何度もトイレに行くのが辛い!おなかがゆるくなる原因と対処方法とは?

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下痢になると何回もトイレに行きたくなりますよね。

出しても、出しても止まらない下痢ですが、中でも我慢しづらいのが水下痢だと思います。

体のどこにこんな水分があるのかと思うほど排泄される場合もありますが、一体何が原因なのでしょうか?

今回は水下痢の性質とその原因、気になる対処法を紹介します。

水下痢とは?

そもそも下痢って?

体調が悪いとき、便の形状に表れることがあります。

便の水分が多く、液状であるものを「下痢便」、通常より軟らかいものを「軟便」と呼びます。

腸の蠕動運動が異常に活発になった際や水分量の調節機能に異常がみられた際に便に水分を多く含む下痢や軟便となります。

水下痢は?

水下痢というのは見た感じの印象で、水っぽい下痢のことですね。

学問的には水下痢のことを水様便と呼んでいます。

そもそも、食べ物は消化された状態では下痢のようにドロドロなのですが大腸が水分を再吸収することで便としての形を保つことができます。

つまり、下痢とは何らかの理由で便の水分を調節できなかった状態のことを言うのです。

ちなみに、水様便より水分が少ないものを泥状便といいます。

泥状便でもすでに90%が水分なので、水様便はほぼ水と言えます。

水下痢の原因は?

水様便の原因として考えられるのは水分の摂りすぎ、ストレス、そしてウイルスや細菌です。

また、病気の原因としても知られるので水下痢が出た時は泥状便以上に気を付けた方が良いでしょう。

生活習慣によるもの

まず、水様便が出るうえで考えたいのは生活習慣です。

基本的には泥状便と同じ原因で水下痢が出ます。

暴飲暴食

暴飲暴食は消化不良につながるので、下痢になりやすい原因としてメジャーです。

消化不良の腸は便から水分を吸収しきれず下痢になります。

特に水分をたくさん摂ると水下痢になりやすいです。

特に腸の水分吸収を妨げるのが糖分で、胃腸を疲れさせるのが脂です。

特にケーキやドーナツは腸に良くない食べ物と言えます。

アレルギー

アレルギーも下痢の原因としてメジャーです。

食べ物を追い出すために体が働いているのですが、牛乳の場合は少し異なります。

牛乳は乳糖不対症の場合、暴飲暴食と同じように糖分が水分をとどめるので下痢になります。

体の冷え

体が冷えると、水分を排出することで体温低下から身を守ります。

また、冷えによる刺激が神経に影響を及ぼすことも考えられます。

下痢をしている時も、腹巻などで、おなかを温めることで回復が早くなるのでお勧めです。

ストレスやホルモンバランスの影響

ストレスやホルモンバランスの乱れは自律神経を狂わせることで腸のぜん動運動も不規則になります。

腸の動きが過敏になると水分を吸収できないまま排泄されてしまいます。

緊張すると下痢しやすい人も同様の理由です。

腸が過活動を起こす症状は過敏性腸症候群と呼ばれています。

ホルモンバランスとストレスは相互関係があるためどちらも改善することが望ましいです。

逆にどちらも放っておくとストレスでホルモンバランスが乱れて、それがストレスを引き起こす悪循環が待っています。

薬の副作用から

薬の中には腸の活動に影響を及ぼすもの、腸内の善玉菌を殺してしまうもの、異物と判断され腸が過剰反応するものがあります。

誰にどんな反応が起こるかは体質によりますが、成分による副作用は医薬品の説明にしっかり書かれています。

副作用が疑われる場合は必ず医師に相談しましょう。

 

