男性だけじゃなく女性も臭い?どうにかしたい!頭皮・髪の毛からの加齢臭!

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中高年の男性から発せられるイメージのある加齢臭ですが、加齢臭は男性特有の症状ではなく女性にも生じるものです。

「起床後の枕から加齢臭のニオイがする」「ドライヤーで髪を乾かすときに嫌なニオイが気になる」といった悩みを抱える女性は少なくはありません。

こうした頭皮・髪の毛からの嫌なニオイは、ニオイ物質「ノネナール」が原因の加齢臭やニオイ物質「ペラルゴン酸」が原因のミドル脂臭から生じていると考えられています。

加齢臭そしてミドル脂臭を解消するには、正しい知識に基づいた対策をきちんと行う必要があります。

こちらでは、頭皮・髪の毛から発せられる加齢臭の原因とその対策方法について分かりやすくご紹介します。

間違った対策法を続けているとニオイが強まったり頭皮や髪の毛にダメージを与えたりと逆効果になってしまいかねませんから、こちらでご紹介します対策方法をもとにニオイのお悩みを正しく解消してくださいね。

頭から加齢臭…。

年を重ねるごとに体では様々な変化が生じます。

その中でも多くの女性を悩ませているものとして挙げられるのが加齢臭ではないでしょうか?

特に、「髪は女の命」とも言われる髪の毛から嫌なニオイがすると、どんな女性でもショックを受けてしまうものです。

こうした頭からのニオイは「頭皮にも皮脂腺が多く存在する」「髪の状態によってはニオイがつきやすくなる」そして「女性の場合にはホルモンの影響から加齢臭が出るようになる」といった3点が大きく関わっています。

はじめに、頭から生じる加齢臭の原因やメカニズムなど、頭皮・髪の毛からの加齢臭についての基礎知識を深めていきましょう。

枕から加齢臭がする

加齢臭は背中や胸部そして脇といった皮脂腺が多く分布する部位から発せられることもあり、これらの部位へのニオイケアには気を付けている人も多いはずです。

しかし、頭皮もまた皮脂腺が多く集まる部位であることから、起床後の枕から加齢臭がする場合には頭から加齢臭が出ている恐れがあります。

頭から加齢臭が出ていると言っても、「頭皮・髪の毛のどちらか一方からニオイが出る場合」あるいは「頭皮・髪の毛の両方からニオイが出る場合」が考えられますよ。

加齢臭の原因

そもそも加齢臭の原因であるニオイ物質「ノネナール」は、皮脂腺内に存在する脂肪酸と過酸化脂質とが結びついて生じます。

「加齢臭=中高年の男性から出るニオイ」というイメージが定着するほどに男性に目立つのは、男性の場合には40歳を過ぎた頃から皮脂分泌や体内での活性酸素の生成が活発になりノネナールの生成量が増えることが関係しています。

一方、女性の加齢臭が男性のそれと比べるとニオイ程度が少なかったり出始めるタイミングが遅かったりするのは、抗酸化作用から過酸化脂質が生まれにくくする・皮脂分泌を抑制するという女性ホルモンの2つ働きが得られるからです。

しかしながら、ホルモンバランスの乱れや女性ホルモンの減少から抗酸化作用や皮脂分泌の抑制効果が得られなければ、男性と同様にノネナールが生じやすくなり加齢臭のリスクが高まります。

加齢臭が男性特有の症状ではなく男女問わず生じる加齢臭の1つとして挙げられるのは、女性ホルモンの分泌量が更年期から急激に減少するからです。

男女ともに40歳を過ぎた頃から加齢臭のリスクが高まるのは、抵抗力の低下から活性酸素が増えやすいことも関係しています。

また、たとえ更年期に差し掛かる年齢でなかったとしても、悪い生活習慣からホルモンバランスが乱れてしまえば年齢に関係なく嫌なニオイが生じるようになりますから注意が必要ですよ。

頭から加齢臭がにおう原因は?

