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イナバボックスの評判は?メリット・デメリットも詳しく紹介

 

「イナバボックス」は、あの「やっぱりイナバ! 100人乗っても大丈夫」のCMでお馴染みの「イナバ物置」を手がける稲葉製作所のクループ企業、「イナバクリエイト」が運営するトランクルーム・レンタルスペースです。

インパクトの強いCMで有名な企業ですが、土地活用を考えているなら気になるのはその内容。

ここではイナバボックスでのトランクルーム経営の特徴を始め、メリットやデメリット、口コミによる評判をまとめました。

 

目次

イナバボックスでのトランクルーム経営の特徴

「100人乗っても大丈夫」なイナバ物置を使用!

イナバボックスが、使用するのはもちろん、国内シェア4割を占めるイナバ物置です。

堅牢性、耐久性、収納性を誇る老舗企業の商品は、ハード面での不安を一気に払拭してくれるでしょう。

充実した防犯システム

イナバボックスには、ユーザーが安心して利用できるよう充実した防犯システムが採用されています。

フェンスで周囲を囲み出入り口には大手警備会社によるカードキー、物置にはピッキング対応キーを使用しており、契約者以外は入場できない仕組みになっています。

さらに、24時間体制で安全を確保できるよう、警備会社の防犯システムを導入しています。

万が一の際は、ボタンひとつでガードマンを呼び出すことが可能です。

各通路には照明が設けられていますから、夜間でも不安を感じずに利用することできます。

イナバボックスでトランクルーム経営をするメリット

便利な棚板が標準装備

トランクルームにできるだけ多くのものを置きたいときや、ひと目でわかるよう整理したい場合は、棚板があると便利ですね。

しかし、この棚板、どこのトランクルーム会社でも装備しているわけではありません。

トランクルームは会社によっては、ユーザーが自分で設置しなければいけないところもあります。

イナバボックスでは棚板は標準装備になっていますから、別途用意する必要がありません。

足りない場合は、事前連絡で追加が可能です(100円/枚)。

用途に応じて様々なバリエーションが用意

屋外収納、屋内収納それぞれに多くのバリエーションが用意されているため、さまざまな用途に応えられ、ユーザーニーズを逃がしません。

屋外収納

スタンダード

もっとも広く利用されているタイプです。

用途に応じて0.3畳から3畳まで選択可能です。

おすすめ収納品:ゴルフバッグ、スキー板など

デラックス

断熱材を使用し、熱による収納品の変形や結露、ほこりを防止する物置です。

おすすめ収納品:衣類、お布団、雛人形、電気製品など

BIKE BOX(小型倉庫[シャッター式])

全面開口のシャッター式で物の出し入れがしやすく、大きなものの収納に最適です。

防犯機能にも優れています。

おすすめ収納品:バイク、仕事道具など

ガレージ(大型倉庫[シャッター式])

設備やセキュリティが万全、車と一緒に備品も収納可能です。

おすすめ収納品:車、引越し荷物、在庫商品など

屋内収納

バイク専用ルーム

高いセキュリティで愛車を守ります。オープンタイプと個室タイプの2種類が用意されています。

おすすめ収納品:バイク、バイクの部品

ロッカー

他サービスではほとんど見られない、イナバボックスだけの収納タイプです。細かいものを保管するときに重宝します。

おすすめ収納品:文房具、アクセサリーなど

空調管理ルーム

温度管理機能付トランクルームです。

温度の変化や、結露やカビなどを防ぎ長期間状態を維持したまま保管することができます。

おすすめ収納品:より大切に扱いたい荷物、衣類など

女性専用ルーム

トリプルチェックのセキュリティで安心できます。フィッティングエリアが併設させています。

おすすめ収納品:衣類、バッグ、靴など

オーナー制度、土地一括借上制度と経営方法を選べる

イナバボックスとの契約形態は2タイプ用意されています。

土地一括借り上げ

イナバボックスがオーナーの所有する土地を、第三者(利用者)に転貸することを目的としてまとめて借り上げます。

オーナーは土地の稼働状況に関わらず、一定の賃料を受け取ることができます。

(※初期投資費用が必要な場合があり)

パートナーシステム(オーナー制度)

