目次 ※クリックで開閉します
- MasterCardについての基本情報を確認
- 世界シェア第2位の国際ブランド
- 加盟店数もトップクラスの多さ!
- MasterCardの歴史
- 前身は「マスターチャージカード」
- VISAカードとは異なる戦略で拡大してきた
- MasterCardの特徴
- MasterCardは自社でカードの発行は行っていない
- 海外で、特にヨーロッパで強い力を発揮する
- 海外でもキャッシングが便利
- ステータスと種類が豊富なカードブランド
- マスターカード独自のサービスがある
- MasterCardはどんな人におすすめ?
- 海外旅行で使いたい人は持っておきたいカード
- MasterCardブランドのおすすめクレジットカード
- 日本初の申込制ブラックカード「ラグジュアリーカード」
- リクルートカードは1.2%の高還元率!
- ACマスターカードは審査に自信がない人におすすめ
クレジットカードの国際ブランドでVISAカードと並ぶメジャーなブランド、MasterCard。
この記事ではMasterCardの特徴など、ブランドについて徹底解説します。
MasterCardについての基本情報を確認
ここでは、MasterCardがどのようなブランド力をもっているのか、その基本情報を確認します。
世界シェア第2位の国際ブランド
MasterCardは、売上高がVISAカードに続き、世界第2位のシェアを誇る国際ブランドです。
国際ブランドとは、世界各国で使えるクレジットカードのことを言います。
国際ブランドは世界で7つありますが、MasterCardは「5大国際ブランド」に含まれ、そのブランド力は世界でもトップクラスといえます。
MasterCardは、カードの発行枚数も約10億枚と世界第2位の発行数となっています。
加盟店数もトップクラスの多さ!
MasterCardの加盟店は約3,850万店舗とVISAとほぼ同数で、世界トップクラスの加盟店舗数を誇ります。
MasterCardの次に続くJCBでさえ約1,600万店舗とMasterCard・VISAカードの半数以下になります。
MasterCardの歴史
MasterCardは、1966年にチェース・マンハッタン銀行を中心にアメリカのカード発行をしていた地方銀行により設立された会社が起源となります。
前身は「マスターチャージカード」
1966年、先にクレジットカードを発行していたバンク・オブ・アメリカ(後のVISA)に対抗するために、チェース・マンハッタン銀行を中心に各自でカードを発行していた地方銀行が集まりアメリカ東部で「イースタン・バンクカード・アソシエーション」、西部で「ウエスタン・バンクカード・アソシエーション」が設立されました。
その後、「イースタン・バンクカード・アソシエーション」と「ウエスタン・バンクカード・アソシエーション」が合併をして「インターバンクカード・アソシエーション」が設立されました。
「インターバンクカード・アソシエーション」が設立されたときにMasterCardの前身である「マスターチャージカード」が発行されました。
1979年「インターバンクカード・アソシエーション」が「マスターカードインターナショナル」に社名変更するのに伴い、「マスターチャージカード」は「MasterCard」に改名して現在に至ります。
VISAカードとは異なる戦略で拡大してきた
VISAカードは、銀行系の提携会社を多く伸ばしてきましたが、MasterCardは消費者金融などの幅広い金融サービスを提供する会社も提携会社とすることで、シェアを拡大してきました。
VISAは、その戦略として消費者金融に対して、ライセンス発行をしていません。
それに対して、MasterCardは消費者金融にライセンス発行を行うことで、幅広い金融サービスについて、積極的にライセンスを取得させ、新しいシェアの獲得を常に意識しています。
MasterCardの特徴
MasterCardの歴史について解説してきました。
ここでは、MasterCardの特徴を見ていき、MasterCardに対する理解を深めていきましょう。
MasterCardは自社でカードの発行は行っていない
MasterCardもVISAと同じく、自社でクレジットカードを発行することはなく、「MasterCard 」は、提携会社(MasterCardからライセンスを取得した会社やライセンス取得会社のライセンス)によって発行されたクレジットカードになります。
海外で、特にヨーロッパで強い力を発揮する
MasterCardは、1968年ヨーロッパのユーロ・カードと提携をして2002年に統合しています。
そのため、VISAに比べて早い段階からヨーロッパでシェアを拡大してきたことと、ユーロ・カードを引き継いだことによりヨーロッパでは強い力を発揮するといわれています。
しかし、VISAもMasterCardも、同じく全世界でシェアを伸ばし、現在ではこの2社について地域的な格差はあまりないとも言われています。
海外でもキャッシングが便利
MasterCardはVISAと同じく、ショッピングだけでなく海外のATMでも利用できるため、キャッシングもできます。
本来、海外で現地通貨を手に入れようとすると、為替手数料等がかかります。
しかし、現地通貨に換金するのにキャッシングを利用すると、為替手数料をかなり抑えることができます。
また、MasterCardはVISAと使えるATMが違う為、片方のカードが使えない場合も、もう片方のカードが利用できる可能性があるため、MasterCardとVISAカードの2枚を持っていると海外では安心できます。
ステータスと種類が豊富なカードブランド
MasterCardにも、スタンダード・チタン・ゴールド・プラチナ・ワールド・ワールドエリートという種類があります。
この種類の中でもゴールド・プラチナ・ワールド・ワールドエリートなど、世界的にステータスが高いカードがあります。
ワールドは他のクレジットカード会社でのブラックに該当し、ワールドエリートはブラック以上のステータスカードになります。
ただし、ステータスの高いカードは、発行会社が限定されているため、すべてのMasterCardをステータスの高いカードへ変更することはできません。
マスターカード独自のサービスがある
MasterCardは、VISAと比較されますが、VISAのサービスは、すべて提携会社であるカード発行会社の商品によるため、VISAオリジナルのサービスは提供していません。
それに対して、MasterCardは自社で提供しているサービスを発行会社にかかわらず統一して提供しているため、独自のサービスがあります。
MasterCardの独自サービスとしては、「プライスレス・ジャパン」などがあります。
「プライスレス・ジャパン」は、「お金で買えない、価値のある日本の魅力を再発見する」をテーマにしたサービスとなっています。
このサービスは、食事や鑑賞などで贅沢な体験ができ、通常では味わう事のできない価値を見出すことができます。
MasterCardはどんな人におすすめ?
