ヘルスケア

7割もの人が苦しんでいる?!更年期障害の「頭痛」「偏頭痛」なんとかしたい!

頭痛に悩んでいる女性、多いですよね。

実はその頭痛は更年期障害の症状かもしれません。

一般的に更年期といわれる45歳から55歳の年代に当てはまったら、更年期障害を疑ってみましょう。

更年期の頭痛の特徴や、緩和する方法についてまとめてみました。

更年期の頭痛

更年期の頭痛にはいくつかの種類があります。

「突発性頭痛」なのか「慢性頭痛」なのかによっても対処法が違います。

突発的に激しい頭痛が起こる場合は、クモ膜下出血のような重大な病気の可能性もありますので、早急に受診してください。

更年期の女性が悩む頭痛の多くは慢性頭痛です。

頭痛の種類

偏頭痛

偏頭痛の特徴は、突然頭の片側が脈を打つようにズキズキ痛むことです。

吐き気や嘔吐を伴う場合もあります。

また、こめかみから目の周辺にも痛みを感じます。

光や音、匂いに過敏になります。

緊張型頭痛

頭痛のほとんどは緊張型頭痛といわれています。

日本人の頭痛の中でもっとも多い頭痛で、月に15日未満の反復性緊張型頭痛と月に15日以上6ヶ月以上の慢性緊張型頭痛に分けられます。

特徴は頭全体が締め付けられるような痛み。

特に後頭部から首筋にかけて重苦しい感じがしたり、圧迫されているような痛みを感じたりします。

首や肩のこり、めまいを伴うこともあります。

また目が疲れているときにも起こりやすくなります。

一次性頭痛

偏頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛、自律神経性頭痛などのことをいいます。

器質的疾患を伴わない、慢性的に繰り返す頭痛のことです。

二次性頭痛

頭部外傷、クモ膜下出血、脳腫瘍、髄膜炎などの頭蓋内外の疾患による頭痛のことです。

普段と違う頭痛だと感じたら、病院へ行きましょう。

更年期の頭痛の特徴

更年期になると、卵巣の機能が衰えて女性ホルモン(エストロゲン)の量が減ります。

すると脳の視床下部がエストロゲンを作るように卵巣に指令を出します。

しかし、卵巣は機能低下でエストロゲンを作れなくなっていますので、「指令を出したのに、エストロゲンが作られない」と視床下部はパニックを起こします。

その結果、視床下部と密接な関係のある自律神経が乱れてしまい更年期特有の症状が起こります。

更年期の女性が悩んでいる頭痛のほとんどは、偏頭痛もしくは緊張型頭痛ですが、二つの混合型で起こっている場合もあります。

原因

偏頭痛の原因

偏頭痛は30代~40代の女性に多いといわれています。

若い頃から頭痛に悩んでいた人は、「月経の時に偏頭痛が起こっていた」と思い当たりませんか?

