ヘルスケア

更年期の不安感。涙腺もゆるくなった…。え?泣くことは良いことだった?!

更年期になって涙もろくなったという女性は少なくありません。

些細なことで涙が出てしまうと困ることもありますよね。

その理由や対策法をご紹介します。

更年期で涙腺がゆるくなる?

更年期の不安症

特に理由もないのに落ち込む、不安になる、実はこれも更年期の症状なのです。

そのため、なんでもないのに不安を感じたり、イライラしたりで悩む人も決して少なくありません。

そのイライラや落ち込みは、自分ではコントロールできないのでより不安を増幅させます。

気分を切り替えようとしても、不安感は消えるどころか、ますます不安な気持ちが強くなり過呼吸や、激しい動機を感じることもあります。

そのため、外に出るのも怖くなって家の中にこもってしまったり、家族や友人との関わり方が変わってきたりと、周囲の人にさまざまな迷惑や影響を与えます。

更年期は以上のように心の不調を感じやすいのですが、主な症状は次のようなものです。

  • すぐにイライラする
  • 人と会いたくない
  • 不安、緊張が続く
  • 訳もなく泣いてしまう
  • やる気が起きない
  • 喜怒哀楽が激しい

心の不調が、そのまま続くと「うつ病」になってしまう可能性もあるのです。

更年期の症状の一つではありますが、軽く考えるのではなく適切な対処が必要です。

涙もろくなる

更年期には、身体的な症状の他にも心の症状、不安、うつ、落ち込みなどが表れますが、その中の一つが涙もろくなるという症状です。

人が涙を流すのは不快な感情と快い感情の高まりによるものです。

不快な感情とは、怒りや苦しみ、悲しみ、痛み、快い感情は喜びや感動です。

そのため、常に不安や落ち込みの感情にとらわれている人は涙もろくなってしまうのです。

また、涙は他者への共感によって出る場合があります。

更年期の年齢では、様々な経験や苦労を重ねていますので共感はたやすいのです。

たとえばテレビドラマを見たり本を読んだりして登場人物の悲しみに共感することで涙を流してしまいます。

更年期の女性には一人でいると訳もなく泣いてしまう、涙が止まらなくなってしまう、という人も珍しくありません。

原因

更年期にさまざまな症状が表れるのは、卵巣の機能が衰えて女性ホルモンであるエストロゲンが作られなくなるのが原因です。

エストロゲンが作れられなくなると、脳の視床下部がホルモンを作るように指令を出します。

ところが、卵巣は機能が低下しているため、いくら指令を出されてもエストロゲンは分泌されません。

すると、視床下部はパニックを起こします。

さらに視床下部と自律神経は密接に関わっていますので、自律神経もまともに機能しなくなってしまいます。

そして、自律神経のバランスが崩れてしまうために、ストレス症状が表れてきます。

また、更年期になると、親の介護、会社での立場、子供との関係など、ストレスを感じる要因が身の回りに増えてきます。

また、心や体の変化がますます強い不安感を与えるのです。

対策法

ストレスをため込まない

ストレスや不安は一人で抱え込むのではなく、誰かに話してみましょう。

人に話すだけで、気持ちが軽くなるものです。

周囲の人に相談できないのならば、婦人科や心療内科へ行ってみましょう。

また、気分転換や好きなことに熱中するのおすすめ。

仕事や家事は、無理のない程度に減らし、ゆったりした気持ちで楽観的に過ごすことが大切です。

セロトニンを増やす

自律神経を整えるには、セロトニンを増やすことが必要です。

セロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれており不安感の解消に役立ちます。

セロトニンを増やすためには、必須アミノ酸の一つであるトリプトファンを摂取しなければなりません。

トリプトファンは大豆製品、肉、魚、バナナなどに多く含まれています。

また、太陽の光を浴びることでもセロトニンは増やせます。

積極的に外に出るようにしましょう。

軽い運動をする

