毛孔性苔癬におすすめの薬やクリームを紹介!治らない場合は皮膚科で治療?

毛孔性苔癬におすすめの薬やクリームを紹介!治らない場合は皮膚科で治療?

思春期といった10代~20代にかけてによくみられる、二の腕の小さなブツブツ。

これは「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」といって、遺伝の要素が大きい皮膚の症状です。

大人になるにつれて治る傾向にありますが、30代になってもブツブツが治らない人もいます。

 

そこで今回は、そんな厄介な毛孔性苔癬を何とか治したい人のために、おすすめの市販薬を紹介していきたいと思います。

また自力で治すことが難しい人のために、皮膚科での治療についても説明します。

二の腕や背中などのブツブツを撃退したい人は、ぜひ参考にしてください。

二の腕や背中の気になるブツブツ「毛孔性苔癬」とは?

二の腕や背中の気になるブツブツ「毛孔性苔癬」とは?

毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)は、二の腕や背中などによくみられる、ブツブツとした小さなできものです。別名を「毛孔性角化症」ともいいます。

10代にかけての子供から思春期へ変わる頃に見られやすく、大人になるにつれて減少する傾向にあります。

痛みや痒みといった症状はあまりなく、ブツブツとした見た目だけが気になる症状となっています。

原因は?

毛孔性苔癬の原因としては、遺伝的なものとされていて、皮膚の病気ではなく一種の肌質と考えられています。

皮膚にブツブツができる仕組みとしては、毛包の中に角栓が詰まってしまい、ブツブツざらざらとした小さな発疹ができます。

こういった症状から、「鮫肌(さめはだ)」と呼ばれることもあります。

なりやすい人は?

毛孔性苔癬は遺伝の影響が大きいですが、なりやすい人の条件というのもあります。

毛孔性苔癬になりやすい人は以下の通りです。

  • 10代~20代の若い女性
  • 肥満気味の人
  • アトピー性皮膚炎の人
  • 尋常性魚鱗癬の人

特に子供から20代の若い人にできやすく、女性の方が湿疹ができやすい傾向にあります。

もちろん男性でも発生する人も多いですが、女性の方が見た目を気にするため、毛孔性苔癬に悩んでいる人が多いのです。

できやすい部分

また、毛孔性苔癬は腕のブツブツといったイメージが強いですが、腕以外にも顔や体のあちこちに出現します。

体の中で毛孔性苔癬ができやすい部分もまとめてみました。

  • 太もも
  • ふくらはぎ
  • おしり
  • 背中

このように比較的、皮膚が柔らかい部分に発生しやすい傾向があるようです。

これらの部分にプツプツと小さな発疹ができている場合は、毛孔性苔癬の可能性があります。

毛孔性苔癬はセルフケアか皮膚科での治療どちらがいい?

毛孔性苔癬はセルフケアか皮膚科での治療どちらがいい?

毛孔性苔癬を治す方法としては、自宅でのセルフケアか皮膚科での治療のどちらかになります。

毛孔性苔癬は見た目はとても気になりますが、かゆみや痛みもほとんどないことから、皮膚科ではなく、まずはセルフケアから始めようと思う人も多いと思います。

しかし、実際はセルフケアだけでは肌のざらつきはなかなか治らないという人もいるのも事実です。

 

どちらがいいかと言われれば、皮膚科に行ってお医者さんに診断をしてもらってから、治療をする方をおすすめします。

でも忙しくてなかなか病院に行けない人は、自分で市販薬やクリームを購入してセルフケアをしてみるのもいいでしょう。

 

今回は、セルフケアにおすすめの薬やクリームの紹介をするとともに、皮膚科での治療法も説明をします。

自分にあった方法を選び、厄介な毛孔性苔癬とおさらばしましょう。

毛孔性苔癬におすすめの薬やクリームの選び方

毛孔性苔癬におすすめの薬やクリームの選び方

セルフケアをする場合は、二の腕のブツブツに効果のある薬やクリームを塗る方法となります。

そこで、薬やクリームの選び方を説明していきます。

尿素入りのクリームがおすすめ

乾燥対策のハンドクリームなどによく含まれている「尿素」は、硬くなった角質を柔らかくして角質を除去する作用と肌のうるおいを保つ作用があります。

毛孔性苔癬も肌の乾燥などから角質が溜まってしまった状態ですので、尿素クリームでケアをすることによって、スベスベの肌を目指すことができます。

第3類医薬品がおすすめ

尿素が配合されているクリームは、基本的に医薬品としてみなされています。

その中で、医薬品と医薬部外品に分かれます。

 

