ヘルスケア

病院に頼りたい!便秘は何科に行ったらいいの?どんな治療をしてもらえるの?

「たかが便秘」と、便秘のつらい症状を我慢してはいませんか?

便秘は放っておくとさまざまな不調を伴うこともありますし、人によっては本当につらく感じることもあるようです。

そのため、もし便秘の症状が1週間以上続くようならば、病院で診療を受けることをおすすめします。

そこで今回は、便秘で病院に行くときは何かに行けばいいのか、どんな治療をしてもらえるのかなど、いろいろ疑問点を詳しく解説していきたいと思います。

便秘は何科に行ったらいいの?

便秘で病院に行く際は、基本的には「消化器内科」「胃腸科」「便秘外来」の3つの内のどこかを受診するようになります。

また、妊婦さんの場合はまた違った診療科で診察を受ける必要があります。

まずはそれぞれの診療科について詳しくみていきましょう。

消化器内科

胃や腸、肝臓、胆のう、すい臓といった消化器の病気を専門的に診る診療科が「消化器内科」です。

消化器内科では便秘の問診はしてくれますが、実は便秘の治療を行ってくれるところが少ないとされています。

というのも、消化器内科は腸に何かしらの病気があることで便秘が伴う場合は治療してくれますが、そうではなく常在性便秘(慢性的な便秘)である場合は治療が難しいようです。

もし消化器内科を便秘で受診する場合は、あらかじめ便秘の治療を行ってくれるかどうかを確認してからの方が良いでしょう。

胃腸科

胃腸科はその名の通り胃と腸を専門的に診る診療科なので、便秘の治療に適していると言えます。

また、胃腸科には通常「内科」と「外科」の2つがありますが、常在性便秘の場合は内科を受診するようにしましょう。

しかし胃腸科の中には便秘専門ではないところもあります。

便秘外来

便秘を専門的に治療する診療科として便秘外来があります。

消化器内科や胃腸科とは違って、便秘外来では便秘の専門的な知識を持った医師による便秘の原因の検査や、症状に合った治療やサポートを受けることができることから、便秘に対する根本的な治療が可能なのです。

したがって、便秘の治療には便秘外来が最も適していると言えます。

一方で、便秘外来の数はいまだ少なく、特に個人で便秘外来の看板を掲げているクリニックはあまり見られないようです。

しかし大病院では便秘外来を設けているところもあるので、気になる人は病院に問い合わせるか、病院のホームページなどをチェックしてみてください。

妊婦さんの場合は産婦人科

つらい便秘に悩まされている妊婦さんは多いようです。

妊婦さんの場合、便秘で病院を受診する際は産婦人科に行くようにしましょう。

産婦人科では便秘薬を処方してもらえるほか、便秘改善のためのアドバイスを受けることもできます。

どんなことを伝えるの?

便秘で病院を受診するのを恥ずかしいと思う人も多いかもしれませんね。

しかし長く便秘の症状が続く場合は何かの病気が原因となっている可能性も0ではないので、しっかりと診察を受ける必要があります。

一般的には2週間以上便秘が続く場合は、入院して治療を受けることになるケースが多いようです。

便秘で病院に行った場合、まずは問診が行われます。

問診では、便秘が始まった時期や期間、便秘の症状、薬の服用の有無のほか、いつもどんな便が出ているのかなどを聞かれることが多いようです。そのほか、普段の食生活や排便時の異常などを聞かれることもあります。

特に便に関しては、色や形、出血の有無など細かく聞かれることが多いので、いざ聞かれるとなると恥ずかしく思うこともあるでしょうが、ここは恥ずかしさを抑えて正直に話すようにしましょう。

便の状態などは、便秘が病気からきているのかどうかを判断するための重要な指標となります。

また、便秘が原因でさまざまな不調に悩まされる人も多いかと思います。

例えば吐き気や腹痛、ニキビ、肌荒れ、頭痛、肩こり、発熱のほか、太ってくることも便秘から派生した症状である可能性が高いです。

こういった症状がみられる場合は、その旨も医師にきちんと伝えましょう。

便秘の治療

問診が終わったら、大抵は触診が行われます。医師が腹部を触り、張り具合を診ることで便秘の状態や種類を判断するようです。

触診で事足りる場合がほとんどですが、稀に「直診」という、肛門から手を入れられ直腸を触診されるという方法がとられることもあります。

問診、触診後は腸のレントゲンや大腸内視鏡検査のほか、CTスキャンが行われることもあります。

レントゲンやCTスキャンはともかく、大腸内視鏡検査は腸内に検査器具を挿入して内部を診る検査なので、恥ずかしいと思う人が多いと思いますが、腸の内部をしっかり確認してもらえれば病気の早期発見も期待できるので我慢しましょう。

便秘が病気によるものかどうか判明したら、実際に便秘の治療がスタートします。

病気ではない場合は下剤を処方されるか、浣腸をされることが多いようです。

ちなみに病院では便秘の治療のための下剤として塩類下剤や膨張性下剤を使うことが多く、これらは通常のものよりも刺激が少なく緩やかに作用することが特徴として挙げられます。

しかし市販の刺激性下剤を長期間使っている人の場合、徐々に便意が失われていることで治療にかなりの時間を要することがあります。

この場合は塩類下剤や膨張性下剤のほかに刺激性の下剤を処方しながら、便意を回復する治療が実践されるそうです。

下剤の種類と特徴について

便秘治療に用いられる具体的な下剤の種類とその特徴は以下の通りです。

機械的下剤

浸透性下剤、膨張性下剤、塩類下剤、糖類下剤などに分類することができます。

一貫して刺激が少なく、便を柔らかくすることで排便をスムーズにする作用があります。

刺激性下剤

食中毒にも使用されます。小腸や大腸を刺激し、排便を促す作用があります。

自律神経作用薬

自律神経に働きかけ、排便を促します。

浣腸

赤ちゃんから高齢者まで使用できるものが多いようです。

直腸や大腸を刺激することで腸の蠕動運動を促進させる作用があります。

坐薬

即効性があります。大腸を刺激し、蠕動運動を促す作用があります。

診療費について

便秘で診療を受ける場合、たいていは保険適用内となります。

そのため、診察の際は保険証を持って行っていくようにしましょう。

一方、病院によっては自由診療となり、保険適用外であることもあるので、事前に問い合わせておくことをおすすめします。

基本的には診療代は2,000円前後、薬代は1,000円前後と考えられます。

生活習慣の見直しも大切

一方で、便秘の治療に伴い、生活習慣や食生活をも治すこともとても大切ですし、便秘外来であればそういったことを指摘されるかもしれません。

例えば定期的な運動や、便意を促すために朝トイレに行く時間を作ることは便秘解消のために必要な生活習慣と言えます。

また、外出先で便意を感じても我慢してしまうことで便秘になる人も多いことから、便意を感じたら我慢せずにトイレに行くようにすることも大切であると言われています。

そのほか、食生活の改善も便秘解消に効果があることが多いようです。

例えば食物繊維を多く摂取したり、水分を多めに摂ったりなどの食事に関する習慣を身に着けることで、自然な排便が期待できます。

早めの受診を!

現在便秘外来での診察希望者が増えていると言われていることからも、便秘で悩んでいる人が多いことが分かります。

1度病院で診療を受ければ病気かどうかもわかりますし、適切な治療を受けることもできるので、ぜひつらい便秘に悩んでいる人は病院に行ってみてください。

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asamin
九州出身♥自然大好き!旅行大好き!フットワークが軽いのが自慢です! nanairoでは、美容と健康を担当しています(^^)