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時間経過と為替レートの相関関係を重視する統計学的な考え方「RCI」

 

RCI(順位相関指数)は、n期間の日付と為替レートそれぞれに順位付けをして、そのn期間の為替レートの勢いを-100%から+100%の間で数値化した、買われ過ぎ(または売られ過ぎ)の状態を判断する代表的なオシレーター系指標です。

RCIは、「Rank Correlation Index」の略で、冒頭でも訳されている順位相関指数というものです。

ここではRCIの使い方について簡単にご紹介しましょう。

 

目次

過熱感指標だけでなくトレンドフォローにも使えるRCIという指標

このRCIは、考え方として、日にちが経過すると為替レートが上昇していれば、上昇トレンドというような、時間の経過と為替レートの相関関係を重視する統計学の一つです。

これは、以下の計算式で求めます。

 

  • RCI=1‐(6×d÷(n×(nの2乗‐1)))×100

nには日足で5・9・13日などが使われます。

dは相関順位差の合計を示しており、この計算は以下のように求めます。