医薬品と医薬部外品の違いは、尿素の配合されている割合が異なります。

医薬品は第3類医薬品とされていて、尿素が20%含まれています。

一方で医薬部外品は、尿素が10%となっています。

 

尿素の割合が大きいほど、角質除去作用などの効果も大きくなりますので、より効果を実感したい場合は尿素20%配合の第3類医薬品を選びましょう。

副作用が気になる場合は、医薬部外品でもOK

尿素は薬の成分として使われますので、副作用の恐れがあります。

肌がピリピリしたり、熱を持った感じになったり、刺激を感じることがあります。

 

その場合は、尿素が10%配合の医薬部外品を使ってみるのもいいですし、尿素ではなく、ビタミンAやEが配合されたクリームを用いるのもおすすめです。

おすすめの市販薬&クリーム6選!

それでは、毛孔性苔癬におすすめの市販薬やクリームをいくつか紹介します。

ニノキュア

ニノキュア

  出典:小林製薬 

  • 容量:30g
  • 希望小売価格:1,200円(税抜)

 

小林製薬から販売されているニノキュアは、尿素が20%配合された、二の腕のぶつぶつ治療薬です。

尿素が角質の詰まった毛穴を柔らかくして、すべすべな肌へ導いてくれます。

トコフェロール酢酸エステルが血行を促進させ、皮膚の代謝を高めてくれるので赤みが気になる方にもおすすめです。

クリームタイプなので腕や足など色んな部分に塗りやすいです。

ザラプロ

  出典:ロート製薬

  • 容量:35g
  • 希望小売価格:1,200円(税抜)

 

ロート製薬のザラプロAは、尿素が20%も含まれた、肌のブツブツの治療薬です。

尿素に含め、血行促進作用のある「トコフェロール酢酸エステル」、抗炎症作用のある「グリチルリチン酸二カリウム」、新陳代謝に作用する「ビタミンA油」といった有効成分が含まれています。

またサポート成分として、サリチル酸やビタミンC、うるおい成分なども配合。

これらの成分が古い角質を除去し、肌の生まれ変わりを促進してくれます。

ケラチナミンコーワ

ケラチナミンコーワ

  出典:興和

  • 容量:60g、150g
  • 希望小売価格:1,500円(税抜)、2,000円(税抜)

 

興和から販売されたケラチナミンコーワは、尿素が20%含まれた第三類医薬品です。

有効成分として尿素だけのシンプルなクリームとなっていて、皮膚をみずみずしくさせ、手足や背中など気になる部分をなめらかにしてくれます。

サイズも2種類ありますので、使用回数に合わせてサイズを選べるのも嬉しいポイントですね。

メンソレータムやわらか素肌クリームU

メンソレータムやわらか素肌クリームU

  出典:ロート製薬

  • 容量:90g、145g
  • 希望小売価格:1,380円(税抜)、1,780円(税抜)

 

メンソレータムやわらか素肌クリームUは、尿素20%にビタミンE誘導体を組み合わせた、第三類医薬品です。

角質を柔らかくして、血行を促進させてくれるので、肌のぶつぶつ・ざらざらをなめらかにします。

また成分がしみこみやすくする「高浸透処方」となっています。

フェルゼア クリームM

フェルゼア クリームM

  出典:資生堂

  • 容量:チューブ30g、ジャー80g
  • 希望小売価格:380円(税抜)、1,080円(税抜)

 

資生堂のフェルゼアクリームMは、尿素が10%配合された、指定医薬部外品のクリームです。

角質を柔らかくする尿素だけでなく、肌荒れ防止成分のグリチルリチン酸二カリウム、酢酸トコフェロールも配合。

保湿成分のヒアルロン酸ナトリウムも配合されているので、肌をみずみずしくしっとりとさせます。

無着色・無香料で、チューブタイプとジャータイプの2種類から選べます。

初めて尿素クリームを使う人におすすめです。

アトリックス 尿素10%クリーム

アトリックス 尿素10%クリーム

  出典:花王

  • 容量:60g
  • 希望小売価格:オープン価格

 