女性の場合には女性ホルモンの働きから加齢臭が抑えられたり、逆にホルモンの分泌量によってニオイの発生が左右されたりすることが分かりました。

加えて、頭からにおう原因としては、上記でご紹介しました「ノネナールが原因の加齢臭」のほかにも「ペラルゴン酸が原因のミドル脂臭」「フケが原因のにおい」そして「ダメージヘアが嫌なニオイを吸着する」が挙げられますよ。

ノネナールが原因の加齢臭

頭皮に皮脂腺が多く存在するのは、皮脂分泌によって頭皮や髪の毛を乾燥から守るためです。

若い頃には皮脂内にノネナールの原因となる脂肪酸がほとんど存在しないこと、そして女性ホルモンによる抗酸化作用や皮脂分泌抑制効果が得られることからニオイは気になりません。

しかし、皮脂内の脂肪酸が増加したり、女性ホルモンの嬉しい作用が得られなかったりといった年を重ねるごとに生じる体の変化によって加齢臭が生じるようになります。

ドライヤーで髪を乾かしている時に、「ろうそくのようなニオイ」「古本のような埃っぽいニオイ」「古くなった油のようなニオイ」が頭から感じる場合には、ノネナールが原因の加齢臭が生じていると考えられますよ。

ジアセチルが原因のミドル脂臭

加齢臭と間違われやすいニオイとして、ニオイ物質「ジアセチル」から生じるミドル脂臭が挙げられます。

ジアセチルとは、エクリン腺という汗腺から分泌される汗に含まれる乳酸が、皮膚の常在細菌「ブドウ球菌」に分解されることで生じるニオイ物質です。

ノネナールが脂肪酸と過酸化脂質とが原因となって生じるのに対し、ジアセチルは汗に含まれる乳酸とそれを分解するブドウ球菌とが原因となります。

ノネナールに対するアプローチを続けてもなかなかニオイが解消しない場合には、ミドル脂臭から嫌なニオイが生じていることが考えられますね。

フケが原因となってにおうことも

頭皮の痒みを引き起こすフケもまた、頭からにおう原因の1つです。

フケは肌のターンオーバーによって古くなった頭皮の角質が押し出されて剥がれたもので、大きく「乾燥型」と「脂性型」の2つに分類されます。

頭皮の皮脂分泌が少ない場合には「乾燥型」に、頭皮の皮脂分泌が多い場合には「脂性型」になります。

どちらの種類のフケであったとしても、頭皮に存在する細菌に分解されるとニオイが生じます。

しかし、2種類のフケのうち特に嫌なニオイの原因となるのは「脂性型」のものです。

脂性型のフケは皮脂が多く含まれていて湿っているフケは毛穴にこびりつきやすいほか、空気に触れて酸化すれば嫌なニオイを放ちます。

さらには、脂性型のフケが頭皮に存在する細菌の餌として分解されればニオイが強まったり細菌の繁殖から頭皮環境が悪化したりと、ますますニオイのリスクが高まります。

ダメージヘアではニオイが吸着しやすい

髪自体にニオイがつきやすい性質があり、タバコや焼肉の煙といったニオイがいつまでも髪の毛に残るのはこの性質によるものです。

さらに、パーマやヘアカラーそして毎日のヘアアレンジでキューティクルが剥がれ落ち、ダメージヘアの状態に陥っている場合にはニオイがいっそう付きやすくなります。

キューティクルは一度剥がれ落ちてしまうと再生することは不可能です。

毎日のヘアケアは美しく健やかな髪を保つためだけでなく、ニオイが残りにくい髪質をキープするという意味でも大切だったのです。

頭皮・髪の毛の加齢臭をどうにかする対策は?

加齢臭でもミドル脂臭でも頭皮・髪の毛に生じる加齢臭の対策・予防には、頭皮や髪の毛を健やかな状態にできるシャンプーが最も効果的な方法となります。

使用するシャンプーの選び方やシャンプーの方法に気をつけるだけでも頭からのニオイを抑えられますよ。

最後に、頭の加齢臭対策として知っておきたいシャンプーの知識のほか、毎日の生活習慣で見直すべきいくつかの対策方法をご紹介します。

頭皮や髪質に合うものを

まず、シャンプー選びで最も大切なのは、頭皮や髪質に合うことです。

頭皮や髪質に合わないシャンプーを使い続けると頭皮や髪に大きなダメージを与えてしまい、痒みからフケが生じたり髪が傷んだり、抜け毛が増加したりします。

その結果、頭皮からのニオイが強まったりニオイが付きやすい髪質が悪化したりと、良い効果が期待できるどころか逆効果になってしまいます。

使用開始時に痒みや不快さを感じた場合には、ただちに使用を中止して他のシャンプーに替えるようにしてくださいね。

洗浄力が高すぎず低刺激なものを

また、シャンプーの洗浄力が強すぎるものは頭皮の健康維持に必要な皮脂までも過剰に落とし頭皮の乾燥を引き起こすほか、乾燥を補うためにと皮脂分泌が活発に行われるようになります。

