ヘルスケア

便秘予防だけじゃない!ホットミルクの嬉しい効果♡

寒い季節に飲むと体が温まりホッとできるホットミルクは、大人から子供までどんな人でも美味しく楽しめますよね。

そんなホットミルクは、実は便秘予防をはじめとした多くの効果が得られる万能な飲み物とされています。

また、飲むタイミングや作り方など少しのことに気をつけるだけで得られる効果がさらに高まるのです!

こちらでは、ホットミルクから得られる便秘予防をはじめとした嬉しい効果の数々と得られる栄養素についてスポットライトを当てます。

寒い季節には特に美味しいホットミルクで、便秘を予防しながら体に嬉しい効果を得てみてはいかがでしょうか?

便秘予防の効果

ホットミルクから優れた便秘予防の効果が得られるのは、「乳糖」「マグネシウム」といった栄養素が豊富に含まれているからです。

それぞれには便秘予防には欠かせない働きがあるのですよ。

乳糖の働き

そもそも、牛乳にはラクトースという乳糖成分が多く含まれています。

この乳糖は体内に摂取されると、腸内に存在する善玉菌の餌となってその数を増やす働きがあります。

腸内の常在菌としてある善玉菌には、腸内環境の悪化に繋がる悪玉菌の働きを抑える効果あります。したがって、善玉菌を増やせられる牛乳のラクトースからは、腸内環境を正常な状態へと整える作用を得られます。

さらに、腸内環境が整うとしっかりとした便を形成できるようになり、下痢や便秘といった不快な症状を抑えられます。

腸内環境を整える際には欠かせない「善玉菌の数を増やす」というアプローチを、牛乳に多く含まれるラクトースからしっかりと得られるのですね。

マグネシウムの働き

また、ホットミルク200mlあたりに25mgと豊富な量のマグネシウムが含まれています。

マグネシウムには、摂り入れた食べ物と共に腸を通る際に、腸管から水分を吸収する性質を持ち合わせています。

その上、マグネシウムが一度吸収した水分は、再度大腸で吸収されることはありません。

そのため、大腸内を移動していく中でも便自体の柔らかさがキープされます。

さらには移動する途中で水分量が増えるのと比例して次第に便の量が増えることで、十分に腸を刺激して排便に必要な蠕動(ぜんどう)運動がしっかりと行われるのです。

腸内環境を整える乳糖ラクトースに対し、マグネシウムは良い質の便や腸への刺激にアプローチするという便秘予防効果が得られるのです。

ホットミルクが便秘以外に良い理由

牛乳そのままでも上記の栄養素を摂取できますが、ホットミルクとして摂り入れることで便予防効果が高まります。

その他にも、ホットミルクだからこそ得られる嬉しい効果がいくつかあります。

冷え性と下痢を抑える

冷蔵庫で冷やしている牛乳をそのまま飲むと、お腹から体を冷やし冷え性を悪化させてしまうことがあります。こうした冷たいものを摂取することで胃腸が冷えることを内臓冷え性と言い、本来の消化吸収の働きが十分に発揮できない状態になります。

内臓冷え性に陥った腸では、蠕動(ぜんどう)運動をはじめとした活動が弱まることにより、便秘やそれによる肥満・むくみが生じやすい体質になってしまいます。

一度内臓冷え性が生じるとなかなか改善できないため、未然に防ぐことが大切になります。

また、牛乳を冷たいまま飲むと体の冷えや冷えによる刺激から必要以上に腸内の運動が活発に行われ、十分に栄養素を摂取できずに液体のまま下痢となって排出されます。

便秘予防効果の高いラクトースやマグネシウムといった栄養素を吸収することなく、そのまま流れてしまうのは非常に勿体無いです。

確かに冷たい牛乳を飲むことは便意へと繋がりますが、それはあくまでも無理な腸内の運動による一時的なものです。

根本的に便秘を予防するには、腸内環境を整えることや便の質の改善が欠かせません。

そのため、牛乳を冷たいまま飲むことは、長い目で見ると便秘予防には決して良いとは言えないのです。

むしろホットミルクとして摂取するほうが、快適なお通じへと導いてくれます。

宿便を取り除く

牛乳をホットミルクとして温かい状態で摂取すると、腸内で固まった便をほぐして柔らかくすることができます。

この作用により腸管内にこびりついた便も溶け出させ、宿便(腸内にとどまっている便のことで残留便とも言う)の排出も可能に!腸の中を本来の状態へと改善することができますよ。

これは、ホットミルクのみならず温かい飲み物全般に言える働きですから、何かを飲む際にはできる限り温かい状態で飲むようにすると良いですね。

安眠効果

ホットミルクからは、トリプトファンという成分が得られます。

トリプトファンとは、タンパク質の食品に多く含まれている必須アミノ酸の1種で、これは体内では生成することができません。

トリプトファンの働きとしては、鎮静作用のある脳内物質セロトニンの生成が挙げられます。

ホットミルクを飲むとホッとした気持ちになるのは、こうしたトリプトファンが関係するセロトニンの作用と言っても過言ではありません。

さらに、このセロトニンからは睡眠ホルモンとも呼ばれるメラトニンが合成されます。

つまり、ホットミルクからトリプトファンを摂取すればセロトニンが十分に生成され、生成されたセロトニンから睡眠ホルモンのメラトニンが合成されることから、睡眠の質の向上に役立つのです。

また、豊富に含まれるビタミンB12には、上記のメラトニンの分泌を調整することで規則正しい睡眠サイクルへと導く・自律神経を整える働きがあります。

こうしたビタミンB12もトリプトファンと一緒に摂取すれば、相乗効果からぐっすり眠ることができますよ。

しっかりと良質な睡眠を取ることは、自律神経を安定させ快適なお通じに必要となります。

睡眠不足や睡眠の質の低下に悩まされている方は、便秘解消も兼ねてホットミルクを飲んでみてはいかがでしょうか?

