ドライノーズにはワセリンがいいって本当?鼻の中の乾燥におすすめのグッズ13選!
ドライアイ、ドライマウスに加え、年々増えているドライノーズ。
まださほどの認知度もありませんが、気づいていないだけであなたもドライノーズかも?
今回はそのドライノーズの症状や原因、対策方法とおすすめグッズのご紹介をします。
また、「ドライノーズにはワセリンを塗るといい」という噂は本当なのかを解説します。
ドライノーズに悩む方は是非参考にしてみてください。
ドライアイ、ドライマウスに加え、年々増えているドライノーズ。
まださほどの認知度もありませんが、気づいていないだけであなたもドライノーズかも?
今回はそのドライノーズの症状や原因、対策方法とおすすめグッズのご紹介をします。
また、「ドライノーズにはワセリンを塗るといい」という噂は本当なのかを解説します。
ドライノーズに悩む方は是非参考にしてみてください。
目次 ※クリックで開閉します
ドライノーズとは、鼻の中の粘膜が乾燥する乾燥性鼻炎のこと。
特に空気が乾燥する時期に発症することが多く、ドライアイやドライマウスに続き、近年注目されている病気です。
鼻の粘膜は、鼻の中に細菌やウイルス、ほこりや花粉などが侵入してくるのを防いでくれています。
乾燥によってその粘膜の働きが弱まり、風邪やインフルエンザなどの感染症を起こしやすくなります。
アレルギー性鼻炎や花粉症の人も注意です。
ドライノーズという言葉を認識していないだけであなたのその症状もドライノーズかもしれません。
ドライノーズの症状は、
などが挙げられます。
ドライノーズは空気の乾燥が一番の原因となります。
特に冬場の空気は乾燥していますよね。しかし注意するのは冬だけではありません。
エアコンなどの空調設備がある場所に長時間滞在しているのも乾燥の原因になります。
夏にも注意が必要です。
また、鼻炎や花粉症の人がよく使う点鼻薬も原因に。
鼻がムズムズしてスッキリしたいからといって頻繁に点鼻薬を使っていると、鼻の粘膜が乾燥しやすくなってしまいます。
市販の点鼻薬には血管収縮剤が含まれているものが多いため、副作用として粘膜を傷つけてしまう恐れがあります。
用法・容量を守り、1日に何度も長期間使用しないようにしましょう。
他にもストレスや加齢も原因となります。
ドライノーズの疑いがある、もしくは予防したい、という方にドライノーズの対策方法をご紹介します。
乾燥するなら保湿が大切。
点鼻薬ではなく生理食塩水のスプレーで保湿してください。
スプレーは市販でも購入できますが、自分でも作れます。
※残った食塩水は冷蔵庫で保存期間2~3日
真上を向いて鼻の周りに噴きかけ、吸い込んで使用します。
保湿と並んで大切なのが加湿。
空気が乾燥しているのがドライノーズの原因となるので、加湿器を使って空気の湿度を上げましょう。
オフィスのデスクに置けるのであれば卓上式の加湿器がおすすめです。
濡れマスクはのどを潤すためのマスクとして販売されていますが、ドライノーズにもおすすめ。
乾燥した冷たい空気が刺激となるのでマスクをすることで防ぐことができます。
さらに濡れているガーゼを挟んでいるマスクだと息をすることで鼻の中の加湿にもなります。
お風呂にゆっくり湯船につかることもドライノーズ対策に。
特におすすめは歌うことです。
お風呂のあたたかい蒸気を吸い込めるので湯船に浸かりながら気持ちよく歌ってみてください。
ビタミンAは、粘膜を強化する働きがあります。
粘液の分泌を促すのもドライノーズの対策となります。
ビタミンAは、にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、レバー類などに多く含まれています。
ビタミンEは、皮膚の抵抗力を高めるのに必要な栄養素。
アーモンド、植物油などに多く含まれるビタミンです。
ビタミンCももちろん身体にとって大切な栄養素です。
このビタミンA・C・E(エース)は一緒に摂取することで相乗効果があると言われています。過剰摂取しない程度に積極的に摂取してみましょう。
ドライノーズの対策を解説しました。
ここでその対策に使えるおすすめグッズをカテゴリ別で厳選してご紹介します。