つまり、「皮脂を多く取り除きたいから」と洗浄力が強いシャンプーを使えば、頭皮の乾燥から皮脂分泌がより活発になりノネナールも生じやすくなりかねないのです。

ラウリル硫酸Na・ラウリル硫酸カリウム・ラウレス硫酸Na・ラウレス硫酸TEAといった石油系合成界面活性剤が使用されているものは洗浄力が強すぎるため避けるようにしてくださいね。

シャンプー購入の際には、記載されている成分表から石油系合成界面活性剤の使用の有無をチェックするようにしたいですね。

頭皮の乾燥やそれによる皮脂分泌の増加といった悪循環を防ぐためにも、洗浄力がマイルドで刺激が少ないシャンプーを選ぶようにしてくださいね。

頭皮と同じ弱酸性のシャンプーは刺激が少ないのでオススメですよ。

続けられる価格のものを

加齢臭用のボディソープや石鹸が多く展開されている一方で、加齢臭対策用のシャンプーの種類はまだまだ少ないというのが現状です。

数少ない加齢臭用シャンプーには、嫌なニオイを抑える効果のある柿渋ポリフェノールを配合したもの、加齢臭のニオイを取り込んで良い匂いに変換する「ハーモナージュ効果」のあるものがあります。

どちらも嫌なニオイを抑える働きに優れていますが、続けて初めてその効果を実感できます。

加齢臭対策用のものや頭皮や髪に良いものであったとしても、高価で続けられないものであれば意味がありません。

毎日のシャンプーとして使い続けて加齢臭対策を行うことを忘れずに、使い続けられる価格のものを選ぶようにしましょう。

シャンプー方法も重要!

たとえ頭皮や髪の質に合っているシャンプーや加齢臭用のシャンプーを選んだとしても、シャンプーの方法が間違っていれば意味がありません。

毎日のシャンプーで加齢臭対策を行うには、シャンプー選びだけでなく正しい洗髪方法も大変重要となりますよ。

シャンプー前には軽くブラッシングを

お風呂に入る前に気を付けたいこととして、「乾いた髪を目の粗いブラシで軽くブラッシングをする」が挙げられます。

ゆっくりと軽くブラッシングをすることで毛先のもつれを解消できますし、皮脂を浮き立たせることが可能となります。

また、1日の活動の中で髪に付着したホコリや汚れもある程度ブラッシングで落とすことができますよ。

髪を洗うのは体が温まってから

お風呂に入ってすぐにシャンプーを始める人が多いかと思います。

しかし、お風呂で真っ先にシャンプーをするのではなく、「お風呂に入って体を温めてから」が最も汚れを落とせられるベストタイミングですよ。

というのも、顔が少し汗ばむ程度まで湯船に使って温まれば、頭皮の毛穴が開いて普段なら落とせられない毛穴汚れや皮脂をも落としやすくなるからです。

シャンプーの洗浄力に頼り切りの洗い方ではなく、マイルドな洗浄力でも綺麗にできるようにシャンプーに取り掛かるタイミングも意識してくださいね。

シャンプーの前にはぬるま湯で髪の汚れを洗い流す

また、シャンプー前には頭皮と髪との髪全体をぬるま湯で丁寧に洗い流しましょう。

この過程だけでも髪に付着したホコリや汚れのほとんどを落とすことができますよ。

手のひらで泡立てて!指の腹で頭皮を揉み込むように洗う

頭全体をぬるま湯で洗った後にやっとシャンプーに取り掛かるわけですが、シャンプーは手のひらで少量のお湯と一緒にしっかりと泡立ててから髪の毛に乗せるようにしてくださいね。

シャンプーをそのまま髪に乗せて頭の上で泡立てるように髪を洗う人もいますが、実はこうした洗い方は頭皮に大きな負担を与えるうえに汚れを十分に落とせない原因となりますから絶対に行わないでくださいね。

