ヘルスケア

なんとかしたいんだけど・・・いつも、ここぞって時にお腹がいたい!

お腹がゆるくなってしまう過敏性腸症候群「下痢型」

ストレスや緊張を感じるとトイレに駆け込むことが多い病気です。

緊張は神経のバランスを乱すので、お腹の調子が悪くなりやすいです。

お腹の調子を良くする方法も合わせて紹介いたします。

過敏性腸症候群「下痢型」の症状

一口に過敏性腸症候群といっても下痢型、便秘型、混合型、その他の型の4種類に分かれています。

その中でもトイレに行く回数が多いのが下痢型です。長い間続く下痢は過敏性腸症候群の可能性があります。

過敏性腸症候群の分類はRomaⅢという分類法によって分けられています。

軟便や水様便が25%以上であり、硬い便やウサギのようなコロッとした便の割合が25%未満の場合、下痢型の過敏性腸症候群といいます。

つまり下痢や柔らかい便がたくさん含まれているならば、過敏性腸症候群の下痢型ということになります。

名前からわかるように、下痢型の主な症状は下痢です。過敏性腸症候群の症状が強い時には1日に何度もトイレに行きたくなります。

下痢型に限らないのですが、過敏性腸症候群では腹痛が生じることがあります。そのお腹の痛みはトイレに行くことで一時的に軽快するのも過敏性腸症候群の特徴です。

特に下痢型の場合は1日に何度もトイレに行きたくなるので、その度に腹痛に襲われてしまうという難点もあります。

ストレスや不安が大きくなった時に症状が悪化するのも、過敏性腸症候群の下痢型に多くみられます。

例えばこの3点などは下痢型に多くみられる症状です。

  • 試験前にお腹が痛くなってトイレに駆け込む
  • 出勤時にトイレのない電車の中で、便意がしやすい
  • 今まで行ったことのない場所では柔らかい便が出やすい

ストレスや緊張が強くなるとお腹が痛くなってしまう方は過敏性腸症候群の疑いがあります。

過敏性腸症候群「下痢型」の原因

過敏性腸症候群では体そのものに問題はありません。

ストレスや不安、緊張などの環境因子や食べ物や睡眠、運動などの生活習慣、ストレスを溜め込みやすい性格や真面目すぎる性格などの本人の性格などの原因が組み合わさって過敏性腸症候群を発症すると考えられています。

下痢型の場合、ストレスや緊張などの精神的な部分で症状が良くなったり悪くなったりします。

試験前や会議の前など緊張が高まりやすい時に、下痢が酷くなりやすいです。

トイレのない場所に行くと不安になってしまい、トイレに行きたくなるのも過敏性腸症候群の下痢型に多いです。

このシチュエーションが何度も生じると、トイレのない場所に行きたくなってしまい、電車に乗ったり会社に行ったりするのが嫌で社会的に損失をこうむる可能性があります。

過敏性腸症候群は神経に異状が起きていることが原因で、便秘や下痢を繰り返してしまうと考えられています。

例えば腸の働きを調節する物質であるセロトニンは、下痢型の場合に増加していることが多いです。

セロトニンはストレスや不安などを感じるとたくさん分泌されてしまうので、緊張や不安に関係がある下痢型と深い関わりがあります。

下痢が生じる理由は腸の運動が活発になっているから、腸に入った食べ物はゆっくりと出口(肛門)に進んでいきます。その途中で体に必要な栄養や水分を腸の壁から取り込んでいくのです。

腸の運動が強くなっていると、腸内の食べ物が通常よりも早く奥に進んでしまいます。

そうなると腸壁から吸収される水の量が減ってしまい、便が柔らかくなってしまうのです。便から水分がたくさん出てしまい脱水になる恐れがあるため、下痢の時は水分補給をしっかり行ってください。

どうやったら治るの?