トランクルームの設置はオーナーが行い、運営管理をイナバボックスが代行します。

オーナーは毎月の売上に連動した収入を得ることができますから、運営状態が良ければ高い収入が見込めます。

イナバボックスでトランクルーム経営をするデメリット

一部の地方都市には対応していない

対応エリアは広いですが、全国どの場所でもサービスを受けられるというわけではありません。

2017年10月現在で、店舗のある都道府県は以下の通りです。

宮城、栃木、群馬、千葉、埼玉、東京、神奈川、静岡、愛知、大阪、兵庫、岡山

イナバボックスでのトランクルーム経営の評判

建築基準法に適応した製品

中古コンテナをリサイクル利用したトランクルームをよく見かけますね。

なかには、単にコンテナを積んだだけの違法性の高いものも見受けられ、トランクルーム人気に伴い取り締まりが厳しくなることが予想されています。

イナバボックスのトランクルームは、国内の稲葉製作所工場にて生産されたもので、建築基準法に適応した製品です。

屋外型の設置置物はすべて確認申請をとって設置されているので、安心して任せられます。

INABA96プレミアムクローゼットの特徴

  • 断熱材仕様の二重構造
  • 空調を標準装備で快適環境
  • 便利な棚板を標準装備
  • 安心の防犯システム
  • 四季折々のアロマの香りと音楽

また、オーナーにとってもINABA96は大変魅力的です。

建設面積16坪から60坪まで展開しており(6坪、12坪の特別ラインナップあり)、狭小土地でも対応可能です。

オールインパッケージ商品なので、追加補修費が少なくてすみます。

少ない初期コストと高い収益効率でスピーディーな投資回収が見込めます。

荷物が出し入れしやすい

屋外型はすべて1階、屋内型には段差のない設計が採用されて荷物の出し入れがしやすくなっています。

ほとんどの店舗には駐車場があり、車を間近まで近づけることができます。店舗には台車も用意されています。

市場拡大の注目分野

数ある土地活用のなかでも、トランクルームは将来性の高い活用方法のひとつです。

トランクルームサービスは、日本ではまだ認知度が低いサービスですが、近年その需要は高まりをみせており、毎年10%の成長を続ける市場になっています。

現状トランクルームは100世帯に1室の割合でしか普及しておらず、今後も需要拡大が大いに期待できます。

2027年には現状比2倍強の1,000億円規模へと成長する市場であるという意見もあります。

税金対策としての効果は薄い

土地活用の目的に節税対策を挙げるひとも少なくありません。

黙って持っているだけでも、土地には税金がかかってきてしまうからです。

しかし、残念ながら、トランクルーム経営では、節税対策の効果はあまり期待できません。

賃貸住宅のように「住宅用地の課税標準の特例措置」を適用できないため、固定資産税や都市計画税を節税することができないのです。敷地は更地と同等の扱いになりますから、注意してください。

ただし、相続税については「貸家建付地の評価減」と「小規模宅地等の特例」を受けられる場合があります。

これはトランクルームのタイプとトランクルーム業者との契約形態によって変わってきますので、税理士など専門家に確認すると良いでしょう。

イナバボックスで経営を始める流れ

最後にイナバボックスでトランクルーム経営を始める際のおおまかな流れをご説明します。

1.情報収集

土地活用を始めるには、所有地の特徴の把握、資金計画の立案などを行い、自分たちがどのような活用方法を望んでいるか整理しておく必要があります。

同時に土地活用を行っている会社のセミナーに参加したり、資料請求を行うなどして、複数社の情報を仕入れておきます。

2.営業担当者と面談

各社の営業担当者から説明やヒヤリングを受けます。

オーナーからもいろいろと相談してみましょう。これは営業担当者の受け答えなどから、会社の質を窺い知るための重要な機会です。

3.物件診断/マーケティング

オーナーから相談を受けた各社は、その土地に適した活用方法を提案するため、立地・地形などの基本調査に加え、人口動態、利便性、雇用、生活関連施設の充実度、都市計画などの調査を行います。

4.プランニング/提案

各社から土地活用の提案を受けます。

5.検討・依頼先決定

提案された内容を十分検討して、依頼先を決定します。

6.契約締結

イナバボックスに依頼先を決めたら、土地一括借り上げ契約またはパートナーシステム契約を締結します。

まとめ

口コミをみていると、「イナバ」というネームバリューが大きくユーザーに影響を与えていることがわかります。

さすが、印象に残るCMコピーのトップ10に入るというだけのことはあります。

やはりユーザーにとってよく知られているメーカーであることが、安心材料のひとつになるという証ですね。