ヘルスケア

赤ワインより白ワインが便秘にいい!?その理由と飲み方のポイントは?

赤ワインに豊富に含まれるポリフェノールが代表例として挙げられるように、ワインは嬉しい美容効果が得られるアルコールとして知られていますよね。

美への関心が高い女性の場合には、お酒のシチュエーションではワインを好んで飲んでいる人も多いはずです。

しかし、ポリフェノールが豊富な赤ワインとは裏腹に、デトックス効果や便秘解消効果といった白ワインの嬉しい効果を知らない人も多いのではないのでしょうか?

むしろデトックス効果や便秘解消効果に限って言えば、赤ワインよりも白ワインのほうが優れているのです。

白ワインが便秘解消効果やデトックス効果を発揮する理由と共に、便秘解消を目的としたワインの飲み方や選び方をご紹介します。

多くの女性を悩ませる辛い便秘を、白ワインでオシャレに美味しく解消しませんか?

赤ワインより白ワインが便秘にいいのは、どうして?

高い美容効果を誇るポリフェノールが豊富な赤ワインですが、便秘の解消を目的とした場合には白ワインのほうが高い効果を得られます。

これは「腸内環境を整える有機酸が豊富」という、便秘を解消する上では欠かせない作用が白ワインにはあるからです。

また、便秘に悩まされている状態で赤ワインを飲むと、症状が悪化する恐れもありますから注意が必要です。

白ワインには腸内環境を整える有機酸が豊富

白ワインから得られる「有機酸が腸内環境を整える」作用を具体的に見ていく前に、まずは腸内環境と密接な関係にある「腸内フローラ」についてご紹介します。

「腸内フローラ」と腸内環境との関係性について正しい知識を身につければ、白ワインから得られる有機酸の効果がどれだけ優れているのかが分かりますよ。

1.理想的な腸内フローラの状態を知ろう

そもそも、便秘をはじめとしたお通じに関連したトラブルは、腸内細菌の状態が大きく関係しています。

体に良い作用をもたらす善玉菌、有害物質を作り出したり体に悪影響を及ぼしたりする悪玉菌、そして善玉菌と悪玉菌とのどちらにも属さずに「そのときどきで優勢な菌に味方をする」という特徴のある日和見菌、これらの3つが腸内細菌として私たちの腸内に存在しています。

これら3つの菌がどのような割合でどれだけの数が存在しているのかどうかは、年齢・性別・生活習慣などによって異なります。

この善玉菌・悪玉菌・日和見菌の3つの腸内細菌をまとめて「腸内フローラ」と呼ばれています。

腸内環境が健康的な状態であるためには、腸内フローラが理想的な状態とされる「善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7」を保つことが大切になります。

悪玉菌が増えるとこの理想的なバランスが崩れ、腸内環境の悪化から便秘が引き起こされます。

しかし、腸内フローラの理想的な割合を見ても分かるように、数が増えると健康に害を及ぼすとされる悪玉菌ですが、腸内環境を正常な状態に保つにはある程度は必要となります。

2.有機酸が悪玉菌の数を減らす

悪玉菌はある程度の数は必要なものの、増えすぎてしまうと腸内環境の悪化から便秘を引き起こします。

白ワインが便秘の解消に優れた効果を発揮するのは、悪玉菌の数を減らして理想的な腸内環境へと導く「有機酸」が豊富に含まれているからです。

有機酸とは、リンゴ酢やレモンそして梅干しなどに「酸っぱい成分」として含まれていて、腸内を弱酸性に保つという作用があります。

「腸内が弱酸性にあるとどんな良いことがあるの?」と思われるかもしれませんが、「腸内が弱酸性=善玉菌にとって優しく、悪玉菌をやっつける環境」と考えても問題ありません。

つまり、腸内が弱酸性にあると「善玉菌は生きられるものの、悪玉菌は死滅する」という、理想的な腸内フローラに効率良く近づけられるのです。

先述の通り有機酸はリンゴ酢やレモンそして梅干しなどに含まれていますから、これらの食材でも有機酸の嬉しい効果を得られます。

しかし、白ワインで特に優れた便秘解消効果を発揮するのは、悪玉菌に対して殺菌作用のあるアルコールと一緒に摂取できるからです。

腸内を善玉菌に優しい弱酸性にし、悪玉菌をアルコールの殺菌作用で減らせられる白ワインだからこそ、他のアルコールや食材では得られない高くそして即効性のある便秘解消効果から効率良くお通じを改善できるのです。

