デビットカードとクレジットカードの違いは何だ!?

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最近流行りの「デビットカード」というアイテムは、「クレジットカード」と同じ国際ブランドマークが付いているなどクレジットカードとの共通点が多い存在です。

ならば「デビットカードはクレジットカードとは何が違うのか」という疑問が浮かぶ人が多いのです。

 

そんなデビットカードの基礎知識を学ぶためには、「クレジットカードと比較をしながら学ぶ」のが最もわかりやすいのです。

そこで、この記事ではデビットカードとクレジットカード、2つのカードの違いを確認していきながら解説します。

デビットカードとはどんなカードなの?

まず、デビットカードというものが、どのような存在であり、どのような機能を持っているのかという基本的なことから解説していきます。

「即引き落としがされるクレジットカード」と考えればOK

簡単に言えば、デビットカードとは「即引き落としがされるクレジットカード」のような存在です。

同時に、この点がクレジットカードでの支払い方法との一番の違いになります。

 

クレジットカードの場合は銀行口座を登録して、毎月決まった日にまとめて引き落としを行います。

一方、デビットカードも銀行口座からの引き落としである点は同じなのですが、「即引き落とし」になるという大きな違いがあります。

そして、即時引き落とされるため、クレジットカードの代名詞とも言える「分割払い」や「リボ払い」ができないので、一括での支払いのみとなります。

 

もう一つ、銀行口座に関する機能の違いがあります。

クレジットカードと違って即時引き落としとなるデビットカードは、カードでの支払いの際に十分な金額が銀行口座に入っていなければ決済ができないのです。

クレジットカードの場合は、カード引き落とし日に口座に十分な金額が入っていれば問題ないので、例えば4月10日に10万円の支払いをするときに口座に10万円未満しか入っていなくても、引き落とし日の25日までに10万円以上になるように入金しておけば問題ありません。

しかし、デビットカードの場合はカードでの支払いをする際に会計金額を支払うのに十分な金額が入っていなければ決済ができません。

デビットカードはカード発行に審査不要

次に、デビットカードには「審査が不要」という特徴があります。

クレジットカードと似たような機能を持ちながら審査が不要な点は、「どこがカードを発行しているのか?」という点で異なります。

 

デビットカードは、銀行口座と結びついたカードを銀行が発行しています。

そのため、顧客情報は既に銀行側が把握していますし、そもそも審査の必要性が薄いのです。

前述の通り、デビットカードの支払いは「口座に十分な金額がなければ不可能」という特徴があり、即時引き落としとなります。

つまり、分割払いなどができないためローンにならず、その人の「支払い能力」を問う必要が無いのです。

 

各クレジットカード会社が発行しているクレジットカードの場合は、引き落とし日までに金額を揃えておけば問題ありません。

しかし、きちんと返済できるだけの十分な収入があるのか、過去に金融事故を起こしていないかといった、本人の支払い能力に関する情報を十分に考慮する必要があります。そのために審査を行うのです。

デビットカードなら高校生でも持つことができる

次に、デビットカードは「15歳以上の高校生以上」であれば保有することができます。

クレジットカードが18歳以上からなのに対し、デビットカードの多くは15歳以上(中学生不可)なら作れるのです

 

クレジットカードの場合は、審査が必要です。それに対してデビットカードは審査が不要で、口座残高以上に利用することはできないので、いわゆる「カード破産」が起きません。

高校生でもカード払いが必要になるアクションは利用する機会はそれなりにあると思いますので、人によっては大きなメリットとなります。

デビットカードはクレジットカードと同じように利用できる

実際に解説してみると、デビットカードはクレジットカードとは異なる特徴を数多く持っていることがわかります。

では、クレジットカードとは全くの別物として扱わなければならないのかと言えば、その限りではありません。

クレジット同様、カードに記載された国際ブランド加盟店で利用可能

デビットカードの基本的な使い方は、クレジットカードとほとんど同じです。

カードに記載されている「カードブランド」の加盟店で利用することができます。

現在、デビットカードになっているブランドは「VISA」と「JCB」のみで、そのうちのほとんどが「VISA」カードです。

 

レジカウンターで店員さんから「支払い方法」を聞かれたら、「一括で」と答えればOKです。

それ以外に支払い方法はないのですけれどね(笑)

買い物金額に応じてポイントがもらえる

さらに、クレジットカードの様に「使った分だけポイントが貯まる」ということも特徴です。

ただし、ポイント還元率はクレジットカードよりも低いということも忘れてはいけません。

還元率はカードの種類によって異なるのですが、基本的に同じ金額を使ってもクレジットカードよりはポイントを貯めるのが難しいということは間違いありません。

ショッピング保険がついてくる

他にも「ショッピング保険」という点も同じです。適用条件や適用される内容はカードによって異なるのですが、クレジットカードと同じようにデビットカードでもショッピング保険が付いてくるものがほとんどです。

 

