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定時上がりができる職種!転職でプライベートの時間を掴みとろう!

 

近年、「ワークライフバランス」という言葉がよく聞かれるようになりました。「仕事とプライベートのための時間を両立させ、人生のバランスを取ろう」という考え方ですが、残業がある仕事の場合、決して簡単ではありません。今回は、「ワークライフバランスを保つための転職」をテーマに、ワークライフバランスを保つメリットや、定時上がりができる職種、そして、転職時に気をつけるべきポイントなどについて解説していきたいと思います。

目次

ワークライフバランスを踏まえて仕事と向き合う人が増えている

仕事は定時で終わらせて、別のことにも時間を使いたい人の理由

企業リサーチサイト「Vorkers」が行った「退職理由に関する調査レポート」によると、同サイトの口コミからわかる退職理由の第三位は「ワークライフバランス」となっています。その割合は全体の15.18%。ちなみに同調査における退職理由の1位は「キャリア」で約38%、2位は「待遇」となっており約16%の割合を示しています。

<参考:VOLKERS 退職理由に関する調査レポート

さらに調査の内訳を見てみると、「ワークライフバランスを理由とした退職」は、男性が13.06%なのに対して、女性の場合は25.84%。女性の方が男性よりもワークライフバランスを重視する傾向が見て取れます。現在日本では男女共同参画社会の推進によって働く女性が増えており、女性の社会進出にともなってワークライフバランスを重視する傾向はさらに強まっていくことでしょう。

また、若い人ほどワークライフバランスを重視する傾向があるため、今後は採用企業の側としても、職場環境の整備に気を使っていかなければならないと考えられます。

ちなみに、同調査においては「口コミに見られるキーワードをカテゴリ分けして退職理由を分析する」、という方法を取っていました。ワークライフバランスのカテゴリに分類されたキーワードは「残業・家庭・結婚・生活」となっています。やはり、ワークライフバランスを実現する上で、残業が大きな障害になることがわかるほか、「結婚」といったライフイベントや家族との関わり方も重要になってくるといえるでしょう。

趣味に時間を使いたい

残業時間がなくなれば、その分プライベートの時間は増えることになります。増えた時間の使い方として代表的なものは「趣味のために使う」という方法でしょう。今までは「時間がない」という理由で諦めていた趣味も、残業がなくなれば挑戦できるようになるかもしれません。

もちろん、ひとりで趣味に打ち込むのもいいですが、習い事教室やサークル活動などに参加すれば、人間関係の輪も広がります。今までは想像もしていなかったような業界の人とつながりを持てるかもしれません。そうなれば、刺激を受けて視野が広がり、今後の仕事にも活かせるアイデアが生まれる機会もあるでしょう。もっと直接的に、仕事のお客さんやパートナーになってくれそうな人と出会えるかもしれません。

趣味を通じた「出会い」のチャンスは、何も仕事面だけとは限りません。性格が合う異性と出会い、新しい恋愛が生まれる可能性も当然あります。

趣味のために費やせる時間が増えるのは大きなメリットではありますが、なにも無理に趣味を探す必要はありません。プライベートの時間を活用する方法はほかにもあるのですから。

家族との時間を過ごしたい

「趣味以外」で増えるとうれしいプライベートの時間といえば、家族と過ごす時間でしょう。一緒に過ごす時間が増えればその分、家族の絆が深まります。結婚している方であれば、愛するパートナーと過ごす時間が増えるのは、何者にも代えがたい幸福であるはずです。

さらに、小さい子どもがいる家庭であれば、家族との触れ合いには当然「子育て」という意味も含まれます。夫婦が協力して子育てを行っている家庭なら、仕事の時間が減ることで夫婦双方の負担が軽減されることでしょう。

また、子育ては親にとって単なる「負担」ではありません。子どもの成長を見守り、親子の愛情を育むための貴重な時間でもあります。幼い子どもの成長は早く、少しでも目を離しているとあっという間に大きくなってしまいます。ワークライフバランスが両立できれば、小さい子供と触れ合える貴重な時間を有効に活かすことができるでしょう。

友人と会う時間が欲しい

家庭がある方にとっても、単身者にとっても、親しい友人と合う時間は大切なものです。日夜仕事に追われていてなかなか友人と会うチャンスがないと、知らず知らずのうちに疎遠になってしまうかもしれません。

友人と会い、会話する機会は、その人にとって「プライベートの自分」に戻れる貴重な機会です。友達との時間を定期的にとることによって、オンとオフの切り替えがはっきりできるので、仕事にメリハリ出るようになります。プライベートではしっかりリラックスしてストレス軽減、仕事ではバリバリ働いて成果アップ、というふうに生産性向上にも結びつくことでしょう。

定時で帰れる会社が多い業種や職種はコレだ!