赤ワインには便秘を悪化させてしまう恐れも

白ワインには、アルコールと有機酸との相乗効果によって高い便秘解消効果があることがわかりました。

このポイントが赤ワインよりも白ワインの方が便秘の解消に適している理由の1つではありますが、これだけではありません。

赤ワインには便秘をさらに悪化させてしまいかねない成分が含まれている点でも、白ワインのほうが便秘の解消に適しているのです。

美容効果の高いポリフェノールが豊富な赤ワインには、下痢を改善する効果の高いタンニンというポリフェノールの一種が含まれています。

下痢にお悩みの人にとって下痢を改善する効果は大変嬉しいものではありますが、便秘の状態にある人は便秘がさらに悪化してしまう恐れがあります。

したがって、便秘に悩む人がタンニンを含む赤ワインをたくさん飲むのはお勧めできません。

便秘解消のための白ワインの飲み方、買うときのポイント

便秘を解消する目的で白ワインを飲む場合には、「どんな白ワインでも良い」あるいは「どれだけの量を飲んでも良い」というわけではありません。

便秘を解消するために白ワインを飲む際には、より高い効果を得られるものを選び、そして効果を高める飲み方が鍵を握ります。

次に、効率良く便秘を解消させる際に役立つ白ワインの飲み方、買うときのポイントについてご紹介します。

飲む時のポイント

1.1日100~360mlを毎日飲むのがベスト

白ワインを便秘の解消のために飲む場合には、「1日100~360ml程度を食事の合間に少しずつ飲む」ことがポイントとなります。

毎日の晩御飯のお供にワイングラス2杯ほどの白ワインを飲むことがベストということになりますが、お酒が弱い人にとっては肝臓への負担が大きくなってしまいます。

したがって、白ワインの飲む頻度は自身の体質と照らし合わせて上手に調整したいですね。

また、甘口か辛口かで得られる効果が変化するということはありません。

辛口か甘口かどちらにするかは、好みに合っていて飲みやすい方を選んだり食事内容に合わせてチョイスしたりすると良いでしょう。

2.適度に冷やすとさらに美味しく

便秘の解消が目的だといっても、せっかく白ワインを飲むのなら最も美味しい状態で楽しみたいですよね。

白ワインは適度に冷やすことで美味しさを際立たせることができますよ。

甘口の場合には8~10℃程度、辛口では10~12℃程度がそれぞれの適温だとされています。

買うときのポイント

甘口か辛口かは好みに応じた選び方で問題ありませんが、より高い便秘解消効果を得たい場合にはブドウの品種や生産地のチェックを欠かさずに!

お店の人に聞いてみたりワインのラベルをよく見たりして、便秘解消に最適なワインを見つけてみてはいかがでしょうか?

1.ブドウの品種はリースリングを

白ワインの有機酸が便秘解消に優れた効果を発揮しますから、より多くの有機酸を含むものを選ぶことがポイントとなります。

有機酸が「酸っぱい成分」であるため、有機酸が多く含まれているかどうかは「酸味の度合い」でチェックすることができます。

白ワインの中には「あえて酸味を残す製法」が存在し、それにあたるのがリースリングというブドウの品種を使用したものです。

つまり、ブドウの品種がリースリングであるものを選べば、より高い便秘解消効果が期待できますよ。

2.生産地がドイツのものがオススメ

酸味の度合いが高ければ高いほど有機酸が豊富な白ワインということになりますから、ブドウ自体の酸味の度合いもまた選ぶ際の指標となります。

言ってしまえば、温かい地域で育ち、十分に熟した甘いブドウを使ったものよりも、寒い地域で育てられて酸っぱさが残るブドウを使用したもののほうが便秘の解消に良いのです。

したがって、生産国の気候も白ワインの味に意外にも関係しているのです。

ヨーロッパ地方で盛んなワイン製造ですが、最も北に位置し寒い地域である生産国はドイツです。

そのため、ドイツが生産地として記載されている白ワインは酸味が強い、つまり有機酸が豊富でより高い便秘解消効果が得られます。

少しでも早くかつ効率良く便秘を解消するためにも、生産地がドイツかどうかのチェックを踏まえて購入したいですね。

ワインが苦手な人は?

ワイン好きの人にとっては、白ワインから得られる便秘解消効果は大変嬉しいものです。

しかし、お酒に弱かったりワイン特有の味が苦手だったりと、便秘にお悩みの人の全員が白ワイン好きというわけではありませんよね。

「ワインが苦手……だけど白ワインの便秘解消効果を得たい!」という人には、サングリアやサングリアを使用したデザートがお勧めです。

サングリアとは、ワインにカットしたフルーツをたっぷりと浸けて飲む方法です。

フルーティーさが加わって飲みやすくなるほか、アルコール度数も下げることができます。

サングリアは好みに応じたフルーツをカットして浸け込むだけで簡単に作れます。

それに、そのまま飲まなくてもゼリーをはじめとしたデザートにアレンジして楽しんでも効果には変わりありません。

白ワインが苦手な人は、サングリアやサングリアのアレンジデザートから便秘解消効果を得てみてはいかがでしょうか?

白ワインでオシャレに便秘解消を!

有機酸や殺菌作用のあるアルコールを同時に摂取できる白ワインには、相乗効果による優れた便秘解消効果を得られます。

一方、下痢の改善に作用するポリフェノールのタンニンが含まれている赤ワインは、「便秘の解消」に限っては適していません。

したがって便秘解消効果のためにワインを飲む場合には、白ワインのほうが相応しいと言えますね。

美味しい白ワインを楽しみながら、辛い便秘を解消できるのは大変嬉しいですよね。ワイン好きの人あるいはお酒が好きな人は、便秘解消のために白ワインを飲む習慣を始めてみてはいかがでしょうか?

お酒が苦手な人でも、サングリアやそれをアレンジしたデザートでも嬉しい効果を得られますから問題ありません。

便秘解消のための新習慣として白ワインを取り入れる際には、こちらでご紹介しました白ワインの選び方・飲み方を参考にしていただき、辛い便秘を少しでも効率良く解消してくださいね。

参考文献 ビオフェルミン製薬

ABOUT ME
asamin
九州出身♥自然大好き!旅行大好き!フットワークが軽いのが自慢です! nanairoでは、美容と健康を担当しています(^^)