スルフォラファンの効果・効能とは?おすすめのサプリや摂取できる食品を紹介

身体にうれしいとメディアなどで取り上げられることが多いスルフォラファン。

気になる方が多いのではないでしょうか。

とはいえ、よく知られた成分ではないので、詳しい内容をご存知ではない方がいるはずです。

あてはまる方に向けて、スルフォラファンの概要、スルフォラファンに期待されている効果・効能、スルフォラファンを含む食品を解説します。

興味のある方は、参考にしてください。

スルフォラファンとは何か?

最初に、スルフォラファンの概要を解説します。

具体的に、どのような成分なのでしょうか。

スルフォラファンとは

スルフォラファンは、アブラナ科の植物に含まれているファイトケミカルです。

アブラナ科の植物のスプラウトに特に多く含まれています。

これらの植物を口にしたときに感じる辛味のもとになっています。

スルフォラファンが注目されたのは?

スルフォラファンの名を一躍有名にしたのが1992年にアメリカで行われた癌のリスクを低減させる植物性食品に関する研究です。

この研究で、癌の予防に役立つ可能性がある食品として注目を集めました。

ファイトケミカルって?

スルフォラファンを含むファイトケミカルは、植物に含まれる「体の機能の維持には必要ないものの健康に維持に役立つ可能性がある化合物」です。

植物の色素や香り、辛味などの成分から発見されました。

最近になって注目を集めていますが、ファイトケミカルの歴史は意外と古いといわれています。

ファイトケミカル?

例えば、風邪への対処法として用いられてきたヤナギの葉の効果はファイトケミカルによるものと考えられます。

もう少し身近なところでは、赤ワインの健康成分といわれるポリフェノール、緑茶の健康成分といわれるカテキンなどもファイトケミカルです。

ファイトケミカルは、5大栄養素と食物繊維に続く7番目の栄養素に位置付けられています。

スプラウトってなに?

スルフォラファンはアブラナ科の植物のスプラウトに多く含まれています。

スプラウトとは、発芽直後の新芽のことです。

つまり、スルフォラファンは、アブラナ科の植物の新芽に多く含まれているのです。

なぜスプラウトがいいの?

この頃の植物は、大きく成長するため種子の状態では存在しなかった栄養を自分で合成するようになります。

スプラウトは栄養価の高い野菜として注目を集めています。

身近なスプラウトの代表がブロッコリースプラウトです。

このほか、豆苗などもスプラウトに含まれます。

スルフォラファンの効果・効能は?

スルフォラファンには幅広い効果・効能が期待されています。

肝機能をサポート

スルフォラファンは、強力な抗酸化作用により肝機能をサポートすると考えられています。

また、肝臓の解毒を助けることでも肝機能をサポートするといわれています。

解毒作用

身体に取り入れられた有害な物質は肝臓で分解・無毒化します。

スルフォラファンは、解毒に関わる酵素の生成を活性化することで、肝臓の解毒を助けるといわれています。

肝臓の働きを助ける可能性のある成分なのです。

抗酸化作用

スルフォラファンには、優れた抗酸化作用があります。

抗酸化作用とは体内で発生した多すぎる活性酸素を除去する作用です。

多すぎる活性酸素はシミやそばかすなどの原因になります。

スルフォラファンは、活性酸素を取り除くことでシミやそばかすなどを予防する可能性があると考えられているのです。

抗酸化作用に優れた成分はほかにもありますが、スルフォラファンは他の成分に比べ作用が持続する時間が長いとされています。

花粉症を抑制

スルフォラファンは、動物実験により花粉症を抑制する可能性が示されています。

スルフォラファンには、炎症を引き起こす細胞を抑える働きと抗体が過剰に作られることを抑える働きがあります。

これらにより、花粉症を抑制する可能性があると考えられています。

ピロリ菌を除菌

アメリカで行われた研究によりスルフォラファンにはピロリ菌を殺す作用があると考えられています。

また、筑波大学で行われたブロッコリースプラウトを1日70g、8週間摂取した研究でもピロリ菌が8分の1に減少した結果が得られています。

スルフォラファンが肝臓を強くする?

スルフォラファンには、いくつかの優れた働きが期待されています。

中でも期待を集めているのが肝臓に対する働きです。

具体的に、どのような働きが期待されているのでしょうか。

そもそも肝臓の働きって?

肝臓の主な働きは3つに分かれます。

具体的には、

  • 食べ物から摂った糖やタンパク質、脂肪を体内で使える形に変える「代謝」
  • アルコールや薬などの有害物質を無毒化する「解毒」
  • 脂肪の消化吸収を助け、肝臓で作られた老廃物を洗い流す「胆汁の生産ならびに分泌」