対策でご紹介した生理食塩水スプレーのドラッグストアで買えるアイテムです。
作る手間なくドライノーズ対策ができます。
サラッとした液が細い霧状で鼻の中全体に広がって洗浄してくれます。
アルコールやメントールなどの刺激成分は含みません。
欧米では数多く販売されているドライノーズ用スプレーですが、日本ではまだ数が限られています。発売された2006年当初はテレビCMも流れていましたが、最近では見かけないので認知度は低いかもしれませんね。
しかし一般向け商品として初めて販売されたのがこの「ドライノーズスプレー」なのです。
使用の年齢制限はありませんが、赤ちゃんには難しいものとなります。
子供が自分で鼻をかむことができ、保護者の見ているところで使用させてくださいね。
価格:580円(税抜)/20ml
保湿や加湿ではありませんが、雑菌や花粉を洗い流す洗浄液です。
鼻から入れて口から出す「ハナノアa」と、鼻から入れて鼻から出す「ハナノアbシャワータイプ」の2種類があります。
鼻の奥までしっかり洗え、体液に近い成分のため鼻にしみない・痛くないので簡単に鼻うがいができます。
ミントの香りが爽やかに広がるのですっきりします。
価格:1,000円(税抜)/300ml
鼻のトラブルに悩む人のために、鼻洗浄を簡単に習慣化できるように耳鼻科医との共同開発で商品を展開している会社です。
スプレーから洗浄器まで、人気の商品をご紹介します。
鼻の奥まで届くミストタイプの鼻洗浄スプレー。
携帯できるスプレーボトルなので簡単にどこでも鼻洗浄をすることができます。
ハッカ・ユーカリ配合で爽やかな使用感です。
価格:1,200円(税抜)/100ml(本体スプレー20ml)
鼻の保湿ジェルで、鼻の入り口に塗るタイプの鼻ケアアイテムです。
ミント・メントール配合ですっきりした使用感です。
価格:900円(税抜)/10ml
ハンディタイプでボディプッシュ式で手軽に鼻洗浄ができる洗浄器です。
価格:3,950円(税抜)
スタンダードタイプのピストンポンプ式で洗浄力と使いやすさを両立させた洗浄器。
価格:8,500円(税抜)
ウェットフィルターをセットできるマスク。
フィルター中の水分が呼吸することで蒸気となる仕組みです。
約10時間持続するので寝ている時の加湿にも使用可能。
立体タイプで空間が確保されるので息苦しくなく、しゃべりにくさもなく使用できます。
ソフトなワイドゴムを使用しているので耳が痛くなるのを軽減してくれます。
香りは、無香料、ハーブ&ユーカリの香り、ゆず&かりんの香りの3種類から選べます。
価格:400円(税抜)/3セット
ウェットフィルターでマスクの内側を約8時間加湿状態にしてくれます。
やわらかな肌触りで幅広の耳ひもで負担なく使用できます。
こちらも立体タイプなので口元に空間ができ、息苦しさなく使用できます。
無香タイプのレギュラーサイズ、小さめサイズ、グリーンミントの香り、ゆずレモンの香りの4種類から選べます。
価格:300円(税抜)/3セット
高加湿パッドが約12時間持続。
立体で呼吸がしやすい構造でさらさらシートを採用しているため不快感なく使用できます。
無香料でふつうサイズとすこし小さめサイズから選べます。
価格:473円(税込)/3セット
大理石調のスタイリッシュなデザインが人気な超音波式加湿器。
アロマディフューザー、加湿器の両方の機能があります。
小型にはなりますが、900mlの容量で最長21時間稼働することができます。
水がなくなると自動で電源OFFになる機能も。
タッチセンサー式で操作でき、7色のLEDライト搭載で癒し効果もあります。
価格:2,999円~
シンプルなデザインがお部屋のインテリアにも馴染む超音波式加湿器です。
小型ながら5Lも容量があり、給水の手間が少なく人気。
木造和室6畳、プレハブ洋室10畳のお部屋に適応しています。
連続使用12時間可能。
加湿量の調節が無段階で選べ、ミストの向きが360°変えられるので自由に噴霧を決めることができます。
価格:5,576円~
丸いかわいいデザインの超音波式加湿器。
デスクに置けるくらい小型で、アロマも対応しています。
