ヘルスケア

お腹が張る、お腹が鳴る、おならが出やすい、おならが漏れる・・・この症状と原因は?

お腹が張ったりおならが出やすくなったりしている人は、ガス型の過敏性腸症候群になっている可能性があります。

おならが人前で出ると恥ずかしい思いをしやすいですよね。

ここではガス型の過敏性腸症候群をどうやって良くすればいいのかご紹介いたします。

過敏性腸症候群「ガス型」の症状

普段よりもおならが出ている感じがすることはありませんか?

もしかするとそれはガス型の過敏性腸症候群の症状かもしれません。

おならが出るのが怖くて人前に行きたくなくなることもありますから、ガス型の場合はしっかりと治療しましょう。

過敏性腸症候群を分類しているRomaⅢではガス型の過敏性腸症候群というものは存在しません。

正確には機能性腹部膨満症といいます。

血液検査や画像では問題がないのにお腹が張ったように感じるのが主な症状です。原因疾患が存在しないという消化器疾患という点で過敏性腸症候群と似ているので、ここでは便宜上ガス型の過敏性腸症候群としてご紹介させていただきます。

ガス型の過敏性腸症候群の症状は以下の通りです。

おなかが張る

お腹に空気が詰まった感じがします。これには主に2つの可能性が考えられます。

1つは何らかの原因によってガスが腸内に溜まっている可能性です。

空気がお腹の中に入っていきやすい呑気症などでは、腸の中にガスが貯留しやすくなります。

もう一つは腸が過敏になっているときです。過敏性腸症候群に多いのがこちらで、腸の神経が敏感になっている状態でガスが入ってくると、少量でも張った感じを訴える方がいらっしゃいます。

お腹がなる

お腹の中の空気が移動する際にお腹がなることがあります。

腸の運動が活発になっているときにもなりやすくなります。

おならが出やすい

ガス型の過敏性腸症候群で困る症状の一つです。

過敏性腸症候群の方は腸内環境が悪い人が多く、腸の中は悪玉菌でいっぱいです。

悪玉菌は代謝によってメタンや二酸化炭素を含んだガスを産生するため、おならが出やすくなってしまいます。

おならが漏れている

これもガス型で困る症状です。腸内でガスが溜まりすぎると行き場をなくしたガスが出やすくなります。

肛門を締めている筋肉よりもガスが腸を押す力が強くなってしまうと、いつの間にかおならが出ているという事態が考えられます。

過敏性腸症候群「ガス型」の原因

ガス型の原因としては食生活の乱れが大きいです。お腹に入った食べ物は胃で分解されて、腸で栄養を吸収されます。

腸の中は37度くらいで長時間食物が存在することになるので、食べ物が発酵しやすい環境になっています。

特に過敏性腸症候群の人は善玉菌よりも悪玉菌がたくさんいることが多いです。

悪玉菌は腸に入ってきた食べ物を分解して、ガスを発生させます。腸にガスが溜まっていくと、おならとなって外に出て行くのです。

悪玉菌は糖や脂肪を好んで分解します。そのため甘いものやお肉を好んで食べる人は腸内環境が荒れやすく、ガス型の過敏性腸症候群になっている可能性があります。

簡単にできるセルフケアは?

食事

ガス型の過敏性腸症候群を良くしたいときには食事に気をつけましょう。

腸にとっていい食べ物をたくさん食べて、逆にお腹に良くない食べ物はなるべく控えるようにしてください。

避けるべき食べ物は甘いものや脂肪が豊富に含まれている物質です。

お菓子やジュースなど間食をするとお腹の動きが悪くなってしまうので、できればおやつは控えめにしてください。

特に気をつけるのが炭酸飲料です。ジュースは糖分がたくさん含まれていますし、炭酸飲料は飲み込んだときに空気を一緒に飲み込みやすいためです。

飲み込んだ空気がげっぷとしてでなく、おならとして出てくることがあるので、過敏性腸症候群が余計に悪くなることがあります。

脂肪が多いお肉も避けてください。腸内環境を悪くするだけでなく、肥満などの生活習慣病の原因にもなります。

摂るべき食べ物としては乳酸菌が挙げられます。乳酸菌には善玉菌を増やしやすく、乱れてしまった腸内環境を整えてくれます。

腸内環境が整うとガスが作られにくくなるため、過敏性腸症候群の症状が治まりやすいです。乳酸菌はヨーグルトなどに多く含まれています。朝食のデザートにヨーグルトを食べると良いでしょう。

