して機器接続・チェックのみとなります。

こちらは工事担当業者のスケジュールにより、ある程度待たされることがありますが、だいたい申し込み確定から2週間~1ヶ月程度となるのが普通です。

4.ネットに繋ぐ(有線またはWi-Fi)

終端装置のチェックが終われば、有線でパソコン一台を接続することができます。

複数のパソコンを接続する場合にはルーターが、スマホやタブレットといった機器を接続する場合には無線ルーターが必要となります。

ただし、業者によっては無線を含むルーター機能が組み込まれた終端装置を送ってくることがあり、その場合は工事終了後すぐに各種端末を接続することができます。

最後に

インターネット回線を導入する際に重要なのは「複数の候補から比較しながら選べること」です。

この点が保証されない形の勧誘は、決して受けてはいけません。

これはインターネット回線に限らず、ものやサービスを購入する際の基本といえるでしょう。

インターネット回線の場合、これに加えネット契約だと各種の特典が追加される可能性が高くなります。

これらの特典の内容を詳しく調べ、ご自分にとって一番有利なサービスを選ぶようにしましょう。