事務職

残業時間を減らし、ワークライフバランスを両立させるために転職をするとしたら、どういう業界を選んだらいいのでしょうか?残業があるかどうかは、結局は就職先企業によるものの、業種、あるいは職種として「一般的に残業がない、定時で帰れる」というものはあります。

たとえば、事務職は一般的に「残業がない、少ない」とされる職種のひとつです。基本的に仕事がオフィスワークに終止するので、「急な仕事がきて今日中に終わらせなければいけない」とか、「思いの外難しい仕事で時間がかかってしまった」といったような事態に陥りにくいからです。

ただし、難点としては同じ社内の人には感謝されるものの、社外の人との関わりが薄くなってしまうため、「社会に貢献している」という実感を得るのが難しいかもしれません。

工場作業

何らかの製品を製造する工場の生産ラインの中で働くような仕事は、比較的定時で帰りやすいと言われています。作業内容や時間が決まっているので、「時間が来たらそのまま終わり」という流れになりやすいのです。残業があるような場合でも、最初から時間が決まっているケースがほとんどで、「ほかの人は帰っているのに自分だけ残業している」というような状態にはまずならないと考えていいでしょう。

あらかじめ決められた作業を黙々と続けるような仕事が多いため、向いている人にとってはストレスが少ない反面、合わない人には苦痛に感じられるかもしれません。また、時間が決まっているとはいえ、残業がある場合もあるので、どのくらいになるかあらかじめ確認しておくと万全です。

外資系の企業

日本では一般的に「勤勉」と捉えられる残業ですが、外資系では異なる見方をされます。定められた時間内に仕事が終わらない=能力が足りないとみなされるのです。従って、外資系の企業では残業が少なくなる傾向にあります。

外資系企業では、労働時間よりも成果を重視されます。しかし、このことは必ずしもいいことばかりとは限りません。成果を挙げられず、結果的に残業をしなければならなくなったら、自分の評価が下がってしまうことを意味するからです。外資系企業への転職を目指すなら、自分で目標を掲げ、ワークライフバランスをコントロールするつもりでいたほうがいいでしょう。

BtoBの企業を相手にした仕事

BtoB=企業間取引を行う企業が顧客である仕事は、一般に残業が少ない、ホワイト企業が多いとされています。なにしろ、取引相手が企業ですから、原則的に相手企業の勤務時間中にしか仕事ができません。従って、残業をする意味自体があまりないのです。

しかし、こうした企業は一般にあまり存在を知られていません。主な取引相手が企業なので、一般消費者に知られるような製品・サービスを取り扱っていないからです。たとえば、企業に薬品などを収めている化学メーカーなどの場合、「業界では知られているけど、一般的な知名度はゼロ」というケースが多々あります。転職を考えるときは、「そういった企業をどうやって見つけるのか」という点が問題になるでしょう。

シフト制で労働時間が決まっている仕事

「早番・遅番」、「日勤・夜勤」というふうに、シフト制で労働時間が決まっている仕事は、時間がくると別の人が代わりにやってくるため、定時で帰りやすいと言われています。

シフト制勤務のメリットは他にもあります。シフトの時間によっては一般的な通勤・退社時間を避けられるため、通勤・帰宅ラッシュを避けることができます。勤務シフトを比較的自由に選べる場合、自分の生活サイクルにあったシフトを選べば家事と仕事の両立もしやすくなります。

一方、デメリットとしては、生活が不規則になりやすい点が挙げられます。たとえば、「日勤の翌日が夜勤」といったシフトになることもあり、日によって労働時間帯が変わってしまうこともあるでしょう。シフトの一部をパート社員などが埋めている場合、人員に不足があると、足りない部分を正社員が補わなければならなくなる、といった事態もありえます。

定時退社ができる会社へ転職する際に気をつけたいこと

「ワークライフバランスが取れる」は志望理由として弱い

ワークライフバランス維持のための転職を行いたい場合、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。

まず、志望する企業に対して「ワークライフバランス維持のため、定時で帰りたいから」などというふうに転職の理由を説明してはいけません。ワークライフバランスが維持できるかどうかというのは、あくまであなたの側の都合です。極端な言い方をすれば、企業にとっては「どうでもいい」ことなので、言ったところで採用に関してプラスになることは一切ありません。

それよりは、企業理念への共感、提供している商品やサービスへの興味、自己のキャリアアップのためといった、「一般的な転職の理由」を述べたほうがいいでしょう。

定時で帰れるホワイト企業の求人はなかなか表に出てこない

ワークライフバランスを考えなかったとしても、やはりほとんどの転職者は定時退社できる仕事を探していると考えていいでしょう。そのため、定時で帰れる会社の求人は競争が激しく、なかなか見つからない場合もあると思います。

また、先ほどBtoBが取引先の企業の例を上げたように、そもそも企業を見つけるのが難しく、「求人そのものが表に出てこない」といったことも十分にありえます。

自分ひとりで定時退社できる転職先を見つけるのが難しい人は、非公開の転職エージェントを活用してみましょう。実は、転職求人には非公開で募集されているものが少なくありません。いい条件で公開募集してしまうと、求職者が殺到してしまうため、非公開にして求める人物像に近い人をマッチングしてくれるよう依頼する企業もいるのです。

非公開の転職エージェントを利用すれば、こうした隠れた求人も見つけることができます。苛烈な求人競争を避け、賢くいい求人を見つけるには、まさにうってつけの方法だといえるでしょう。

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