乳酸菌の効果・効能|ビフィズス菌との違いや摂取できる食品まとめ

健康維持に役立つイメージが強い乳酸菌。

そんな乳酸菌には数多くの種類があり、効果・効能も乳酸菌ごとに異なります。 乳酸菌の効果をしっかりと実感するには

  • お腹の調子を整えたいならお腹の調子を整える乳酸菌
  • アレルギー対策に使用したいならアレルギーに効果的と言われる乳酸菌
  • 免疫力を高めたいなら免疫力を高めるような乳酸菌

というように、目的に合った乳酸菌を選ぶことが大切です。 このページでは、乳酸菌の効果や目的に合わせたおすすめの乳酸菌、そしてビフィズス菌との違いについても紹介していきます。

乳酸菌の効果・効能

乳酸菌の効果・効能は主に

  • 腸内環境を整える
  • 免疫力を高める
  • 生活習慣病を予防
  • 抗アレルギー作用

の4つ。

これらの効果を得るためには適切な乳酸菌を活用することが重要になります。

それぞれの効果を詳しく見ていきましょう。

腸内環境を整える

乳酸菌の最も重要な働きのひとつが腸内環境を整えることです。

乳酸菌は腸内で糖を分解して乳酸と呼ばれる酸を作り出します。この酸が腸内の悪玉菌をやっつける作用を持っており、腸内の善玉菌の活動をサポートします。

厚生労働省が情報提供しているe-ヘルスネット(乳酸菌)では、乳酸菌の働きのことを

乳酸菌は腸内で大腸菌など悪玉菌の繁殖を抑え、腸内菌のバランスをとる役割を果たしています。

と記載しており、乳酸菌が腸内の悪玉菌の繁殖を抑え、腸内フローラのバランスをとる働きをしてくれることがわかっています。

腸内環境が乱れると健康に様々な悪影響が及びます。乳酸菌は、腸内環境を整えることで健康維持をサポートすると考えられています。

免疫力を高める

厚生労働省が情報提供しているe-ヘルスネット(腸内細菌と健康)では腸内の善玉菌の働きについて

善玉菌は乳酸や酢酸などを作り、腸内を酸性にすることによって、悪玉菌の増殖を抑えて腸の運動を活発にし、食中毒菌や病原菌による感染の予防や発癌性をもつ腐敗産物の産生を抑制する腸内環境をつくります。

と記載しています。

免疫力とは、病原菌などの体に害のあるものが体内に侵入した時に抵抗する力のことを指しますので、腸内の悪玉菌の増殖を抑えて善玉菌の働きをサポートする乳酸菌は免疫力を高めるのに役立つと言えます。

免疫細胞の約6割~7割は腸内に存在していると言われていますので、乳酸菌で腸内環境のバランスを整えることが免疫力を高めるのに役立つのも納得できる話です。

乳酸菌の中には、免疫細胞を活性化して免疫力を高めると考えられているものもありますので、免疫力を高めるための乳酸菌の活用は理にかなっていると言えるでしょう。

生活習慣病を予防

乳酸菌には、コレステロール値を低下させる働きも期待されています。

厚生労働省が情報提供しているe-ヘルスネット(乳酸菌)では、乳酸菌の働きについて

便通の改善だけではなく、コレステロールの低下や免疫力を高めがんを予防するなど、さまざまな働きがあると言われています。

と記載されています。

生活習慣病の予防として役立つ理由は、乳酸菌の持つ免疫力を高める効果に付随したものと言えるでしょう。

癌や高血圧、糖尿病などの生活習慣病は、免疫力の低下からくるものが多くあります。

コレステロール値が異常に高い状態が続くと動脈硬化を起こしやすくなりますし、動脈硬化は、高血圧や心筋梗塞、脳梗塞をはじめとする生活習慣病の危険因子です。

乳酸菌を活用して免疫力を高めることができれば、生活習慣病の予防にも役立つと考えられるでしょう。

抗アレルギー作用

カルピス社の有名なカルピスに含まれる乳酸菌として知名度の高いL-92乳酸菌など、アレルギーに有効だと言われる乳酸菌が存在します。

抗アレルギー作用も、免疫に関わる効果と言えますが、特にカルピスに含まれるL-92乳酸菌は免疫細胞の働きを調整し、アレルギー症状を緩和する作用があることがわかっているのです。
※参考:Kin’s Vol.16 2014.11 乳酸菌と発酵