生活習慣による下痢についての詳しくは、下の記事にて解説しています。

下痢の人にありがち!見直してほしい5つの生活習慣

細菌やウイルスによるもの

次に考えたいのが細菌やウイルスを原因とする水下痢です。

これはいわゆる食中毒と呼ばれるもので、体外に細菌やウイルスを排泄するために大量の水下痢が出ます。

もし、水下痢が大量かつ数時間続くようであれば食中毒を疑うことが賢明です。

細菌やウイルス性の下痢の恐ろしさは感染した食べ物を摂取してすぐに下痢が起きないことです。

人間の体内に入ってからさらに増殖し、毒素を出すまでの潜伏期間を経るので、私たちからすれば突然下痢になる感覚です。

潜伏期間は短いものなら数時間。

大体は2日以内ですが、中には1週間も潜伏する種類もいます。

細菌で有名なもの

細菌で有名なものはサルモネラ菌や黄色ブドウ球菌、O-157などです。

サルモネラ菌とO-157は動物から感染し、黄色ブドウ球菌は人の手からの感染が多いです。

また、魚介類や水からの感染であれば腸炎ビブリオやコレラ菌が有名です。

これらの中で、水下痢の症状が強いのはコレラ菌ですが、死に至る可能性を持つO-157が最も危険です。

ウイルスで有名なもの

食中毒で有名なウイルスはノロウイルスとロタウイルスですが、基本的にはノロウイルスがかかりやすいといわれています。

ウイルスは細菌と違って冬でも活動できることから11月から3月までに猛威を振るいます。

ノロウイルスは、患者の便や吐しゃ物から二次感染のほうが警戒されます。

病気の症状のひとつかも?

外的な要因だけでなく、腸が病気になることでも水下痢を引き起こします。

大腸がんや潰瘍性大腸炎、クローン病、慢性膵炎の症状として水下痢になる場合もあるようです。

水下痢になってしまったら?対処方法を紹介

どんなに気を付けていても下痢になるときはなります。

予防方法としては食事を見直すことや代謝を高めること、腸の善玉菌を増やすことといった体質・生活の見直しが求められます。

では、なってしまった場合はどのような対策が望ましいのでしょうか?

とにかく安静にする

下痢の時は体が弱っている証拠です。

まずは安静にしましょう。

体の冷えも下痢を悪化させるので休むときは体を温めることも忘れずに。

くれぐれも水下痢をしている時に、何か無理やり食べたりしないでくださいね。

下痢止めは飲まない

辛い下痢を止めてくれるお助けアイテムが下痢止めです。

通勤中や会議中などどうしても下痢を止めなければいけないことはあるでしょう。

しかし、下痢を止めてしまうとウイルス・細菌性の下痢に逆効果です。

そもそも、感染性胃腸炎で下痢が出るのは原因となるウイルスや細菌を外に出すためです。

下痢を止めてしまえば細菌やウイルスが腸の中で繁殖してしまい、さらに症状を悪くしてしまうでしょう。

食べ物が原因の時も、すべて出し切れば下痢は止まります。

水分はこまめに摂る

下痢はたくさん出ますが、特に食中毒による水下痢は大量に水分が排泄されます。

同時に嘔吐することも珍しくありません。

そのため、脱水症状を防ぐためにも、出ていった水分はしっかり補いましょう。

 

また、下痢が出た時は水分と一緒にミネラルも出て行っているので塩分を一緒に摂ることも大切です。

水1リットルに対し塩3g、ブドウ糖40gを混ぜた経口補水塩は市販でも売られています。

長引くようなら病院へ

もし、水下痢が長引くようであれば間違いなく食中毒や病気です。病院へ行きましょう。

病院までの距離が遠いと自力で移動できないことも考えられます。

無理せずにタクシーや救急車を呼ぶのも一つの手です。

まとめ

水下痢は大量の水分が出てくるので何かの病気ではないのかと不安になりますが、実際に病気ということもあるのでそれは間違いと言い切れません。

しかし、殆どの水下痢は出しきれば治るので最初は様子見で構わないでしょう。

 

下痢に関わらず、お腹の調子が悪いことで多くの人が悩んでいます。

そのことについて詳しく解説しているのがこちらの記事です。

気になる方はこちらも参考にしてみてくださいね!

最近お腹の調子が悪いな~。腸の調子が悪くなる原因って?

 

参考サイト便秘・下痢でお悩みの方|大腸肛門科・肛門外科港北肛門クリニック

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