為替相場の大きなトレンドが見える「200日・100日移動平均線+MACD」

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テクニカル指標は、その指標一つだけで分析する類のものではありません。

テクニカル指標は、それ同士を組み合わせることで、予測精度を上げることが可能になります。

ここでは、2つのテクニカル指標の組み合わせとその使い方についてご紹介します。

200日移動平均線辺りのMACDのクロスは使える!

指標は、相場の方向性を探るトレンド系と相場の過熱感をつかむオシレーター系の2つに分かれます。

人によっては、この2つを上手に組み合わせる方もいますが、オシレーター系は、トレンドが強く継続する時に意図しないシグナルが出るというマイナスポイントがあります。

そのため、組み合わせるトレンド系指標との間に矛盾が生じることもあります。

 

オシレーター系要素が比較的強く、トレンドを把握するのに向いているMACD、ボリンジャーバンド、移動平均乖離率、DMIといった指標と、トレンド系指標である移動平均線やトレンドラインと組み合わせると良いでしょう。

中でも、トレンドを見る時に使われる200日と100日移動平均線にMACDを組み合わせた分析は使えます。

 

200日平均線は、トレーダーの間でも信頼性が高い指標として信頼されています。

使い方は、200日移動平均線が上向きなら上昇、下向きなら下降トレンドと判断します。

為替レートが200日移動平均線を下から上に上抜いたら買い、超えずに下落したら売りと判断します。

 

また、上から下に割り込んだら売り、割り込まずに反転したら買いと判断していきます。

この時レートが、この200日移動平均線から離れると判断できないので、その場合は100日移動平均線を一緒に使うとわかります。

 

一方で、MACDは短期と長期の指数平滑移動平均線の幅を示します。

そのため、移動平均線のシグナルがゴールデンクロスなら買い、デッドクロスなら売りと判断します。

一般的には、過熱トレンドが収束した時に逆方向に向かう時にエントリーする使い方をするので、オシレーター系の逆張りという使い方をします。

 

この二つを使うメリットは、MACDのシグナルのクロスを売買タイミングとして捉え、それに加えて200日や100日の移動平均線の傾きで、為替レートとの位置がどこにあるのかを確認しながら取引ができるということです。

つまり、MACDを売買の判断に使いながら、それをフォローしてくれるのが200日・100日移動平均線だということです。

トレーダーが200日移動平均線を注目しているのは、この線が重要な支持帯、抵抗帯として動くからです。

そして、その近辺ではトレンドの変化が起こりやすいので、トレンドの強弱を判断するMACDの売買シグナルが的中しやすくなると言われています。

MACDで出た売買シグナルを200日移動平均線で補強して判断する

MACDが売買シグナルを出した時に、そのシグナルが正しいかどうか(ダマシではないかどうか)を判断するのは、やはり200日移動平均線を頼りにしたほうが良い場合があります。

例えば、200日移動平均線が上昇を阻む抵抗帯の時、MACDがデッドクロスして「売り」を促したとします。

ただし、この時の200日移動平均線を見て、その200日移動平均線に対して為替レートが超えているなら、MACDがデッドクロスでも売らないで200日移動平均線で割れるのを待つか、下がるまで押し目買いをしたほうが良いでしょう。

 

現実的にはMACDが売買シグナルを出していたとしても、200日や100日移動平均線の描画が、どのようなラインを描くかということも一緒に考えたほうが良いということです。

これらの移動平均線を参考にしつつ、MACDの売買シグナルでスイングトレードするということです。

 

また、このような手段が通用しないこともあります。つまり、長期的に下降トレンドの場合などです。

200日移動平均線が右肩下がりで、下値持合いの横ばい(レンジ)相場の時、不規則な上げ下げが起こった場合は判断できないことが多いのです。

ただし、右肩下がりの200日移動平均線まで上昇したら売りという考え方は有効です。

 

また、100日移動平均線が横ばいから右肩上がりになった時も、現実的には反転上昇モードになることもあります。

そのような場合は、200日移動平均線を超えた場合、買いシグナルと判断します。

200日、100日移動平均線と為替レートの位置をよく考えて、今後のストーリーを考えておくと良いでしょう。

その上で、MACDによるシグナルやエントリーのタイミングを考えるという方法が一番良いはずです。

 

例えば、下記の図(3)においては、200日や100日などの移動平均線と為替レートの位置を見て、未来のシナリオを考えてMACDを併用してエントリータイミングを測るのは同様です。

上記などは、MACDがもつれて判断できなくなるので、現状は様子見するという形になるでしょう。

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