クレジットカードで得られるポイントの仕組みを知ろう

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クレジットカードには「ポイントサービス」という魅力があります。

しかし、「このポイントってどこから発生するの?」「仕組みがよくわからない」など、知らない人からすれば少し奇妙にも思えるものです。

 

いくら魅力的なものであっても、正体がわからないままではその恩恵をただ享受することは難しいものです。

ここでは、クレジットカードの利用で貯まるポイントの仕組みや、一般的に「高還元率」と言われるカードの特徴を説明します。

どうしてクレジットカードでポイントが貯まるの?

まず、そもそも「どうしてクレジットカードを利用するだけでポイントが貯まるのか?」ということから解説していきます。

クレジットカード会社が加盟店から手数料を取っているから

「ポイントを付与するとその分だけカード会社に損失が出るのでは?」と思われるかもしれませんが、ポイントを付与するクレジットカードを何枚も運営しているカード会社が何年も経営を続けていることから、それは違うということはわかると思います。

ならば、カード会社はどのようにして利益を確保しているのかといえば、それは「加盟店からの手数料」があるからです。

カード利用額とポイントの関係

クレジットカードを利用するということは、「カード会社から加盟店に立て替え払いが発生する」ということになります。

仮に5,000円のクレジット払いをした場合、カードを利用したお店にはカード会社が5,000円を立て替えて支払います。

その際に、利用額の数%の金額が手数料として差し引かれて、加盟店に支払われることになります。

 

要するに、利用額の数%に相当する金額をカード会社は得しているということになります。

この「数%の利益」の一部を、ポイントとしてカード利用者に還元しているということになります。

基本的にポイントの還元率が手数料の割合を上回ることはないので、カード会社はポイントサービスを運営しても単純な損失が出ることはないのです。

 

質問!加盟店は数%の損をしているの!?

ここで気になるのは「加盟店は数%分だけ丸損しているのか?」ということになります。

これは、直接的にはYESであると言えます。加盟店がカード利用者に手数料を請求することは規約違反になるので、手数料分を補填することができないのです。

ですが、加盟店はこの数%の手数料を支払ってでも、加盟してカードを利用してもらうことには意味があるのです。

 

加盟店は、手数料を支払ってでもカード会社に加盟することによって「クレジットカードで支払いができるお店」としての看板を得ることになります。

「クレジット払いできるお店」と「現金でしか支払いができないお店」では、前者のほうが消費者にはメリットがあります。

つまり、加盟店としては「集客目的」でカード会社に加盟しているのです。数%の手数料については、「来店客数」と「客単価(来店客1人あたりの購入金額)」を高めることで、その穴埋めをすることができるというわけです。

ポイントの貯まりやすいクレジットカードはどんなもの?

次に、クレジットカードの中でも「ポイントを貯めやすいカード」がどのような特徴を持っているのかについて解説していきます。

知名度の低いカードほどポイント還元率が高い

まず、「知名度の低いカード」が挙げられます。

カードというよりは「知名度の低いカード会社が発行するカード」という方が正しいかもしれません。

カード会社の知名度だけでも十分に集客することができる大手カード会社とは違って、中小のカード会社は「ポイント還元率の高さ」という魅力で勝負して集客することが必要なのです。

年会費が有料のカードの方が、年会費無料カードよりも高還元率

次に「年会費が有料のカード」は高還元率であることが多いです。

年会費がかかるということは、それをポイントで取り返す、要するに「元を取る」ために相当なポイントを獲得しなければならないこともあります。

なので、高還元率のカードにすることで元を取りやすくして、カードの魅力を維持する必要があります。

 

年会費無料のカードの場合だと、ポイント還元で元を取る必要がなく、一般的に0.5%などの低い還元率のカードが多いです。

年会費無料のカードについては「年会費無料のカードのよくあるギモン」の記事でも解説していますので、そちらの方もご覧になってください。

リボ払い専用のカード

最後は「リボ払い専用カード」です。

あるいは「リボ払いを条件として高還元率」という特徴を持ったカードもこれに含まれます。

リボ払いとは、クレジットカードで支払った代金、つまりカード会社が立て替えた金額を支払う際の支払い方法の一種です。

 

リボ払い専用カードのデメリットを理解しよう

支払い方法を固定するだけで高還元率であれば、楽な話だと思われるかもしれませんが、ここに一つの「落とし穴」があるのです。

リボ払いは単純な話「分割払い」なのであり、これには「利息」が必要になります。

毎月、残高に年利をかけて、それを1ヶ月分として計算した利息を、支払いの際に一緒に支払うことになります。

 

