放射能の心配のない安全なウォーターサーバーはどれ?

2011年3月11日に起きた人類史上未曾有の大地震は、それ以上に深刻な被害を人類に与えました。

それが、福島第一原子力発電所で起きた水素爆発とメルトダウンです。

この事故によって、大量の放射性物質が空気中に放たれたと言われています。

このニュースは多くの人に放射能汚染への恐怖を抱かせました。

そのため今では、以前よりもまして、野菜や魚だけではなく、水に対してもその産地を気にしている人が非常に多くなっています。

では、実際に「安全な水」と言えるのは、どこの水なのでしょうか?

ウォーターサーバーに放射性物質が含まれている可能性はあるの?

ウォーターサーバーには大きく分けると天然水とRO水を扱っている業者がありますので、順番に見ていきましょう。

RO水を扱うウォーターサーバー

RO水とは採取した水にRO膜処理を行った水のことをいいます。

RO水の多くは、河川や水やボトリング工場付近の原水としているため放射線の影響を受けているのでは?と不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。実際には放射線が含まれている可能性はあったでしょう。

しかし、RO水に使用されるRO(Reverse Osmosis)膜は逆浸透膜と呼ばれ、0.0001ミクロンの超微細孔のフィルター不純物を徹底除去することができます。

そういった過程を経て製造されているので、放射線物質も取り除くことができるとされており、安全性は高いと言えます。

天然水を扱うウォーターサーバー

ウォーターサーバーで使用される天然水は、そのほとんどが採水地の地下何百メートルおり汲み上げられた地下水を利用しています。

地下水とは、山や地表に降った雨が、何十年何百年という歳月を経て少しずつ地層を伝い、ろ過・沈殿され、地下に蓄えられたものなのです。

したがって、今現在のように飲料用として飲めるようになるまでには何十年何百年という年月が必要になることから、仮に放射能の影響がある天然水を口にするのは何十年、何百年先ということになります。

さらに、もともと放射線の影響の少ない地域・採水地の地下水を使用しているウォーターサーバーを選び、国で定められた基準値に従い沈殿やろ過などの方法で不純物を取り除いている天然水を選べば、それはもう安心・安全な天然水と言えるのではないでしょうか。

放射線の心配が少ないウォーターサーバーを選ぶには?

福島原発の事故以降、多くのメーカーで放射性物質の水質検査を行ってきました。

そして現在のところ、ウォーターサーバーのお水から放射性物質が検出されたという報告はないようです。

しかし、報告がないだけで実際のところはどうなのかは誰にも分かりません。そこで、ここでは少しでも放射能の心配の少ないウォーターサーバーの選び方について考えていきたいと思います。

第3者機関の依頼や水質検査の原本を公表している会社を選ぶ

一口に放射線検査を実施しているといっても、この虚偽申告があふれるニュースなどを観ていると不安に思う方もいらっしゃると思います。

RO水と天然水についても放射性物質の心配は少ないとされていますが、より確実な安心感を得たいのであれば、放射能検査を定期的に行い検査結果を公式サイトに公開しているメーカーを選ぶのも一つの方法です。

もちろん、検査結果を公開していない業者はまったく信用できないと言っているのではありません。

あくまで水の安全性を判断する一つの材料として、目安にしていただければと思います。

ウォーターサーバーのお水は採水地が遠いところを選ぶ

基本的には福島原発から遠い採水地のほうが、事故の影響が少ないと考えられます。

ただし、気候の影響などで必ずしも正しいとは言い切れません。

また、放射線はそれだけで存在するものではなく、放射性物質から発せられるものです。この放射性物質は非常に小さな粒子ですので、風に乗って広く遠く広がってしまうわけです。

ただ逆に言うと、この粒子を取り除くことができれば、採水地に関係なく安全だとも言えます。

その点、RO膜で極限までろ過するRO水は、高い精度で放射性物質を取り除くことができますので、ひとまず安全だと言えるでしょう。

放射能の心配が少ないウォーターサーバーは?大手各社をご紹介

現在のウォーターサーバーでは放射性物質が検出がされた報告はありませんが、さらに放射能の心配が少ないウォーターサーバーを選びたいという方にもいらっしゃると思います。

ここでは、大手で人気のウォーターサーバーの中でも上記でご説明したような、

  • 原発事故地点から遠い地域の水も扱っている
  • 定期的な第三者機関による水質検査を実施している
  • 水質検査結果の原本をそのまま公式サイトで確認できる
  • RO水も扱っている大手製造元のウォーターサーバー

といった基準からウォーターサーバーを厳選してご紹介したいと思います。

①コスモウォーター(天然水)

コスモウォーターおすすめ

採水地と検査機関

採水地

  • 富士の響き ……………… 静岡県御殿場市
  • 古都の天然水 …………… 京都府福知山市
  • 日田の誉 ………………… 大分県日田市
  • プラスプレミアム(RO水) …… ボトリング工場各地