腸内環境が乱れて腸の働きが衰えると、花粉症やアトピーなどのアレルギーを起こしやすくなるといわれています。

免疫機能を高める働きを持つ乳酸菌を活用して、腸内の免疫細胞の働きをサポートをすることで、アレルゲンに過剰に反応する状態を和らげる働きが期待されます。

乳酸菌は死んでる菌でも腸内で働きます

糖を分解して乳酸を作り出す細菌である乳酸菌。

そんな乳酸菌は生きて腸まで届かなくても腸内環境のバランスを整える働きを持っています。

自然界の様々な場所に存在し、生きていても死んでいてもヒトの体にいい影響を与えてくれる乳酸菌の働きについてここからは詳しく紹介していきます。

乳酸菌の働き

乳酸菌は、発酵によって糖類から酸(乳酸)を生み出す働きを持っています。

この働きを利用してヨーグルトや漬物、チーズなどの発酵食品が作られていますが、この発酵の働きは私達の体の中でも活躍します。

私達の体内に乳酸菌が入り、生きたまま腸内に到達することで乳酸菌は腸内の糖を発酵させ、腸内に乳酸を作り出します。

この乳酸が腸内の悪玉菌の繁殖を抑え、善玉菌が活動しやすい腸内づくりの手伝いをしてくれるのです。

乳酸菌は、腸内環境のバランスを整える働きがあります。

死菌でも(死んでいても)腸にいい効果がある

生きている乳酸菌を腸に届けることで健康にいい効果があるとわかっている乳酸菌ですが、死んでいる乳酸菌(死菌)が腸内に届いても健康にいい効果が得られることが乳酸菌研究によってわかっています。

東京大学の名誉教授である光岡知足先生の実験によると、死んだ乳酸菌をマウスに与え続けた結果、腸内のビフィズス菌の量が増えたという結果が出たそうです。

ビフィズス菌は私達の体内にいる善玉菌の最たる菌で、腸内環境を整えるために欠かせない菌。

そのビフィズス菌を増やす働きがあるだけでも、死菌の働きはとても大きなものがあると言えます。

また、死んでいる乳酸菌はビフィズス菌を増やす働きがあるだけでなく、腸管を刺激し免疫力を高める効果も期待できます。

経口摂取した乳酸菌の中には生きたまま腸内まで届くものもいますが、死んでしまっても腸内環境のバランスを整えたり、免疫力を高める働きが期待できるのです。

乳酸菌の種類

現在のところ、200種類以上の乳酸菌が見つかっています。

そんな乳酸菌の大きな違いは「動物性の乳酸菌か植物性の乳酸菌か」というところにあります。

乳酸菌の種類を詳しく解説します。

動物性と植物性の違い

乳酸菌は、ミルクに由来する動物性乳酸菌と植物に由来する植物性乳酸菌に分かれます。同じ乳酸菌ですが、動物性と植物性では特徴は大きく異なります。

動物性乳酸菌に比べ植物性乳酸菌は、生きたまま腸まで届きやすいと考えられています。

胃酸や胆汁などに耐えられるものの中には、生きたまま腸まで届くものもあります。動物性乳酸菌は酸性やアルカリ性など厳しい環境に弱いものが多いですが、植物性乳酸菌は厳しい環境に強いものが多いといわれており、植物性乳酸菌ラブレなどがお腹の調子を整えるのに活用されているのもうなずけますね。