ストレッチ、ヨガ、ウォーキングなどの軽い運動をしてみましょう。

体を動かすことで、ストレス解消にもなります。

また、脳の活動が正常になり心の状態も安定します。

最初は、30分程度の散歩など気軽にできることから始めてみましょう。

体を温める

不安な状態が続いているときは、低体温になっているという特徴があります。

そのため、体を温めることはとても大切です。

冷たい飲み物や食べ物は過度に摂取しないようにしましょう。

また、湯船でゆっくり体を温めるのも効果があります。

冬場はカイロを使うようにしましょう。

体温が下がりすぎないよう、注意してくださいね。

アロマ

アロマオイルの香りは心を癒し、不安や落ち込みに効果があります。

ラベンダー

心をリラックスさせるだけではなく、安眠にもおすすめ

ベルガモット

深く落ち込んでしまったときにおすすめ

ジャスミン

甘い香りが特徴で、不安を和らげてくれる

「アロマは道具を買わなければならないし、ちょっと面倒」と思うかもしれませんが、精油を数滴ハンカチにしみこませたり、お風呂に数滴たらしたりという手軽な方法もあるのでぜひ試してください。

ただ、アロマには禁忌があります。

使用する前にお店の人に相談するのをおすすめします。

「泣く」ことは良いこと!

リラックス効果

「泣いたらすっきりした」「泣いたことで、気持ちが楽になった」というような体験はありませんか?

たとえば、とても悲しい出来事があったけど、泣いたらなんだか気分が良くなった、大昔に失恋して悲しかったけど思い切り泣いたら前向きになれた、誰しも一度はそんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。

実は泣くことには、リラックス効果があります。

それには自律神経が大きくかかわっています。

自律神経には、交感神経と副交感神経があります。

ストレスを抱えている状態のときは交感神経が優位な状態で心も体も緊張状態になっています。

そのままでは、心も体ももちません。

そこで、強制的に涙を流すことで副交感神経を優位にするのです。

これが突然、泣いてしまう理由です。

通常、交感神経は昼間の活動中に優位になりますが、ストレスを感じると交感神経は極度な緊張状態に陥ります。

眠ると交感神経が副交感神経に切り替わりリラックスするのですが、涙を流すのは眠るのと同じような効果があるのです。

泣くのを我慢するのはやめよう

泣きたくなったら泣きましょう。

泣きたいのに我慢するのはよくありません。

無理矢理涙が出ないようにコントロールするということは、交感神経から副交感神経に切り替わるのを止めるということ。

しかし、泣きたいと思う時点で心は限界になって悲鳴を上げているのです。

そのまま、交感神経を優位な状態にすると心も体も壊れてしまいます。

つまり泣きたくなるのは本能的に自分の身を守ろうとしているからです。

泣いた後は眠るのが一番

泣いた後に眠くなるということもよくありますが、それは心身がリラックスしている証拠です。

余裕があるのなら、そのまま眠ってしまえばスッキリと目が覚めて気分爽快になります。

また、涙はすぐには止まりません。

自律神経が交感神経から副交感神経に切り替わるまでは流れ続けるのです。

ですから、泣くときは誰もいない場所へ駆け込むようにしましょう。

上手に泣くために

ストレス解消のために泣くことはとても良いことですが、ところかまわず涙を流すのも問題がありますね。

とくに会社勤めの人は難しいのではないでしょうか。

一番良いのは「休日の前日、夜、寝る前に」です。

このシチュエーションなら、誰にも遠慮なく泣くことができます。

1週間のストレスが解消できて、休日の朝はスッキリ目覚めることができますよ。

まとめ

更年期に涙もろくなるのは、ストレスが多いことや自律神経の切り替えがうまく行かないからです。

泣くことでストレスを解消して、更年期を乗り越えましょう。

ABOUT ME
kimako
奈良出身!ファッション・おしゃれ大好き!海外ドラマにハマり中。 nanairoでは主に健康ジャンルを担当しています!