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すぐに始められる!ツボの刺激が睡眠の質を上げるのに効果的!

 

様々な健康効果をもたらしてくれるといわれている「ツボ」。

私たち人間の体には頭のてっぺんから足の先まで無数のツボが存在していて、それぞれのツボに様々な効果があります。

無数にあるツボですが、中には睡眠の質を高めるツボも存在するため、睡眠に悩んでいる人はぜひ試してほしいところ。

そこで、今回は睡眠に悩んでいる人のために、睡眠の質を高める効果が期待できるツボについて紹介!

刺激するべきツボの場所や、押し方、効果などについて解説していきます。

「なかなか眠れない」「寝ても疲れがとれない」「夜中に目が覚める」などで悩んでいる人はぜひチェックしてみてくださいね。

 

目次

ツボを押すときのポイント

まずは、ツボ押しのポイントについて解説していきます。

私たちの体に無数に存在するツボ。刺激することによって効果を得られるものですが、実はツボの刺激にはポイントが存在します。

意識すべきポイントや注意すべきポイントなどがあるため、ツボの刺激をする前にきちんとチェックしておきましょう。

間違った方法は睡眠の質を高めるどころか反対に睡眠の質を下げることに繋がってしまいます。

次を参考にしながら実践していきましょう。

リラックスタイムにおす

まず、ツボ押しのポイントとしては「ツボを押すタイミング」です。

刺激するツボの場所によっては自宅だけでなく、仕事の合間や休憩中、外出先でも刺激することができますよね。

特に「手」であれば気が向いたときにサッとツボを押すことができます。

しかし、睡眠の質を高めたいのであればツボを押すタイミングは「リラックスタイム」が最も効果的です。

安眠には欠かせない心身のリラックス。

例えば入浴中や、マッサージ中、お気に入りの音楽を聴いている時などこうしたリラックスタイムにツボを押すことで、より心身がリラックス状態に入るだけでなく、さらにツボの「睡眠の質を高める」という効果も得ることができます。

自分がリラックスしているタイミングを見て、ツボ押しを実践してみましょう。

痛きもちいいを目安に

次に紹介するポイントは「刺激する強さ」です。

よくテレビなどでは、足の裏のつぼ押しで「イタイイタイ!」と痛がる映像が放送されていますよね。

しかし、ああいった痛みの伴うツボ押しと、睡眠のためのツボ押しでは得られる効果が違うので、テレビで見るような強さの刺激は必要ありません。

目安としては「痛きもちい」と感じる強さを感じる程度でOK。

「ちょっと痛い気がするけれど、気持ちよさもある」という強さが、体に程よい刺激となって睡眠によい影響を与えます。

反対に、強い痛みを感じるほどの強さでツボを刺激してしまうと、脳が覚醒してしまったり、リラックス状態に入れなくなったりしてしまうため注意が必要。

あくまでも「痛きもちい」という強さを意識して刺激するようにしましょう。

では、実際にやってみよう!

ここからは具体的に「ツボの場所」「ツボの押し方」「ツボの効果」について紹介していきます。

睡眠によい影響をもたらすツボは多く、頭から足まで無数に存在しているのです。

もちろん全部のツボを押す必要はありません。

自分の「気持ちいい」と思えるポイントに絞ったり、毎日のマッサージの延長線としてマッサージしながら近くのツボを押したりしながら、毎日の生活に取り入れていきましょう。

