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猫用「ファーストチョイス」の成分や価格は?評判はどうなの?

 

最近は「プレミアムフード」と呼ばれる高品質な素材を使用した安全性も高いキャットフードの商品が多く販売されています。

プレミアムフードはお値段は比較的高価であることがほとんどですが、愛猫家の方々を中心に人気を博しているようです。

今回は、そんな「プレミアムフード」の中でも「ファーストチョイス」というキャットフードについて特徴や成分、価格、実際の評判まで詳しく調べてみました。

目次

ファーストチョイスとは?

  出典:アース・バイオケミカル

「ファーストチョイス」はカナダ生まれのキャットフードで、日本ではアース・バイオケミカル社によって販売されています。

もともと動物栄養学博士によって基礎設計され、開発・製造されていた「ファーストチョイス」でしたが、日本ではそれをただ輸入して販売するのではなく、日本の猫ちゃんたちの生活環境を考慮したうえで最新の栄養学に基づき製造しているのだとか。

そのため、日本の猫ちゃんたちの環境や生活に適合したフードとして現在販売されているそうです。

こだわりの素材

最近は穀物を多く使用したフードも多く販売されていますが、「ファーストチョイス」ではあくまで第一主原料として鶏肉や白身魚といった動物性たんぱく質を使用しています。

そもそも猫は元来肉食動物であるので、穀物の摂取は重要な意味を持ちません。さらに言えば穀物は猫にとって消化しにくい食材であるほか、穀物の中には猫にアレルギーを引き起こすものもあります。

そのなかで穀物をふんだんに使用した一見ヘルシーに見えるキャットフードが生み出されているのは、肉類を使用するよりも穀物を使用した方が材料費が安価で済むことが理由となっているようです。

その一方で、「ファーストチョイス」では、高品質な素材を用いて「おいしくて体に良いキャットフード」を実現させています。

実際に肉類の副産物は一切使用していないほか、動物性の油脂にはこだわりの「鶏脂」が使用されています。

そのほか、全体的に厳選された高品質素材を使用することで、おいしくて消化吸収に優れているフードに仕上がっているのです。

ユニマイクロコーティング製法

「ファーストチョイス」のキャットフードは「ユニマイクロコーティング製法」という方法で製造されています。

「ユニマイクロコーティング製法」とはうまみ成分を分子レベルにまで細かくし、フードの一粒一粒の表面に均一にコーティングする技術を用いた製法のことで、こうすることで嗜好性が高いフードに仕上がるそうです。

AAFFCO基準製品

AAFCO(米国飼料検査官協会)とは、犬や猫、家畜たちのフードにおける栄養基準を提示している規制機関のことを指します。

実際に日本で販売されているキャットフードやドッグフードのパッケージを見ると「AAFFCOの基準を満たしている」「AAFFCO基準をクリアしている」といった記載があるものも多くあるように、日本でも栄養基準のガイドラインとして機能しているようです。

そして「ファーストチョイス」もAAFFCOの基準を満たしているキャットフードであり、犬や猫に必要で最適な栄養バランスを考慮しフードの製造を行っています。

ファーストチョイスの原材料と成分は?

  アース・バイオケミカル

続いては、数ある「ファーストチョイス」のキャットフードラインナップの中から、「成猫 室内猫 サーモン&チキン」という商品について使用されている原材料や成分を解析していきたいと思います。

「成猫 室内猫 サーモン&チキン」は1歳以上、とりわけ「味のうるさい室内猫用」のフードとして展開されています。エネルギー量は100gあたり353kcalとなっており、愛猫の体重にあった適切な量の給与が推奨されているようです。

原材料と成分は以下の通りです。

【原材料】

鶏肉、玄米、コーン、コーングルテンミール、鶏脂、サーモン、ビートパルプ、たん白加水分解物、セルロース、乾燥全卵、全粒亜麻仁(オメガ3脂肪酸源)、サーモン油(DHA源)、酵母、乾燥トマト、マンナンオリゴ糖、乾燥チコリ(イヌリン源)、ユッカ抽出エキス、大豆レシチン、硫酸水素ナトリウム、DL-メチオニン、タウリン、ビタミン類(A、D3、E、C、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン)、ミネラル類(ナトリウム、クロライド、カリウム、鉄、亜鉛、マンガン、カルシウム、セレン、ヨウ素)、酸化防止剤(ビタミンE)