検査機関

  • 株式会社シー・アール・シー食品環境衛生研究

特徴

3種類の天然水と1種類のRO水を扱っています。

それぞれの採水地は上記のようになっています。福島原発からの距離という意味では、「日田の誉」がもっとも遠いので、原発時の影響は少ないでしょう。

また、RO水についてもボトリング工場の所在地によっては距離があると思われます。ただ、RO水は放射性物質も十分除去していますので、非常に安全だと考えていいでしょう。

なお、コスモウォーターでは、2ヶ月に一度放射性物質の検査をしており、Webサイトに測定結果を公開しています。(検査機関:株式会社シー・アール・シー食品環境衛生研究)過去に放射性物質が検出されたことはありません。

コスモウォーターの電気代や評価は?注文方法から解約方法まで解説

②フレシャス(天然水)

フレシャスウォーター紹介画像

採水地と検査機関

採水地

  • フレシャス富士 ……… 山梨県富士吉田市、標高1,000m地点(開発限界地域)
  • フレシャス木曽 ……… 長野県木曽福島町
  • フレシャス朝霧 ……… 静岡県富士宮市

検査機関

  • 株式会社静環検査センター

特徴

3種類の天然水があり、それぞれの採水地は上記のようになっています。

なお、フレシャスでも第三者機関にて1ヶ月に1度定期的な放射性物質の検査を行っており、結果はWebサイトに公開されています。(検査機関:株式会社静環検査センター)気になる人は一度確認しておきましょう。

フレシャスの料金・電気代は?契約から注文方法、解約までの流れ

③プレミアムウォーター(天然水)

プレミアムウォーターの紹介画像

採水地と検査機関

採水地

  • 富士吉田の水 ……… 富士吉田
  • 南阿蘇の水 ………… 南阿蘇

検査機関

  • 株式会社地球科学研究所

特徴

上記のように、2種類の天然水があります。福島原発からの距離的には「南阿蘇の水」が安心でしょう。

しかし、Webサイトに公開されている放射性物質の検査結果を確認すると、どちらも過去に1度も放射性物質が検出されていません。(検査機関:株式会社地球科学研究所)

プレミアムウォーターの値段・電気代は?契約から注文方法、解約までの流れ

④アルピナウォーター(RO水)

アルピナウォータサーバー紹介

採水地と検査機関

採水地

  • 長野県大町市

検査機関

  • 長野県薬剤師会検査センター

特徴

採水地は長野県ですが、天然アルプスの水をRO膜に通してろ過したRO水ですので、安心して飲むことができるでしょう。

また、第三者機関が原水の放射性物質検査をしており、結果がWebサイトに公開されています。

過去に放射性物質が検出されたこともありません。(検査機関:長野県薬剤師会検査センター)

アルピナウォーターの料金・電気代は?契約から注文方法、解約までの流れ

⑤クリクラ(RO水)

クリクラウォーターサーバー紹介

採水地と検査機関

採水地

  • 西日本

検査機関

  • 株式会社化研

特徴

各地のプラントで地下水を採水し、RO膜でろ過していますので、送られる水の中に放射性物質が残留していることはほぼないでしょう

原水についてはプラントの所在地によりますが、西日本を中心としたプラントで作られているようですので、影響はほとんどないと思われます。

また、この会社も放射性物質の検査を実施して、結果をWebサイトで公開しています。(実施機関:株式会社化研)

クリクラの値段・電気代は?契約から注文方法、解約までの流れ

⑥アクアクララ(RO水)

アクアクララ紹介

採水地と検査機関

採水地

  • 全国

検査機関

  • 株式会社エバテック

特徴

この会社の水は、全国のプラントで地下水を採水してRO膜でろ過して生成しています。

RO水ですので、放射性物質が残留している可能性はほとんどありませんが、原水の検査は行われており、Webサイトに公開されています。(検査機関:株式会社エバテック)

アクアクララの値段・電気代は?契約から注文方法、解約までの流れ

⑦うるのん(天然水・RO水)

うるのんウォーターサーバー紹介

採水地と検査機関

採水地

  • 静岡県富士宮市

検査機関

  • 株式会社静環検査センター

特徴

天然水とRO水を選択できますが、どちらも原水は同じです。

毎月5回も放射性物質の検査を行っており、Webサイトに結果を公開しています。(検査機関:株式会社静環検査センター)

うるのんの料金・電気代は?契約から注文方法、解約までの流れ

まとめ

ここまでウォーターサーバーのお水は放射能の影響をどのように受けるのか、そしてなるべく安心・安全なウォーターサーバーを選ぶにはどうすべきなのか?というところについて観てきました。

毎日口にする飲み水。水道水では不安だから少しでも安心できるお水を選びたいと考えるのは当然です。

そしてウォーターサーバーを選ぶ際には、少しでも安心できることに加え、コスト・水の味など自分の用途に合ったものを選べれば良いですよね。

この記事が、少しでもそんなウォーターサーバー選びの参考になれば幸いです。