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コーヒーを飲んだあとの口臭が気になる…!その原因と対策法

 

香りがよく気分をすっきりさせてくれるコーヒー、人によってはこだわりの一杯を持っているのかもしれません。

しかし、コーヒーは口臭や歯の汚れの原因にもなってしまいます。

そこで、コーヒーのメリットとデメリット、口臭対策を知ることでコーヒーとうまく付き合っていきましょう。

目次

コーヒーを飲むメリット、デメリット。気になる口臭はなぜ起こる?

コーヒーはポピュラーな飲み物でありながら、カフェインによるデメリットも知られています。

コーヒーとはいったいどんな飲み物なのか改めて学んでみませんか?

コーヒーのメリット

  • エイジングケア
  • 脳を活性化する
  • 脂肪燃焼
  • 骨粗しょう症の対策になる
  • 血圧を下げる
エイジングケア

コーヒーには豊富なポリフェノール(エラク酸やタンニン)が含まれています。

ポリフェノールは私たちの体を若々しく保つ作用があります。

私たちの老化に関わるのは活性酸素。

この物質は不健康な食事やストレスによって発生します。

さらにがん細胞もできやすくなりますから、コーヒーはがん予防もあると言われています。

脳の活性化

コーヒーの成分として最も有名なのは恐らくカフェインでしょう。

カフェインをとると神経が活性化します。

これによって脳が活性化するので眠気が減ります。

さらに臓器や筋肉まで活性化します。

臓器の活性化で知っておきたいのは肝臓について。

肝臓が活性化するとアルコールの分解が促進されるので酔いがさめやすくなります。

ただ、アルコール中毒に影響があるかは分かっていません。

脂肪燃焼効果、骨粗しょう症対策

筋肉の活性化はスポーツをするうえで有効です。

なんとオリンピックでは競技30分前コーヒー6杯相当のカフェインを摂ることでドーピングに引っかかる可能性が出るほどなのでその力は相当のものです。

さらに、筋肉が活性化すると脂肪を消費しやすくなるのでダイエットにも期待できます。

そのほか、カフェインはカルシウムを増やす働きがあるので骨の強化にも役立ちます。

血圧を下げる

そして、コーヒーには血圧を下げる効果があります。

かつてはカフェインが血管を狭めることで血圧が上がると言われていましたが、その説は覆されました。

アメリカの実験でコーヒーを毎日3杯以上飲む人とそうでない人を10年間追跡調査したところコーヒーを3杯常飲している人の方が血圧は低いことが分かりました。

コーヒーのデメリット

  • 貧血になりやすい
  • よく眠れない
  • 胃が荒れる
  • 歯が汚れる
貧血になりやすい

コーヒーに含まれるタンニンもポリフェノールのひとつなので老化の予防や美容にメリットが。

しかし、タンニンには鉄分と結びつく性質があるので貧血になりやすいと言うデメリットがあります。

眠れない

また、カフェインは神経を活発にする効果があるので就寝前に飲むと眠りにつきづらくなります。

また、眠りも浅くなるので気持ち良い目覚めを邪魔してしまうのです。

コーヒーは集中したいときに飲むといいでしょう。

胃が荒れる・歯が汚れる

さらにコーヒーは胃液を増やすので、空腹時に飲むと胃が荒れてしまいます。

他には着色成分が歯にくっ付きやすいこともデメリットと言えます。

カフェインの中毒性

また、カフェインを摂りすぎることで中毒症状を引き起こすと言われていますが、本当にカフェイン中毒の危険があるのは1日60杯ものコーヒーを飲んだ時です。

そのため、毎日数杯飲む程度ではカフェイン中毒の心配はありません。

では、コーヒーを飲んで気分が悪くなるのはどうしてか?