【保証分析値】

粗タンパク質・・・29%以上

粗脂肪・・・13%以上

粗繊維・・・7%以下

粗灰分・・・9%以下

水分・・・10%以下

タウリン・・・0.19%

カルシウム・・・1.1%

マグネシウム・・・0.11%

リン・・・0.9%

ビタミンC・・・160mg/kg

ビタミンE・・・110IU/kg

DHA・・・0.13%

オメガ3脂肪酸・・・0.76%

オメガ6脂肪酸・・・3.52%

出典:アース・バイオケミカル

メインに鶏肉を使用

「成猫 室内猫 サーモン&チキン」では第一主原料に鶏肉が使用されています。

チキンはビーフやポークと比べてもカロリーが低いほか不飽和脂肪酸を多く含む食材でもあるので、猫の健康維持にも役立つことでしょう。

さらにチキンは猫が多く必要とする動物性タンパク質源としても優れていますし、消化吸収にも良い食材といわれているため、キャットフードの主原料としては申し分ないと思います。

穀類の使用

原材料を見てみると、玄米やコーンといった穀物が比較的多く使用されていることが分かります。

先ほども紹介した通り、炭水化物源となる穀物は猫にとってそれほど重要なものではないため、無くても良いものと言えます。

そのため、キャットフードの材料としては高く評価できるものではないでしょう。

ビートパルプの使用

キャットフードに配合されているビートパルプには基本的に硫酸系の薬品が使用されているため、その残留物が猫の便を緩くさせたり便秘を引き起こしたりすることがあるようです。

ビートパルプ自体は下痢の改善に効果がある成分と言われていますが、栄養価はほとんどないとも考えられています。

マンナンオリゴ糖配合

「成猫 室内 サーモン&チキン」では、腸内環境を整える効果が期待できる「マンナンオリゴ糖」が配合されています。

便の匂い対策として「ユッカ抽出物」が、栄養素の消化サポートとして「酵母」が配合されていることからも、腸内環境に考慮した成分が多く使用されていることが分かります。

ファーストチョイスの種類と価格は?

「ファーストチョイス」のキャットフードは現在9種類のラインナップで展開されています。

これらは年齢、健康状態、生活環境を考慮したラインナップとなっており、例えば成猫用ひとつとっても味の違いだけでなくダイエット用や下部尿路のケア用といった健康上のニーズに応じた商品もいくつかあります。

それぞれの商品ごとにAmazon、楽天での販売価格をまとめてみましたので参考にしてください。

「子猫 離乳期~1歳 チキン(1.6kg)」

Amazon:1,810円 楽天:1,598円

「成猫 白身魚&チキン」

Amazon:1,810円 楽天:1,080円

「成猫 室内 サーモン&チキン(1.6kg)」

Amazon:1,810円 楽天:1,080円

「成猫 室内猫 鴨肉&サーモン(1.5kg)」

Amazon:1,852円 楽天:1,080円

「成猫 ダイエット サーモン&白身魚(1.6kg)」

Amazon:1,810円 楽天:1,165円

「成猫 下部尿路の健康維持ケア(1.5kg)」

Amazon:1,778円 楽天:1,080円

「高齢猫 室内猫 サーモン&チキン(1.6kg)」

Amazon:1,810円 楽天:1,250円

「高齢猫 下部尿路の健康維持ケア(1.5kg)」

Amazon:1,852円 楽天:1,598円

「15歳以上 長生き猫の腎臓の健康維持ケア(530g)」

Amazon:1,068円 楽天:597円

ファーストチョイスの口コミは?

最後に「ファーストチョイス」のキャットフードに寄せられた口コミの傾向をまとめて紹介していきましょう。

まず良い評価の口コミでは「食いつきが良い」「減量に成功した」といった意見が寄せられています。

一方で、「途中で食べなくなってしまった」「粒が比較的大きいため、丸呑みして吐いてしまう」といった口コミは低評価につながっていました。

まとめ

「ファーストチョイス」はホームセンターやペットショップでは基本的には取り扱われていないため、通販サイトで購入する必要があります。

一方で、Amazonなどで実施されている定期配達のサービスでは、通常よりも安価で購入することもできるようです。ぜひ上手に活用してみてください。