ダイエット効果

トリプトファンが間接的に作用する睡眠の質を高める働きが、就寝中に分泌される成長ホルモンを十分に得られるようになります。

成長ホルモンは新陳代謝を高める作用がありますから、脂肪燃焼のみならず美肌効果も期待できます。

また、ホットミルクから得られる便秘予防効果によって腸内環境が整うと、肥満やむくみといった嫌な体質の予防に役立ちます。

良質な睡眠から成長ホルモンを十分に分泌させて代謝を高めながら、腸内環境を整えて体本来が持つ働きを発揮させてくれるという、まさにダイエットに適した飲み物こそホットミルクなのです。

ストレスによるイライラ

牛乳に含まれている栄養素の中でも、カルシウムが代表的で有名ですよね。

カルシウムには、神経を安定させて興奮やイライラを鎮めるリラックス効果が!

イライラが蓄積したり大きなストレスを受けたりすると、自律神経の乱れから腸にダメージが及ぼされます。

腸がストレスからの刺激を受け続けると、便秘や下痢を繰り返す過敏性腸症候群という疾患を発症するリスクも高まります。

したがって、便秘解消や大腸の健康を考える際にはストレスへの対処も必要となります。

ホットミルクから得られるカルシウムで、こうしたストレスから生じる腸のリスクを減らしていきましょう。

ホットミルクの作り方

便秘の解消以外にも様々な嬉しい効果が得られるホットミルクは、沸騰する手前の70℃以下が適温だとされています。

レンジでチンしてホットミルクを作る場合には、コップに入れた牛乳を600wで1分30秒温めるだけで適温にすることができます。

また、使用する牛乳はスーパーで発売されているもので問題ありません。ただし、低脂肪ではない牛乳を選ぶようにしてくださいね。

したがって、「低脂肪ではない牛乳をコップに入れ、600wに設定したレンジで1分30チンする」という方法が、ホットミルクのベストな作り方になります。

オススメの飲み方

ホットミルクから得られる様々な効果をより高めるには、上記の作り方と合わせて「睡眠の1時間前に飲む」「オリゴ糖をプラス」という2つの飲むときのポイントをおさえておきましょう。

睡眠の1時間前に飲む

まず、睡眠時間の1時間前にホットミルクを飲むと、良質な睡眠を得られる効果がさらに高まります。

ホットミルクを飲むと体が中から温まりますよね。

そして高まった体温は、その後次第に緩やかに下っていきます。

私たちの体は、高まった体温が下がる過程で眠気が生じるようになっていますから、一時的に体温を上げられるホットミルクは自然な眠りへと導いてくれるのです。

また、ホットミルクから得られる睡眠ホルモンの合成に必要なトリプトファンとの相乗効果により、熟睡できるようになりますよ。

このタイミングでホットミルクを飲む場合には、コップ1杯の適量に留めておきましょう。

寝る前に飲みすぎると尿意から夜中に目が冷め、睡眠の質が低下してしまいます。

そのうえ牛乳にはタンパク質が豊富に含まれていることもあり、飲みすぎてしまうとダイエットとは逆効果になってしまいますよ。

どんなことにも言えることですが、「過ぎたるは及ばざるがごとし」です。嬉しい効果があるからと一度にたくさん飲むのではなく、コップ1杯の適量を毎日続けて飲むようにすることが大切ですよ。

オリゴ糖をプラス

ホットミルクの便秘予防効果をさらに高めるために、ティースプーン1杯程度のオリゴ糖をプラスしましょう。

オリゴ糖には牛乳に含まれる乳糖と同様、腸内の善玉菌の餌となってその数を増やす効果があります。

オリゴ糖には非常に高い便秘解消効果がありますから、入れ過ぎには注意してくださいね。

ホットミルクのほのかな甘さを損なわない程度の、「ティースプーン1杯」の目安量を守るようにしましょう。

今年の冬はホットミルクに決まり!

美味しくて心も体もホッとできるホットミルクには、便秘予防をはじめとした大変嬉しい効果がギュッと詰まっています。

紹介したように様々なアプローチから体を健やかな状態へと導くホットミルクは、多くの女性にとって強い味方となってくれます。

便秘や冷え性、さらには睡眠不足などの症状に悩まされている方は、ホットミルクを上手に取り入れてみてはいかがでしょうか?

ホットミルクの飲用を新しい習慣として始める際には、作り方や飲むタイミングそしてオリゴ糖をプラスすることなどのポイントを守ってください。

参考文献 農畜産業振興機構

参考文献 全国牛乳商業組合連合会

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asamin
九州出身♥自然大好き!旅行大好き!フットワークが軽いのが自慢です! nanairoでは、美容と健康を担当しています(^^)