MasterCardは、クレジットカードを持とうという人すべてにオススメできるカードです。
しかし、その中でもMasterCardを持つことにより、特にサービスの恩恵を受ける人について解説します。
海外旅行で使いたい人は持っておきたいカード
MasterCardは、アメリカ国内でVISAに対抗して作られたカードです。
そのため、VISAと常に競争をしながら成長してきました。
MasterCardはヨーロッパでのシェアをVISAよりいち早く開拓してきたため、ヨーロッパでは充実したサービスが受けられます。
また、VISAと競争して世界展開を図っていったため世界中に圧倒的な数の加盟店を持っています。
MasterCardは、VISAとほぼ同数の加盟店を持っているため、海外旅行に行く際はVISAと共に持っておきたいカードといえます。
MasterCardブランドのおすすめクレジットカード
最後に、MaseterCardブランドのクレジットカードの中から、おすすめのクレジットカードを紹介したいと思います。
日本初の申込制ブラックカード「ラグジュアリーカード」
MasterCardのワールドエリート(World Elite)といえば、MasterCardブランドの最上級カードでありブラックカードです。
日本において発行されているワールドエリートマスターカードは、2枚あります。
そのうちの1枚「SBIワールドエリート」は発行停止が決まってます。
そのため、今後日本における唯一のMasterCardワールドエリートは、新生銀行の子会社アプラスが発行しているラグジュアリーカード(Luxury Card)です。
金属製のクレジットカード
チタン・ブラック・ゴールドの3種類が用意された金属製のカードで、最近ではその珍しさから非常に人気を博しています。
またブラックカードでありながら、インビテーションを必要としない「申込制のブラックカード」であることも注目されており、最短時間で手に入れることのできるブラックカードとしても話題のカードです。
リクルートカードは1.2%の高還元率!
リクルートカードは、年会費無料でありながら、ポイント還元率1.2%の大人気カードです。
発行会社は、「Hot Pepper」や「じゃらん」を運営するリクルート。
オンラインショッピングモールの「ポンパレモール」でもリクルートカード会員ならではの特典を受けたりすることもできます。
nanacoチャージもポイント付与の対象
リクルートカードの何よりもの特徴は、「nanacoへのチャージでポイントが付与される」という点です。
実はnanacoは、電子マネーで唯一、税金の支払いができるんです。
ただ、nanacoにチャージをする際にポイントがもらえるカードは、ほとんどありません。
しかし、リクルートカードなら、nanacoで税金を支払う際にはポイントはもらえませんが、nanacoにチャージする際に1.2%のポイントが還元されます。
つまり、税金が1.2%安くなるんです。
また、セブンイレブンで利用する際には、リクルートカードでnanacoにチャージして1.2%のポイントをもらい、nanacoでお金を払って1.0%のnanacoポイントをもらえます。
なんと、ポイント還元率は2.2%です!
コストコでMasterCardブランドが利用できるようになったこともあり、リクルートカードの魅力はさらに高まりそうです。
ACマスターカードは審査に自信がない人におすすめ
ACマスターカードは、アコムのカードで、消費者金融系のカードとなります。
ACマスターカードは、カードローンと近い性格を持ったカードで、多くの人にカードを持ってもらってキャッシングを使ってもらうことを目的としているところがあります。
そういった理由から、ACマスターカードは審査が不安で自信がない人にもおすすめできるMasterCardです。
ACマスターカードの審査基準で一番重要なところは他社(消費者金融のローン及びクレジットカードのキャッシング)の借入件数と借入総額になります。
アコム公式ホームページ上の「3秒診断」を利用することでおおよその判断が可能です。
即日発行・即日受取も可能
また、ACマスターカードはカードの申込からカードの受け取りまでを即日で終わらせることのできるカードでもあります。
何らかの事情で、急いでクレジットカードが必要な方にもACマスターカードはおすすめです。
審査は最短30分で完了し、全国の無人契約機「むじんくん」で即日受け取ることができます。