また、動物性乳酸菌は単独で生息することが多く、他の微生物と共存は苦手ですが植物性乳酸菌は他の微生物と共存できます。

乳酸菌とビフィズス菌の違い

乳酸菌とビフィズス菌は、両方とも乳酸を作り出す菌です。

異なる点は、乳酸菌は糖を分解して乳酸を作り出すのに対し、ビフィズス菌は糖を分解する時に乳酸と酢酸を作り出します。

そのため、乳酸のみを作り出す乳酸菌はホモ乳酸菌(※1)ビフィズス菌はヘテロ乳酸菌(※2)と呼ばれています。

※1糖を分解した時に乳酸のみを作り出す乳酸菌のこと
※2糖を分解した時に乳酸以外にも酢酸やアルコールなどを生成する乳酸菌のこと

 

乳酸菌やビフィズス菌が作り出す乳酸や酢酸は、腸内の性質を酸性に傾けることで悪玉菌の繁殖を抑えるいわれています。

同じ善玉菌としてお腹の調子を整えるのに活躍する乳酸菌とビフィズス菌ですが、乳酸菌は乳酸を作り出す菌の総称。

ビフィズス菌は単体の菌の名称となっており、さらにはヒトの体内に最も多く存在する乳酸菌です。

お腹の調子を整えたいという明確な目的があるときに、ヒトの体に存在するビフィズス菌を上手く活用するのが良いと考えられます。

しかし、ビフィズス菌が腸の中で活躍するためには乳酸菌のサポートが必要になるため、乳酸菌とビフィズス菌の双方を上手く活用したほうが腸内環境のバランスを整えるのに効果的だと言えます。

どの種類を摂取するべきなのか

どの種類の乳酸菌を摂取するべきなのか。

それは、私達の腸内に形成されている腸内細菌叢について理解を深めることで判断することができます。

私達の体の中には、約100種類の菌が住み着いています。

その中で

  • 善玉菌と呼ばれる菌は約2割。
  • 悪玉菌と呼ばれる菌は約1割。
  • 日和見菌(善玉菌にも悪玉菌にも属さない菌)と呼ばれる菌は約7割。

の割合で腸内細菌叢(腸内フローラ)を形成しています。

この腸内フローラを正常な状態に保つためには、悪玉菌の活動を抑える善玉菌の活動を優勢にしなくてはいけません。

そんな善玉菌の活動を優勢にする役割を持つのが乳酸菌です。

私達の腸内にいる善玉菌(乳酸菌)の中で約99%を占めるのが、私達が赤ちゃんの頃に腸内のほぼ全てを埋め尽くしているビフィズス菌。

そして、残りの1%がビフィズス菌以外の乳酸菌です。

ということは、腸内のビフィズス菌の活動を活発にする手助けをするような乳酸菌を選ぶことが大切だということがわかります。

現在販売されているヨーグルトや乳酸菌飲料、サプリメントに含まれる乳酸菌は、機能性表示や特定保健用食品表示(国から乳酸菌の働きが認められている)がされているものが多くあります。

代表的なところでいうと

  • 乳酸菌シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)
  • ラブレ(ラクトバチルス ブレビス サブスピーシス コアギュランス)
  • LG21(Lactobacilllus Gasseri OLL2716株)
  • EC-12(エンテロコッカス・フェカリス菌)
  • ビフィズス菌

などが挙げられます。

これらの菌は

  • 酸性に強く、胃酸や胆汁酸で死滅せず生きたまま腸まで届く。
  • 加熱殺菌などで死滅した死菌を使うことで生きたまま腸に届けることを意識しなくても良い。
  • 菌の大きさが小さく、1度に大量に腸に送り込める。

などの特徴を持ち、お腹の調子を整えるのに効果的だと言われているのです。

 