天柱

場所  髪の生え際から後頭部にかけて太い筋があります。その外側にくぼみがあり、そのくぼみが「天柱」と呼ばれるツボです。

効果  ストレス解消・疲労回復・疲れ目・血行促進・抜け毛予防

押し方 後頭部で手を組み、親指でツボをぐーっと押します。

その状態のまま3秒押し続け、ゆうっくりと離します。

風池

場所  上記で紹介した天柱よりも2~3cm外側。さらに2~3cm上に位置する場所がツボです。

効果  頭痛の改善・疲労回復・視力回復・肩こりの改善

押し方 両手の親指と人差し指で輪を作るようにして、親指でツボを押します。

この時残った指と手のひらで後頭部を包み込むようにすると刺激しやすいですよ。

天柱同様に3秒押し続け、ゆっくりと離します。

安眠

場所  耳の下の骨の先から指一本分下に位置しています。

効果  不眠改善・頭痛の改善・めまい・肩こりの解消

押し方 親指と一刺し指で大きな輪を作り親指でツボを刺激。

頭の中心に向かって押し上げるように痛気持ちいいという強さでゆっくり押します。

完骨

場所  耳の後ろに位置する骨の下で、小さくくぼんだ場所がツボです。

効果  首のこり改善・むくみの解消・頭痛改善・血行促進

押し方 親指をツボに当てる。ゆっくりと押し上げるようにして、これを5回繰り返します。

百会

場所  頭のてっぺん。指で触ると少し柔らかくなっている場所がツボです。

効果  不眠改善・リラックス効果・緊張緩和・ストレス解消・抜け毛の予防、改善・頭痛改善

押し方 両手の中指を重ね、ツボをゆっくり押します。1分ぐらい押し続けてください。

場所  耳たぶより奥の耳の中心部です。

効果  不眠の改善・狭心症の改善、緩和・ノイローゼやうつの緩和、予防・高血圧改善

押し方 人差し指を耳のツボに当て、くぼみを強く押します。

神門

場所  耳の上部。くぼんだところがツボです。

効果  リラックス効果・脳の興奮抑制

押し方 人差し指で強めに刺激します。

交感

場所  耳の中心に位置するへりの上に位置しています。

効果  自律神経を整える

押し方 人差し指で強めに押します。

頸椎

場所  耳の軟骨の中心部よりやや下のくぼみがツボです。

効果  血行促進・肩こり解消

押し方 親指と人差し指ではさみ、小刻みに揺らすようにして揉みます。

不眠

場所  上記で紹介した頸椎の耳の裏側で、それよりやや下に位置します。

効果  不眠改善

押し方 頸椎と同様に親指と人差し指ではさみ、小刻みに揺らすようにして揉みます。

合谷

場所  手の甲。親指と人差し指の骨が交わる手前のくぼみがツボです。

効果  自律神経を整える

押し方 親指でぐるぐると円を描くように揉みます。

神門

場所  手首の内側のしわと小指から手首に向かって線を引いたときに交わるポイントがツボです。

効果  疲労回復

押し方 手首を包み込むように握り、親指で刺激します。

内関

場所  手首の内側のしわから指三本分下に位置しています。

効果  リラックス効果・心臓の働きを促進

押し方 腕を包み込むように握り、親指で刺激します。

井穴

場所  手足の爪の生え際に位置しています。

効果  冷え症の改善

押し方 指を掴むようにして握り、親指で5秒押し続け、その後ゆっくりと離します。

失眠

場所  かかとの中央に位置しています。

効果  のぼせやすさの改善・緊張緩和

押し方 あぐらをかくようにして座り、片足の裏側を上に向けて親指で強めに押します。

湧泉

場所  土踏まずより少し上で、足の裏の中央に位置しています。

効果  疲労回復

押し方 親指で強めに3秒押し続け、3秒離す。これを数回繰り返していきます。

行間

場所  足の親指と人差し指の付け根の間に位置しています。

効果  興奮状態を落ち着かせる

押し方 親指と人差し指を少し開かせて、親指で強めに数回押します。

三陰交

場所  内側のくるぶしから指4本分上に位置しています。

効果  血行改善・ストレス緩和

押し方 痛みを感じやすいので、あまり強い痛みが出ない強さで刺激します。

あぐらをかくように座り、親指でゆっくり押しましょう。

自分にあったツボをみつけよう!

不眠・睡眠不足・寝ても疲れが取れないなどの悩みを抱えている人は少なくありません。

しかし、そういった「睡眠」に関する悩みはツボで改善することができるのです。

ぜひ、今回の記事を参考にしながら、1日の中のリラックスタイムで積極的に刺激してみましょう。