これは焙煎やドリップの仕方に問題があります。

焙煎やドリップがうまくいかないと本来抽出されないはずの渋みやえぐみまで出てきてしまうので、その成分があなたに悪影響を与えます。

もし、自分でコーヒーを入れる機会があったら少し手間をかけた松屋式ドリップがおすすめです。

この方法でいれたコーヒーは比較的雑味が少ない傾向にあります。

口臭の原因

そして、コーヒーのデメリットとして指摘されているのが口臭です。

コーヒーは独特な香りがしますが、別にコーヒーのにおいになるわけではありません。

そこには、このような理由があったのです。

舌苔

まず、コーヒーの粒子は細かいので飲むと口の中に残りやすい特徴があります。

とくに凹凸の多い舌に残りやすく、口臭の原因となる舌苔を形成します。

舌苔は食べかすや上皮のかすが溜まったもので、そこには夥しい量の細菌がいます。

この舌苔は口臭の大きな原因となるので歯だけでなく舌も磨くといいでしょう。

ドライマウス

次に、コーヒーを飲むとカフェインが神経に作用します。

この時に優位になるのは、緊張時に役立つ交感神経です。

交感神経の優位状態では集中力が高まる代わりに、手に汗を握り、口の中が乾いてきます。

口の中の乾燥もまた口臭の原因となるのです。

ドライマウスと言う言葉を聞いたことがありますか?

口の乾燥は場合によっては歯科治療も必要となる症状です。

ドライマウスの状態は単に不快なだけではありません。

口の中が乾燥することによって粘膜を守るバリアがなくなります。

これは乾燥肌と同じですね。

さらに、唾液は殺菌作用があるので唾液が十分に分泌されている口の中は細菌バランスが整います。

逆にドライマウスで唾液が出ない状態では悪い細菌をやっつけられないのでどんどん細菌が繁殖していきます。

その結果卵の腐ったような口臭になってしまうのです。

コーヒーでの口臭は口の中をきれいにして、こまめに水分を取ること

口臭の原因になるからコーヒーを諦めなければいけないのか…そんなことはありません。

しっかり対策をすることで口臭は少なく、一時的なものになるのでご安心ください。

方法

水をこまめに飲む

コーヒーによる口臭は粒子が細かいことが原因でした。

そこで、コーヒーを飲むときは水を用意し、こまめに飲むことがおすすめです。

水を飲めば粒子が洗い流されるので口臭が残りづらくなります。

コーヒーを薄めにすることも良いでしょう。

しかも、コーヒーは緊張と利尿作用で口内を乾燥させてしまいます。

乾いた口内は細菌が増えやすいので水分補給はこの点でも効果的です。

もちろん、コーヒーを飲んでいない時の水分補給も乾燥予防と代謝の向上に良い影響を与えます。

1日1Lを目標に水を飲む習慣をつけてみてください。

ミルクや砂糖は使わない

ミルクや砂糖は最近の好きな食べ物でもあります。

タンパク質は異常発酵しやすい傾向にありますし、砂糖は口臭だけでなく虫歯や歯周病の原因にもなってしまいます。

コーヒーを飲むときはミルクと砂糖は少なめで、飲んだ後も歯を磨くことをおすすめします。

舌磨きをする

そして、舌磨きも合わせて行いましょう。

舌磨きは歯磨き・うがいでは落としきれない舌苔をきれいにするうえで必要です。

特にコーヒーは舌にくっ付きやすいので適度な舌磨きが必要です。

舌を磨くときは舌を傷つけないよう、歯ブラシではなく専用のタンクリーナーを使うようにしてください。

口臭を解決できるなら、コーヒーは飲んだ方が良い!

確かに、コーヒーは口臭の原因となりますが、私たちが思っている以上に健康に良いことも分かりました。

カフェイン中毒や高血圧の心配がないと言うだけでも安心してコーヒーを楽しめるのかもしれません

コーヒーによる口臭は量を飲み過ぎず、口の中をきれいにすることで十分に対策が可能なのでまずは水分を多めにとることから始めてみてくださいね。