ヘルスケア

「ヒステリー女」とは呼ばせない!更年期のいらいら、もやもや解消法

「自分が若い頃は母親がイライラしていて、よくぶつかった」という人も多いのではないでしょうか。

もしかしたら、そのときのお母様は更年期ではありませんか?

女性は更年期になるとなぜイライラするのでしょうか。

イライラの原因や解消法はあるのでしょうか。

更年期でイライラ、なんで?

更年期は閉経前後5年の10年間。

閉経の平均年齢が50歳なので、45歳から55歳の10年間です。

更年期になると、体調が変化するとともに心も不安定になります。

症状

理由もないのに突然、悲しくなって涙を流してしまう。

イライラして家族に当たってしまう。

これらは更年期障害の症状の一つです。

心の中からわき上がる感情が抑えられない、つまり感情のコントロールができなくなるわけです。

この症状は周囲の人も困りますが、本人にとっても辛いものなのです。

また、更年期にはイライラ以外にも様々な症状が出てくる場合があります。

たとえば、夜眠れない、ほてり、肩こり、頭痛など人によって違いますが、不快な症状であることには変わりません。

性格の問題?

しかし、全ての女性が更年期にイライラする症状が出てくるわけではありません。

更年期でも普段と全く変わらないという女性もいるのです。

それでは、どんな女性がこのような症状を起こしてしまうのでしょうか。

そこには共通した性格があります。

気が短い、せっかち

「気が短くて、待たされることが嫌い」、そんな人は周囲の人が自分の思い通りに動かないだけで、腹を立てます。

更年期になると、そのいらだちが抑えられず表面化するため周囲の人に当たり散らしたりします。

怒りっぽい

ちょっとしたことで、すぐに怒る人いますよね。

たとえばレストランで後から来た人の方に先に料理が出てきたとか、バス停で割り込まれたとか。

そんな人は、今まで以上に怒りっぽくなるため切れて大声を出してしまうこともあります。

負けず嫌い

絶対人に負けたくない、そういう思いが強い人がいます。

もちろん、それは悪いことではありません。

しかし、更年期になるとその気持ちがイライラの原因となります。

なぜなら、自分の思い通りにならないことが多くなると自分を責めてしまうからです。

その結果、自分の不甲斐なさや情けなさに腹を立ててイライラするわけです。

責任感が強い

人から頼まれるとイヤとはいえない。

無理なことでも引き受けてしまい、頑張ってしまう。

そんな人も更年期になるとストレスがたまります。

「できません」「無理です」と断ることができないため、仕事や家庭でストレスをためてしまうのです。

積極的でパワフルな性格

このような人は、自分から忙しくしてしまったり、面倒なことを引き受けてしまったり。

そのため余裕がなくなり、少しでも物事が思った通りに進まないとイライラしてしまいます。

家族間のイライラも

また、更年期の女性は仕事や介護、家族関係で重要な役割を任せられていることが多く、それらが原因となって症状が悪化します。

具体的には、子供との対立、介護の重圧、仕事のプレッシャー、夫との不仲などがあげられます。

イライラして感情が爆発した後は落ち込んでしまう場合もありますので注意が必要ですね。

原因

さて更年期のイライラの原因はなんでしょうか?

一言でいうと、ホルモンのバランスが崩れることが原因です。

更年期になると、女性は卵巣機能が低下するためにエストロゲンを十分に作り出せなくなります。

エストロゲンの量は徐々に減っていき、閉経の前後には急激に低下していきます。

すると、脳はその分泌量を増やそうと指令を出します。

しかし、いくら指令を出されても卵巣機能が働いていないためにエストロゲンは分泌されません。

そのため、視床下部は混乱してしまいます。

視床下部は、ホルモン分泌だけではなく自律神経の中枢でもありますので、自律神経にも乱れが生じます。

体もストレスを感じ、脳内からノルアドレナリンという神経伝達物質が分泌されます。

そしてノルアドレナリンの作用で脳が常に興奮状態になってしまいイライラしてしまうのです。

また、厄介なことにノルアドレナリンが分泌されると幸せホルモンといわれているセロトニンの分泌が減ってしまいます。

解消法

以上のようにイライラを解消するには、「ノルアドレナリン」の分泌を抑えて「セロトニン」の分泌促すことが一番です。

しかしノルアドレナリンが出ている状態では、セロトニンは分泌されません。

そこで、まずノルアドレナリンの分泌を抑えることが大切です。

GABAを積極的にとる

GABAは抑制制の高い神経伝達物質ですが、人間の体内のみならず動植物にも存在しています。

ノルアドレナリンが過剰に分泌するのを抑えてくれますので、摂取することで精神が安定します。

また、天然のアミノ酸なので、安心して摂取できるとともに、身近な食べ物にも含まれています。

GABAを多く含む食品には次のようなものです。

じゃこ、ぬか漬け、トマト、ジャガイモ、なす、かぼちゃ、かぶ、キャベツ、しいたけ

いずれも、簡単にスーパーで購入でき、普段から食卓に上るものばかりです。

面倒だから、手っ取り早くサプリを飲もうかなと思う人もいるかもしれません。

しかし、サプリを飲むよりは食品からとる方がお勧めです。

GABAは、天然のアミノ酸のため体内での吸収率がよくありません。

したがってサプリで必要量を摂取するのは非常に難しいのです。

トリプトファンを摂取する

ノルアドレナリンをGABAで減らすことができたら、次はいよいよセロトニンを増やす番です。

しかし、幸せホルモンであるセロトニンを増やすための食品も、セロトニンを含む食品もありません。

ただセロトニンになる材料となるトリプトファンという必須アミノ酸があります。

トリプトファンを体内に取り入れて、体内で吸収されたものが脳内でセロトニンになるのです。

したがって、トリプトファンを摂取すれば、結果的にセロトニンを増やすことにつながるというわけです。

トリプトファンが多く含まれている食品は次の通りです。

ごま、すじこ、ナチュラルチーズ、かつお、牛レバー、豚ロース、たらこ、鶏胸肉、油揚げ、ウルメイワシ

どれもが気軽に食べられる食品ですね。

トリプトファンも天然のアミノ酸ですので、GABA同様サプリに頼るのではなく食品から摂取するようにしましょう。

朝日を浴びる

朝日を浴びると、セロトニンの分泌が盛んになり体内時計が整います。

すると十分に睡眠もとれるようになり、自律神経の働きも整います。

そうすればイライラも収まり気持ちが穏やかになっていきます。

朝起きたら、カーテンを開けて日光を浴びるだけでも効果的です。

朝日に限らず太陽に当たるというのはとても大切なことなのです。

ホルモン治療

どうしても、体調が整わずイライラが収まらないのであれば、婦人科にかかって薬を処方してもらいましょう。

ホルモンを補充すれば、イライラだけではなく更年期の症状全般を抑えることができます。

ホルモン薬には飲み薬、貼り薬、塗り薬などの種類がありますので、自分に合ったものを処方してもらいましょう。

まとめ

更年期でイライラして家族にあたってしまい喧嘩した、という人も多いのではないでしょうか。

ホルモンの影響であることを家族と話し合い、理解してもらうことは大切ですね。

家族の理解が得られると、その分気分も楽になりストレスも軽減します。

更年期を乗り切るのに家族の協力は不可欠です。

ABOUT ME
kimako
奈良出身!ファッション・おしゃれ大好き!海外ドラマにハマり中。 nanairoでは主に健康ジャンルを担当しています!