引越しの費用は安くできる!見積もりからの値下げ交渉術

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引越しを依頼する場合、業者は見積もりを提出してきますが、その金額のまま契約してはいけません。

「複数の業者から見積もりを取り、業者ごとの金額を比べて安い業者を選ぶ」という方もいらっしゃるでしょうが、それでもまだ甘いといえます。

引越しには基本的に定価が存在しません。そのため、実は交渉次第でそこからさらに金額を下げられるのです。

ちょっとしたコツを実践するだけで、場合によっては数万円もの違いが出ることも。そこで、ここでは誰でもかんたんに実践可能な値下げ交渉術をご紹介していきたいと思います。

引越し費用の見積もり

引越し業者に契約を申し込む前に、顧客にどの程度の金額がかかるのか提示してくれるものが「見積もり」です。顧客はこの金額を見て、契約を実際に申し込むかどうか判断します。

引越し費用には基本的に定価がないため、この業界では当初の見積もり金額を高めに設定するというセオリーがあるようです。

値下げ交渉されることが前提となっているので、ある程度値引きできる、利幅の乗った金額を提示するわけです。

当然、そのままの金額で契約すると損をしてしまう可能性があります。

ただし社印を押した見積もりを提出した以上、業者もその金額からむやみに大幅な割引をすることはできません。

そんなことをすると、「最初の見積もり金額は何だったの?」「ぼったくろうとしていたのかも……」という顧客の不信感を招くことになるからです。

ただし次のようなポイントに沿って交渉すれば、効果的な値下げにつながります。

見積もりを取る際の注意点

引越しの代金は、大まかにいうと次の3つの合計で成り立っています。

  1. トラックのサイズに応じた使用料や燃料代
  2. 作業スタッフの人件費
  3. 業者の利益

トラックのサイズやスタッフの人数は荷物の量によって決まるため、見積もりを依頼すると荷物の量を把握するために営業担当者が自宅を訪れます。

見積もりを安くしたいのなら、必ずこの現地調査をしてもらいましょう。

荷物の量を確認することが目的なので、玄関先で対応するのではなく実際に部屋の中に入ってもらいます。

現地調査なしで見積もりを取ることもできますが、その場合は荷物の量が正確に把握できないので概算でトラックの大きさを決めることになります。

トラックが小さくて荷物がすべて乗せられなかった場合も、現地調査をして業者が決めたトラックだと追加料金は発生しません。

一方、概算で見積もりを取っていると積み残しは顧客の責任となります。

量によっては自分で運べるかもしれませんが、積み残しが多いとトラックが二往復するなどの対応が必要になり、多額の追加料金を支払わなければならない可能性も。

引越し先が近距離で、実家から嫁ぎ先への荷物など自分であとから運べる場合を除き、概算での見積もりは避けた方が無難です。

現地調査は営業担当者が行うため、必ずといっていいほど「この場で決めてもらえれば●●をおつけします!」「この金額は今だけ!」などと、契約を急がせようとします。

しかし実際にはその場で決めなくても金額が変更になることはほとんどないので、決して焦って決めないでください。「検討して後日決定しますので、その場合の金額を教えてください」と伝えましょう。

相見積もりのすすめ

複数の業者から見積もりを取ってその金額や内容を比較することを、「相見積もり」といいます。

少しでも金額を抑えたいと思うのなら、この「相見積もり」を必ず取りましょう

「何社もの業者と連絡を取るのは面倒」と思われるかもしれませんが、一括見積もりサイトなどのサービスを利用すれば情報の入力回数が減らせるので、それほど手間はかかりません。

電話番号やメールアドレスを条件に合った業者に通知してくれるので、業者からの連絡を待ちましょう。

もちろん業者別のサイトや電話番号から連絡を取る方法もありますが、一括見積もりサイトから見積もりを申し込むことにはもう1つ大きなメリットがあります。

口にしなくても、「私は相見積もりを取っていますよ。他の業者に負けないような金額を提示してください」という意思表示ができるのです。

相見積もりであることを最初に提示すると相手に競争原理が働くため、当初の見積もり金額が抑えられ、交渉に割く時間を短縮できます。

そうでない場合も、他社の見積もり金額を提示して具体的に交渉することで、大幅な値引きにつながる可能性が高いです。

値引き幅を大きくしたいなら、できるだけ4社以上から見積もりを取るようにしましょう。

条件交渉で合理的に

具体的な条件を提示し、相手に値下げする「理由」を与えてあげる方法もおすすめです。

引越し費用を安くするために最適な時期や時間(※サイト内リンク)

でご紹介したように、引越しの代金は時期や時間帯によってもかわってきます。

「午後でよいからもう少し安く」など、条件を相手に合わせて譲歩することで上手に値引きを引き出しましょう

日程にある程度余裕があるのなら、引越し希望日をいくつか提示して業者に指定してもらうという方法もあります。

業者は人気のない曜日や時間帯に契約を入れたいので、「この日の午後なら●●円でお引き受けします」など、値引きに応じてくれる可能性が高くなるのです。

トラックのサイズや作業スタッフの人数が抑えられるよう、必要のないものは引越しまでにできるだけ処分し、荷物を減らしておきましょう。

小さな荷物だと金額にそれほど影響しませんが、家具や家電などの大型の荷物だと見積もり金額がかわってくる可能性があります。

担当者に「これは引越しまでに処分する予定です」と伝え、値引きにつなげましょう。

営業マンもおだてれば木に登る!?最後の一押しで数千円の違いが

最終的に依頼先を絞り込んだら、もうひと押しすることを忘れずに。

「○○さんの対応がとてもよかったので、こちらにお願いしようかと考えています。もしもう少し値引きしてくれれば、この場で決めようと思います。

など、営業担当者をほめつつ、最後の値引き交渉をしてみましょう。

相手を褒めるという方法はベタだと感じるかもしれませんが、やはり褒められれば誰しも悪い気はしないものです。

さらに営業担当者は「即決」という言葉に弱い生き物。

「それではもう5千円値引きした金額でどうでしょうか?」など、この一言を入れるだけで数千円違ってくるケースも。

ダメだったとしても損をするわけではないので、ぜひお試しください。

値下げ交渉を円満にすすめるには

値下げ交渉を円満に進めるための最大の秘訣は、誠意をもって担当者に対応するあなた自身の姿勢です。

もしあなたが営業担当者なら、「お客様は神様だ!」といわんばかりの横柄な顧客に対して、「少しでもよい条件を提示してあげたい」と思うでしょうか? 相手も人間なので、丁寧で印象がよい顧客にこそ「頑張って値引きしてあげたい」と思うはずです。

営業担当者相手に横柄な態度を取ってしまう人は少なくありませんが、通常大幅な値引きは上司に掛け合わなければなりません。

印象がよい顧客への値引きだと、担当者も熱が入ります。

現地調査の際は自宅まで訪れてくれたことに対してお礼を述べ、決して無下に扱わないことが大切です。

相見積もりを取る他の業者とバッティングしないよう、スケジュールへの配慮も忘れないでください。

まとめ

引越しの前後は何かと物入りなので、少しでも引越しにかかる費用を抑えられれば助かります。

上手な交渉で見積もりからの値引きを成功させ、気持ちよく新生活のスタートを切りましょう。

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