デビットカードは補償や保険がついて現金での買い物よりお得

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デビットカードを「現金派」の人にオススメしたい理由は、現金購入では得られない「保険サービス」があることもその一つだと言えます。

また、保険・補償サービスとしては「海外旅行保険」がついたものもあります。

 

クレジットカードよりも現金主義の人寄りの特性を持つデビットカードを持つだけで、さまざまな保険サービスを利用できると考えれば、メリットは大きいのではないでしょうか?

そこで、デビットカードで利用することができる保険サービスについて解説していきます。

ショッピング保険

まずは、高額な商品を購入するにあたって重要な効果を発揮する「ショッピング保険(補償)」について解説します。

現金主義の人にとっては馴染みの無いことかもしれませんが、カード決済においては大きな意味を持つことなのです。

 

デビットカードのショッピング保険はどんなもの?

まず、ショッピング保険とは「カードで購入した商品に関して発生した一定の被害を、規定の範囲内で補償する」という内容の保険です。

前述の通り、高額な商品を購入するにあたって大きな意味を持ちます。

 

例えば、デビットカードで10万円の商品を購入したとします。この商品が本人の過失なく破損もしくは盗難した場合に、購入金額の一部を受け取ることができるのです。

一定の要件を満たす必要はありますが、購入した商品に何らかの問題が生じた場合、被害を最小限に抑えるために重要な役割を果たします。

 

特に、高額な商品を購入するにあたっては大きな意味があります。

仮に、10万円の商品を購入しようかと言う場合に、その商品にもしものことがあれば購入費用は無駄になってしまいます。

これが「不安」となって、購入をたじろいでしまうことになります。ショッピング保険があれば、「いざとなったら保険を使えば良い」という気持ちになり、高額な商品の購入を後押しすることにもなります。

限度額や保証期間に注意しよう

ただし、無条件に保険が適用されるというわけではありません。

詳しくは各デビットカードの利用規約を確認する必要がありますが、わかりやすいもので言えば「限度額」と「保証期間」という要素があります。

限度額とは「補償するのは年間で◯◯万円まで」という金額の制限、保証期間は「補償するのは紛失等のトラブルが発生してから◯日以内」という時間的な制限です。

どちらも数字が大きいほど有利であり、カードによって異なります。

 

そう頻繁に商品の紛失や盗難は発生しないと思いますが、年間で補償できる金額に制限があるので、カードで決済する商品の金額と回数が多いほど、限度額が高いことにはメリットがあります。

保証期間は、基本的にある程度の期間が設定されているので時間切れになることも少ないですが、特殊な状況で損害に気がつくのが遅くなっても補償できるようにするためには、保証期間が長いほどに有利になります。

不正利用補償

次に、デビットカードにおける「不正使用補償」について解説していきます。

これも、高額な決済を可能にする能力を有するものである以上、必須の機能であると言えます。

これも、現金主義の人には馴染みが薄いのではないかと思います。

デビットカードの不正利用補償はどんなもの?

デビットカードにおける不正使用補償とは、「カードが紛失・盗難にあい、それを使用されることで被った被害に対して一定の補償を行うもの」です。

要するに、盗まれたデビットカードで買い物をされて、銀行口座から引き落とされてしまったお金を払ってもらえるサービスということになります。

 

例えば、口座に50万円が入金されているデビットカードを盗まれてしまい、そのカードを使って合計で50万円のショッピングをされてしまったとします。

デビットカードは即時引き落としという特徴があるので、不正使用されてしまった50万円は口座から引き落とされて、残高は0円になってしまいます。

デビットカードは口座残高以上に被害を受けることがなく、口座残高が元から少なかった場合であれば被害は極めて少ないです。

しかし、給料の振込先の口座がそのままデビットカードの口座である場合、相当な金額が入金されていることが多いです。そうなると、生活に直結する大損害となります。

 

不正使用補償があることによって、一定の要件を満たしている場合に限り、不正使用によって受けた損害を規定に従って補償を受けることができます。

特に、口座残高の多いデビットカードが不正使用されてしまった場合に受ける損害は大きいので、補償を受けられるのとそうでないのとでは大きな違いがあります。

生活費など重要なお金も含まれている口座を使用するデビットカードの場合だと、不正使用補償の有る無しで大きく異なります。

不正利用補償を受ける手順や注意

不正使用をされてしまったことが発覚したら、「発行元銀行への届け出」と「警察に対する盗難届の提出」が必要になります。

その上で、必要な書類に記入するなどの手続きを経て、要件を満たしていると認められた場合は不正使用による被害の補償を受けることができます。

詳しくは、デビットカードの利用規約を確認するか、コールセンターに問い合わせを行い、必要な手続きを行うようにしましょう。

 

ただし、ショッピング保険と同様にさまざまな要件があります。

これを満たしていないと、仮に何十万円、何百万円という損害を受けたとしても、銀行もどこも損害を補償してくれることはありません。

要件に関してはカードの発行元が調査を行いますので、虚偽の申告は意味を成しません。

 

要件は、ショッピング保険と同様に「金額」や「期間」などがありますが、不正使用で大きな要件となるのは「本人の過失の有無」です。

デビットカードが盗まれ、不正使用されるまでの一連のプロセスにおいて、本人にいかなる過失もないことが要件となります。

どこか、本人のカードの管理等において重大な過失が認められてしまった場合、補償を受けられません。

一般的なカードの管理がきちんと行われていれば問題ありませんが、「貸与」なども過失の要件となりますので注意しましょう。

旅行傷害保険

次は、デビットカードの「旅行傷害保険」です。ショッピングとは直接かかわらない機能ではありますが、これがいかに充実しているかという部分でカードの比較をすることも珍しくありません。

デビットカードの旅行傷害保険はどんなもの?

