引越し会社の中小業者はどんな人に向いているの?

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引越し会社には誰もが名前を知る大手企業もあれば、個人事業として家族で運営している小さな業者も存在します。

実は業者の規模によってそれぞれ異なる特色があり、中小業者が適している人もいれば、大手業者が向いている人もいるのです。それではあなたには一体、どんな規模の業者が適しているのでしょうか?

「こんなはずじゃなかった……」と後悔せずにすむよう、引越し会社の規模による違いや中小業者が向いている人の特徴を詳しくご紹介していきます。

大手と中小、どう違う?規模による特徴を知ろう

『引越し会社の大手と中小はどう違うの?』でご紹介したように、大手企業と中小業者にはそれぞれに異なるメリットとデメリットがあります。

「大手企業の方が何となく安心」「見積もりが安いから小さい業者に」など、あまり深く考えずに決めると後悔してしまうことも。

どんな人に中小業者が適しているのか考える前段階として、まずはこの記事に目を通し、規模による業者の違いを理解しておきましょう。

こんな人には中小業者がオススメ!

中小業者と大手企業が持つ特徴の違いから、次のようなポイントにあてはまる人には中小業者が向いているといえます。

ポイント1 引越し費用を少しでも抑えたい!

引越し費用はさまざまな条件によって決まるため一概にはいえませんが、一般的に大手企業よりも中小業者の方が、引越し費用が安くなります。

ただし、大手企業のようにスタッフ教育が充実している中小業者はあまり多くありません。「細やかなサービスよりも費用の安さを重視したい」という人に適しているといえるでしょう。

中小業者は広告宣伝に費用をかけておらず、知名度では大手企業に敵いません。そのため、見積もり費用を安く抑えることで大手企業に対抗し、顧客からの依頼を勝ち取ろうとするのです。

広告宣伝費がかからない分を、引越し代金そのものの割引に反映しているという側面もあります。

見積もりが極端に安い業者を選ぶと、サービスそのものの質が悪いというケースもあるので注意してください。紛失や破損に対する補償制度がなかったり、荷物を乱暴に扱われたりする可能性もあります。

競争原理を働かせて引越し代金を抑える意味でも、そういった悪質な業者を見抜く意味でも、引越しでは複数業者から相見積もりを取ることをおすすめします。

ポイント2 引越し先が近い

中小業者はスタッフの人数やトラックなどの設備が限られており、対応可能な引越しのエリアに制限があることも珍しくありません。

近距離の引越しなら中小業者にも対応が可能で、選択肢に加えることができます。中小業者は顧客の都合に合わせて、ある程度柔軟に対応してくれることも多いようです。

ポイント3 荷物の量が少ない

上記と同じ理由ですが中小業者は設備が限られているため、使用できるトラックの容量に制限があることも。

大家族の引越しなどで荷物が多いと対応できなかったり、ピストン輸送(トラックを複数回往復させる輸送法)が必要になったりするケースがあります。

昇降機や高所作業車といった特殊車両を備えている業者も少ないので、荷物の内容によっては引越し先の階数や通路幅、出入り口の大きさや角度などにも注意してください。

荷物の量や内容に合ったトラックや特殊設備、スタッフの人数が選べないと、時間や燃料費が余分にかかって割高になってしまうかもしれません。「引越し代金が抑えられる」というせっかくの中小業者のメリットが帳消しになる可能性もあります。

逆に1人暮らし程度の少量の荷物なら、小回りの利く中小業者の得意分野です。「軽トラックの助手席に乗せてくれた」「家具の組み立てを手伝ってくれた」など融通を利かせてくれる業者もあるようなので、中小業者の利用も検討してみましょう。

ポイント4 梱包は自分ですませ、運搬だけをまかせたい!

大手企業なら梱包から荷解きまで含まれるトータルサービスを受けることもできますが、ほとんどの中小業者には梱包などを含む各種オプションサービスがありません

中小業者は、家具や家電を除く荷物の梱包や荷解きをある程度自分で行う自信があり、「運搬だけのシンプルなサービスを利用したい」という人に適しています。逆に「忙しいから梱包はプロにまかせたい」「荷造りは苦手。

自分でできる自信がない……」という方には、大手企業をおすすめします。

ここなら安心!の中小業者を見極めるコツ

大手企業では正社員に対する社員研修をはじめ、アルバイトや期間雇用のスタッフに対しても、研修制度やしっかりとしたマニュアルが用意されています。

もちろんそれぞれの業者によって違いはありますが、引越しにおける荷物の取扱いや養生、梱包の方法などに関しては、一定以上のレベルが確保できると思っていいでしょう。

これに比べ、中小業者は体系的な研修制度を整備しているケースが少ないため、サービスや対応の質における差が大きくなりがちです。

そのことに対し、不満を覚える人もいるかもしれません。

 

もちろん中小業者の中にも、充実したサービスや質のよい対応をしてくれる業者がたくさんあります。次のようなポイントを意識することが、質の高い中小業者を見極めるコツです。

ポイント1 問い合わせに対する対応は?

見積書の内訳に対する質問をした際、はっきりと答えてくれない業者は避けた方が無難です。もちろん、メモ書きのような見積書や口頭での金額提示しかしてくれない業者は論外です。

見積もりの出し方に対する明確なルールを定めている業者なら、しっかりしている可能性が高いといえます。

引越し当日にもテキパキとした動きが期待できるでしょう。「どの部分ならもう少し安くできますか?」など、少し踏み込んだ質問をすると、数字に対する根拠がよりわかりやすくなるのでおすすめです。

質問に対する答えをうやむやにするような業者は、見積もりの数字に根拠がなく、ぼったくろうとしている可能性もあるので注意してください。

ポイント2 「もうちょっと安くして!」と伝えたときの反応は?

引越し費用を安くする方法には、日程の調整や時間帯の工夫、梱包資材の調達方法変更などさまざまなものがあります。

「もうちょっと安くして!」と伝えた際、「日曜や祝日以外なら●●円になりますよ」「同じ日でも、午後なら少し安くできます」「梱包資材は当社でも手配できますが、インターネットで購入する方が安くつきますよ」など、こちらの要望にあったアドバイスをしてくれる業者を選びましょう。

そのようなアドバイスがなくいきなり大幅な値引きを提案したり、逆にまったく値引きに応じなかったり、「梱包資材はぜひ当社で購入してください」と勧めてきたりする業者はおすすめできません。

顧客の満足度よりも利益を追求する考え方かどうかを見極めることが、よい業者を見分けるポイントです。

ポイント3 補償は大丈夫?「標準引越運送約款」の有無を確認

中小業者の利用で心配な点は、「荷物を丁寧に取り扱ってくれるか」「万が一破損した場合は、きちんと損害を補償してくれるか」ということではないでしょうか。

中小業者であっても「標準引越運送約款」を採用しているなら、大手企業とかわらない補償制度が用意されています。

中小業者の利用を検討する際は、万が一荷物や建物の破損が発生した場合に備えてこの点を確認しておきましょう。

通常は見積書の裏面などに記載されています。補償制度を用意している業者なら、ある程度慎重に荷物を取り扱ってくれると考えられます。

まとめ

引越し業者は規模によって、それぞれ異なる特色があります。その特色を生かすためには、個性を把握して自分に合った業者を選ぶことが何よりも大切です。数ある業者の中からニーズに合った一社を見つけ出し、引越しを成功させましょう。

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