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FX先物の出来高「COTレポート」とは?FXのスイングトレードに使えるって本当?

 

FXのスイングトレードで勝つための「キーポイント」を知ろうとは思いませんか?

FX先物の出来高(COTレポート)を分析・活用することが「キーポイント」なのです。

これから『COTレポートとは何か?』『その使い方』を説明します。

この記事を読んでいただければ、FX先物の出来高情報をもっと研究して自分だけの戦略を組み立てたいと思うようになるでしょう。

トレードアイデアをたたき台にして、さらに先に進んでもらえたらと思います。

目次

スイングトレードとは

スイングトレードとは、4時間足チャートや日足チャートを使ってエントリーし、数日~数週間ポジションを保持するトレードスタイルです。

長期投資ほどでもないけれども、ある程度の期間ポジションを保持するスタイルです。

スイングトレードをするからといって、デイトレードの場合とローソク足チャートの読み方が全く違うわけではありません。

トレードに使うチャートの時間軸が長くなっても、ローソク足チャートの読み方は変わりません。

ただし、ポジションを保持する期間が長くなるので、テクニカル以外にもファンダメンタルやセンチメント分析の比重が大きくなります。

それは逆に言うと、ローソク足のテクニカル分析以外の情報を合わせて考慮することで、トレードの成績を上げることができる可能性が増えるということになります。

COTレポートとは

「考慮すべき情報」の第一は「COTレポート」です。

これは、シカゴマーカンタイル取引所という米国の先物市場で取引されるFX先物の出来高のレポートです。

ここではCOTレポートについて少し説明したいと思います。

いろんな人がFXに参加しているのですが、その参加者は皆、相場に対して違った考え方をしています。

「これから相場は上がりそうだ」と言う人もいれば、
「これから相場は下がるはずだ」と考えている投資家もいます。

相場に参加している投資家の意見を全て合わせて、それを平均したものが「相場のセンチメント」なのです。

これから先のトレンドは「相場のセンチメント」によっても動きます。

なので、FX相場のセンチメントを読むことが出来れば、FXトレーダーで成功する可能性が大きくなると言えるでしょう。

では、どうすれば相場のセンチメントを読めるのでしょうか?

株や先物をトレードする場合には、出来高を読んで相場のセンチメントをある程度読み取ることができます。

長期間下がっていた株が大きな出来高の為に、上がり始めるとセンチメントは強気になったと分かります。

その一方で、しばらく上がっていた株が、上昇時点で出来高が減少した場合、強気であったセンチメントが弱くなってきたと判断できます。

しかし、残念ながらFXには正確な出来高情報がありません。

FXでは世界中のいたるところで同時進行的で取引が行われるので、致し方ありません。

では、FXのスイングトレーダーは出来高を分析して市場のセンチメントを分析することはできないのでしょうか?

答えは「出来高は公表されないが、FX先物の出来高を読めばよい」ということになるでしょう。

FX先物の出来高は、COTレポートとして週一回金曜日の夜中に発表され、誰でも無料で利用できます。

先物を理解してCOTを知る

COTはFX先物の出来高ですから、先物を理解しておきましょう。

先物を取引するメインプレーヤーは、

  1. 実需筋(ヘッジャー)
  2. 投機筋
  3. 一般投資家

になります。

1.実需筋(ヘッジャー)

ヘッジャーは、先物の値動きで利ザヤを稼ごうとしているトレーダーではありません。

彼らは、為替の値動きで大損しないように、保険のためにFX先物を取引するのですが、そのような取引をするトレーダーがヘッジャーです。

具体的に説明すると、ある日本の機械商社が、機械設備を10万ドルでアメリカに売る契約をします。

その時の為替レートが、1ドル100円として、10万ドル×100円=1000万円の取引になります。

その後ドル円の為替レートが95円になってしまったら、どうなるでしょう。

10万ドル×95円=950万円となり50万円の損をする事になります。

それを防止する為に、契約がまとまった時点で円のFX先物を買っておきます。

そうすると損害は解消でき、機械商社の利益は確保されることになるのです。

2.投機筋

投機筋とは、先物の値動きで稼ごうとしているトレーダーたちです。

大口の機関投機筋は、極めて高額のトレードをするので、為替レートは大きく動くことになります。

大口の投機筋の特徴は、上がれば買い、下がれば追撃売りをするトレンドフォローの特徴があります。

3.一般投資家

専業であれ副業であれ、個人でトレードしている人たちのことです。

一般投資家は、さまざまな人がトレードの参加している為、方向性を誤るという特徴がありあす。

COTレポートをFXのトレードに活かす方法

COTレポートは週に1回更新されます。

ですから5分足を使ったデイトレードなど、短期トレードには役立ちません。

しかし、週足や日足を使った中長期的なトレードや、日足を分析して4時間足でエントリーするようなスイングトレードには役立ちます。

具体的な使い方を紹介しましょう。COTレポートのデータは、

米商品先物取引委員会(CFTC)

で確認できます。

例えば具体的に、シカゴマーカンタイル取引所を選んでアクセスしてみてください。

以下と同じ表があるはずです。

そこのシカゴマーカンタイル取引所のショートレポートをクリックします。

[図1:COTレポート1]

円先物のCOTをチェックするならば、ブラウザの検索機能で「yen」と入力しましょう。

[図2:COTレポート2]

さらに先ほどのショートレポートをチェックすると、上記のような画面がでてきます。

実際のレポートURLはこちらです。

米商品先物取引委員会(CFTC)

[図3:COTレポート(チャート)]

このチャートには、ヘッジャーと投機筋、個人投資家のネットポジションが線グラフで表示されます。

時系列でそれぞれの数値の推移を辿れるので、非常に便利です。

COTレポートの活用法

  1. センチメントは相場の行方に大きく影響する
  2. 相場のセンチメントを読むには、出来高をみるのが一番
  3. 残念ながら、FXでは正確な出来高が公表されない
  4. FX先物のCOTレポートを分析すれば出来高が推定できる
  5. COTレポートのデータは無料で入手できる

COTレポートは、実際にどのように使えばよいのでしょうか。いろんな考え方があると思いますが、まずネットポジションが極端な値になったら相場が反転するシグナルになりやすいということが言えます。

大口の投機筋がトレンドフォローで買いポジションを積み上げ、限界まで膨らむと、そこからさらに買う人がいなくなり、やがて相場は下げ始めるだろうという考え方です。

逆に、大口の投機筋が売りポジションを限界まで膨らませたら、その先は売りが無くなり、相場は反転して上がり始めます。

スイングトレードで勝つためにCOTレポートをぜひ活用してみてください。