デビットカードの旅行傷害保険とは、「旅行時に被った怪我・物品の損害・旅行者の死亡などに対して保険金が支払われる」というものです。

さらに、旅行傷害保険は「国内旅行傷害保険」と「海外旅行傷害保険」の2種類があり、それぞれの旅行で各保険が適用されることになります。

 

旅行先で事故にあい、怪我をして治療する際の保険金の支払いがメインとなるかと思います。

怪我だけではなく病気の治療や、旅行者が死亡した場合でも保険金が支払われます。

 

「傷害保険」とは言いますが、物品の損害についても保険金が支払われます。

例えば「携行品の破損・紛失」や、「旅行先で引き起こした事故に対する賠償金」などにも、この保険が適用されます。

 

特に、海外旅行時に何かあっても保険金が支払われることが大きなメリットとなります。

何かと不安の多い海外旅行を、「傷害保険がある」という後ろ盾によって精神的な余裕を持つことができ、旅行を楽しむことができるのではないかと思います。

旅行傷害保険のついたデビットカードは少ない!

しかし、クレジットカードに比べるとデビットカードでは旅行傷害保険が付帯しているカードは数が少ないのです。

さらに言えば、デビットカードで旅行傷害保険が付帯しているのは、年会費の発生する上位のデビットカードがほとんどです。

つまり、旅行傷害保険の付帯しているデビットカードを利用したいと思ったら、年会費を支払う必要があるということになります。

 

この点、クレジットカードの場合だと年会費無料でも旅行傷害保険が付帯しているカードが有ることを考えると、大きなデメリットとなる可能性があります。

そのため、有効な利用法の一つとして「旅行傷害保険の付帯していない無料のデビットカード」と「旅行傷害保険の付帯している無料のクレジットカード」の2種類を持っておき、旅行時にはクレジットカードを携行することで無料で旅行傷害保険を利用することができます。

デビットカードの保険や補償についてのまとめ

最後に、デビットカードの保険や補償についてのまとめを行います。

現金よりはメリットが多い

まず、基本的なこととして「現金払いよりもデビットカードのほうがメリットが多い」ということです。

クレジットカードが嫌いな現金主義の人でも、デビットカードならそのこだわりを捨てること無く、カード決済による恩恵を受けられるはずです。

 

特に、デビットカードが保つ機能の中でも「ショッピング保険」は、現金購入では得られないメリットです。

デビットカードを保有し、デビットカードで購入(決済)するだけで、そのカードが持つ恩恵を得ることができるのです。

クレジットカードとは違って先払いではなく即日引き落としなので、現金主義の人でも抵抗なく利用することができるのではないかと思います。

クレジットカードと比べると保険内容は大きく劣る

しかし、クレジットカードと比べると様々なポイントで劣っていると言えます。

特に、「旅行障害保険」は付随すらしてないカードが多く、まだまだクレジットカードに劣っているのが現状です。

 

機能自体は付帯していても、各機能の金額などのポイントで劣っていることもあります。

そのため、「〇〇の機能が付帯している」という点で比較対象のクレジットカードと同じであっても、その中身までは同じとは限らないのです。

往々にして、クレジットカートと比べると劣っていることのほうが多いのです。

 

補償される内容がクレジットカードの比べて小さいということは、有事の際に得られる補償内容が不十分となる可能性が高いということになります。

ショッピング保険では高額な商品ほど限度額を超える可能性が高く、旅行傷害保険では得られる保険金の額が小さくなります。

この点は、補償を受けたい内容がライフスタイルとどのように関わってくるかによって異なります。

 

たくさんの支払いをカードで支払う人ほど、国内・海外旅行をする機会が多い人ほど、充実した補償内容が約束されている方がメリットが大きいです。

一方、そこまでの補償内容を必要としないのであれば、無理にクレジットカードを作ること無く、年会費無料のデビットカードで十分だということになります。

逆に言えば、旅行を数年に一度しかしない人が、旅行傷害保険の付帯している年会費有料のデビットカードを持つことの意味は、あまり無いといえます。

 

可能な限り、過不足なく補償を受けられるようなカードを探すことが重要です。

確かにクレジットカードに比べると補償内容は弱いのですが、自分にとって不要な(過剰な)内容の保険が付帯しているカードを選ぶために、無理にカード選びの選択肢を狭める必要もありません。

重要なことは「自分にとってどれだけの規模の補償が必要なのか」ということを性格に把握することです。

無論、条件が合うのであれば可能な限り補償内容は充実しているに越したことはありません。この点のバランスを考慮するのも必要なことなのです。

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