加齢臭はその食べ物のせい?!食事から見直して「クサイ!」を予防しよう

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「加齢臭は歳を重ねるごとに生じる加齢現象の1つだから仕方ない」と考え、加齢臭に対するケアや対策を行わずに諦めていませんか?

実は、加齢臭は毎日の食べ物を見直しするだけでもグッと抑えられますよ。

私達の体が食事として摂り入れた栄養素から成り立っているように、体臭もまた食事として摂取した食材の影響を大きく受けるのです。

こちらでは、加齢臭の原因となる食べ物と合わせて、加齢臭の予防に役立つ食べ物や栄養素を分かりやすくご紹介します。

毎日の食事を改善すれば加齢臭を抑えられるのみならず、加齢臭が生じる原因へとアプローチし臭いの根本的な解消にも繋がります。

毎日の食事から嫌な臭いを少しでも抑えるようにしたいですね。

加齢臭の原因になる食べ物

加齢臭と日頃から口にする食べ物とは一見何の関係も無さそうですよね。

しかし、加齢臭の原因として挙げられる臭い物質が毎日の食事内容に大きく左右されることもあり、加齢臭と食事とは切っても切れない関係にあります。

はじめに、「加齢臭と食事との関係」と合わせて加齢臭の原因となる食べ物について解説していきます。

加齢臭と食事の関係

そもそも加齢臭とは、皮脂内に存在する脂肪酸「パルミトオレイン酸」と過酸化物質とが結びついて生じる「ノネナール」という匂い物質が原因となって生じます。

年を重ねるごとに皮脂内のパルミトレイン酸が増加したり、また抵抗力やホルモン作用の低下から体内で過酸化物質が生じやすくなったりといった変化によって加齢臭が生じます。

皮脂は髪や肌を乾燥から守って潤いを保ち、健やかな状態をキープするためには欠かせませんが、過剰に分泌されるとパルミトレイン酸の増加に繋がることから加齢臭の原因となってしまいます。

また、体内で生成される過酸化物質「活性酸素」は、パルミトレイン酸を酸化させて臭いの原因「ノネナール」を生成するだけでなく、細胞を酸化させて老化の原因となる物質です。

しかし、パルミトレイン酸や過酸化物質の増加は、決して加齢に伴う体の変化だけが原因ではありません。

毎日の生活の中で口にする食事内容によっては、パルミトレイン酸の分泌量を増やしたり、体内での過酸化物質の生成量を増加させたりと加齢臭のリスクを高めてしまいますよ。

加齢臭の原因となる食べ物って?

加齢臭の原因であるパルミトレイン酸や活性酸素の増加に繋がる食べ物としては、「動物性脂肪が高い食べ物」と「油を多く使用した食べ物」との2種類が挙げられます。

動物性脂肪が高い食べ物

牛肉や豚肉をはじめとした脂質の高い肉類には、動物性脂肪が多く含まれています。

動物性脂肪は皮脂腺やアポクリン汗腺を刺激して、皮脂の分泌を増やすという嫌な作用があります。

「焼肉を食べた翌朝、なぜか顔が普段よりテカっている」「お肉をたくさん食べるとニキビができる」という変化も、実は動物性脂肪の作用によるものだったのです。

皮脂の分泌量が増えれば、その皮脂に含まれる脂肪酸「パルミトレイン酸」の量も必然的に増加します。

近年になって「スメルハラスメント」といった言葉が生まれるほどに臭いに敏感になっています。

それだけ強い臭いを出すようになったのは、食生活の欧米化によって動物性脂肪の摂取量が増加したことも関係しているとされています。

動物性脂肪は牛肉や豚肉のほか、鶏肉の皮、チーズ・マーガリン・バターといった乳製品などにも動物性脂肪が多く含まれているので、

過剰摂取に陥らないよう、適度な摂取に留めておくようにしたいですね。

油を多く使用した食べ物

「動物性脂肪がダメなら植物性脂のものなら大丈夫なのでは?」と思われるかもしれませんが、調理油などに使用される植物油もまた加齢臭の原因となります。

植物性の油に多く含まれているリノール酸という脂肪酸は、コレステロールや中性脂肪を増加させます。

加えて、リノール酸が体内で酸化した過酸化脂質はノネナールを生成させるほか、過酸化物質それ自体もまた強いニオイの原因になります。

したがって、フライや天ぷらをはじめとした脂っこい食べ物もまた避けたほうが好ましいと言えます。

共通点は?

動物性脂肪が高い食べ物も植物油を使用した食べ物も、どちらも皮脂分泌を増加させるという共通点があります。

加齢臭にお悩みの方は、これらの食べ物によって皮脂分泌が増加し、臭いが強くなっていることも考えられますよ。

加齢臭を予防するには?

