下痢が夏に起こりやすい原因と、その対策は?

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下痢が流行りやすい季節と言えば夏と冬ですね。

冬は寒さが厳しく免疫も下がりやすいためノロウイルスを中心にウイルス性の下痢になりやすいですが、夏は夏で食中毒や暑さによる免疫力の低下などがあります。

そこで夏の下痢と対策について分かりやすく紹介します。

夏に下痢を起こしやすい原因

夏はあたたかい季節ですが、冷たいもので冷えてしまうことや、繁殖した細菌で食中毒になることなど、いろいろなリスクが潜んでいます。

いったいどのようなものが下痢に関わっているのでしょうか?

食中毒

まず、下痢の原因として考えたいのが食中毒です。

食中毒による下痢は、感染源を排除するための反応なので水のような下痢が大量に排泄されると言う特徴があります。

 

夏に細菌が増えるのは気温が上がったからだけと思いがちですが、梅雨時期から続くじめじめした環境も影響します。

夏のイベントであるバーベキューをする時は、肉をよく焼くようにしましょう。また、お刺身などの生ものを長時間放置することも避けてください。

O-157やボツリヌス菌のように毒性を持つ細菌だった場合は命の危険すらあるので、もったいなくても傷んだ食べ物は捨てるようにしてください。

熱中症

気温が高いとそれだけ活動的になれそうな気がします。

夏と言えば海へ行ったり、山へ行ったり、スポーツに精を出したりとつい頑張ってしまいます。

しかし、夏は私たちの思っている以上に体力を奪っていきます。

日焼けがつらいのはもちろん、熱中症対策を忘れてはいけません。

熱中症の症状としては、めまいやふらつき、吐き気、下痢などがあります。

熱中症にかかった時はそれ以上日光に当たらないよう、日陰で休み、脱水症状にならないようにすることが求められます。

熱中症の下痢は汗によるミネラル排出が原因と考えられます。

体はミネラルの濃度を一定にしたいので、出ていったミネラルに伴って水分も出そうとします。

これが熱中症時の下痢や嘔吐につながるわけです。

また、熱中症は急激な温度変化も原因となるので次で紹介するクーラーの付け過ぎや冷たいものの食べ過ぎにも注意したいところです。

冷房による冷え

クーラーの効いた部屋の中は快適ですが、体には見過ごせない刺激が与えられます。

外の熱さとの急激な温度変化に対応できずに自律神経が乱れてしまうことや、単純に寒すぎて体が冷えてしまうことは珍しくありません。

とくに、室内と屋外を出たり入ったりするとその都度急激な温度変化があるので体が混乱してしまいます。

下痢になるだけでなく熱中症の危険もあるのでクーラーの設定温度を下げすぎることや頻繁な出入りには気をつけましょう。

 

冷たいものの食べ過ぎ

クーラーの付け過ぎがダメな以上、冷たいものの食べ過ぎも胃腸によくありません。

冷たいものといえばアイスクリームやかき氷が思い浮かびますね。

どちらも体温からは限りなく遠いので一気に食べると内臓以外にも刺激が加わります。

特にアイスクリームは下痢になりやすいものでできているので要注意です。

まず甘い糖分は水分を引き寄せるので腸が便の水分量を減らせません。

つぎに、濃厚な脂肪分は消化しづらいので胃腸に負担をかけます。

原料である牛乳に弱い人もいます。

では、アイスクリームやかき氷のようなものを避ければOKなのかというと、実は違います。

食べ物には体を冷やすものがあるのです。

そもそも、野菜は水分がたくさん含まれているので体を冷やしやすいです。

中でもキュウリやレタス、茄子、トマトといった夏に美味しい野菜はみな体温を下げる効果を持っています。

「秋茄子は嫁に食わすな」とは秋口の冷え性対策と言われています。

とくに、下痢の時に気を付けたいのがスイカです。

スイカは冷たくて水分たっぷり。

しかもシトルリンなどの効果で便秘やむくみ対策になります。

これがかえって下痢をしやすくするわけです。

夏の下痢から守るためには?

暑いからこそ気を付けたい夏場の下痢。

どのように対策すればよいのかをご紹介します。

基本的には原因となるものを避ける生活に変えていけばOKです。

室内対策として上着を常備しておく

自宅ではクーラーの温度を下げ過ぎなければ十分です。

気温に合わせて扇風機を使えば寒くなりすぎないでしょう。

しかし、会社や公共施設ではそうもいきません。

そこで、室内対策のために上着を一枚常備します。

上着と言っても春物のカーディガン程度で十分です。

特に冷えやすいのが首元なのでストールを巻くだけでもそれなりに効果が期待できます。

また、夜寝る時もクーラーはタイマー設定にします。

普段タイマー設定をしている人は自分が寝付くまでの時間に合わせて短くするか、タオルケットをもう一枚増やすなどの対策がおすすめです。

冷たいものを食べ過ぎない

冷たいものや体を冷やすものは食べ過ぎないように注意しましょう。

特に気を付けたいのは便が柔らかくなっている時です。

この時に胃腸を冷やしてしまうとあっという間に下痢をします。

手洗いうがい

食中毒が危ない季節なので、手洗いうがいは夏でも気を抜けません。

特に外で遊んだ時や海・山に行ったときなどはより一層の衛生管理が求められます。

普段の手入れでも殺菌消毒をすると良いでしょう。

ちなみに、黄色ブドウ球菌は傷口で繁殖するので手を怪我した時は手袋をして料理するようオススメします。

保存方法や消費期限に対して敏感になる

ちょっとくらいという気持ちで食べ物を常温で放置すると食中毒の原因になりかねません。

特に生ものはすぐに冷蔵庫や冷凍庫で保存するようにしてください。

そうでなくても消費期限を過ぎたものは容赦なく捨てましょう。

夏の体調管理には気をつけよう!

このように、夏は下痢になりやすい生活をしがちな季節です。

普段から体調管理をしっかりすることが大切ですね。

また、夏だからと張り切りすぎて熱中症にならないよう、遊びもほどほどにしましょう。

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