麦茶がいいのは夏だけじゃない!麦茶でむくみ予防!

麦茶と言うと「夏場の風物詩」「水分補給に最適」など、冷やしておいしい飲み物を思い浮かべがちです。しかし、麦茶は嗜好品にとどまらない幅広い効能と薬効を持つ飲み物でもあります。

 

麦茶の主な原料である大麦には、「むくみ」予防につながる利尿作用を持つカリウムが豊富なだけでなく、古代インドから続く医学書であるアーユルヴェーダでも認められたダイエット効果も認められているのです。そこで本項では、「むくみ」対策を始めとした麦茶の効能について述べていきます。

麦茶の利尿作用でむくみ解消

麦茶には、カフェインが含まれていないにもかかわらず利尿効果があります。疑問に思われる方もいるかもしれませんが、それは麦茶にカリウムなどの豊富なミネラルが関係しているからです。

ミネラルは尿の排出を促すので、それを豊富に含んでいる麦茶を飲むと、老廃物が尿によって体外に出されます。その結果、むくみが解消されるだけでなく、他にも膀胱炎の予防にもつながるのです

 

むくみ以外にもこんな効果が!

血液サラサラ効果

麦茶の美味しさの決め手のひとつでもある香ばしさは、ピラジンと言う成分に由来します。これは血液をサラサラにしてくれる効果があります。麦茶以外には、コーヒーやピーマンなどにも含まれているこの成分は、血栓ができるのを抑制してくれる作用があり、脳梗塞や心筋梗塞など命にかかわる症状を防ぎます。

また、血行を良くしてくれるので肩こり、冷え性までも解消してくれます。他にも精神を安定させるのでストレス解消、リラックス効果も期待できるのです。

便秘解消効果

食物繊維やミネラルが豊富な麦茶は、整腸効果を持つので便秘や下痢で悩む方の強い味方になってくれます。第6の栄養素とも言われる食物繊維は、便のかさを増してくれるので、便が腸内をスムーズに流れます。

がん予防の効果

麦茶に含まれるPクマル酸などが「ペルオキシナイトライト」

と言う発がん性を持った危険物質を除去し、がん予防につながります。抗酸化作用もあるため、老化防止や生活習慣病の予防にもなるのです。

胃の保護

麦茶の抽出物には、胃粘膜についた傷を抑える効果があることが、静岡大学と京都薬科大学のマウスを用いた共同研究で明らかになっています。こうした胃を保護する麦茶の効能は、夏バテで胃が荒れている人や、暴飲暴食をしてしまう人ないしは、もともと胃の弱い方にはおススメです。

体を冷やす効果

麦茶の主原料になることが多い大麦には、体を冷やしてくれる作用があります。熱中症などで体温が上昇した時、あるいは夏バテによる水分不足の時には、体を冷やす麦茶を飲むと効果的です。

気をつけてほしい点

多くの効能と栄養価を持つ麦茶は、古代インドから継承される医学・アーユルヴェーダの観点からもダイエット効果を評価される飲み物です。が、飲み方を誤ると効果を薄めてしまいます。ここでは、麦茶を召し上がる際に気を付けてほしい点を述べていきます。

食事中に飲まない

消化を助けるお白湯と反対に、麦茶は胃液を薄めてしまうため、消化の妨げになります。そのため、麦茶は食事中や食後1時間以内に飲まない方が良いのです。

無農薬の麦茶を選ぶ

麦茶はダイエット効果、抗酸化作用、胃粘膜の保護など素晴らしい効果を持つので、できるだけ品質の高いもの、特に無農薬の麦茶を選びましょう。

氷を入れない

夏には氷を浮かべた麦茶が美味しいものですが、これは消化力を下げて夏バテの原因になります。1回につき100~200mlの麦茶を常温で召し上がるのがおススメです。冷たいと代謝が低下してダイエット効果もなくなります。

1日で飲み切る

麦茶を煮出したら、なるべく当日のうちに飲んでしまい、飲み残しは密閉可能なガラス瓶に入れて常温保存し、翌日までに飲みましょう。

ペットボトルに入っている市販麦茶も、作ってから長期間が経っているため、麦茶味の液体とされ、本来に効果は期待できません。栄養学的には古い麦茶でも問題はありませんが、自然食や薬草の治癒力は未知数と言われています。

それは麦茶も同じで、煎じ薬を作り置きしないでその都度煎じて服用するように、新鮮なうちに飲んでこそ、効果があるのです。

汗をかいた後に飲まないこと

麦茶に豊富なカリウムは、ナトリウムを体外に出してしまうため、夏場や運動後など汗をかいた時に飲んでしまうと、余計にナトリウムを不足させてしまいます。この場合は、自然塩を入れてナトリウムを補強してから召し上がるのをおススメします。

寝る前に飲まない

麦茶はカリウムによる利尿作用を持つため、寝る前に飲んでしまうと、トイレが近くなる可能性が出てきます。

 

様々な注意点を並べましたが、風味を味わう嗜好品として麦茶を扱われる場合は、これらの注意点をさほど気にせず、楽しんでください。

麦茶の美味しい作り方

お手軽な上に健康にも良い麦茶は、毎日でも飲みたいものです。そこで、麦茶の美味しい作り方を紹介いたします。

作り方の基本として、水出しの麦茶はおススメしていません。理由は、水出し麦茶と言うのは色のついた水に近い飲み物だからです。おススメはお湯で煮出した方法になります。

作り方

沸騰したお湯に煮出し用の麦茶パックを入れて、5分ほど煮出してから火を止めましょう。15~30分間経ってお湯が冷めたら、パックを取り出して下さい。入れっぱなしにしてしまうと、苦みやえぐみが出て美味しくなくなります。

赤ちゃんや妊婦さんでも安心して飲めます!

麦茶には、カフェインがほぼ入っていません。よって、カフェイン摂取について懸念しておられる妊婦さんはもちろん、赤ちゃんにも安心してお飲みいただけます。まさしく、麦茶は身体に優しい飲み物です。

しかし、注意すべき点があります。それは、水出しのできる麦茶には「色がつきやすいようにカフェインを混ぜた」商品が存在していることです。混ぜられているものとしては、緑茶などカフェインが多く含有されている物があるので、購入前にご確認ください。

以上の理由から、「麦茶=ノンカフェイン」と思っている方は、ご注意下さい。もし、原材料が大麦やハト麦ならば大丈夫です。少しお値段は張りますが、国産の大麦・ハト麦100%であれば、安心してお召し上がりいただけます。

まとめ

麦茶は美味しさや香りを楽しんだり、清涼感を得たりするだけでなく、「むくみ」を始めとした健康と美容の大敵である諸症状を防いでくれる、優れた健康効果がある飲み物なのです。

 

「茶」と名がつくものの基本的にカフェインを含む物が少ないのもあって、赤ちゃんや妊婦さんでも美味しく飲めますし、体質や嗜好で緑茶などのお茶類が飲めない方でも、安心して召し上がって頂けます。

余りにも身近なので忘れられがちな麦茶ですが、それには現代医学はもちろん、アーユルヴェーダ的にも認められた効能が多く含まれています。塩分過多や食物繊維不足に悩まされる現代だからこそ、伝統的飲料である麦茶に着目してみるのは如何でしょうか。

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