花王のアトリックスの尿素10%クリームは、指定医薬部外品のクリームです。

尿素以外にもビタミンE、ヒアルロン酸配合で、肌にたっぷりと潤いを与えて荒れを防いでくれます。

ハンドクリームタイプとなっているので、持ち運びも簡単なのが嬉しいポイントです。

皮膚科での治療法

皮膚科での治療法

市販薬やクリームを塗っても、二の腕や背中のブツブツが治らないときは、皮膚科での治療も検討してみましょう。

 

毛孔性苔癬は、ニキビとよく似た症状ですが、ニキビと違って確実な治療法はありません。

しかし、美容医療などを利用することで肌のざらざらが改善されることもあります。

そこで、皮膚科での治療法の種類について説明します。

塗り薬

保険が適用される一般皮膚科では、塗り薬が処方されます。

市販薬でも紹介した、尿素のクリームが処方されることが多いようです。

そのほか、サリチル酸ワセリンやヘパリン類似物質を配合したヒルロイドなどの保湿剤が出されることもあります。

漢方薬

クリニックにもよりますが、漢方薬が処方される病院もあるようです。

漢方の種類としては、ヨクイニンや桂枝茯苓丸加、ドクダミなどがあります。

こちらも一般皮膚科の範囲となるので、保険適用となります。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングはニキビの治療としてよく行われる、グリコール酸や乳酸などの薬剤を患部に塗って余分な角質を除去する治療法です。

美容皮膚科の範囲となるので保険適用外ですが、ダウンタイムも少なく手軽に受けられる治療法となっています。

しかし、何度も皮膚科に通う必要があります。

ダーマローラ―

こちらもニキビ治療のひとつで、細い針の付いたローラーで肌に細かい傷をつけて、有効成分を浸透させ、肌の回復を促して症状を改善させる方法です。

毛孔性苔癬の治療法としても行われますが、一旦治っても再発することが多いです。

美容医療となっているので、保険適用もされません。

フラクショナルレーザー

フラクショナルレーザーは、皮膚にレーザーを当てることで、肌の入れ替えと皮膚の再生を促す方法です。

原理はダーマローラーと同じですが、ダーマよりも早く効果を実感でき、少ない回数で改善できます。

こちらも美容医療なので、保険適用はされません。

ブツブツ・ざらざらの予防法

ブツブツ・ざらざらの予防法

最後に、毛孔性苔癬を予防するために大切なことを紹介します。

毛孔性苔癬は治りにくい皮膚疾患ですが、日ごろからブツブツになりにくい習慣を心がけましょう。

肌の乾燥に気を付ける

まずは肌の乾燥は、ターンオーバーを乱してしまう大きな要因の一つですので、肌の乾燥には十分に気を付けましょう。

尿素が含まれたクリームでなくても、保湿成分がふくまれたクリームでしっかりと保湿をするようにしましょう。

紫外線対策をする

紫外線もお肌の大敵です!ターンオーバーを乱すだけでなく、毛孔性苔癬を潰してしまったときなどは、色素沈着の原因にもなります。

しっかりと日焼け止めを塗って、毛孔性苔癬の跡や色素沈着も予防しましょう。

肌に刺激を与えない

ボディタオルでゴシゴシと擦ったり、肌を掻きむしったり、肌への刺激も厳禁です!

毛孔性苔癬を潰すことにもなりかねませんし、肌を乾燥させてダメージを与えてしまいます。

毛孔性苔癬ができているときは、肌への優しさを一番に考え、やさしく洗うようにしましょう。

 

またムダ毛の脱毛など自己処理も肌への負担となりますので、極力避ける方がいいでしょう。

ブツブツは絶対に潰さない!

毛孔性苔癬は見た目が気になるので、潰したくなる気持ちはわかりますが、潰してしまうと色素沈着して跡になって残ってしまう恐れがあります。

毛孔性苔癬は、気になっても絶対に潰さないようにしましょう!

焦らずゆっくりと毛孔性苔癬を改善しよう!

毛孔性苔癬は遺伝性のできもので、根本から完治させることは難しい皮膚の症状です。

ぶつぶつざらざらしていて、見た目が気になると思いますが、潰すと跡になって残ってしまう恐れもあります。

年を重ねると自然となくなっていく症状でもありますので、セルフケアでは尿素クリームを使い、必要に応じて皮膚科で治療をしてもらいましょう。

多くの人が悩んでいる症状なので、焦らずにゆっくりと対策とケアをして徐々に毛孔性苔癬のないきれいな肌を目指しましょう。

 

PICKUP CONTENTS

トップへ