ネイティブの日常英会話例文!!many、much、a lot of、lots of「多い」の違いと使い分け

今回は日本人が苦手としがちな、「たくさんの~」という意味のmany、much、a lot of、lots ofの使い分けについてご紹介します。

これら四つの単語は日本語にすると「たくさんの~」と同じ訳になります。しかし英語では何がたくさんあるのか?そのたくさんあるものというのは、数えられるものか数えられないものなのか?(また複数あるのか、それとも一つだけなのか)ということによって、これらの四つの単語を使い分けています。これは、英語という言語が指示を明確にするという性質を持っているからといえると思います。それでは早速、使い分けについて一つずつ詳しく見ていきましょう。

many

manyは、数えられる名詞のみに使います。数えられる名詞のことを文法用語で不可算名詞といいます。また、manyは少し硬い表現で、a lot ofの方が砕けた言い方になります。

I have many books.

(私は本を沢山持っています)

There are many birds in the sky.

(空に沢山の鳥がいます。)

※名詞はbooksなど、sをつけて複数形にするように注意しましょう。

否定の文章でmanyを使うと、あまり~ないという意味になります。

She doesn’t have many pens.

.(彼女はあまりペンを持っていません。)

また、たくさんのという意味をより強調したい時に、many manyとmanyを繰り返して使うこともあります。A lot ofは繰り返しては使われません。

I’m so happy because my mom gave me many many presents.

(ママがプレゼントをいっぱいいっぱいくれて、とても嬉しいわ)

much

muchは、数えられない名詞(不可算名詞)と一緒に使います。上にあるように、bookは1冊2冊と数えることができますが、水は1つ2つと数えることができません。このような数えられない名詞を修飾したい時は、muchを不可算名詞の前につけて、「たくさんの~」と修飾します。ちなみに名詞を修飾するというのは、その名詞について特徴を詳しく説明するとも言い変えられます。

I drank much water because I ran so hard.

(いっぱい走ったので水をたくさん飲みました)

なお、muchの後ろにつけるのは数えられない名詞ですので、複数形のsはつけません。また、muchもmanyと同じく固い表現になり、a lot ofの方が砕けた言い方になります

I didn’t drink much water at that time.(私はその時、水をあまり飲みませんでした)

manyと同じようにmuchも否定形で使うとあまり~ないという意味になります。

Not much water is available in that area.(その地域ではあまり水を使うことができない)

a lot ofとlots of

次にa lot ofですが、manyは数えられる名詞、muchは数えられない名詞に使うのに対し、a lot ofはどちらの名詞にも使うことができます。そのためどちらを使ったらいいか迷ったら、a lot ofを使っておけば問題ありません。

I bought a lot of notebooks.

(私はノートを沢山買いました。)・・・数えられる名詞に使える

I have a lot of water in the bottle.

(ボトルに水が沢山入っています。)・・・数えられない名詞に使える

また上で少し触れたように、manyやmuchは固い表現ですが、a lot ofは砕けた口語的な表現になります。そのため一緒に使う名詞にも違いがあります。

manyの後ろにはrespect、muchの後ろにはattentionなど、少し硬い言葉が続くケースが多いです。それに対し、a lot ofはmoneyやtimeなど日常的に使う単語が続きます。

Considering in a budget is important in many respects.

(予算を検討することは多くの点において重要だ。)

⇒この場合のrespectは、点という意味になります。

You should pay much attention when you walk in such a dangerous area.

(そのような危険な地域を歩く時は、十分な注意を払うべきだ。)

I have a lot of time today.

(今日はたくさんの時間があります。)

また、a lot of を使った熟語には以下のようなものがあります。Quite a lot ofは良く出てきますので、覚えておくと便利です。どちらもofをつけてquite a lot ofなどのようにすれば形容詞句になります。Ofをつけずにquite a lotとすれば副詞句になります。

He drank quite a lot of water.

(彼女はたくさんの水を飲みました)

I was glad to hear that she felt a whole lot better at that time.

(その時彼女の気分がだいぶ良くなったと聞いて、私は嬉しかった)

My grandmother gave me apples quite a lot.

(おばあちゃんが私にリンゴをたくさんくれました)

「many、much、a lot of、lots of」の使い分け

肯定文ではmany、muchよりもa lot ofもう使うことが多い。

肯定文でmany、muchを使っても決して間違いではありませんが、a lot ofの方が好まれています。

◎I have a lot of pens. I have a lot of water.

否定文ではmany、muchを使うことが多い。

反対に否定文ではa lot ofよりもmany、muchを使うことが多いです。

Do you have many bags?

また、否定文でmuchを使う場合はあまり~ないと訳すことに注意しましょう。

I don’t have much water.(私は水をあまり持っていません)

so,as,tooなどの副詞を一緒に使う場合はmany、muchを使う

so,as,tooなどの副詞を使って沢山のということを強調したい時には、a lot ofは使わずmany、muchを用います。

My sister bought so many oranges in the supermarket.(姉はスーパーでとても沢山のオレンジを買いました。)

また、a lot ofと lots ofの違いはほとんどありませんが、lots ofの方が多少砕けた言い方になります。手紙の結びの部分では、lot ofを使った表現で親しい相手に親愛の意味を込めることもあります。

Lot of love (愛を込めて)

まとめ

manyは数えられる名詞、muchは数えられない名詞を修飾してたくさんの~という意味になります。

A lot of、lots ofはどちらにも使うことができます。lots ofはa lot ofとほとんど違いがありませんが、少しくだけた表現になります。これらの単語の使い分けは日本人にとってつまずきやすいポイントですが、ちょっとしたコツを押さえるだけで、ぐんと理解しやすくなります。いろいろな例文を読んで使い方をマスターしておきましょう。

頻出表現などは頭で理解するというよりも、何度も英文を口に出して覚えてしまうというのも一つの方法です。