しっかりと泡立てたシャンプーを頭に乗せたあとは、柔らかい指の腹を使って揉むように洗いましょう。

爪を立てて洗うと頭皮にたくさんの傷がつき、頭皮環境の悪化に繋がりますからおやめくださいね。

すすぎ残しはニオイの原因しっかりと洗い流す

すすぎ残しは痒み・フケ・抜け毛・頭皮や髪のニオイの原因となりますから、すすぎ残しのないようにシャンプーをしっかりと丁寧に洗い流しましょう。

リンスやトリートメントは頭皮につけないように

シャンプーを終えた後のリンスやトリートメントは、頭皮につけないように毛先~髪の中間ほどまでの使用に留めてくださいね。

リンスやトリートメントもシャンプーと同様、すすぎ残しのないようにしっかりと洗い流すことが大切です。

乾燥は必ずドライヤーを使用する

濡れた頭皮や髪の毛は、乾燥しているときよりもデリケートでダメージを受けやすくなっています。

そんな時にゴシゴシとタオルドライをしてしまっては、頭皮や髪の毛に大ダメージとなってしまいます。

そこで、タオルドライの際にはタオルに水分を吸収させるイメージで頭皮や髪全体に優しく押し当てましょう。

髪の毛が長い人は髪の表側と裏側をタオルで挟み込み、両手で軽く力を込めて両側からタオルに髪の水分を吸収させると良いですよ。

頭皮や髪が濡れている状態が長くなれば長くなるほど、細菌の繁殖が進んでニオイや頭皮環境の悪化の原因となります。

したがって、タオルドライの後には自然乾燥で済ませず、できるだけ早くドライヤーでよく乾かすようにしてくださいね。

ドライヤーを使用する際には、「熱風を同じ場所に当て続けない」「頭皮・髪の毛とドライヤーとの距離を十分に保つ」「熱風は髪の上部から毛先に向けて当てる」の3点に気をつければ熱風によるダメージを減らしながら、毛先までまとまる美しい髪に仕上がりますよ。

その他対策は??

頭からの加齢臭対策として正しいシャンプーを続けていく中で、日常生活の中で行える加齢臭対策を平行すればニオイをさらに抑えられます。

体の外側からの加齢臭ケアとして正しいシャンプーを、体の内側からは加齢臭の根本的な解消を目的とした対策を行うイメージでそれぞれのケアを続けていきたいですね。

脂肪分の摂取を抑え、抗酸化物質を積極的に摂る

肉類や脂っこい食べ物を中心とした食生活は、皮脂の分泌量を多くしてしまいます。

加齢臭の原因であるノネナールが脂肪酸と過酸化脂質によって生じる以上、皮脂の増加に繋がる食生活ではどうしても体臭が強まります。

したがって、食生活から加齢臭を改善するには、脂肪分の摂取を控えて野菜類や魚類そして果物類を中心にした食事へと変更することが大切になりますよ。

こうした高脂肪高カロリーから低脂肪低カロリーの食生活へと改善するにあたり、体内の活性酸素の働きを抑える作用である「抗酸化作用」に優れた栄養素を摂取するようにすればさらに効率良くニオイを解消できます。

ビタミンC・ビタミンE・ビタミンA・ポリフェノール成分といった栄養素が抗酸化作用に優れています。

食事から摂取したり時にはサプリメントをとりいれたりして抗酸化作用を上手に活用しましょう。

ストレスを溜め込まないようにする

毎日の生活の中ではどうしてもストレスを感じる場面が多くありますが、強いストレスを感じる・ストレスがどんどん蓄積すると体内の活性酸素の増加に繋がります。

活性酸素が増えればノネナールの原因となる過酸化脂質も増加するほか、脂肪酸の酸化も助長されてノネナールが生じやすい体に陥ってしまいます。

そこで、趣味を楽しんだりリラックスできる時間を設けたりしてストレスを解消できる習慣を身に付け、可能な限りストレスを溜め込まないように心掛けましょう。

有酸素運動でにおわない汗に

ウォーキング・ジョギング・サイクリングといったたくさんの空気を吸い込みながら全身を動かす有酸素運動は、加齢臭の根本的な解消には非常に有効な手段となります。

有酸素運動自体がストレス解消に役立ちますし、既に体内に生じた活性酸素をも減らせられます。

さらには体を動かして汗をかくことで乳酸やアンモニアが多くベタついていてニオイが強い汗から、サラサラとしていてニオイが少ない汗へと変化できるのです。

このように加齢臭の根本的な原因を解消しながら、汗のニオイをも対策できる有酸素運動は毎日の生活の中に取り入れないと勿体無いですよ。

まとめ

頭皮に多くの皮脂腺が存在すること、皮脂が嫌なニオイの原因となることそして髪の毛自体がニオイを吸着しやすい性質があることなどが頭からの嫌なニオイの原因であることが分かりました。

「起床後の枕のニオイが気になる」「ドライヤーを使うと頭から嫌なニオイがする」といった頭からのニオイに悩まされている女性は、今一度毎日のシャンプーや頭皮ケアを見直してみてはいかがでしょうか?

頭皮環境を見つめ直すことは、頭からの加齢臭をはじめとした嫌なニオイの根本的な解消には欠かせませんよ。

髪の毛だけでなく頭皮にも目を向けることで、より女性らしい魅力を高めていきましょう。

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