過敏性腸症候群は完全に治ることが難しい病気です。

症状が治まってもストレスや緊張が強くなると再発する可能性があります。

ですから、再び症状が出ないよう、下痢が治った後も治療を続けていく必要があります。

過敏性腸症候群の治療では薬物療法が一般的ですが、ここでは薬に頼らない治療を紹介します。

規則正しい生活

過敏性腸症候群は生活習慣の乱れが一つの原因であると考えられています。そのため日頃から規則正し生活を心がける必要があります。

睡眠の質

寝不足が続いたり、寝る時間が毎日違ったりすると、過敏性腸症候群の症状が出やすくなります。

睡眠は体や神経を休める以外にも、体内のホルモンバランスを調節する役割があります。

寝不足が続くと神経の興奮がおかしくなってしまい、神経が興奮しすぎたり休みすぎたりとコントロールが乱れます。過敏性腸症候群の治療はしっかりと睡眠をとることが大切です。

寝る時間も重要です。人間の体内リズムはおおよそ24時間周期で設定されているので、毎日寝る時間が異なると体内リズムが乱れます。

この場合も神経やホルモンのバランスが崩れてしまいやすく、過敏性腸症候群の原因になります。

睡眠で大切なのは夜にしっかりと休むことです。それが厳しい場合は毎日同じ時間に寝るようにしてください。

適度な運動

運動を行うことも過敏性腸症候群の改善につながります。

体を動かすとスッキリした気分になれるので、ストレスが原因の過敏性腸症候群が改善されやすいです。

ただし激しすぎる運動は体に負担が大きいのでおすすめできません。ジョギングやウォーキングを1日15分程度行うのが適度な運動です。

リラックスや気分転換、休養

過敏性腸症候群の原因はストレスや不安によるものが大きいので、リラックスや気分転換によって症状が改善する場合があります。ストレスを軽減させるのが目的です。

リラックスや気分転換の方法は人それぞれです。例えば家でゆっくりすることで楽になれる人もいますし、大声で叫んだり温泉に行ったりなどの方法で楽になる方もいます。

家でできるリラックス法としては軽い体操やアロマなどがあります。ヨガなどのゆっくりした体操だと家でもできますし体に負担が少ないのでオススメの体操です。

お手軽にできるという点ではアロマも引けを取りません。匂いによってリラックスできるので、特別なことをしなくても過敏性腸症候群の改善につながることがあります。

ラベンダーやカモミール、ベルガモットなどのアロマはリラックスの効能があるとされているので、ストレスや緊張が強い人はこれらのアロマを置いてみるのも良い方法です。

食事から

腸に刺激の強い食べ物を避けて、お腹に優しい食べ物を摂るように心がけてください。

例えば冷たい飲み物やカフェイン、アルコール、炭酸飲料、辛いもの、油もの、乳製品、人工甘味料などは腸を刺激する可能性が高く、他の食べ物に比べて下痢が起きやすくなっています。

過敏性腸症候群の症状があるときにはこれらの食べ物を避けたほうが無難です。

症状が軽くなった後もこれらの食べ物を食べ過ぎないよう注意が必要です。

逆に過敏性腸症候群の際に摂ったほうがいいとされているのは食物繊維豊富なもの、乳酸菌、ビタミンA、B2などです。

これらの成分はお腹の調子を整えて、便をほどよい固さにしてくれるので下痢をしにくくなります。

ごぼうやヨーグルトなどに含まれているので、お腹の調子が悪い時には積極的に食べてみましょう。

大切なのはバランスよく食べることです。お腹にいいものばかり食べていても、全体の栄養が足りていなければ他のところに異常が出る可能性があります。

一つのものを食べ過ぎるのではなく、3食バランスのいい食事をとりましょう。

過敏性腸症候群「下痢型」かなと思ったら・・・

過敏性腸症候群の下痢型はトイレが近くにないと不安になりやすいです。

そのせいで試験や会議が満足にできなかったり、せっかくの旅行が楽しめなかったりすることもあります。

そうならないように、薬に頼るのも一つの手ですが、まずはストレスをうまく解消する方法を見つけましょう!

ABOUT ME
asamin
九州出身♥自然大好き!旅行大好き!フットワークが軽いのが自慢です! nanairoでは、美容と健康を担当しています(^^)