です。

いずれも、私たちの生命維持に欠かせない働きです。

スルフォラファンと肝臓の関係

肝臓の働きは様々な原因で低下します。

最近になって注目を集めている原因のひとつが肝臓の酸化です。

臓器の中で最も大きな肝臓は、活性酸素の影響を受けやすいとされています。酸素を大量に消費するためです。

活性酸素により肝細胞が酸化すると、肝臓の働きが衰えると考えられています。

スルフォラファンの抗酸化作用

スルフォラファンは、強力な抗酸化作用により肝臓を酸化から守るとされています。

また、スルフォラファンは、肝臓で作られる解毒に関わる酵素の働きを飛躍的に高めると考えられています。

これによっても、肝臓の働きを助けるといわれています。

胃腸障害にもスルフォラファン

スルフォラファンは、肝臓だけでなく胃にとっても役立つ成分と考えられています。

ピロリ菌に対する作用が期待されているからです。

ピロリ菌とは

ピロリ菌は胃の粘膜に住み着く細菌です。

強い酸性である胃の中に住み着ける理由は、胃酸を中和するウレアーゼという酵素を作り出せるからです。

ウレアーゼと胃の中の尿素が反応するとアンモニアが作り出されます。

アンモニアにより胃の粘膜が傷つく、あるいはピロリ菌から胃を守ろうとすると炎症が起きます。

胃の中に住み着いたピロリ菌は、慢性胃炎や潰瘍など様々な病気の原因になるのです。

ピロリ菌とスルフォラファン

いくつかの研究で、スルフォラファンにはピロリ菌を殺す作用があることが確認されています。

このことから、スルフォラファンは肝臓だけではなく胃にも役立つ成分と考えられているのです。

スルフォラファンの摂り方

スルフォラファンはどのように摂ればよいのでしょうか。

スルフォラファンの摂り方を解説します。

1日の推奨量・摂取量

厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準(2015年版)」にスルフォラファンの推奨量・摂取量に関する記載はありません。

過去の研究などから、一般的には1日当たり30㎎程度のスルフォラファンを摂ることが勧められています。

スルフォラファンを摂りたい方は、この量を目安にするとよいかもしれません。

摂取のタイミングは?

摂取のタイミングに関しても特別な指定はありません。

食事から摂りたい方は食事のタイミングで、サプリメントから摂りたい方は都合の良いタイミングで摂ると良いでしょう。

いずれにせよ、ある程度の期間は継続して摂ったほうが良いと考えられています。

妊婦さんには付加量が必要?

妊婦さん、授乳婦さんに対する付加量も定められていません。

食品に含まれる量であれば安全に利用できると考えられていますが、過剰に摂取した場合の安全性は十分なデータがありません。

サプリメントなどは控えたほうが良いでしょう。

スルフォラファンの注意点や副作用

スルフォラファンを利用したい方は、注意点も抑えておきましょう。

過剰摂取と欠乏した場合の影響を解説します。

過剰摂取すると?

食品に含まれる成分なので、基本的には安全に利用できると考えられています。

ただし、過剰摂取した場合の安全性については十分なデータがありません。

何かしらの弊害が現れる可能性があるので、サプリメントなどを利用する方は目安量を守るようにしましょう。

欠乏すると?

様々な働きが期待されているスルフォラファンですが、欠乏した場合の影響は特に指摘されていません。

健康維持に役立てたい方は積極的に利用すると良いでしょう。

スルフォラファンと相性の良い成分とあまり良くないもの

スルフォラファンを利用したい方は相性の良い成分と相性のあまり良くないものを抑えておきましょう。

相性が良い成分

ビタミンC

一部では、スルフォラファンと同じく強力な抗酸化作用を期待できるビタミンCと相性が良いといわれています。

同じ抗酸化作用を期待できる成分ですが、作用の持続時間などが異なります。

そのため、スルフォラファンとビタミンCは相性が良いといわれることがあるようです。

相性があまり良くないもの

医薬品

肝臓で代謝されやすい医薬品とは相性があまり良くない可能性があります。

何かしらの医薬品を服用している方で、サプリメントなどからスルフォラファンを摂りたい方は、念のため医師に相談しましょう。

スルフォラファンを多く含んでいる食品

スルフォラファンは食事から摂ることができます。

食事から摂りたい方は、次の食品を利用すると良いでしょう。

ブロッコリースプラウト

身近な食品の中で、最も多くのスルフォラファンを含むといわれているのがブロッコリースプラウトです。

品種により異なりますが、成熟ブロッコリーの7倍~20倍ものスルフォラファンを含むといわれています。

ブロッコリー

もちろん、成熟ブロッコリーにもスルフォラファンは含まれています。

ただし、含有量はブロッコリースプラウトに大きく劣ります。

100gあたりのスルフォラファン含有量は15㎎程度といわれています。

ブロッコリースプラウトより身近な点は魅力です。

カリフラワー

ブロッコリーとよく似た見た目のカリフラワーもスルフォラファンを含みます。

サラダなどに利用できるので、ブロッコリーに飽きた方はこちらを利用するとよいかもしれません。

キャベツ

ブロッコリーと同じアブラナ科の植物であるキャベツにもスルフォラファンは含まれています。

ただし、ブロッコリースプラウトほど含有量は多くありません。

キャベツも身近な点が魅力の食品です。

まとめ

スルフォラファンは、アブラナ科の植物に含まれるファイトケミカルです。

とくに、ブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウトに多く含まれることで知られています。

ブロッコリースプラウトなどから摂れますが、食事だけから継続して目安量をとり続けることは少し大変です。

手軽にスルフォラファンを摂りたい方は、サプリメントを利用すると良いでしょう。

サプリメントであれば、好きな時間にいつでも十分な量のスルフォラファンを摂ることができます。

スルフォラファンを摂取できるサプリメント

目安量といわれるスルフォラファンを、食事だけから継続的に摂ることは大変です。

継続できないと考える方はサプリメントの利用を検討すると良いでしょう。

次のサプリメントにスルフォラファンは配合されています。

KAGOME スルフォラファン

1日分の目安量に当たる3粒で30㎎のスルフォラファンをとれるサプリメントです。

日本ではカゴメだけが行っている特別な製造法で育成したブロッコリースプラウトからスルフォラファンを効率的に抽出している点、

米国医科大学と共同研究している点、

国内一貫の生産体制でエキスの抽出からサプリメントの生産まで行っている点が特徴です。

健康の基礎力を高めたい方や外食続きの方、根気が続かない方などにオススメされています。

参考サイトブロッコリースプラウトに含まれる成分が肥満を抑制! | 金沢大学