加齢臭を予防するには、皮脂分泌の増加から加齢臭のリスクを高める「動物性脂肪が高い食べ物」「油を多く使用した食べ物」の摂取を抑える必要があります。

加齢臭を予防するには原因となる食べ物を控えることも大切ですが、逆に加齢臭を予防できる食べ物や栄養素を摂取することも欠かせません。

予防できる食べ物、栄養素

最後に、加齢臭の予防に役立つ食べ物や栄養素をご紹介します。

特に、パルミトレイン酸を酸化させる活性酸素を抑えられる「抗酸化作用」の高い栄養素や食べ物は、加齢臭の予防には非常に有効ですよ。

抗酸化作用の強い食べ物・栄養素

抗酸化作用とは活性酸素から細胞の酸化を守ったり、活性酸素の働きを抑えたりする作用のことです。

加齢臭の原因物質であるノネナールは、パルミトレイン酸と過酸化物質とが結びついて生じますから、高い抗酸化作用の食べ物や栄養素を積極的に摂取することは加齢臭の予防には欠かせません。

そこで抗酸化作用から加齢臭を予防するためにも、ポリフェノール成分を意識的に摂取するようにしましょう。

赤ワインに豊富に含まれていることで知られるポリフェノール成分ですが、含まれているのは赤ワインに限っていません。

魚にはアスタキサンチンやヒスチジンそしてアンセリンが、豆腐や豆乳をはじめとした大豆製品には大豆イソフラボンとしてポリフェノール成分が含まれています。

白:大根、玉ねぎ、大豆など

黄色:かぼちゃ、みかん、生姜、バナナ、レモンなど

オレンジ:にんじん、柿など

緑:ほうれん草、小松菜、枝豆など

紫:ブルーベリー、紫キャベツ、ナス、ブドウなど

赤:トマト、イチゴ、りんごなど

黒:黒ごま、黒豆など

また、野菜には様々なポリフェノール成分が含まれていて、白・黄色・オレンジ・緑・赤・紫・黒の上記7色の野菜からまんべんなく摂取するように心掛けましょう。

緑茶、ウーロン茶、ココアといった飲み物にも多くのポリフェノール成分が含まれていますから、飲み物にも気を付けて毎日の生活の中でより多く摂取していきたいですね。

ノネナールを抑える食べ物・栄養素

ポリフェノール成分のほかにも、ビタミンCやビタミンEの2種類のビタミンは高い抗酸化作用を誇ります。

それぞれのビタミン自体に高い抗酸化作用がありますが、ビタミンCはビタミンEの働きをサポートする作用がありますから、2種類のビタミンを同時に摂取することで相乗効果が得られるようになりますよ。

ビタミンC:ブロッコリー、芽キャベツ、小松菜、ほうれん草、さやえんどう、チンゲンサイ、ニラ、トマト、キウイ、レモン、オレンジ、イチゴ、アセロラ、グレープフルーツなど

 

ビタミンE:ほうれん草、かぼちゃ、キウイ、プルーン、アーモンド、ウナギ、カレイ、サケ、サバ、サンマ、シシャモ、なたね油、ピーナッツなど

上記のような食材を毎日の食事に意識的に摂り入れるようにすれば、効果的に加齢臭の予防が可能となります。

また、脂溶性ビタミンに分類されるビタミンEは脂分と一緒に摂取すると吸収率が高まりますし、ビタミンCは空腹時よりも満腹時の方が16倍も吸収率が高まるとされています。

したがって、ビタミンEとビタミンCをサプリメントから摂取する際には食後のタイミングが最も良いですよ。

ビタミンEが豊富な食べ物を調理する際には、炒めたり揚げたりして吸収率を高めましょう。

調理油には酸化しにくいオレイン酸が豊富に含まれているオリーブオイルがおすすめです。

和食中心の食生活を

欧米化した食生活ではどうしても動物性脂肪や脂分の摂取量が多くなってしまいます。

したがって、魚や野菜を多く使用する和食中心の食生活へと変えることでも加齢臭の予防には大変役立ちますよ。

和食の食事内容から大豆製品や魚類・野菜類をまんべんなく摂取すれば、加齢臭の予防のみならず生活習慣病をはじめとした健康を脅かす様々な疾患の予防にも繋がります。

加齢臭の予防から毎日の健康維持を実現するためにも、和食中心の食事内容へと見直ししていきたいですね。

まとめ

加齢臭の原因であるニオイ物質「ノネナール」は、皮脂に含まれる脂肪酸と過酸化物質とが結びついて生じます。

根本的な原因として皮脂があるからこそ、皮脂分泌を促進する動物性脂肪や植物性の油などの食事での摂取量が過剰にならないよう気をつける必要があります。

また、食事での脂肪分の摂取量に気をつけると同時に、活性酸素へとアプローチできる抗酸化作用が高い栄養素や食品を意識して摂取するようにすれば、より効率良く加齢臭を予防できますよ。

毎日の食生活が健康に大きく関係しているように、日々の食事内容から加齢臭が強くなったり加齢臭が出始めるタイミングが早まったりします。

加齢臭は加齢現象の1つだから仕方がないと諦めるのではなく、まずは毎日の食事内容を見直すことから加齢臭の予防・対策を心がけていきたいですね。

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