外壁塗装を業者に頼む場合とDIYする場合のメリット・デメリット

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外壁塗装は家のメンテナンスの1つとして必要なことですが、場合によっては100万円を超える費用になります。

それを10年程度で毎回していくとなると、費用の調達も考えておかなければ生活を圧迫してしまいます。

ましてや、塗り替えの時期が来ていないのに一部にひび割れが見つかった場合でも、前面塗り替えになってしまうこともあり、これは痛い出費です。

 

一部分だけであれば、自分で塗ることは可能ではないかと思ってしまいますが、そのデメリットはないのでしょうか。一緒に考えてみましょう。

外壁塗装をDIYするメリット・デメリット

メリット

コストが大幅に抑えられる

自分で塗り替えを行う場合、一番のメリットはコストがかからないことです。

人件費は経費の中で最も多く、60%くらいが人件費だと言う人もいるくらいです。この費用を節約できるのは大きいです。

 

また、ホームセンターに行けば、塗料やローラーなど、外壁塗装に必要な道具や材料はほとんど手に入ります。

塗料業者が使う塗料の値段はそれほど違いませんが、使う塗料の種類によって価格差が出ます。

この価格差は、業者によっては必要以上の塗料を使っている場合もあるということです。

自分で行う場合は、必要以上の塗料を選ぶことがないので、そこでも価格差が出てきます。

 

さらに、大手のハウスメーカーに依頼したとしても、下請けに出している場合がほとんどで、当然、中間マージンもかかります。これも価格差となって出てきます。

自分たちの思いのままにすることができる

自分の考えたデザインでも、業者のほうで技術的にできない、あるいは塗料が手に入りにくいなどの理由で思うようにできないこともあります。

業者との打ち合わせの段階で、「経験上、その建物には似合わない」と拒否されることもあるでしょう。

 

自分で塗り替えるなら、少し見栄えが悪くなっても、今回は部分的に塗装するだけでよいと思えば部分塗装で済ますことも可能です。

 

また、自分が使いたいデザインの外壁にすることも可能で、お店などで目立つ塗装がしたい場合にも対応できます。

手がけた達成感が得られる

DIYの良さは、達成感です。たとえうまくいかなくても、苦労が報われたときの達成感は代えがたいものがあります。

 

塗料を塗るときのコツや汚れの取り方など、他のことにも応用できる技術が身につくのも利点です。

この技術は他の所でも役立つ自分の財産として残ります。

デメリット

仕上がりの良さはプロに負ける

どんなに器用な人であっても、経験値のある業者には勝てません。

よく見ないと見落としてしまうような塗り残しも、プロは塗り重ねていく過程で均一に塗装していきます。

ローラーでつけることのできる質感も、プロならではの技術です。

偶然のようでいて職人の腕が要求される吹き付け塗装の模様などはプロでもベテランでなければできません。

長期間の時間が取られる

塗装には、足場を組むところから片付けまで1週間から10日ほどかかります。

足場は業者に御願いするとしても、実際には下地処理や2回以上の上塗りには多くの時間が必要です。

足場もレンタルする期間が長いほど料金がかさみます。

 

全面塗装をする場合はコスト削減のメリットも相殺されるどころか、かえって赤字ということもあるでしょう。

安全性に欠ける

一番の問題が安全性です。十分な知識がないと、最適な塗料を選択できないために耐久性に問題が出る場合もあります。

また、塗料のシンナーを吸い込んだために、健康に害を催すことも考えられます。

マスク等の準備が必要ですが、業者が使っているようなマスクを自分で揃えることは非効率です。

 

また、通りに面したところでは、通行人等にも気を配る必要があります。場合によっては警備員を雇う必要もあるでしょう。

もし、通行人にけがなどを負わせることになった場合、個人的に負担することは困難です。

外壁塗装を業者に頼むメリット・デメリット

メリット

仕上がりレベルはプロ

特に吹き付け塗装の場合、仕上がりはプロにかないません。

毎日作業をしているのですから、複雑な構造の建物でも塗り残しなくキレイに仕上げてくれます。

 

均一に塗ることはもちろん、質感、模様ともに経験の豊富な業者ほど施工主の思った以上の仕上がりになります。

仕事の早さも業者ならでは

工事にかかる速さも素人にはかないません。作業自体の速さももちろんですが、段取りもよく、塗っていく場所の優先順位も考えてやっていくので、非常に効率よく済ませていくことができます。

自分でやる場合でも、段取りは非常に見習うものがありますが、これは書いた知識で覚えるものではなく、やはり現場で覚えていくことが多いものです。

設備と経験が充実し、安全性も担保されている

吹き付け塗装で使われるスプレーガンは特殊なもので、個人的に使えるようなものではありません。

また、経験がない人ではプロでも扱いが難しいとされているくらいです。

 

安全性についても、知識が豊富で、安全性を担保するために命綱の使用などが教育されています。

通行の妨げになるようであれば、警備員の配置も的確に行うことができますし、もしトラブルがあっても加入している保険などで対処します。

デメリット

やはりコストがかかる

様々な技術、設備等々の関係上、コストがかかります。

工事代金以外にも、中間マージンや営業にかかる費用、業者自身の儲けの部分も上乗せされるため、どうしても費用がかさみます。

なかなか思い通りにすることが難しい

自分で行うことよりも思い通りにするのは難しいというのはあります。

 

ただし、業者選びの際に過去の実績等を参考に選ぶことによって、自分の思うとおりのデザインに近いものを実現することは可能になってきます。

経験値がたくさんある業者や技術が高い職人さんがいる業者は、思った以上のものを仕上げてくれるでしょう。

「自分でやりたい!」という人の満足感は得られない

業者任せであれば、思った通りに行かなかったとしても妥協が必要で、達成感は自分でやったときのようなものは得られません。

また、技術的に参考になることはあっても、自分の身につくかどうかはやはり自分でやった方がメリットは大きいです。

結局、業者とDIYはどちらがいいのだろうか

自分でやってみたい!という人はDIYを

業者任せでなく自分でやってみたい人には、DIYでできないことはありません。

 

ある程度器用で、自分でも犬小屋などのペインティングを経験しているなら、比較的うまく塗り替えができるでしょう。

インターネットでは様々な情報が検索できるので、塗料の選び方も一通り学ぶことができます。

 

ただし、下塗りに使う塗料は上塗りに使う塗料に対応したものでなくてはいけません。

さらに、部分塗装をする場合は、前の塗料と同じものを選ばないと、塗ったところが目立ってしまいます。

 

足場が必要な場合は、足場だけ業者でレンタルする方が安全です。

脚立でもできますが、広範囲になると移動の手間がかかり、作業に相当の時間を要します。

 

コスト削減が大きなメリットになりますから、広範囲な塗り替えは、やはり業者に頼んだ方が無難です。

建物の耐久性を重視するなら、やはり業者に頼むのがベスト

部分的な塗り替えで済むのならまだしも、その仕上がりや耐久性に自信がないなら、やはり業者に依頼すべきでしょう。

業者選びに時間を掛けるようにすれば、自分の思っている以上にきれいな仕上がりにできます。

また、作業にかかる時間も短くすみ、合理的です。

まとめ

最近はホームセンターやネット通販で、少量の単位でも外壁塗装に必要な材料や道具は購入できるようになりました。

基本的には資格も要らない塗装は、自分でもできます。

しかし、きれいな仕上がりや作業時の安全性を考えれば、業者に依頼して塗り替えを行うのが最適な選択だと思います。

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