一番の特徴は簡単に給水できること。
カバー等を外すことなくそのまま上から注ぐだけで給水できます。
部品も少ないためお手入れ簡単。
カラー展開も豊富で、ナチュラルな木目調のカラーもあります。
価格:1,594円~
Bluetooth対応の防水機能のスピーカーです。
7色に光るLED内蔵されており、お風呂に浮かべて楽しむこともできます。
最大出力1W以上、単3電池3本で32時間連続再生できるのでお風呂の時間に音楽を聴きながらリラックスすることができます。
ドライノーズ対策として歌うのにも最適。
価格:3,980円~
Bluetooth対応のスピーカー。
最大出力5W、フルレンジスピーカーユニットを搭載し、高音質で重低音再生ができます。
JIS防水保護等級IPX5相当の優れた防水性能があり、お風呂でも使用可能。
4.5時間の充電で最長16時間の再生ができるバッテリー搭載されているので電池交換の手間がありません。
お風呂で歌うなら高音質がいい!という人にはSONYがおすすめです。
価格:8,380円(税抜)
乾燥肌に塗る保湿剤としてよく耳にする「ワセリン」。
ワセリンというのは、石油から得る炭化水素類を精製したものです。
お肌に塗っても安全で副作用はほとんどないと言われています。
ワセリンの成分はほぼ油なので身体に害はありません。
鼻の中に塗るのも大丈夫。
ワセリンは油。油は水と混ざりませんよね。
その性質から、ワセリンを塗ることで皮膚からの水分の蒸発を抑えられて乾燥することを防いでくれるのです。
さらに花粉やホコリの侵入を防げるので、花粉症対策で鼻に塗る人も少なくありません。
塗り方はとっても簡単。
綿棒にワセリンを取って鼻の内側に塗っていきます。
大量に鼻の中に入れてしまうと苦しくなるので、少しの量を伸ばして塗りましょう。
綿棒の綿体部分の先端ではなく側面にワセリンを取り、まわしながら鼻の中に伸ばしていくと塗りやすいです。
鼻血が出ている場合、傷口の場所がわかるのであればワセリンを塗って止血することもできます。
ワセリンを塗るとドライノーズの痛みやかさぶたといった症状を抑えることができます。
しかし注意したいのが、頻繁に長期間ワセリンに頼ってしまうこと。
ワセリンを塗ると油分が補われますが、皮膚は元々保湿するため油分を分泌する機能が備わっています。
しかしワセリンが常にある状態が続くと、皮膚が油分を分泌しなくていいと判断してしまい、自ら油分を補う力が衰えてしまうことがあります。
ワセリンを使うこと自体は悪いことではありませんが、頻繁に使用することは控えましょう。
「ワセリンは肺炎の原因となる」という話もあります。
これはワセリンに含まれるパラフィンが原因と考えられており、長期的に鼻に塗ることで少しずつ器官に入り、肺炎を発症したのではないかと言われているのです。
ワセリンの代役として馬油が挙げられますが、馬油にもパラフィンが含まれているものもあります。
安全に予防、対策したいのであれば生理食塩水をスプレーして保湿することをおすすめします。
ドライノーズで病院へ行くなら耳鼻科を選択しましょう。
まだあまり日本では認知度の低いドライノーズなので、近くにある治療実績がある病院を探してみてください。
しかし治療といっても点鼻スプレーを処方してもらい、経過観察という方法になると思います。
意味がないわけではありませんので、診察・診断してもらうためにも重症化する前に一度病院へ行くことをおすすめします。
また、ドライノーズだと風邪や副鼻腔炎(蓄膿症)などを併発する可能性もあります。
自己判断はせず、医師に相談して適切な治療をしていきましょう。
ドライアイ、ドライマウスに続いてドライノーズという鼻の乾燥症について解説してきました。
死に至るような病気ではないですが、免疫力が低下するということは他の病気を併発し兼ねないということです。
たかが鼻の乾燥とは思わずに、対策や予防、病院で医師に相談することも必要です。
冬は特に空気が乾燥するので注意ですが、夏もエアコンによって同じような環境になってしまいます。
普段から上記でご紹介したような対策グッズを使いながら予防をしていきましょう。
参考サイト:鼻が痛い原因と治し方は?|老木医院