乳酸菌を選ぶときには、体内で大活躍するビフィズス菌をメイン補給することを考え、その他の乳酸菌がサポートの役割を果たすものを選ぶのがおすすめです。

乳酸菌を増やす方法

体内に生息する乳酸菌を増やすには、乳酸菌が活動しやすい環境づくりをしてあげることが大切です。

腸内の乳酸菌を増やすには、プロバイオティクスとプレバイオティクスを上手く活用する方法があります。

プロバイオティクスとは

プロバイオティクスとは、腸内環境を良好に向かわせることが期待される生きた菌や酵母のこと。

乳酸菌を生きたまま腸内に届けることが良しとされる風潮は、このプロバイオティクスの定義に則った見方をすると、乳酸菌を生きたまま腸に届けるのが良いと解釈できるからです。

このような腸内環境を整えるサポートをしてくれる微生物を含む食品をプロバイオティクスということもあります。

プロバイオティクスの代表として、ヨーグルトや乳酸菌飲料、サプリメントなどが挙げられます。

プロバイオティクスには、利用する微生物が腸内細菌の一員であること、利用する微生物が生きたまま腸内に届くこと、利用する微生物が大腸などで増殖できることなどの条件が定められていますが、プロバイオティクスを活用することで、悪玉菌優勢の腸内を善玉菌優勢の状態に戻すことが期待できます。

善玉菌のほとんどはビフィズス菌のことなので、乳酸菌を摂取することによってビフィズス菌の活動を活発にして体内の乳酸菌量を増やすことが期待できるのです

-補足-
現在では腸内環境や健康を良好にするためには、死んだ乳酸菌や抗酸化作用のある栄養素も有効であることがわかっているため、プロバイオティクスという概念の定義では腸内環境を整えるということに対して説明が難しくなってきました。

そこで近年、生きた微生物でなくとも腸内環境や健康にいい影響を与えることができるという「バイオジェニックス」という概念が広がり始めています。

プレバイオティクスとは

プレバイオティクスとは、消化されず腸まで届き腸内でプロバイオティクスのエサになり善玉菌を増やし健康維持に役立つもののことを指します。

代表的なプレバイオティクスとして、オリゴ糖や難消化性食物繊維が挙げられます。

オリゴ糖や難消化性食物繊維は、腸内で善玉菌の餌となり、腸内の乳酸・酢酸の生成に役立ちます。

乳酸や酢酸の生成が活発になれば、腸内の性質を酸性の状態にすることが可能になり、悪玉菌の活動を抑えることが可能になるのです。

そのため、プレバイオティクスはプロバイオティクスである乳酸菌やビフィズス菌などと一緒に摂るとさらに効果的だといわれています。

 

乳酸菌の整腸作用で得られるメリット

乳酸菌の代表的な働きが整腸作用です。

ですが、腸の調子を整えるなら、なにも乳酸菌だけに頼る必要はありません。

ここからは、乳酸菌を利用することで得られる整腸作用のメリットについて詳しく紹介していきます。

乳酸菌は腸内を酸性にして健康な状態をつくる

乳酸菌は、腸内で糖から酸を作り出し、腸内を酸性にします。

腸内には、体に良い影響を与える善玉菌と体に悪い影響を与える悪玉菌、善玉菌とも悪玉菌ともいえない日和見菌が生息しています。

そんな特徴の異なる菌たちですが、腸内がアルカリ性に傾いてしまうと、悪玉菌優勢の腸内環境ができあがってしまいます。

腸内環境のバランスは「善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7」と言われており、このバランスより悪玉菌が増えた腸内環境が乱れた状態になると、アンモニアなどの有害物質が増え、便秘や下痢などに悩まされやすくなります。

そんな悪玉菌優勢の悪い状態を変えるのが乳酸菌をはじめとした善玉菌。

善玉菌は、乳酸など酸性物質を作り出すことで腸内を酸性に傾け、悪玉菌が繁殖しづらく、善玉菌が繁殖しやすい環境を作り出します。

腸内環境が整うと、有害物質の生成が抑制されるとともに、乳酸菌のうれしい働きを得やすくなります。

腸内が整えば肌もきれいに

乳酸菌が善玉菌の活動がしやすい腸内環境をつくることで、悪玉菌の発生させる有害物質が原因の肌荒れなどを改善することも考えられます。

腸内に腐敗物がたまり有害物質が生成されると、腸の働きは衰えるため腸内環境の悪化を促します。

生成された有害物質が腸から吸収されて全身を巡ると、肌トラブルをはじめ全身の不調につながるといわれています。

乳酸菌の効果で腸内環境を酸性に傾けることができれば、腸内環境の悪化からくる肌トラブルの改善にもつながります。

腸内環境の乱れは全身に悪影響を及ぼすので、常に良い状態を保っておくことが重要です。

腸内環境の改善で免疫力アップも!?

