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くりっく365取扱FX会社の「手数料一覧」と「口座開設の流れ」

 

くりっく365は、東京金融取引所に上場しているFXです。

実際に投資家がくりっく365でFXトレードを行う際は、直接東京金融取引所とトレーダーが契約するのではなく、くりっく365のサービスを取り扱う会社に口座を開設し、その会社経由で取引を行う必要があります。

同じくりっく365だから、どの会社を利用しても同じだと思ってしまいがちですが、実は手数料などに違いがあります。

そこで、くりっく365を取り扱っている会社およびその手数料と、口座開設の流れについて解説していきます。

 

目次

くりっく365取扱会社一覧

現在、日本では以下の会社がくりっく365の取扱いを行っています。(2016年11月時点)

[表1:くりっく365取扱会社一覧]

くりっく365取扱会社
岩井コスモ証券
インヴァスト証券
FXトレーディングシステムズ
岡三オンライン証券
岡安商事(為替ライフ)
外為オンライン
カネツFX証券
カブドットコム証券
GMOクリック証券
住信SBIネット銀行
大和証券
立花証券
日産証券
野村証券
フジトミ
みずほ証券
豊商事
※2016年11月現在

全17社がくりっく365の取扱いを行っており、内訳は、証券会社8社、FX会社5社、商品先物会社3社、銀行1社となっています。

(インヴァスト証券、GMOクリック証券は業務内容を考慮し、FX会社に分類しました)

これを見てもわかるとおり、大和証券や野村証券など、全体的には証券会社が提供するFXサービスの一環として、くりっく365を取り扱っているケースが多くなっています。

一方で、GMOクリック証券などのように店頭FXを行っている会社が、サービスラインナップの一環でくりっく365を取り扱っているケースもあります。

また、そもそもFXは黎明期に商品先物取引会社が積極的に手がけていたため、取扱会社を見ると、その名残が今も色濃く残っていることがわかります。

くりっく365の手数料

以前はくりっく365で取引を行うと、必ず手数料が徴収されていましたが、現在は取引手数料を無料にして、サービス提供を行っている会社も多くなりました。

現在、取引手数料無料の会社は以下のとおりです。

[表2:くりっく365の取引手数料が無料の会社]

手数料無料のFX会社
岩井コスモ証券
岡三オンライン証券
岡安商事
外為オンライン
(ただしサイクル注文は有料)
カブドットコム証券
GMOクリック証券
大和証券
野村証券
フジトミ
(有料コースもあり)
みずほ証券

一方、くりっく365の取引を行うと、手数料が必要な会社は以下のとおりです。

[表3:くりっく365の取引手数料が必要な会社]

手数料が必要な会社
インヴァスト証券 通常324円
(ディスカウントあり)
カネツFX証券 片道1,080円/枚
住信SBIネット銀行 片道50円/枚
立花証券 片道108円/枚
(ボリュームディスカウントあり)
豊商事 片道972円/枚
FXトレーディングシステムズ 利益の20%

こうして見ると、商品先物会社は手数料を徴収している会社が多く、しかも高めに設定していることがわかります。逆に、証券会社の多くは手数料無料でサービスを提供しています。

FX会社は各社で対応がさまざまです。

なお、為替ライフという名称でくりっく365のサービスを提供している岡安商事は、手数料無料のコースと、同社による取引サポートがついている手数料有料のコースがあります。厳密には、有料コースが2種類あるので、3種類の手数料体系となっているので、利用する際は注意してください。

くりっく365の口座開設の流れ

くりっく365の口座開設はどのような流れとなっているのでしょうか。

店頭FXの口座開設とほとんど内容は変わりませんが、以下にその流れを記載しました。

オンライン申し込みの場合

 

  • 各取扱会社のサイトから申し込み手続きを行う
  • 本人確認書類を送信する(ファイルをアップする、メールで送信する等)
  • 審査に通るとログリンIDやパスワード等が記載された書類が届く。1~2週間程度時間が必要。
  • ログインIDとパスワードで該当サイトにログインすれば口座開設完了。

最後のログインIDとパスワードが郵送で送られる以外は、全てネット上で完結して取引できるようになります。

店頭FXもそうですが、現在は大半がオンライン申し込みで口座開設を行っています。

書類申し込みの場合