デビットカードも現金を持ち歩かずに、口座残高の許す限りでショッピングを楽しめます。

つまり、高額な買い物もしやすくなるのですが、その際に何らかのトラブルが発生することを考えると、どうしても高額な品物をおいそれと購入することができません。

ショッピング保険が付帯していることで、それらのハードルを下げることができます。

デビットカードが向いている人はこんな人

最後に、「デビットカードを作る・持つ・使うのに適したのはどんな人か?」ということについて解説していきます。

以下に該当する人は、デビットカードの作成を検討してみることをオススメします。

高校生など、年齢制限でクレジットカードを持てない人

まずは「年齢制限でクレジットカードを作れない人」です。具体的には「クレジットカードを作れない年齢である『15歳以上の高校生』」です。

この場合は「クレジットカードを作れないから」という比較的消極的な理由ではありますが、クレジットカードを使う感覚を若いうちから養っておくことは少なからずプラスに作用することでしょう。

 

これに関しては後述する「クレジットカードのリスクを回避する」といった内容も絡みますが、デビットカードは口座残高以上に支払うことはできません。

つまり、カード破産等の「本人の支払い能力を超えた決済」はできないので、この点で言えば安全性が確保されているということになります。

もし、本人がアルバイトをしていて、それを口座に入れているとすれば、デビットカードを使いすぎることで「せっかく働いて貯めたお金を無駄遣いすること」のリスクを学ぶことにもつながります。

クレジットカードの審査に不安がある人、いわゆるブラックな人

次は「クレジットカードの審査に不安がある人」です。

要するに「ブラックな人」のことを言います。そうでなくとも、何らかの事情で「クレジットカードの審査には通らないだろう」と考えている人でも、構えること無く作成することができるはずです。

 

特に問題なのは「ブラック」の扱いを受けてる人です。

正式にそういう名称で扱われているのではなく、「信用情報機関に『延滞』『債務整理』といった、審査において致命的な記録が残っている人」のことを言います。

詳しくは割愛しますが、こうした情報が残っている場合、その信用情報機関から情報を引き出す金融機関の金融商品の審査には通りません。

 

クレジットカードでも同じことで、カード会社が信用情報機関から申し込み者の情報を引き出し、その人が延滞や債務整理をした記録が残っている場合だと審査するまでもなく門前払いで審査落ちすることになります。

最長でも10年で情報は抹消されますが、その間は申し込んでも意味がありません。

 

なので、将来的にクレジットカードに乗り換えることになるとしても、それまでの間のカード決済を行うための方法として、デビットカードを利用するのです。

もし、延滞や債務整理等の致命的な情報がなかったとしても、金融商品の審査において重要視される「年収」や「勤続年数」などで不安がある場合も、デビットカードになら気軽に申し込むことができます。

クレジットカードに「借金」という感覚があり抵抗を持っている人

次は「クレジットカードを『借金』と同じようなものとして考えており、抵抗を感じている人」です。

実際、クレジットカードは借金としての感覚を持つことにより、カード破産等の問題を回避することができます。

ですが、そのリスクを過剰に心配してしまい、「借金なんて、したくない!」と考えてしまう人も少なくありません。

 

しかし、デビットカードは前述の通り「口座から即時引き落とし」という特徴があります。

つまり、自分の銀行口座の貯金から決済を行いますので、決して借金ではありません。借金が嫌だと言う人でも、カード決済の恩恵を得ることができるのです。

 

同時に、「現金派」「現金主義」の人にも効果的です。なぜなら、「財布が軽量化できる」というメリットがあるからです。

確かに、現金で支払うことに安心感を覚えることは理解できますが、だからといって常に大金を持ち歩くことは面倒ですし、危険性もあります。

特に「大金を支払う必要がある場合」であれば、そのときだけでもデビットカードを持っていくことで、最低限の現金を持っておくだけで高額の決済が可能になります。

クレジットカードを使いすぎる傾向がある人

最後に「クレジットカードを使いすぎる傾向にある人」です。

先程から何度か話に出している「カード破産」を恐れる人の場合、デビットカードを利用することには大きなメリットが有ることになります。

 

前述の通り、デビットカードは「決済時に指定口座から即時引き落とし」「口座残高が足りない場合、決済できない」という特徴があり、これはクレジットカードとは大きく異なる特徴です。

なぜなら、クレジットカードは「利用限度額≠口座残高」に対して、デビットカードは「利用限度額=口座残高」だからです。

 

クレジットカードにおける利用限度額は、契約時に決めていた「◯◯万円まで利用可能」という器楽的な枠組みであり、例えば利用限度額を50万円とすれば50万円までならカード決済ができます。

返済した分だけ限度額が復活するので、例えば50万円の限度額で20万円のカード決済をすると残り30万円までしか決済できませんが、10万円を返済すると合計で40万円までなら利用できるようになります。

 

この枠組は引き落としの銀行口座の残高とは無関係です。例えば口座に5万円しか入っていなくても、利用限度額までなら決済ができます。

前述の例で言えば50万円ですね。さて、5万円の残高では45万円ほど返済しきれません。

もちろん、引き落とし日までにお金を用意することができれば問題ないのですが、引き落とし日にその月の支払額を用意できなければ、延滞が発生します。

もちろん、信用情報機関にはその旨が記録され、悪質な場合はカードを解約・一括返済を求められてしまいます。最悪の場合、「自己破産」で全てを失ってしまいます。

 

デビットカードの場合は銀行口座の残高以上の決済はできないので、一種の「安全装置」のような機能を果たしてくれるのです。

カードを使うことに慣れると金銭感覚が麻痺しやすいものですが、口座残高以上には決済ができないデビットカードなら、自制できない人でも破産に追い込まれる可能性は極めて少ないのです。

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