私たちの身体は、異物から身を守る働きを備えており、この働きを免疫機能といいます。

免疫機能を支える免疫細胞の約6割は腸内に存在することがわかっており、腸内環境が乱れると免疫機能は弱まるといわれてるのです。

乳酸菌には、腸管にある免疫細胞活性を刺激して、免疫機能を増強させる効果が期待できるものも存在します。

そのため、乳酸菌で腸内環境を整えると、免疫機能は強まることが期待されているのです。

 

花粉症などのアレルギーも、本来は無害であるはずの物質に免疫機能が過剰に反応することで引き起こされる症状なので、免疫機能を正常に働かせることでこれらの症状が緩和することが期待できます。

腸内環境の乱れによって下がった免疫機能が乳酸菌の免疫機能を高める効果で正常化すれば、アレルギーの緩和につながる可能性があるのです。

このことから、整腸作用を期待できる乳酸菌は、免疫力をアップさせる働きも期待できると言われているのです。

乳酸菌の摂取方法

乳酸菌を活用したい方は、どのように摂ればよいのでしょうか。

続いて、乳酸菌の摂り方を解説します。

1日の推奨量・摂取量

厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準(2015年版)」に乳酸菌の推奨量や摂取量は記載されていません。

公に定められた1日の推奨量や摂取量などはないと考えられます。

一般的な推奨量・摂取量といわれているのが、1日当たり10億個から100億個以上(ビフィズス菌の場合)です。

少し多めに摂ることがポイントとされています。

摂取量に悩む方は、この量を参考にするとよいかもしれません。

摂取のタイミングは?

摂取のタイミングに関しても特別な決まりはありません。

食品から摂る方は食事のタイミングで、サプリメントから摂る方は好きなタイミングで摂ればよいと考えられます。

いずれにせよ、大量に摂ったからと言ってすぐに効果が現れるものではないので、継続的に摂ることが必要です。

妊婦さんには付加量が必要?

妊婦さん・授乳婦さんに対する付加量も定められていません。

現在のところ、安全性に関するデータが十分ではないので、過剰な摂取は避けたほうが良いと考えられています。

乳酸菌の注意点や副作用

乳酸菌を利用したい方は、注意点も抑えておきましょう。

過剰摂取・欠乏の影響を解説します。

過剰摂取すると?

基本的に、安全に利用できると考えられています。

過剰摂取や副作用なども指摘されていませんが人によっては下痢をする・腸内にガスがたまるなどの症状が現れる可能性は指摘されています。

念のため、これらの症状には注意しましょう。

欠乏すると?