偏頭痛は月経と密接な関係があります。

月経の2日前から月経3日目までの5日間に起こる偏頭痛は「月経関連偏頭痛」と呼ばれています。

持続時間が長く、痛みが強いという特徴があります。

女性ホルモンの一つ、エストロゲンは偏頭痛に影響を及ぼしているのです。

偏頭痛の痛みは、脳の血管が拡張して血管の周囲に炎症が起こるために起こります。

血管の拡張に関係しているものは「セロトニン」という脳内物質。

エストロゲンの分泌量が急激に減少するとセロトニンも急減します。

セロトニンの量が減ることで脳の血管が拡張するのです。

エストロゲンは排卵期や月経初日前後に急減しますので偏頭痛が起こりやすい反面、妊娠中はエストロゲンの濃度が一定に保たれますので偏頭痛は起こりにくくなります。

更年期になると、エストロゲンの分泌が徐々に減少しますので、月経時以外でも頭痛が起こりやすくなります。

一方、閉経によってエストロゲンの分泌がなくなると偏頭痛は軽減される傾向にあります。

緊張型頭痛の原因

緊張型頭痛は、首、肩の筋肉の緊張から起こるといわれています。

同じ姿勢を長時間続ける、無理な姿勢をすることによって、首や肩の筋肉に負担がかかります。

負担がかかると、首や肩の筋肉が緊張し、筋肉の血行が悪くなります。

血液の流れが滞ると血管に老廃物がたまって炎症を起こし、痛み物質のプロスタグランジンが作り出されます。

そのために頭痛が起こるのです。

精神的ストレスや、眼精疲労、緊張、過労、睡眠不足などの原因で自律神経が乱れることでも緊張型頭痛が起こります。

交感神経が緊張して、血管が収縮することが原因となります。

更年期の場合は、エストロゲンの減少によって自律神経が乱れますので、緊張型頭痛が起きやすくなります。

また、日中の緊張やストレスで歯を食いしばる、あるいは歯ぎしりをすることはこめかみ周辺の筋肉を緊張させるため、頭痛の原因となります。

また、噛み合わせ、歯並びの悪さも頭痛の原因の一つです。

もし、「頭痛の原因がどうしてもわからない」という場合は歯医者で噛み合わせを診察してもらいましょう。

緩和する方法

緊張型頭痛と、偏頭痛では緩和する方法は全く異なります。

間違った対処をすると逆効果となりますので、注意して下さいね。

緊張型頭痛の緩和法

ストレッチ

ホルモンバランスが乱れて、血行が悪くなると肩や首がこり筋肉が緊張します。

緊張型頭痛の場合は、筋肉の緊張が頭痛を悪化させている可能性が高いのでストレッチがお勧め。

長時間同じ姿勢をしないようにして、筋肉と目を休めましょう。

肩を軽く回す、窓から遠くの景色を眺めるなど簡単にできることから始めましょう。

冷えを防止する

筋肉の緊張は、足腰が冷えることでも起こります。

女性には冷え性の人が多いので常に冷え防止対策を行いましょう。

特に、下半身を冷やすのは禁物です。

タイツをはく、カイロで温めることで下半身の冷えを防止する事ができます。

また、冬ばかりではなく夏も要注意です。

エアコンによって冬以上に冷えることもあり得ます。

エアコンが効きすぎている場所に行くときは、膝掛けや、靴下、カーディガンなどで自衛しましょう。

また、シャワーだけで済ますのではなく、湯船につかることも必要です。

湯船につかれば心身ともにリラックスできるとともに体も温まります。

頭痛が起こったときは、首と肩を温めるのも効果的です。

偏頭痛の緩和法

暗い静かな場所で休み、頭を冷やす

偏頭痛は、光や音に敏感に反応して起こりますので、ズキズキ痛んだら、暗い静かな場所で体を休めましょう。

保冷剤などで頭を冷やして、楽な姿勢で横になります。

緊張型頭痛は頭を冷やすと逆効果ですので、注意してくださいね。

食生活の改善

偏頭痛は、細胞内にあるミトコンドリアの機能が低下しているためといわれています。

ミトコンドリアの働きを助けるにはビタミンB2を摂取することが大切です。

ビタミンB2は、海苔、スキムミルク、魚卵、アーモンド、うなぎなどに多く含まれています。

注意点

頭痛が起こると、鎮痛剤を服用する人は多いですね。

しかし、鎮痛剤を常用することで症状はかえってひどくなります。

鎮痛剤には、痛みを感じさせる体内物質(プロスタグランジン)の活動を弱める働きがあります。

しかし、それは同時に「血管を収縮」させる働きでもあります。

鎮痛剤を飲むと血管が収縮して血行が悪くなりますが、頻繁に服用すると頭痛以外の不調も起こるようになる可能性があります。

それに加えて、薬に対する耐性ができてしまうと薬がなかなか効かなくなってしまいます。

まとめ

更年期の頭痛は辛いものです。

一刻も早く症状を改善させたいですよね。

ただ、いくら早く治したからといって、安易に薬を飲むのは避けた方が無難です。

ABOUT ME
kimako
奈良出身!ファッション・おしゃれ大好き!海外ドラマにハマり中。 nanairoでは主に健康ジャンルを担当しています!