万能だけど、食べすぎは注意!梅干しのむくみ解消効果とは?

伝統的な健康食材である梅干しは、おかずや酒の肴、時には飲み物の材料と、様々な形で私達の食卓を賑わせてくれます。昔から「梅は三毒を断つ」と言われて民間療法や漢方薬に使われるほど、梅干しの健康効果は大きいのです。

また、酸味の元であるクエン酸が疲労回復やアンチエイジング、がん予防などに幅広く役立ち、アルカリ性食品でもあるので、毎食に欠かさない人も多くいます。このように、昔ながらの生活方法だけでなく、現代医学でも優れた健康効果を期待されている梅干しですが、食べ過ぎるとむくんでしまいます。 

「体に良いはずなのに、梅干しを食べるとどうしてむくんでしまうの?」と、疑問に思われる方も多いことでしょう。そこで本項では、梅干しの効果をむくみとの関連から説明させていただきます。

梅干しのむくみ解消効果

昔から「梅は三毒を断つ」と言い、「水毒」「食毒」「血毒」の3つから構成される体調不良を改善してくれるとされています。ここでは、その中から「水毒」について紹介させていただきます。

 

梅干しの原料である梅は、人体組織を作るうえで大事な成分である、カルシウムやリン、鉄分などの栄養素を多く含んでいます。梅に含有されるカルシウムは同じく栄養豊富と言われているリンゴの4倍、鉄分は何と6倍です。

更に、亜鉛やマグネシウム、カリウムも梅の方が含有量は多く、小さなひと粒の果実に膨大な栄養素が含まれていますので、摂取する際にも負担にはなりません。

特にカリウムは神経や筋肉の機能を保持する効果があり、不足するとむくみがちになってしまいます。そんな時は、迷わず梅に含まれている成分を摂取することで補いましょう。そうすれば、利尿作用を持つカリウムで余計な排泄物を尿として出してくれるので、むくみを予防できます。

このように、むくみに有効なカリウムをはじめ、カルシウムや鉄分など偏食や多忙から不足しがちなミネラルを、一度に補給することが可能な梅干しは、まさに「水毒」を断ち切ってくれる存在なのです。

食べすぎるとむくむので注意!

梅干しは、健康に良いクエン酸が豊富なことで有名です。このクエン酸は、疲労回復、二日酔いの予防、血圧抑制、そしてアンチエイジングと、人体に多大なる恩恵をもたらしてくれる優れものです。

しかし、梅干しは食べ過ぎるとむくんでしまう難点があり、その原因は塩分にあります。塩にはナトリウムが豊富に含まれており、このナトリウムは体内で水分になってしまいます。

 

そうした塩分が過多であると体内に余分な水分を貯め込んでしまい、それがむくみを引き起こしてしまうのです。また、塩分の過剰摂取は生活習慣病の原因であり、そうした疾患になりやすくなるので、塩分摂取は適度にしなくてはいけません。

すなわち、クエン酸やカリウムで私達の健康を助けてくれる梅干しでも、食べ過ぎてしまうと、かえってむくみを悪化させてしまう二面性があるのです。

梅干しは1日に何個までならいいの?

日本人の1日における塩分摂取量として勧められている目標は、女性の場合は7.5g未満とされています。ひと粒の梅干しに含まれている塩分を約2gくらいだとすれば、1日に3粒食べれば、まず問題はありません。

しかし、私達が1日の生活を送る過程で、梅干し以外の塩分を摂らずにいるのは、極めて困難なことです。日々の食事でも、梅干しのみに頼り切るのではなく、バランスの良い食事を心がけましょう。

特に梅干しに豊富なカリウムは、体内の余分な老廃物や水分を尿で排出してくれる効果があるので、積極的に取り入れたいものです。また、梅干しには減塩タイプもありますので、毎日食べる梅干しをそれらに切り替えていく方法もあります。

 

こうした減塩タイプは、梅干しの食べ過ぎによる塩分過多によるむくみに対して、有効な対応策になります

さいごに

梅干しは、民間療法や漢方でも優れた薬効をうたわれるように、私達にとっては非常に身近な健康効果を持つ食べ物です。また、科学的にみてもカリウムやクエン酸など人体に欠かせない栄養素の摂取も比較的簡単であるため、お手軽な健康食と言えます。

欧米化が進んだと言われる現在でも、コンビニやスーパーで人気のお弁当のご飯には小梅が乗っていますし、おにぎりに至っては梅干しが人気商品と、梅干しと日本人は切っても切れない関係にあります。

そんな梅干しですが、漬け込む塩蔵品であるため、むくみの原因である塩分過多になりがちです。本項で幾度も述べた「梅干しを食べすぎるとむくんでしまう」問題点であり、先述した栄養素と相まって、諸刃の剣と言うべき状況を呈しています。

しかし、近年では塩分の少ないものやハチミツ入り、もしくは梅肉ソースと言った具合にむくみ対策はしやすくなっています。皆さんも、塩分摂取量を守りつつ梅干しを食べ、そのパワーでむくみを予防しましょう。

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