欠乏の影響も指摘されていませんが、ヒトの身体によい影響を与える微生物なので積極的に摂りたいと考えられています。

毎日の生活で摂取を心がけたほうが良いかもしれません。

乳酸菌と相性の良い成分とあまり良くないもの

乳酸菌を利用したい方は、相性の良い成分や相性のあまり良くないものも抑えておきましょう。

効率よく乳酸菌を利用できるはずです。

相性が良い成分

食物繊維

腸内細菌のエサになり善玉菌の繁殖を促すといわれています。

特に、水溶性食物繊維にこの働きを期待できます。

水溶性食物繊維は、ゴボウ、モロヘイヤ、アボカド、大豆などに多く含まれています。

オリゴ糖

単糖が2~数十個集まった糖類です。

腸内で乳酸菌のエサになり繁殖を促します。

ゴボウや大豆などの食品に含まれています。

相性があまり良くないもの

抗生物質

乳酸菌には、抗生物質の服用により生じる下痢を緩和する可能性が指摘されています。

一方で、抗生物質には、乳酸菌の効果を弱める働きがあります。

このことから、乳酸菌は抗生物質と相性があまり良くないと考えられています。

乳酸菌を多く含んでいる食品

乳酸菌は毎日の食事から摂ることができます。

食事から摂りたい方は、次の食品などを利用すると良いでしょう。

ヨーグルト

乳を発酵させたヨーグルトには豊富な乳酸菌が含まれます。

手軽に乳酸菌を摂りたい方はヨーグルトを利用すると良いでしょう。

ちなみに、市販されている多くの牛乳から乳酸菌を摂ることはできません。製

造過程で殺菌されるからです。

低温殺菌された牛乳であれば乳酸菌を摂れますが、その量はごくわずかといわれています。

ナチュラルチーズ

ヨーグルト同様、乳から作られるナチュラルチーズにも乳酸菌は豊富です。

乳酸菌を定期的に摂りたい方は、ナチュラルチーズを常備しておくと良いでしょう。

ぬか漬け

日本の代表的な発酵食品であるぬか漬けも乳酸菌を豊富に含みます。

具体的には、L・プランタルムという乳酸菌を豊富に含みます。

ぬかと漬かった野菜を一緒に食べると乳酸菌を効率よく摂れます。

味噌

同じく、味噌もT・ハロフイルスという乳酸菌を多く含みます。

発酵したみそほど乳酸菌の働きは強くなるといわれています。

様々な料理に活用できるので、乳酸菌を摂りやすい食品といえるかもしれません。

キムチ

韓国の発酵食品・キムチもP・ペントサセウスという乳酸菌を豊富に含みます。

ご飯のお供になるので、キムチも乳酸菌を摂りやすい食品です。

乳酸菌ショコラ

乳酸菌ショコラ

 

  出典:lotte official

 

乳酸菌を配合した食品で大ヒットになったのが、ロッテが販売している「乳酸菌ショコラ」です。

大ヒットの理由は、キャッチコピー「生きた乳酸菌が100倍とどく」だといわれています。

確かに、美味しいチョコレートを食べて生きた乳酸菌が100倍も届くのであれば魅力的です。

キャッチコピーの根拠となっているのが、チョコレートで保護した乳酸菌を試験管内の人工胃液に加えた実験です。

この実験で、チョコレートで保護した乳酸菌は乳酸菌飲料などに含まれる乳酸菌より生き残りやすいことが確認されています。

このような実験があることは事実ですが、あくまでも試験管内で確かめられた結果であり本当に乳酸菌が生きたまま腸に届くかは不明とされています。

キャッチコピーを疑問視した消費者庁から問い合わせを受けたロッテは、キャッチコピーを「“生きた乳酸菌をいつでも”の時代」に変更しています。

健康食品

乳酸菌配合の健康食品には様々なものが存在します。

機能性が認められていたり、国の特定保健用食品に認定されているものなど様々です。

健康食品にはさまざまな種類の乳酸菌が含まれていたり、ビフィズス菌を主とし、ビフィズス菌の活動を助ける成分が一緒に含まれていたりもします。

サプリなどの健康食品を上手く活用して乳酸菌を取り入れている方が年々増加しています。

 

乳酸菌のまとめ

糖を分解して乳酸を作り出す細菌を乳酸菌といいます。

健康維持に役立つと考えられているので、興味のある方は乳酸菌を摂ってみるとよいかもしれません。

食事から十分な量を摂れない方はサプリメントを利用することもできます。

 