リボ払いは、分割払いと違って「毎月の支払額が少ない」という特徴があります。

契約時に設定してある一定の金額を、購入した商品や購入回数にかかわらず支払うことになるので、「(実質的に)借金をしている」という意識が薄いのです。

結果、なかなか完済することができなくなるのですが、返済期間が長引くほどに支払う利息の総額はどんどん大きくなります。

 

利息を支払うということは、それだけ損をしていることになります。

クレジットカードには「利息を支払わなくても良い支払い方法」がいくらでもあるのですが、それに比べるとリボ払いは利息の総額が高くなりやすいのです。

つまり、ポイントで得をしている分がリボ払いの支払利息で帳消しどころか、逆に損をする可能性もあるのです。

このようなちょっとした落とし穴があることもあるので、リボ払いには注意が必要です。

還元率ばかりに目を奪われず、気をつけたいこと

さて、ポイント還元率が高い事自体は、決して悪いことではありません。

ですが、それにばかり目を向けてしまうと変なところで損をしてしまう可能性もあります。

ポイント還元率にばかり目を向けず、注意しなければならないポイントについて解説します。

よく使うお店で使える国際ブランドなのか確認しよう

まず「頻繁に利用するお店で利用可能なカードかどうか」を確認しておきましょう。

具体的には、カードの「国際ブランド」に注目する必要があります。

国際ブランドはいくつか種類があるのですが、お店によって利用可能な国際ブランドは異なります。

 

カードによっては「国際ブランドの選択肢」が少なく、1つか2つの国際ブランドしか選択できないということもあります。

そのため、よく利用するお店では使えない国際ブランドしか選べないことも、可能性としては十分に考えられます。

 

そうなると、いくらポイント還元率が高くても、せっかく作ったカードもなかなか利用することができません。

もちろん、公共料金の支払いなどでもポイントを貯められる可能性はありますが、支出の割合の多いお店でクレジットカードが使えないとなると、その買い物金額分のポイントがもったいないと言えます。

結果、ポイントが貯まりにくくなるのです。

ポイントの有効期限があるか確認しよう

次に、ポイントの「有効期限の有無」について確認しておきましょう。

これは、各クレジットカードの商品案内のページの中で、ポイントに関して解説しているページに掲載している事が多いです。

ポイントを失効してしまう前に使用しよう

ポイントは、硬貨を貯金箱に入れているような半永久的に保持しておくことができないものが多いです。

例えば「ポイント取得から2年で失効」などの説明がある場合だと、2年以上そのポイントを貯めておく事ができないということになります。

ポイントサービスは、貯まったポイントを何らかの形で消費することができます。

その中でも「商品との交換」には、多くのポイントが必要な物もあります。

多くのポイントを貯めるにはそれなりの時間も必要ですが、有効期限があると悠長に構えることができなくなります。

結果、目的の商品と交換する前に有効期限が到来するか、その前に何らかの商品と交換してしまうことで、なかなかお目当ての商品にたどり着けなくなります。

有効期限のないポイントサービスもある

しかし、ポイントの中には「永久不滅ポイント」のように、有効期限が設定されていないものもあります。

この場合だと、有効期限の到来を気にする必要が無いので、高額のポイントが必要な商品のために時間をかけることもできますし、ポイントの存在を忘れがちな人でも「あっ!いつの間にか有効期限で失効してる」なんてことが起きません。

有効期限が無い方が有利なんじゃないの?

ならば、有効期限の無いポイントサービスを持つクレジットカードが絶対に有利なのかといえば、その限りではありません。

有効期限があるポイントサービスは、高還元率であることが多いのです。

前述のとおり有効期限の到来したポイントは失効してしまいます。

つまり、それだけカード会社は損をしなくなるということなので、元から高還元率にしても額面通りの損失にはならないのです。

有効期限の有無はどちらがいいのか?

「ポイントを貯める」という側面から見ると、「短期間でポイントが貯まるが時間経過で失効する」のと「時間経過では失効しないがポイントを貯めるのに時間がかかる」のどちらかになるということになります。

失効することを考えないのであれば高還元率な方が有利ですが、実際には失効してしまうことも考えるとカタログスペック通りのポイントは得られません。

この点は、クレジットカードでどれだけ買物をするのかというライフスタイルを考慮したうえで決めると良いかと思います。

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