呑気症

腸内環境が良くても過敏性腸症候群のガス型になる可能性があります。

例としては呑気症が挙げられます。食べ物や飲み物を飲み込む際には誰でも少なからず空気を一緒に飲み込みます。

その際に普通の人よりもたくさん空気を飲み込んでしまうのが呑気症です。

飲み込んだ空気はゲップとして排出されるのがほとんどですが、一部の空気は腸の方に進んで、おならとなって出て行きます。空気を飲み込むことで、おならが出やすい状態になっているのです。

呑気症を改善するには主に3つのことに気をつけてください。

大食い・早食いをしない

当たり前ですが、食べる量が大きければそれだけ飲み込む空気の量も増加します。

呑気症を治すためにも過度な食べ過ぎは控えましょう。

飲み込む食べ物の大きさが大きいほど、一緒に飲み込む空気の量も多くなってしまいます。

食べ物がちいさく砕かれないと、唾液と混ざらないので空気を飲み込むスペースが大きくなります。

ですから早食いは避けて、口の中でしっかり咀嚼して飲み込むようにしてください。

口呼吸ではなく、鼻呼吸

口で呼吸をすると、呑気症を引き起こす場合があります。

口呼吸を行うとどうしても口の中が乾燥しやすくなります。

その際には唾液がたくさん産生されるので、唾液を飲み込んで一緒に空気を飲み込みやすくなります。

口が乾燥するとどうしても飲み物を飲む回数が増えてしまいます。それによって空気を飲み込むリスクが大きくなります。

口呼吸をやめて、できるだけ鼻呼吸をするように意識してみましょう。

マウスピースをはめてみる

自分でやってみてもらうとわかりますが、上の歯と下の歯がくっついた状態では飲み込みやすく、離れている時には飲み込みづらくなります。

つまり歯を噛み締めているのが普通になっている人は、飲み込む動作を行いやすいので空気も飲み込みやすくなっています。

対策としてはマウスピースがあります。マウスピースをはめると必然的に上の歯と下の歯がくっつきません。飲み込む動作がしにくくなるので、呑気症対策にピッタリです。

姿勢に気をつける

姿勢が悪くなっていると、お腹にかかる圧力が大きくなりやすくおならが出やすくなります。おならを出にくくするためにも綺麗な姿勢を保ちましょう。

姿勢を良くするためにちょっとした体操がオススメです。

椅子に座った状態でラジオ体操の深呼吸の動きを行うと猫背になりすぎず、反らしすぎないちょうどいい姿勢になります。椅子に座った際に実践してみましょう。

ストレスを解消する

ストレスによって過敏性腸症候群を発症することもあります。

溜まったストレスを解消することで過敏性腸症候群の症状が軽くなることがあるのです。

体や心をリラックスさせることで、溜まったストレスが解消されやすくなります。

体を温める

家でできるリラックス法としては体を温めるのはどうでしょうか。

お風呂にゆっくりつかるだけでもリラックス気分を味わえます。

長く入りすぎると体が疲れてしまうので、20分程度を目安に湯船に浸かる習慣をつけましょう。

また、食べ物からも体を温めることができます。

特に生姜は、料理の他にも紅茶にいれるとアクセントになるのでオススメです。

ツボの刺激

胃腸の調子を整えるツボを押してみるのもいいでしょう。手の甲側の親指と人差し指の間には合谷という有名なツボがあります。

それ以外にも背中にある大腸兪というツボも胃腸を整えるとされています。

まずは、ストレスの解消を!

ガスが出やすくなると、人前でおならをしてしまわないか不安になりやすいです。

不安な気持ちは過敏性腸症候群の症状を悪化させる可能性があります。

お腹に優しい治療を行い、症状が良くなるよう頑張りましょう。

 

参考文献 慶應義塾大学病院 医療・健康情報サイト

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asamin
九州出身♥自然大好き!旅行大好き!フットワークが軽いのが自慢です! nanairoでは、美容と健康を担当しています(^^)