サプリメントを利用すれば、効率よく乳酸菌を摂れるうえ、摂取する乳酸菌の種類も選べます。

腸内環境と乳酸菌の相性は重要なポイントなので、サプリメントは乳酸菌を摂る優れた方法といえるでしょう。

乳酸菌を上手に活用したい方は、自分に合ったサプリメントを見つけてみてはいかがでしょうか。

乳酸菌が摂れる健康食品

乳酸菌は少し多めに摂るくらいが良いといわれています。

食品から十分な量を摂れない方は健康食品を利用すると良いでしょう。

健康食品を利用すれば、効率よく乳酸を摂ることができますし、ものによっては生きたまま腸まで届きやすい乳酸菌を配合しているものも。

手軽に乳酸菌を取り入れた生活を送るのであれば、健康食品を活用するのがおすすめです。

フジッコ善玉菌のチカラ

善玉菌のチカラ

カスピ海ヨーグルトの乳酸菌と善玉菌のエサになる食物繊維、日本人に不足しがちなカルシウムをギュっと詰めこんだサプリメントです。

1粒で20億個以上の乳酸菌を摂ることができます。

善玉菌のチカラに配合されているクレモリス菌FC株は、生きたまま大腸まで届く力強い乳酸菌とされています。

毎日スッキリしたい方や元気に過ごしたい方などにオススメです。

久光製薬 乳酸菌EC-12

乳酸菌EC-12

1袋で1兆個もの乳酸菌・EC-12(エンテロコッカス・フェカリス菌)とミルクオリゴ糖を摂れるサプリメントです。

1兆個もの乳酸菌を配合できる理由は、EC-12が他の乳酸菌に比べて小さいからです。

配合されている乳酸菌は死菌ですが、EC-12の死菌には腸まで消化・分解されずに届いて善玉菌の増加をサポートする働きがあります。

腸内環境を整えるには大量の乳酸菌が必要といわれているのでこの点に魅力を感じる方にオススメです。

乳酸菌革命

乳酸菌革命

ビフィズス菌・ラブレ菌・ガセリ菌をはじめとする16種類の乳酸菌を配合したサプリメントです。

1袋で3兆個もの乳酸菌を摂ることができます。腸内環境は人それぞれ異なるので、自分の腸内と相性の良い乳酸菌を摂ることが重要です。

乳酸菌革命は16種類もの乳酸菌を含むので実感しやすいといわれています。

添加物を使用していないので、毎日利用しやすい点も特徴です。

これまで何をやってもダメだった方などにオススメされています。

続けることで自然なスルリを体験できるかもしれません。

ヘルスエイド®ビフィーナS

ビフィーナS

ビフィズス菌(ロンガム種BB536)は腸内フローラを良好にし、便通を改善する機能があると報告されています。

ヘルスエイドビフィーナSはビフィズス菌(ロンガム種BB536)を配合した機能性表示食品です。

1袋で50億個ものビフィズス菌を摂ることができます。

配合しているビフィズス菌は、耐酸性3層構造のハイパープロテクトカプセルに覆われています。

そのため、人工胃液の中で約90%が生存できます。

生きたまま届く点がヘルスエイドビフィーナSの特徴です。

安心して利用できる機能性表示食品といえるでしょう。

アレルケア

アレルケア

「カラダにピース」でお馴染みのカルピス健康通販から販売されているアレルケアは、刺激・敏感・デリケートに悩んでいる方におすすめです。

長年の乳酸菌研究によって発見された独自の「L-92乳酸菌」が配合されているので、カラダの内側からバランスを整える働きが期待できます。

アレルケアなら、1日2粒で貴重な「L-92乳酸菌」が手軽にたっぷり摂取できます。

また、アレルギー物質(27品目)を含んでいないので、食物アレルギーをお持ちの方でも安心です!

アレルナイトプラス

アレルナイトプラス

1,800人以上の敏感・デリケートで悩む方の声から生まれた栄養機能食品です。

50株以上の中から選ばれた植物性ラクトバチルス乳酸菌、ハーブ(ラフマ葉抽出物・ギャバ・グリシンなど)、ビタミン群(ビオチン・ビタミンB1・ビタミンB2など)など15種類の美容成分を含みます。

植物性ラクトバチルスは、研究で導き出された必要量(100㎎=1000億個)を配合しています。

一方で、アレルギー特定原料27品目、着色料、防腐剤、ステロイドは配合していません。

キレイを保ち続けたい方や見た目に自信を持ちたい方などにオススメされています。

プレミアムスリムビオ

プレミアムスリムビオ|痩せないという口コミ評判の真実とは!?

