下痢の時でもお風呂に入っていいの?オススメの入り方と気をつけたい事は?

目次 ※クリックで開閉します

体長が悪い時は出来るだけ安静にするのが基本です。

しかし、疲れている時こそお風呂に入ってゆっくりしたい気持ちもよく分かります。

そもそも下痢の時ってお風呂に入っていいのでしょうか?

今回はお風呂に入って良い下痢と控えた方が良い下痢について、そして入浴の時に気を付けたいことを紹介します。

もしかしたら、普段の入浴に勘違いが潜んでいるかもしれませんよ。

入浴がお腹の不調を整えてくれる時と、そうでない時

下痢は消化機能が不調になったことで便が緩くなってしまう症状です。

便はもともと消化された食べ物なので、下痢のような状態になっています。

その便から水分を吸収することで排泄しやすい固さにするのが健全な腸の働きなのです。

よって腸の働きが悪くなった時や消化が追い付かないほどに食べ物を食べた時、私たちは下痢になります。

腸の活動が悪くなる原因は暴飲暴食の他にストレスや冷え、食べ物や薬の副作用などが考えられます。

さらに、食中毒をはじめとする細菌・ウイルス感染が起きた時には大概に毒を排出する防衛機能として下痢や嘔吐が起きます。

それでは、入浴が効果を発揮する場合とそうでない場合を見ていきましょう。

冷えからくる下痢は◎

まず、高い確率で効果がみられるのは冷えが原因となっている下痢です。

体が冷えると腸の活動が弱ってしまいますし、自律神経にも不用意な刺激を与えます。

そのせいで腸がうまく水分調節をできなくなってしまい、下痢をしてしまいます。

さらに、体は体温低下を防ぐため、余分な水を体内から出そうとします。

これも下痢が続く要因となります。

よって腸を温めるとお腹の調子も整います。

単なる消化不良の場合も胃腸を活発にして挙げると良いですね。

ストレスからの下痢は△

つぎに、効果があるかどうかまちまちなのはストレスによる下痢です。

ストレスは自律神経の乱れからくるのでお風呂でリラックスするのは理にかなっていると言えます。

私たちの体には交感神経と副交感神経という二つの自律神経があり、そのうちリラックスに関わるのは副交感神経です。

この副交感神経が優位になると腸が活発になります、睡眠の質も上がります。

過敏性腸症候群の下痢は✕

過敏性腸症候群の場合は必ずしもそうとは言えません。

下痢は基本的に腸がうまく動かないことで起こっていましたが、過敏性腸症候群は逆に腸が活発に動きすぎることで便を固くする間もなく排泄されてしまう状態です。

お風呂で腸を温めることでさらに活発になるかもしれないし、だからと言って交感神経が優位になるほど熱いお湯に浸かると自律神経が刺激されて下痢を引き起こす恐れがあります。

細菌やウィルスが原因の下痢は✕

細菌やウイルスによって下痢を引き起こす感染性胃腸炎が起きている場合は入浴を控えてください。

感染性胃腸炎の場合はお風呂で長く浸かる間もなく便意が来ることも理由ですがそれ以外にも症状を長引かせかねません。

オススメの入浴法

下痢にオススメの入浴は「38~40度のお湯に15分」浸かることです。

そうすると体がゆっくりと暖まり、副交感神経が優位になることも期待できます。

このくらいの温度のお湯は血行促進に対しても効果的でむくみ対策やバストアップといった女性に嬉しい効果も期待できます。

もちろん、腸が活発になるので便秘で悩んでいる方にもおすすめです。

下痢対策としてお腹を温めるのは比較的オーソドックスで、おなかを温めて「の」の字にさするだけでもある程度の効果が期待されます。

余談ですが、お風呂はなぜリラックスやデトックス効果を持つのかというと水中は筋肉や骨に負荷がかからず、それでいて水流が表面や毛穴の汚れを落としてくれるからです。

何かと忙しい世の中ですがお風呂と睡眠の時間はしっかり取りたいものですね。

注意したいのは?

胃腸炎や風邪が原因で体力がないときはシャワーや足湯で

胃腸炎の時や体力がない時は入浴を控えましょう。

まず、胃腸炎の場合は感染性の恐れがあるからです。

細菌やウイルスに感染している人はそれを排泄しきるまで治らない以上、お風呂で温めても意味がないわけです。

単純に体力が落ちているという場合もお風呂に入ることが体への負担になります。

お風呂は確かに効果がありますが無理に入るものではないというわけです。

ちなみに、動ける程度の風邪ならお風呂に入っても問題ありませんが、湯冷めには細心の注意を払ってください。

そこで、体を温めたい場合はシャワーや足湯がおすすめです。

シャワーは立ったままでもできますし、足湯なら服を脱ぐ手間も浴槽に行く手間もありません。

足を温めることは体全体の血流を良くしてくれます。

湯船からの感染に注意

さらに、感染性胃腸炎にかかっている場合はお風呂に入ると細菌も繁殖してしまいます。

よって、多少元気になったあとも入浴は控えるようにしてください。

ノロウイルスであれば1週間近くウイルスの排泄が続くのです。

お風呂に入れば細菌は死ぬと思われている方もいますが、そんなことは断じてありません。

細菌は高熱でなければ死滅しないどころか沸騰したお湯でも数分間生きる猛者もいます。

そのくせ100匹もいれば感染するという恐ろしさを持っています。

細菌とウイルスではウイルスの方が、予防が難しくしかもウイルスは生命力が強いので症状が出ていない人ですら他人から菌をもらうことがよくあります。

特に誰かが嘔吐した時はその周辺に近づいただけで感染しかねません。

そのくらい、注意しなければいけないのでお風呂も控えてください

お風呂上りの厚着に注意

湯冷めの原因は水分が蒸発するときに周りの熱を奪う気化熱というものです。

汗をすぐに拭かなければいけないのもそのためです。

よって、お風呂上りはすぐに体を拭いて体温が落ち着くまで程よい薄着でいましょう。

お風呂上りの厚着は体温が高い状態を保ち、汗が出てしまいます。

つまり、服の下では体が冷え始めているわけです。

同様の理由で、お風呂上りにすぐ布団に入るのもおすすめできません。

熱いお湯がストレスに感じるときは、温めの温度にする

熱いお湯こそ気持ちいという人もたくさんいると思います。

ただ、熱いお湯は交感神経を優位にするので、ストレスに感じた時はぬるくしましょう。

オススメは先述した通り38℃~40℃です。

下痢の時は無理しないで!

このように、入浴には意識していない落とし穴がいろいろあります。

お腹が疲れている時は熱すぎないお湯にゆっくりつかって、体を休めましょう。

PICKUP CONTENTS

トップへ