大手不動産会社と地場の不動産会社。売却を任せるならどっち?

不動産を売却する時は、不動産会社に仲介を依頼して買主を探してもらうのが一般的です。

その時に、大手の不動産会社と地元密着の地場の不動産会社の、どちらに依頼するか迷う方も多いと思います。今回は「大手と地場どちらに任せるべきか?」について解説します。

広域訴求できる物件がどうか

結論から言うと、広域訴求が出来るような物件は大手不動産会社の方が良くて、地元の方がターゲットになる物件は地場の不動産会社の方が良いです。

まずは、広域訴求できる物件かどうかを見極める方法を紹介します。

人気のある駅がどうか

広域訴求が出来るかどうかで一番大事な点は最寄り駅になります。最寄り駅が「複数路線通っている」や「『住みたい街ランキング』で上位になる」など、人気の駅であれば広域訴求があります。

広域訴求とは、要は違う路線の人達も住みたいと思っているエリアの事です。それには交通利便性であったり、知名度であったり、その駅ならではの魅力が必要になります。

人気の施設があるかどうか

上記のように複数路線通っていなくて、ランキングなどに載っていない駅であっても人気施設があれば広域訴求が出来る場合があります。

例えば、大型商業施設が近くにあり、映画を見たり、フードコートで家族が手軽に食事が出来たりする施設などがあれば人気エリアになります。

または、大きな公園が近くにあり家族連れには非常に魅力的な場所であれば広域訴求が出来るかもしれません。

このように、まずは最寄りの駅が人気かどうか、路線が違う人が「住みたい」と思うかを考えましょう。

その次に、人気の施設がないか、「その周辺に住みたい」と思わせるほどの利便性がどうかを考えましょう。

その上で「広域訴求が出来る」という物件であれば、大手不動産会社に仲介を依頼した方が良いケースが多いです。理由は次項よりお話します。

大手不動産と地場の不動産会社の比較

では、実際に大手不動産と地場の不動産会社の違いをご説明します。

ネームバリューによる集客力は大手不動産の方が上

大手不動産会社はテレビCMや元々の認知度によりネームバリューがあります。

例えば、「三井のリハウス」などは誰もが知っている不動産仲介会社なので、中古物件を探している人は、三井のリハウスのホームページを見る人も多いです。

そのため、大手不動産会社に仲介をお願いすれば元々の知名度から、何もしなくても集客を図る事が出来るのです。

この「集客力」と言う点では大手不動産会社の方が地場の不動産会社よりも上です。

大手不動産会社はネットワークが活用できる

更に、大手不動産会社は全国のネットワークが活用できます。大手不動産会社は全国に店舗があり、顧客情報も共有されている事が多いです。

そのため、A駅の店舗に来訪したお客さんをB駅の店舗に紹介するなども可能です。

そのため、横の繋がりを活用したネットワークを駆使しての集客力は、地場の不動産会社よりも大手不動産会社の方が上になります。

また、大手不動産会社の方が資金力もあり、スケールメリットも活かせるので、広告量自体も大手不動産会社の方が多い傾向にあります。

地元顧客は地場の不動産会社の方が上

地元顧客に加えて、「地域情報」は地場の不動産会社の方が情報量は多いです。

そのため、購入検討者に対する営業トークや営業資料なども充実しているので、成約率が高いことが多いです。

例えば、「朝の駅の混み具合」や「夜の駅前の雰囲気」、「地元のお祭り」などローカル情報を知っている分、営業トークに説得力が増します。

物件特性によって不動産会社は変えよう

このように大手不動産会社にも地場の不動産会社にも、それぞれ特徴があり、メリット・デメリットが違います。

そのため、広域に訴求できる物件は広域の集客が出来る大手不動産会社が良いですが、ターゲットが地元に特化している場合は地場の不動産会社の方が良いのです。

まとめ

大手不動産会社と地場の不動産会社は、物件特性によって任せるべき会社は異なります。

自分の不動産を高く早く売るためには、仲介をする不動産会社が一番大事と言っても過言ではありません。

不動産は1千万円単位の高額な商品なので、不動産会社によって100万円単位で売却金額が変わってくる場合もあります。

不動産会社を選ぶ時には上述した情報を参考に、自分に合った不動産会社を選ぶようにしましょう。