デブ菌を減らして痩せ菌を増やすことをコンセプトにしたサプリメントです。

話題の乳酸菌EC-12のほか、ラクトフェリン、スマート乳酸菌、ビフィズス菌B-3を配合しています。

1袋で1兆個もの乳酸菌を摂れます。

乳酸菌をサポートする成分として、大腸まで届く食物繊維・レジスタントスターチ、悪玉菌にアプローチして乳酸菌を助ける納豆菌、善玉菌のエサになるオリゴ糖、毎日のスッキリを手伝う水溶性食物繊維・アガペイヌリン・グルコマンナンを含む点が特徴です。痩せ菌が気になる方などにオススメされています。

森永ビヒダスBB536

ビヒダスBB536

腸内環境を良好にして腸の調子を整えるビフィズス菌BB536を配合した機能性表示食品です。

1日の目安量で、胃酸に負けない独自のカプセル技術で守られたビフィズス菌BB536を150億個も摂ることができます。

生きたまま届けられる点も魅力です。

悪玉菌を追い出したい方、腸内環境を整えたい方などにオススメされています。

カルグルト

カルグルト

国や人種により異なる腸内フローラに配慮したサプリメントです。

日本人由来のビフィズス菌と乳酸菌、乳酸菌抽出物を配合しています。

菌の種類により腸内の生息場所が異なる点にも配慮して、5種類の善玉菌を配合している点も特徴です。

自分に合った乳酸菌を見つけたい方などにオススメされています。

乳酸菌を試したものの実感できなかった方などにうれしいサプリメントかもしれません。

ライオン ラクトフェリン+ラブレ

ライオンのラクトフェリン

1日の目安量に当たる3粒に、植物性乳酸菌・ラブレ菌粒子180億個と母乳に含まれる健康成分・ラクトフェリン300㎎を配合したサプリメントです。

ラブレ菌は、京都伝統の漬物・すぐき漬けから発見された、厳しい環境に強い乳酸菌です。

この乳酸菌を特殊技術により配合しているので、ラブレ菌粒子とラクトフェリンを一度に腸まで届けるとされています。

これまでの乳酸菌に満足できなかった方や溜まりがちな方などにオススメされています。

米のしずく

米のしずく

酒造メーカー・菊正宗が販売している健康食品です。

きもと作りから生まれた乳酸菌の中から、身体を整える働きが最も強いと考えられる乳酸菌・LK-117を選び配合しています。

LK-117には、季節の変化に敏感な方の健康を保つ働きや善玉菌を増やす働きなどがあります。

ドリンクタイプとタブレットタイプが用意されていて、ドリンクタイプには1本当たり100億個以上の乳酸菌と150㎎以上のアミノ酸とペプチド、タブレットタイプには3粒当たり100億個以上の乳酸菌と30㎎以上のアミノ酸とペプチドが含まれています。

ドリンクタイプはヨーグルト風味なので子供でもおいしく飲めます。刺激や乾燥にお悩みの方などにオススメされています。

DHC 乳酸菌

DHC乳酸菌

ヒトの身体に住んでいる善玉菌のひとつEC-12を、1粒に5000億個も配合したサプリメントです。

バリアパワーを整える働きを発揮できるよう殺菌乳酸菌に加工している点、善玉菌のエサになるラクチュロースをあわせて配合している点が特徴です。

乳酸菌で好循環を保って元気な毎日を過ごしたい方などにオススメされています。

 

参考サイトプロバイオティクス – 医療法人社団 満岡内科・循環器クリニック

参考サイト乳酸菌とは| 一般社団法人 日本サプリメント協会

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