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梅干しが便秘の悩みを何とかしてくれる?!理由と、オススメの食べ方は?

おにぎりの具として、ごはんのお供として昔から愛されてきた梅干し。

酸っぱいものから甘めのものまでいろいろな種類があるのも魅力ですし、毎日欠かさず梅干しを食べているという人も多いようです。

そんな梅干しに、実は便秘に効果的に働く作用があることをご存知でしょうか?

今回は梅干しが便秘に与える作用を中心に、効果的な梅干しの摂取方法まで詳しく説明していきたいと思います。

梅干しが便秘の悩みを解決してくれる?

梅干しの効果と聞かれるとどんなものを思い浮かべますか?

よく耳にするものとしては、夏バテ予防や疲労回復効果、お弁当の腐敗を遅らせる効果など、これだけみても梅干しにはいろいろなメリットがあることがわかります。

では、便秘に関しては梅干しがどのように作用するのか、梅干しに含まれる成分に注目しながらその内容を見ていきましょう。

クエン酸が腸の蠕動運動を促進

梅干しにはクエン酸が多く含まれています。

クエン酸というのは梅干しの酸っぱい成分であり、疲労回復に効果があるほか、腸の蠕動運動を活発化させる作用があるといわれています。 

そもそも排便は、腸が蠕動運動し、便が肛門へと押しだされることで起こります。

ちなみに便秘の人のほとんどは、この蠕動運動が正常に行われていないことで排便が困難になっているといわれています。

したがって、便秘を解消するには、腸の蠕動運動を促進させることが必要なのです。

クエン酸は腸だけでなく、他の内臓や機能を活性化する作用もあります。

例えば腸内環境を善玉菌の生息に最適な酸性に近づけることで、腸内環境の改善が期待できるほか、乳酸を体外に排出することで食欲増進や新陳代謝を上げる効果なども期待されています。

また、クエン酸には抗ストレス作用もあります。したがって、「過敏性腸症候群」といった精神的なストレスや不安定さが原因となって起こる便秘の抑制や、症状の軽減にも効果が期待されています。

マグネシウムで便が柔らかくなることも

梅干しの実の部分には、マグネシウムをはじめとするミネラルが豊富に含まれています。

特にマグネシウムは腸や便に水分を集める作用を持っていることから、便を柔らかくする効果があるのです。

便が柔らかくなると排便もスムーズになるので、便秘解消は期待できます。

また、先ほど紹介したクエン酸はミネラルを吸収しやすくする作用があることから、ミネラルが本来持つ腸内で便を作る作用が促進され、便秘解消につながるといわれています。

腸内環境を整えるカテキン酸

先ほど少し触れましたが、梅干しの効果の一つに「お弁当やおにぎりに入れると腐りにくくなる」というものがあります。

これは梅干しに含まれている「カテキン酸」という成分の効果であり、具体的には抗菌作用や減菌作用があるといわれています。

これにより便秘の時に腸内に増えやすい悪玉菌を抑制し、腸内環境を整える効果が期待されています。

植物性乳酸菌で善玉菌をサポート

梅干しはその名の通り、梅の実を長く漬けたもののことを言います。

この時、長時間漬けることで植物性の乳酸菌が多く発生することがわかっています。

植物性乳酸菌は胃酸に強いため、他の乳酸菌とは違って腸へ届くという特徴を持ちます。

そのため腸内で悪玉菌を抑制、善玉菌の増殖をサポートし、腸内環境の改善に効果を発揮します。

食物繊維も豊富

梅干しには便秘に効果的に働くとされている食物繊維も豊富に含まれています。

そもそも食物繊維には「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」という2種類があり、それぞれ効果や特徴も異なります。

例えば不溶性食物繊維は腸内で水分を吸収し、膨張することで腸壁を刺激し、排便を促す作用があります。

一方で、水溶性食物繊維は腸の中の水分を吸収し、便が硬くなるのを防ぐほか、腸内の毒素を吸収し、腸内環境を整える作用があるといわれています。

効率よく便秘を解消するためには不溶性・水溶性食物繊維の両方を摂取する必要があるとされていますが、実は梅干しはこの両方が含まれていることがわかっています。

実は「食物繊維を摂っていたけどなかなか便秘が解消されない」という人は、不溶性食物繊維ばかりを摂取したことが原因だったということもあるようです。

その点、梅干しならばそういった心配もないので、より便秘に効果的に働くことが期待できますね。

オススメの食べ方は?

梅干しに便秘解消効果が秘められていることがわかったところで、続いては梅干しの摂取方法について見ていきましょう。

梅干しは1日1~2個まで

梅干しにいろいろな効果があるからといって、たくさん食べれば食べるほどその恩恵を受けられるというわけではありません。

梅干しには結構な量の塩分が含まれているため、食べ過ぎてしまうと便秘解消どころか、体内の水分が吸い取られてしまうことで便が硬くなる傾向にあります。

したがって、梅干しは1日1~2個を目安として継続して摂取するようにしましょう。

朝がオススメ!

また、便秘解消を目的とするのなら、梅干しを食べる時間帯はあまり気にしなくても良いと思います。

ただ、朝ご飯を食べないことが多いという人の場合は、朝に1粒梅干しを食べる習慣を身につけてみてはいかがでしょうか?

朝は腸の蠕動運動が活発になる時間帯でもあるので、梅干しを食べることで排便を促す効果が期待できます。

もし梅干しだけだと食べにくいのなら、ご飯と一緒に摂取しましょう。

お米は消化や吸収が穏やかなので腹持ちも良いですし、お米に含まれている食物繊維やデンプンは便秘解消にも役立ちます。

梅肉エキスの摂取もおすすめ

梅干しをそのまま食べても良いですが、市販されている梅肉エキスならより高い効果が期待できます。

梅肉エキスは新鮮な梅を長時間煮込んで濃縮させたエキスなので、梅干しがもつ有効な成分をより凝縮させたものとなります。

そのうえ、梅肉エキスには状況によって腸の動きをコントロールしてくれる可逆性という作用もあるので、一人ひとり違う症状に合った効果が期待できます。

梅干しに一手間加えてみてもOK

梅干しと大根を調理して、スープとして摂取するという方法も注目されています。

具体的な調理法としては、まずだし汁で食べやすい大きさに切った大根を煮てから、梅干しを入れて煮込むというものです。

こちらは便秘に効果的な食材である梅干しと大根を使っていることから、腸内の宿便も取り除いてくれる「デトックススープ」として話題となっています。

また、梅干しではなく干し梅を使った方法もあります。

具体的には、干し梅3枚ほどに熱湯を300ml位注ぎ、干し梅がふやけてくるまで置いたら梅干しを食べながら飲み干すというものなのですが、こちらは腸の蠕動運動をより活性化することで便意を促す効果が期待されています。

手軽に手ごろな梅干しを!

日本人に馴染みが深い梅干しは、美味しさもさることながら便秘解消効果も期待できる食材なのです。

ぜひ毎日の食生活に梅干しを取り入れて、その効果を実感してみてください。

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asamin
九州出身♥自然大好き!旅行大好き!フットワークが軽いのが自慢です! nanairoでは、美容と健康を担当しています(^^)