私ってそろそろ更年期??若くても更年期になる?!症状セルフチェック

更年期とは、閉経の前後5年間の計10年間を指します。

閉経という自覚症状の前からはじまっているのですね。

ご存じのように、日本女性の閉経平均年齢は50歳ですがこれには個人差があるため10歳くらい前後して閉経が起きる人もいます。

ということは、閉経が早めなら更年期も早めにむかえてしまうということ。

自分が更年期にはいっているのかを自覚症状からチェックしてみましょう。

そして更年期を快適に過ごせるような準備を進められると良いですね。

更年期セルフチェック

あなたはいくつ当てはまりますか??

  • 急に顔がほてることがある
  • 暑くないのに汗が出ることがある
  • 腰から下や手足が冷えやすい
  • 頭痛や耳鳴り、めまいがある
  • 寝付きが悪くすぐに目が覚める
  • 肩こりや腰痛に悩まされる
  • 疲れがとれにくく身体がだるい
  • イライラしたり怒りっぽくなったりする
  • くよくよ悩んだり落ち込んだりする
  • 生理の周期が不規則、経血量が減る

チェックのはいった個数で更年期レベルがわかります。

(1~2個)

今のところ大きな問題はありません。

気になる症状を緩和するための予防に心がけましょう。

また、身体のつらくない今のうちに「適度な運動」「規則正しい生活」「良質の食事を摂ること」など生活習慣を見直しておくことは、更年期にはいったときの症状の緩和に役立ちます。

(3~4個)

更年期が近づいている状態です。

気になる症状でつらいものがあれば受診して医師に相談しましょう。

ストレスを溜めないためにもリラックスできる時間を確保するようにできると良いですね。

誰もが経験する時期と割り切る覚悟を今のうちに決めておくと、更年期の期間、精神的に楽に過ごせると思います。

(5~8個)

更年期障害といえるでしょう。

症状を気にすることもストレスになりますから、つらい症状があれば受診して症状を緩和してもらいましょう。

生活習慣の改善はもちろん良いことですが、ストレスを溜めてまで無理に生活習慣を改善することより、今は自分をいたわって休ませてあげるようにしてください。

(9~10個)

更年期障害の症状が現れているといえるでしょう。

様々な症状があるためにとてもつらい状態ですね。

ストレスを溜めないためにも早めに受診して緩和できる症状は治療してもらいましょう。

更年期障害の症状は精神的なものも大きいので、「つらい時期はすぐに終わる」と信じて、ときには病院だけでなく東洋医学やマッサージ、スパなどに頼るのも良いでしょう。

まだ若いのにセルフチェックの結果が更年期だったら

すでにお話したように、女性の更年期は閉経の5年前から閉経の5年後までのことを指します。

日本女性の場合更年期の平均は45歳~55歳ということになりますね。

まだこの年齢に達していないのにセルフチェックで5個以上のチェックが入り更年期障害という結果になった場合、まずすべきことは受診です。

自分では更年期障害と思い込んでいても、まったく別の病気が隠れていることがあるからです。

腰痛を訴えられた医師が疑う病気は、慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、といった胃腸の病気の他、胆嚢炎、胆石症、胆道結石、腎盂腎炎、尿路結石などもあります。

女性であれば子宮筋腫、卵巣嚢腫、卵巣炎も腰痛を伴うことがあるそうです。

また、腹部大動脈瘤、帯状疱疹、がんなど腰痛からは想像もつかないものも医師は疑います。

患者から症状や痛み方、他の体調不良などを問診するとともに検査をおこなってはじめて、「原因のわからない腰痛」にたどり着きます。

つまり不定愁訴ということになりますね。

原因がわからない場合の中で、更年期特有の症状が現れていれば血液検査で女性ホルモンの値を調べ、ようやく更年期障害とわかるのです。

自分の判断で単純に「若いけれど更年期障害みたい」と決めつけずに、安心するためにも受診してくださいね。

若いのに更年期障害になってしまう人の特徴とは

まだ45歳にはほど遠いのに更年期にはいってしまう、早めに更年期を迎えてしまう人には特徴があります。

不妊治療を受けていた人

不妊治療の中で排卵誘発剤を使用していた人は、卵巣内の卵子が減るのが早いため閉経が早まり更年期も早くはじまります。

子宮内膜症など婦人科系の手術をした人

とくに卵巣にかかわる手術をした人は卵巣機能が低下することによって閉経が早くなる傾向にあります。

他の婦人科系の手術でもホルモンバランスが崩れ更年期が早くなることがあります。

がん治療経験のある人

抗がん剤を使用したことのある人は卵子が減ってしまうことがあり、その場合閉経が早まって更年期を早く迎えることになります。

極度の肥満、やせの人

極度の肥満は生殖機能が正常に働かない場合があり、ホルモンバランスも崩れてしまうことから更年期が早まったり遅くなったりする傾向があります。

また、ダイエットを繰り返すなどして極度のやせを経験した人も、女性ホルモンの分泌ができなくなって閉経になってしまうことがあります。

生活習慣による不健康な状態の人

喫煙や過度の飲酒、栄養不足などによって卵巣機能が低下して閉経が早まり、更年期が早まるという人もいます。

「早期閉経」で治療の対象になるのは?

日本産婦人科学会によると、日本女性の「早期閉経」は43歳以前の閉経としています。

43歳以前に月経が止まってしまった場合は卵巣機能不全として治療の対象になります。

また、これは年齢にかかわらず検査で骨密度を測って「骨粗しょう症」と診断されればこちらも治療の対象になります。

治療の対象になるというのは、保険適応でHRT(Hormone Replacement Therapy)と呼ばれるホルモン療法が受けられるということです。

ホルモン療法とは、急激に失われたエストロゲンを補填するということです。

パッチや経口薬、塗り薬など様々なタイプがありますので医師と相談の上決めてくださいね。

ところで欧米ではこのHRT(Hormone Replacement Therapy)と呼ばれるホルモン療法を受ける人が多いのですが、日本では更年期障害を訴える人の数%しかホルモン療法を受けないのだそうです。

保険適応ではないため費用の問題もあるのかも知れませんが、女性が自分を守るために若いうちからピルなどを飲んでいる欧米の人に比べるとホルモン剤に対して抵抗感を持っているとも考えられます。

女性ホルモンのエストロゲンの分泌がなくなって閉経すると、女性は身体の様々な変化を受け入れなくてはならなくなります。

  • 精神的に落ち込みやすくなったりイライラしたりする
  • 肌の再生が遅くなり、ハリ・つやがなくなってしわが増え、たるむ
  • 骨密度が低くなって骨がもろくなる
  • 閉経前と比べて太りやすくなる
  • 髪のツヤ・コシがなくなり細くなり髪が薄くなる

たとえ治療の対象となる43歳を過ぎていてもこうした身体の変化は若いうちはつらいものです。

ホルモン療法でこうした変化を止めることはできませんが、かなりゆるやかにすることができます。

早めに更年期にさしかかったという人は、HRT(ホルモン療法)の費用のことも含めて、婦人科で相談することをおすすめします。

まとめ

更年期のセルフチェックの結果はいかがでしたか?

若いのに症状がある場合、安心するためにも受診と一通りの検査をおすすめします。

女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減少することで更年期に起こる身体の変化は、女性にとっては嬉しくないものばかりです。

不妊治療や婦人科系の手術、がん治療などの事情があって早めに更年期になりそうな人は婦人科でホルモン療法の相談をしてみましょう。