ネイティブの日常英会話例文!!talk・tell・speak・say「言う・話す」の違いと使い分け

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「話す」という意味の英単語は、talk・tell・speak・sayの四つがあります。日本語では単に「話す」で OK でも、英語では何を話すのか、どんなふうに話すのかでこれら四つの言葉を使い分ける必要があります。

 

「話す」の使い分けは日本人にとってつまずきやすいポイントです。使い分けが難しい英単語を使用する時は、何とか無理矢理日本語に置き換えて考えるのではなく、それぞれの英単語が持つイメージを理解して使うようにするのがおすすめです。

 

ここでは、talk・tell・speak・sayの使い分けについて詳しくご紹介します。

talk

talkは、会話相手がいるということが前提になります。お互いがやりとりをし、コミュニケーションを取り合うということに重点を置いたニュアンスになります。

She often talks about her hometown.

(彼女は生まれ故郷についての話をよくします。)

I talked with my husband about out family budget.

(私は家計について夫と話し合いました。)

talkは誰かと話し合いをするという時に使う単語なので、speakやsayと違って話し相手がいることが必要になります。また、tellやsayと違って、話す内容に焦点が置かれるのではなく話すという行為そのものに焦点が置かれます。

 

~について話すと内容についていう時は、前置詞aboutを使いtalk about~、人についていうときはtoやwithを使います。

We talked about the security system.

(私たちはそのセキリティシステムについて話し合いをした。)

My son talked with his friends all the night.

(私の息子は一晩中友達とおしゃべりをした。)

tell

tellは、メッセージを伝えるというイメージです。tellもspeakやsayと違って話す相手を必要としますが、talkと違うのは話すという行為そのものに焦点を置くのではなく、話す内容に焦点を置くということです。

 

tellはSVOO(第4文型)で用いられることが多く、「tell+人+内容」で人に内容を話すという意味になります。

これは、「tell+内容+to+人」または「tell+人+about+内容」の形にも書き換えることができます。

また、「tell+人+to do」で人に~するように言うというのはよく使う形になりますので、覚えておくとよいでしょう。

He told her what he saw in that garden last night.(彼は昨晩、その庭で見たことを彼女に話した。)
⇔He told what he saw in that garden last night to her.
⇔He told her about what he saw in that garden last night.

My mother told me to open that small box.(母は私にあの小さい箱を開けるようにと伝えた。)

speak

Speakは、一方的にその人の口から言葉が出ているようなイメージで使います。

例えば、She speaks Japanese.では、彼女が何を話しているかという内容ではなく、彼女が日本語を話すという動作に焦点が置かれています。口から音声を出すようなイメージなので、演説のように観衆に語りかける時にもspeakを使います。

He was a little bit nervous, but spoke in front of everyone.

(彼は少し緊張していたけれど、みんなの前で話しをした。)

 

一方的に話をするイメージですから、talkやtellのように聞き手の存在を必要としません。またsayとは異なり、話す内容ではなく話すことそのものに焦点が置かれています。人に向かって話す時にspeakを使う場合は、後ろに前置詞toをつけてspeak  to +人 の形になり、話す内容を続けたい場合にはspeak  about+内容の形になります。

Would you speak to us about economical benefit?

(経済的利益についてお聞かせいただけますか。)

The President spoke about financial forecast in the White House.

(大統領はホワイトハウスで財務予測について話をした。)

say

sayは話の内容に焦点をあてて発言をするというイメージで使います。自分の考えや気持ちなどを言葉に出して表現するという時に使うことが多いと思います。

自分の気持ちを一方的に述べる時に使う動詞なので、聞き手を必要としません。また、speakと違って話す内容に焦点を置きます。シンプルに何かの言葉を放っているというイメージの時に使います。

she said that she was disappointed.

(彼女はがっかりしたと言った。)

 

また頻出表現として、sayは新聞やラジオなど人ではないものを主語に取る形でよく使われます。その場合は~よると、~だといわれています(とのことです)と訳すと良いでしょう。

The evening news said the man believed to be the suspect was arrested near the city hall.

(夕方のニュースによると、市役所の近くで容疑者と思われる男性が逮捕されたとのことです。)

「talk・tell・speak・say」の使い分け

talk・tell・speak・sayの四つの動詞を使い分けるときは、①話し相手の存在を前提としているかどうか、そして②話す内容に焦点を置いているのか、それとも話すことそのものに焦点を置いているかという点で区別し使い分けるようにしましょう。

相手を必要とせず一方に一方的に話をするのであればspeak、sayになります。そして話す内容に焦点を置くのであればsay、tellを使うようにしましょう。

Though I’ll tell you a secret, can you keep it?

(君に秘密を教えてあげるけど誰にも言わないでくれる?)

⇒この場合秘密を教えるというのは相手がいなくてはなりたたないことと、話す内容に焦点を置いているためという理由から、tellが使われています。

ここでtellの代わりにspeakを使ってしまうと一方的に話をしているという感じがして違和感があります。また、秘密を話すというように内容に焦点を置いているので、talkもここには適さないということがわかります。

まとめ

talk・tell・speak・sayは同じ「話す」という意味を持ちますが、話す内容に焦点を置くのか話すことそのものについて注目しているのか、また話し相手を前提とするのかそうでなく一方的に話をするのかによって、それぞれの動詞を使い分ける必要があります。日常的に使う言葉だからこそしっかりと違いを覚えておき、意味を理解しておくようにしましょう。

 

「分かりづらくて、苦手だな・・・」と感じる方は、頭で考え過ぎるのではなく、ニュースの時はsay、観衆の前で話をするならspeakと、頻出表現を暗記してしまうのもおすすめです。繰り返し例文を見たり問題を解いたりすると、だんだんと感覚がつかめてくることと思います。

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